2005/12/31
■年の瀬の挨拶
お久しぶりです。
日記再起動の一環として、ちょっとレイアウトを変えてみました。文字のサイズを大きくしたり、テキスト欄の幅を広くしたりして、文章を読みやすくしてみたつもりなのですがどうか。
そんな感じで、激動の2005年もまもなく終わります。
今年は「絶対可憐チルドレン」で大いに盛り上がることができ、椎名高志マンガファンとしては大変に充実した時を過ごすことができました。2006年の「絶チル」と椎名先生の、更なる発展を期待しております。
あと、個人的に今年は生活環境が激変したこともあり、本当に色々な意味で大変だったんですけど、時間的にも精神的にもようやく落ち着く目処が着いてきました。こちらのサイトもまたぼちぼちやって行きたいと思いますので、来年もよろしければご愛顧の程をよろしくお願いします。
それではよいお年をー
2005/12/17
■サンデー2号を与えられた時の反応
ハヤテのごとく
ディードリット雪路!(挨拶)
我々のような出渕エルフ直撃世代ならともかく、今の子供に「ディードリット」なんて言って意味が通じるのか? と思いましたが、でもよく考えてみたら今のサンデーは『聖結晶アルバトロス』における「アルバトロス」という単語から一番最初に連想する言葉が宮崎駿氏が脚本と演出を手がけたことで知られる「ルパン三世・死の翼アルバトロス」だったりするロートルなオッサン読者が支えている雑誌になっているので、ディード程度なら一向に問題がないなと思い直しました。パソコンゲーム版「ロードス島戦記」のCDに入っていたドラマでは、ディードリットの声は鶴ひろみだったんですよ。今のサンデーの読者は、こういうネタが普通に通じるドメインに所属して居る人ばっかりなんですよ。
ですので、2006年における週刊少年サンデーのキャッチフレーズは、「少年サンデーの目指す低年齢路線? 知るかよ、そんなもの」で決まりということで一つ。
あと「ハヤテ」本編の方ですが、こちらも相当に大概な感じにグデグデして来て実に良い案配に。「執事クエスト」だなんて行き当たりばったりな展開、もしこの話を書いたのが畑先生でなければ間違いなく編集部に突き返されているに違いありません。畑先生の大物っぷりを実感させて頂きました。
絶対可憐チルドレン
今回の九具津の敗因は、対超能力者兵器であるモガちゃんに、サイコキネシスの使い手をも一撃で制圧できるだけの火力を備えなかった点が挙げられると思います。
より具体的には、モガちゃんの攻撃兵装としておっぱいミサイルを装備していなかったことに尽きます。女性型兵器を作ったら、おっぱいに兵器を仕込むのは当然。君もオタクなら、アフロダイAくらいは常識として知っておけと言いたい。あるいは、「巨乳ハンター」に出てきた『バストガン』や、対超能力兵装として『スペルゲン盆地胸バリヤー』でも可。体の中からモガちゃん集団が出てくる不気味なセンスは高く評価しますが、それだけではマスターグレードは名乗れないね!
これのどこが感想だ。
本来のストーリーの方ですが、BABELに反する組織の存在が明確になったという点で、作品世界がますます奥深くなってきたと見るべきでしょう。おそらくは兵部が関係している例の組織でしょうね。この事件根が深そう。
あと、賢木が皆本に「お前はチルドレンを連れて九具津を追え
」と指示したのは、あの状況下で九具津を追えるのはチルドレンだけだったということもありますけど、それ以上にダブルフェイスの二人に対して「皆本は子供が大好きなロリコン」という刷り込みをより強力に行い、彼に対する興味を失わせようとしたからではないか? と思いましたがどうだろう。例え死の淵に立っても、自分がモテるための努力を惜しまない男賢木恐るべしであります。
これのどこが感想だ。
からくりサーカス
「愛するが故に見守る愛もある」という、まるで「北斗の拳」におけるトキのような、あるいは「うる星やつら」のメガネのような心意気で愛するものの幸せのために死んだギイが素敵すぎてたまりません。
「自分」というものの役割を弁えた男はカッコいいなあ。
地底少年チャッピー
こういうタイプの異邦人来訪型コメディーは、サンデーでは「一番湯のカナタ」以来ですね(不吉な例え)。
水口尚樹作品を構成する主要要素であるヤンキー・オヤジ・生意気なガキの全てが揃っている辺り、気合いの程を伺い知ることができます。なんか作者が脱いでいるのも気合いの現れに違いありません。人気出るといいなあ。
2005/12/14
■リバビリ記念:サンデー1号短観
聖結晶アルバトロス
変身前も変身後も常にヒドイ目に遭うことが運命付けられた、被虐系ヒロインがサンデーに降臨。彼女がヒドイ目に遭っている時に見せる憂いた表情こそがこのマンガにおける最大の萌え要素であることは、もはや疑いようがありません。往年の「DAN DOH!!」と同じ路線を狙っているのか。
果たしてゴミ子は、そのいじめられっぷりでダンドーを超えることができるのか!(ミスリード)
MAR
『一部の連中だろう…
』
ドロシーの乳首露出ばかりが話題になってるこのマンガですが、個人的にはのまネコ騒動の時にネットで話題となった「一部の人」メソッドを使用しているのが気になりました。脅迫目的で殺人予告をするのは2ちゃんねらーの一部の人。キメラをヒドイ目に遭わせたのはメルヘブンの一部の人。「一部の人」という表現を使うことは、結果的に同じコミューンに属している自分以外の誰かに責任を全て転嫁してしまうことにも繋がってしまうのです。
果たして今回の悲劇は、「一部の連中」のやったこととして済ませてしまって良いものなのか? 主人公達もまた、キメラに対してその責を負うべきではないのか?
「MAR」はライトなバトルファンタジーであると思われていますが、作者がその気にさえなれば大変にドロドロしたヘビーな問題に対する提起を行うことが可能な作品であることを伺い知った気がします。安西先生ならやりかねないので恐ろしい。
あいこら
井上先生は、ゾンビと同じくらいメガネが好きなのかも知れないと思いました。井上先生は底が知れないなあ(変態度の)。
弓雁ちゃんの将来が心配です。
絶対可憐チルドレン
前回の段階で、既に読者の間では「賢木が犯人だとは考えにくい。人形遣いの九具津が怪しいのではないか
」という予想が主流になっていたみたいですが、個人的には「フィギィアを愛好する人は、変な人はいても悪い人はいない」というフィギィア萌え族性善説を論拠に、この意見に反論したかったです。もう時遅しですが。
あと、「賢木の嫌いな食べ物を把握しているだなんて、皆本は普段から彼を相当意識しているに違いない!
」というやおい好きな人の意見をネットで見かけ、わずかな手がかりから二人の親密な関係性を「発見」してしまう深い洞察力に対して一方的に敗北感を覚えました。皆本が股間から銃を撃った表現に気を取られすぎて、もっと大切なものを見失っていましたよ自分。みんな妄想のレベルが高すぎます。負けてられないね!
ガッシュ休載
「雷句先生が右手をケガした!」というところから、師匠つながりで「吼えろペン」における富士鷹ジュビロが手を火傷した時のエピソードを連想し、そこから『ライバルに代筆を頼んだら清麿が勝手に殺される展開にされて激怒する』というネタを考えついたはいいけど、肝心の「富士鷹ジュビロに対する炎尾燃に匹敵する、雷句先生のライバル役の漫画家」に該当する人物を思いつかず、あとちょっとでブログのネタになりそうだったのに! と地団駄を踏んだサンデー感想系ブロガーが、国内にだいたい5人くらいはいると見ました。
大事に至らなくて良かったと思います(フォロー)。
2005/12/13
■再起動準備中
お久しぶりです。深沢です。
生きてます。
自己都合によりしばらく更新をお休みしていますが、近いうちにぼちぼち復帰したいと思っています。できれば、年末を目標に再起動する予定。
もうしばらくお待ち下さい。
2005/12/09
■2005/12/09のメモ
http://www1.odn.ne.jp/cjt24200/yamada/log/27/index.html#01
『サンデーによる、眼鏡補完計画は着々と進行し、ついにメガネっ娘(メガネくん)の占める割合が漫画誌NO1となりました。
』
ヤマカムさんが、新年1号におけるサンデーのメガネキャラ率の高さを検証。
我々の勝利だ!
2005/11/15
■2005/11/15のメモ
http://www1.odn.ne.jp/cjt24200/yamada/log/25/index.html#07
『ちょっと待って下さい。常にスパッツ装備で、この可愛さで弟ですか。いや、何かおかしくないですか。
』
「ヤングアニマルあいらんど」に掲載された井上和郎先生の『春らんまん!
』が、*変態漫画家*の称号に恥じないスゴイ内容である件について
2005/11/13
■2005/11/13のメモ
http://t3303.ifdef.jp/negiasosp.html#1111
『同人誌による、前代未聞!?の赤松健先生直撃ロングインタビュー!
』
ファンにとっても、赤松健先生にとっても快挙なのではあるまいかと思いました。いずみのさんの熱意と「ネギま!で遊ぶ」の方々の行動力に感動 [関連URL]
2005/11/12
■2005/11/12のメモ
http://blog.livedoor.jp/fujikishun/archives/50162379.html
『みていてくださる皆さんはわかっているとおもいますがまもなく「こわしや我聞」最終回です。
』
作者の藤木先生のブログで、「我聞」の連載終了が正式にアナウンスされました。おつかれさまでした
2005/11/11
■ザ・ハウンド。狩りの目標は皆本。(サンデー50号感想)
絶対可憐チルドレン
「いいなー、アレ♥ 欲しい!!
」
結局はお前もそんなんかー!(感想)
皆本は本当に色々なキャラからおモテになっちゃって大変だなあと思いました(躰が)。彼のモテっぷりというか、受けの素質っぷりは異常の域。「モノノケに好かれやすい」体質だった「GS美神」の横島君同様、この作品世界には超能力者に好かれやすい体質とかが存在するのかも知れません。ますます彼の貞操と純潔が心配です。
あとは、明が乗り移った薫のやたら凛々しい姿と、逆に明の体に乗り移らされた薫が可愛らしく涙ぐんでいる姿にグッと来ました。やおいとかロリとかだけでなく、やろうと思えばトランスセクシャルものまでできるこの作品の奥深さに感銘。色々と妄想のし甲斐があるマンガだなあと思った。
そして来週は、凛々しくなった薫の姿に思わずときめいてしまう葵を堪能していきたい。
薫にヘビを投げつけられて悲鳴を上げる姿といい、葵はなんか皆本とは違う意味でいじめがいがあるキャラになりつつある気がします。
結界師
今週の「結界師」は、式神時子さん(製品名・HM-12時子)の性能の高さにビックリですよ。家事手伝いを楽々こなし、常に礼儀正しく、しかも萌え要素の基本であるアホ毛まで標準装備しているとは恐れ入ります。
勿論、HM-12の原型であるところの雪村時子さん(製品名・HMX-12時子)も素敵でした。特に、屋根をヒョイヒョイと飛び移る姿は、ちょっと化け物じみてて素晴らしいです。繁守じいさんといい時子ばあさんといい、ホント年寄りが輝いている少年マンガですよねコレ。80代の読者がいるというのも納得です。
あいこら
「ラーイ!
」で吹いた(バカ)。
『腰のくびれフェチ』という概念が存在することを、恥ずかしながら私は今週の「あいこら」で初めて知りました。フェチの世界はどこまでも奥深いです。
人体の部位に対するフェチって、あとはどんなのが残っているんでしょうか。私が思いつくのは、せいぜい鎖骨フェチくらいです。あとはうなじフェチとか。「あいこら」には、これからもこの調子でもっとフェチの世界を私たちに教えて頂きたいものだと思います。我々もパーツフェチの素晴らしい世界に旅立ちたい! と思わせて欲しいです。新世紀人体フェティシスト開発マンガ「あいこら」の今後に期待です。
ハヤテのごとく
心から嬉しそうにヒナギクをいぢめるハヤテが印象に残りました。
このマンガの中でハヤテが他のキャラに対して絶対的な優位に立ったのって、実はこれが初めてなのではないのでしょうか。これまでは散々苦労させられましたが、やっと苦労が報われましたね! よかったねハヤテ!(まちがい)
道士郎でござる
健介殿は本当に格好いい男に成長したと感じました。
こわしや我聞
「本当のヒーローは遅れて登場する
」の法則に従って遅れて登場した桃子は、今週ついにホンモノのヒーローの仲間入りを果たしました。
しかも、あんな絶妙のタイミングで仲間のピンチを救うだなんて! オレが優さんなら、確実にキノピーに惚れるね!(キノピー?)
D-LIVE!!
斑鳩に惚れ込むあまり、ロコ(ツンデレ)がついにストーキング行為を!
ロコをいいように操る百舌鳥さんの暗躍っぷりが恐ろしいです。
あと委員長の春日さんが、お約束通りドジッ娘化しててグッと来ました。
私の報われないキャラ萌え属性が疼いて仕方ありません。
■2005/11/11のメモ
http://blog.goo.ne.jp/take_14/e/ab0354433a85d457a569c25a08bcff02
『平成16年度に少年凶悪犯罪が減ったのが気に入らなかったのでしょうか。
』
全てのマガジンのネタは、「絶望先生」で突っ込まれて昇華されるために存在しているのです(ウソ)。
しかし、捏造紛いのことをしてまで読者を「啓蒙」する必要はあるのだろうか? とは思います
2005/11/09
■2005/11/09のメモ
http://golgo31.blog35.fc2.com/blog-entry-2.html
ゴルゴ31さんのブログより。
このネタで盛り上がっているとは知ってましたが、現在ネットに繋がらない環境下のため読めずに困ってました。まとめてくれた方に感謝。
平均年齢は思ったよりも若いなという印象
2005/11/05
■生存証明(サンデー49号感想)
ハヤテのごとく
ハヤテ×ナギ、ヒナギク×美希、ヒムロ×ハヤテ(あるいはタイガ)、そしてマリア×サキ。
ノーマル・百合・やおい・ショタ・イロモノ。このマンガ、カップリングを取り揃えすぎです。「ハヤテのごとく」が、「犬夜叉」や「コナン」に代わって同人誌即売会のサンデースペースを席巻する日も近いのではないかと思われます。
見上げてごらん
地獄の特訓を生き抜いてパワーアップしても、相変わらずの軟弱フェイスを維持している富士丸君は萌え対象だと思いました。
結界師
先週の「結界師」は、一話をまるごと限の葬儀の描写に費やすことで、人が一人死ぬことが如何にその人を取り巻く社会にとって大きな影響を与えるのものなのかという、「人の死」が持つ意味の重さをキッチリ描いていて感心しましたが、今週は良守が限の死を自分の中で受け入れ、一回り成長した様子をきちんと描いていて好感が持てます。また、そんな彼を見つめる時音の表情も素晴らしいです。
少年マンガの枠の中でこのような表現を実現することが可能な、田辺先生の漫画家としての力量はハンパな領域じゃないと思いました。マジで。
次に良守達と黒芒楼が激突する時は、相当に熾烈な争いになりそうな予感。想像するだけで震えが来ますよ(怖くて)。
「結界師」は、今一番少年マンガとして正統派の「熱さ」を持ってるマンガだと思いました。
あいこら
「こんな作られたモノで満足できるのかよ!
」
今井上先生が、虚構の世界で萌える者達に対してケンカを売ったー!
今回は、いわゆる「ツンデレ萌え」が如何にアレであるかを客観的に提示していて面白いなと思いました。
パーツフェチもツンデレ萌えも、どいつもこいつもみんな揃って社会不適合者だなあハハハ。ハハハ。
絶対可憐チルドレン
犬神初音は、シロとタマモの融合キャラみたいな感じがしますね。基本的な性格はタマモで、変身能力はシロ。
見てくれはクールで取っつきにくそうな彼女ですが、皆本に対して素直に挨拶してみたり、仲間の宿木君には正直に自分の能力の限界を告白してみたりと、根は割と素直な子であるようです。個人的に、彼女にはぜひ現在「ツンデレ」の対極として注目を集めつつあるアーキタイプである「素直クール」なキャラに成長して欲しいところ。
なお、「素直クール」とは、全く表情を変えずに「好きだ。結婚してくれ」とか凄いことを言い放つことができるタイプです(聞いてません)。
あと宿木明の能力からは、「妖女サイベルの呼び声」に出てきた概念である『マインド』を連想しました。相手の心(マインド)に入り込み、その心を掌握して操ることができる力。今週の完成原稿速報を見る限りでは、人間に対しても効果があるみたいなので尚更です。例えが古い?
兄ふんじゃった
「メガネを取るとカワイイ」ってのは、古典的なツンデレ表現なのではないかと思いました。メガネを掛けている間はツンツン、取るとデレデレ。
なので、今週の「あいこら」の登場人物達は、所詮は作られたキャラに過ぎないメイド喫茶のツンデレメイドではなく、本物のツンデレキャラである「兄ふん」の委員長にこそ萌えるべきだと思います。
2005/10/29
■更新一時休止のおしらせ
紫穂と葵が抱いた妙な妄想は、悪意が無い分余計にやっかいだなあと思いました(サンデー48号感想)。
という訳で、自分が子供だった頃は、「パタリロ」を読んでもバンコランとマライヒの関係がさっぱり理解できなかったり、竹宮恵子の「風と木の詩」の何処が面白いのか全然判らなかったくらい、ウブなネンネだった私です。こんにちは。
今週のサンデーの「絶チル」を読んだことで、男同士の同性愛という概念に目覚めちゃった女の子が確実にいると見たね!(見るな)
それで個人的な事情でたいへんに恐縮なのですが、今日から当分(約1ヶ月くらい)の間、このページの定期的な更新をお休みさせて頂きます。理由は多忙。どのくらい忙しいかというと、間違いなく人生最忙クラスの忙しさになるのは確実なくらいです。あまりに忙しくて人生変わるくらいです。いやマジで。
その「個人的な事情」を知っている方は、色々と想像してニヤニヤして下さい(内輪ネタ)。
掲示板やコメント、メールの方は時々チェックしますので、何かありましたら連絡して下さい。
それでは
2005/10/28
■2005/10/28のメモ
http://d.hatena.ne.jp/takakari/20051027#p1
『「絶対可憐チルドレン(1)(2)」重版決定〜。11月9日出来だそうですよ。
』
「書店員のたわごと」のたかさんの日記より。
「GSホームズ」も併せて重版との情報も。
2005/10/21
■素直に「腐女子にウケそうな展開キター!」とは書けない大人の事情について考察します(別名:週刊少年サンデー47号感想速記版)
キッチンでご飯食べてるハヤテとマリア(ハヤテのごとく)
ハヤテとマリアの二人が、キッチンで鮭の塩焼きとご飯とみそ汁という庶民的なメニューの食事を淡々と済ませている様子が、妙に私の心のツボに刺さりました。なんて様になるんだこの二人。
ナギの素行の悪さを憂う二人の姿は、まるで娘のことで悩む若夫婦みたいですよ(変な例え)。
あと、今時ブルマを出しても「マニア人気を狙ってます」という記号的な意味合い以上の効果は期待できないので、トレーニングのシーンでナギにブルマではなく短パンを履かせた畑先生の選択は正しいと思います。
限、烏森に死す(結界師)
私は1980年代における週刊少年ジャンプの洗礼を受けて育った世代なので、例えマンガの中で主役級のキャラが刀で派手に斬られて血まみれで倒れた挙げ句に「死亡確認!
」と王大人に宣告されたとしても、「どうせ後で生き返るんだろ?」と斜に構えて読んでしまうタイプなのですが、そんな私でもさすがに今週の「結界師」における限の死にっぷりは本気でヤバいと思いました。
特にヤバさを醸しているのが「烏森の地では、『死』を受け入れるとそれが急速に加速する」という描写の部分。限に「死」が迫っていることを悟った良守が悪寒を感じてゾクッとなるシーンがありましたが、ここを初めて読んだ時には私も寒気を感じてしまいました。これはヤバいです。本当に死の香りがします。
死んだ人間って、生きていた頃と姿形は一緒でも、明らかに「何か」が違うんですよ。その「何か」が、今週の「結界師」の限から感じられる気がしてなりません。少年マンガでここまで現実の「死」が持つ薄ら寒いイメージを感じたのは初めてかも。
田辺イエロウ先生の描画力もついにここまで来たのかー、と違う意味で感心してしまいました。
しかし、ここで限が死んでしまうと、このマンガには「良守と公式カップリング状態になるとそのキャラは死ぬ」という新しいジンクスが生まれてしまいかねません。果たして限の運命や如何に。
姫葉薊、南の島から復帰(クロザクロ)
「クロザクロ」のコミックスのオマケマンガ『ウラザクロ』において、他の出番が無くなった女性キャラ達(幹人の幼なじみと妹)と一緒に南の島に行ってスクール水着姿でバカンスを楽しんでいた姫葉薊ですが、意外な局面で本編に復帰することに。夏目先生は「『ウラザクロ』は5巻で最後にする」みたいなことをマンガの中でおっしゃってましたけど、それって本当に「彼女たちをもう一度本編に復帰させる」という意味だったんですね。
その本編の方は、敵も味方もそれそれが己のテーマらしきものを語り始めながら戦い続けるという、なんというかこう終局臭い雰囲気が漂うアレな展開になりつつあり、そういう意味でも盛り上がりを見せて来た感があります。
そんなヤバい状況で、如何にもヤバそうな武器を持って登場した薊。なんかこう、雰囲気的に対上位種用使い捨て決戦兵器! あるいは最終兵器薊! みたいな扱いをされること必至な彼女に、果たして明るい明日は訪れるのでしょうか。というか、むしろこのマンガ自身の明日が(以下略)。
「僕はねっ! マトモで正常な人間です!」(絶対可憐チルドレン)
椎名高志のマンガに出てきてしまった時点で、自分をマトモな人間であると主張するのは諦めた方が良いと思いました(感想)。
そういう訳で今回は、兵部の差し金で子供達にいいように遊ばれてしまう皆本がたいへんに面白い回でした。この前発売されたばかりのコミックス1巻では子供達を「君たちはただのガキだ!
」と大人らしく叱り飛ばしていたあの皆本が、今ではすっかり少女達に振り回されるヘタレキャラに早変わりですよ。女に振り回される男を描かせると、椎名高志センセは相変わらず天下無双の実力を発揮しますよね。すごいすごい。
また、先週の段階ではその胸の小ささから皆本を誘惑すること極めて至難ではないか? と心配されていた(オレに)葵でしたが、「メガネの優等生が意中の男子にうっかりパンツを見られてしまい、慌てて隠しながら頬を赤らめる」という彼女にしかできない高等技術を披露し、一躍評価が鰻登りに(オレに)。そういう手で来るとは意外でしたよ! 葵はやればできる子なんだ(萌えを)! と思いました。
そして最後のページでは「あと一押しで、その坊やは永久に僕のものだ…!
」と兵部が問題発言を行い、彼の目的が「薫を皆本の手から奪取」から早くも「薫をいいように使って皆本を奪取」に転換されたことを読者に対して強烈にアピール。これまではあくまで読者の妄想の中の関係だった兵部×皆本が、ついに公式のものとなってしまいました。
ハシラでも『ちょっとマニアックな女性読者にウケそうな展開キター!』と煽ってましたが、2ちゃんねるの801板の関連スレッドを読む限りでは、みんなそのアオリに自ら乗って大喜びで釣られながら楽しくハマってるみたいですよ。
原稿速報によれば次週は深海の潜水艦が舞台になるみたいですけど、こんな状況下で潜水艦という名の密閉空間にあの三人娘と一緒に閉じこめられることになる皆本の理性と純潔が心配です。皆本の悲鳴はもう誰にも届かない!
「世界中の人間達、みんな死んじゃえよ」(からくりサーカス)
サンデーきってのダメ人間であるフェイスレス。「自分以外の男が全員死ねば、きっと自分は彼女からモテるはずだ!」「彼女と宇宙船の中で二人きりになれば、彼女は自分を愛するしかなくなるはずだ!」と、ダメ人間ならではのダメ思考でエレオノールとわしとの密溢れる神聖モテモテ王国建国に挑んでは失敗してきた彼でしたが、ついに万策尽きた模様。ダメ人間にありがちな「みんな死んじゃえ!」モードに入ってしまいました。
「この世を燃やしたって、一番ダメな自分は残るぜ!
」と、高らかにダメ人間の悲哀を歌った筋肉少女帯の「踊るダメ人間」さながらの生き様を爆走し続けるフェイスレス。自分は誰からもモテないダメ人間であり、ダメならダメなりに生きて行かざるを得ないという純然たる事実を今もなお受け入れることができない彼は、「生きる」ことの本当の価値を知っている非ダメ人間・勝に永遠に勝てないまま、きっといつまでもこの調子で永遠にダメなままダメな戯れを繰り返し続けるのでしょう。
そんな訳で、私にとって「からくりサーカス」は、ダメ人間のフェイスレスのダメな生き様を楽しむマンガとなりつつあります。
今度はどんなダメなことしてくれるのかなー?(ダメ)
近藤さん退場(ネコなび)
「ネコなび」作者の杉本ペロ先生は担当編集者の近藤さんに萌えに萌えまくっており、「ネコなび」とは即ちペロ先生による近藤さん萌えマンガであることはサンデーを読んでいる人なら誰でも知っている明白な事実なのですが、それだけに今回の「ネコなび」の担当編集者の変更はかなり影響が大きいのではないのではないか? と思われます。
愛する近藤さんに代わって新しく担当編集者となった國友さんに対するペロ先生の今の感情が如何なるものであるのかは、彼を真っ黒のシルエットで描いているところから伺い知ることができます。ちょっとヤバくね?(曲解)
漫画家と担当編集者の関係はその作品のクオリティに大きな影響を及ぼしますが、「ネコなび」の場合は尚更それが心配です。果たしてペロ先生は、かつて近藤さんにそうしたように、國友さんに萌えることができるのか否か。この連載の今後の成功は、そこにかかっていると申し上げても過言ではないでしょう。
つうかペロ先生は、担当編集者よりもむしろ猫ちゃんにもっと萌え萌えになるべきだと思うんですけどね!
しかし、週刊ポストから週刊少年サンデーって畑違いもいいとこな気がするのですが、小学館的にはそういう人事異動もアリということなのでしょうか。「サルでも描けるまんが教室」には担当編集者が「週刊少年スピリッツ」から「盆栽日本」に異動したネタが出てきましたけど、あれって小学館では本当に起こりえることなんだなあと思いました。
2005/10/15
■移転完了のお知らせ
負荷増大でサーバ管理会社から警告を受けたことを踏まえ、ここの更新日記の置き場所をロリポップ (http://fukaz55.main.jp/whatsnew/) に変更しました。
自動的にこちらにリダイレクトされるようになっているはずなので、特にブックマークやリンクを変更しなくても問題はありません(多分)。こちらにリンクされている方は、暇があったら修正して下さい。
また、更新日記以外のC-WWWのコンテンツはそのままです。
ここはあくまで暫定的に置いてあるだけなので、来年の4月をメドに C-WWW そのものを別のサーバに移転させる予定です。
■「少年サンデーの目指す低年齢路線? 知るかよ、そんなこと。」サンデー46号感想速記版
クラウス×ハヤテ(ハヤテのごとく)
眼鏡キャラが眼鏡を外す時!
それは即ち、大切な人のために本当の自分をさらけ出す覚悟を決めた時!
という訳で、今回はクラウス殿がハヤテを助けるために眼鏡を外したら、ものすげえダンディヒゲオヤジが出てきたよ! うわー超とーきーめーくー!(ハヤテが) という感じのエピソードに。クラウス格好良すぎますよ! こりゃハヤテでなくても惚れるよ! クラウス×ハヤテのカップリングは、この冬の「ハヤテ」同人界隈を席巻すること間違いなしですよ! とか見境なく叫んでしまいたくなるくらいの格好良さです。これが一流の執事の実力!
作者のコメントによれば、本来ならば普段あまり出番がない伊澄や咲夜に登場の場を与えるためのエピソードであったようなのですが、もはやそんな女子キャラはナギを含めてどうでもいい領域に突入してしまいましたよこのマンガ。「ハヤテのごとく!」は、そういう意味でどんどんオトナの女性向けのマンガになってますよね。よね。
『がんばって…』(結界師)
今週の「結界師」は、二人の愛の結晶である卵から生まれた雛を壊して良守の元へと走った限に対する怒りのあまり、火黒がついカッとなって刺してしまった! という展開でした(まちがい)。
今週グッと来たのは、時音姉さんが『がんばって…
』と良守を心の中で応援するシーンでした。良守に対して突き放すような態度を取りながらも、内心では彼女なりに良守×限のカップリングを応援しているという解釈が成り立つということに?(まちがい)
今週の「あいこら」
今週の「あいこら」は、「少年サンデーの目指す低年齢路線? 知るかよ、そんなこと。」という、井上先生の決意に溢れたエピソードだと思いました。性に目覚めた童貞ボーイズのハートを狙い撃ち! これぞ真の少年マンガというモノなんだよ! という井上先生の魂の叫びが、誌面から聞こえて来るようです!
「自分の担当するエスパーに手を出すね」(絶対可憐チルドレン)
皆本は残念ながら子供に対しては全く興味が沸かない、至ってノーマルな感性の持ち主みたいなのですが、でも「体はオトナだけど心はコドモ」というアブノーマルなシチュエーションでは思わずグッと来てしまうことが今回のエピソードで判明。実は「ななか6/17」とか好きなタイプ?(決めつけ)
とりあえず、今回のお話は椎名先生が兵部になりきって皆本をオモチャにしてもて遊ぶことが目的なので、我々読者としても兵部視点で「皆本はからかうと面白いなあ」とか思いながらニヤニヤしながら読むのが正しい鑑賞方法でしょう。それに、お堅い性格のエリート眼鏡男子を持ち前のお色気で悩殺する今回のシチュエーションは全人類女子の夢と憧れに違いないはずなので、そういう視点でも楽しめるのではないかと思います。
それと今週は、ホラー映画を見て子供っぽく怖がったのを皆本に見透かされ、思わずサイコメトリーで仕返ししてしまう紫穂が可愛かったですね。
そんな紫穂がもし皆本を本気で悩殺しにかかったらさぞや凄いことになるんじゃないかと思いますので、その辺にも期待しておきます。果たして紫穂は、薫よりも先に皆本を攻略できるのか否か。がんばれ紫穂。負けるな薫。そして、成長すると三人の中で最も胸が小さくなることが判明してしまった葵に挽回のチャンスはあるのか。待て次号。
ガリガリ右京(あお高)
今週の「あお高」では次回の対戦相手のチームがホームランバーを食べてましたが、これが「ガリガリ君」だったら右京の体格に対する皮肉になっててもっと良かったのにな! と思いました(まちがい)。
まだまだ続くからくりサーカス
先週のコロンビーヌの最期のシーンには素直に感動してしまったので、基本的にひねくれたことしか書けないこのページには感想を書くことができませんでしたよ。申し訳なく!(こんな自分が)
それはそうと、フェイスレスとの戦闘が思って今度こそ勝とナルミが合流することになるのかな? と思っていたんですけど、どうやらしろがねが運ばれたキャンプには、勝はまだ到着していない模様。そう考えると、まだ大団円までにはもう一悶着あるのではないかと思われます。専門用語で言うところの「もうちょっとだけ続くんじゃよ状態」にあると考えて問題なさそうです。ミンシアこわい。
あと、エリ王女が登場した時、彼女が過去にこのマンガに出てきたのを記憶していた自分に感動した。オレの記憶力も捨てたモノじゃないなと思った(バカ)。
終わりそうな我聞
國生さんと我聞のラブラブカップル成立における重大な伏線になるはずだった「國生さんの反仙術能力」が、こんなにアッサリ使われてしまうだなんて! なんてもったいない! と思ってしまいました。
やっぱり、もうすぐこのマンガ終わっちゃうんでしょうか?
2005/10/12
■サイト緊急移転のお知らせ
昨日、このサイトのサーバを管理している会社から「CGIがサーバに過剰な負荷をかけている」との連絡がありました。
月曜日の早朝~夜にこのページが表示できなかったのは、サーバ側が負荷対策でこのブログのCGI(blosxom)をアクセス不能状態に設定していたのが原因でした。
現在の状況では、これ以上アクセスが増えると再び過負荷状態になってサーバ側に迷惑をかけてしまうことが確実なので、近日中にこのブログを別のサーバに移転させます(とりあえず、「絶ブ」や「絶チル感想掲示板」などを置いてあるロリポップの方に暫定的に移転する予定)。作業が終わったら、改めて告知します。
ご迷惑をおかけしますが、ご了承をお願いします。
2005/10/10
■絶チル12話がすごすぎる件について
今週のサンデー45号に掲載された「絶対可憐チルドレン」ですが、ZETTAI KAREN BLOGGING(愛称:絶ブ)で引っかかる件数が普段よりも多いような気がします。今回のエピソードを「読み切り版以来の傑作」と評するコメントもあったりして、評判は上々な様子。いやもう今回はホントに面白かったもんなあ。
また、今回のエピソードは、普段よりも多めにパロディが盛り込まれていることも話題の一つになっています。ですので、現段階で個人的に把握できたパロディとその元ネタを、簡単にまとめてみました。
「他にこういうのもあるよ」といったご指摘は大歓迎。
□
- サブタイトル:プリンセス・メイカー
-
→プリンセス・メーカー。ガイナックスが1991年に発売。プレイヤーが戦災孤児の少女を養女として引き取り18歳になるまで育成する、というコンセプトが当時のゲーマー層に大ヒット、ガイナックスを代表するゲームソフトとなる。
エンディングの一つに「娘がプレイヤーと結婚する」というものがあり、今回のサブタイトルは谷崎の野望からの連想で付けたものと思われる。 - 谷崎一郎
-
→谷崎潤一郎。明治後期から戦後にかけて活動した小説家。代表作は『痴人の愛』など。
『源氏物語』の現代語訳に取り込んだことでも有名。谷崎潤一郎の名前を持ってきたのは、そこからの連想であると思われる。 - 梅枝ナオミ
-
→「梅枝」:源氏物語の中の一節のサブタイトルに「梅枝」というものがある。源氏物語の各帖の名前は、女性の源氏名として好んで使われたという。
→「ナオミ」:谷崎潤一郎の作品『痴人の愛』の登場人物。『痴人の愛』は、カフェの女給であったナオミを見出した主人公が彼女を自分好みの妻に仕立てようとするも、逆に彼女の妖婦っぷりに翻弄されて破滅していくまでを描いた物語。
痴人の愛 (新潮文庫)
谷崎 潤一郎
新潮社
- キティ・キャット
-
→子猫ちゃん。「キティ」「キャット」も共に猫を表す言葉であるため、「ネコ被ってる」という意味合いも持つ(らしい)。
「ワイルド・キャット」は野良猫。転じて、奔放で手が付けられない女性という意味合いも持つ(らしい)。 - 天井から落ちてくる金ダライ
-
→ドリフターズのコントに出てくる定番のギャグ。アニメ版「月詠」の最終話に出てくる程有名。
タライを頭に乗せながら「すみませんごめんなさい」と謝るナオミは萌え。 - 超力招来
- →東映の特撮作品『イナズマン』の主人公が、サナギマンからイナズマンに変転するときの掛声。
- 「オヤジスイッチ入ります。」
-
→安野モヨコの「働きマン」に出てくる「男スイッチ」のパロディ。
雑誌編集部で編集者として働く主人公・松方弘子は、締め切り前の緊急時になると『男スイッチ入ります。』のかけ声と共に「働きマン」に変身、血中の男性ホルモンが増加して通常の三倍の勢いで仕事をこなすようになるのだ! というマンガ(間違ってはいない解説)。 - 「次はおいちゃんの番だよ~~?」
-
→「史上最強の弟子ケンイチ」のエロオヤジ・馬剣星がモデル。
でもおそらく薫の方がエロい。
□
あと、大変にどうでもいいことなのですが、葵のスカートが薫のサイキックで破られたコマの後、葵の下半身がマンガの中で描画されていないことが気になります。これはきっと、読者のあらぬ妄想を刺激させようという作者の陰謀に違いありません。椎名高志おそるべしです。
2005/10/08
■2005/10/08のメモ
http://blog.livedoor.jp/fujikishun/
サンデーで「こわしや我聞」を連載中の、藤木俊先生のブログ。
プロフィールのイラストにグッと来ました。さすがだ [関連URL]
2005/10/07
■「絶チル」の梅枝ナオミよりも「兄ふん」のヤン子の方がナイスバディなのではないかと思われる件について(別名:サンデー45号感想速記版)
「10月は改編期だから、納得行かない最終回でもあったんじゃないですか?」(ハヤテのごとく!)
納得行かない最終回!
種死か! 種死のことか!(超反応)
今週号の原稿を書く段階で、既に「ガンダムSEED DESTINY」の最終回が多くの視聴者にとって納得行かないモノになることを予見していた畑先生は流石だと思いました。伊達にサンデーで一年間も連載を続けてないね!(失礼な褒め方)
そして「DESTINY」と言えばルナマリアの絶対領域ですが、今週の「ハヤテ」で個人的に一番グッと来たシーンも、P.24でハヤテに靴紐を結んでもらっている時のナギの絶対領域でした。こんな格好で男子に靴紐を結んでもらうってのは、いくら何でもシチュエーションがエロ過ぎます。自分から彼にパンツを見せていると解釈されても仕方がない格好ですよコレ。キタコレ(流行語)。
もしこれを意図的にやってるんだったら、ナギは立派な小悪魔キャラとして純で初心なハヤテをタジタジにできるところなのですが、逆に自分がハヤテを意識してしまってタジタジになってしまうところがナギクオリティ(流行語)。
願わくば、「ハヤテのごとく」にはこのレベルのぬるいラブコメを1年と言わず永遠に続けて欲しいところなのですけど、今週のWebサンデーの畑先生のコメントを読む限りでは、やっぱり最後はこの状態を脱してキッチリとラブコメを終演に導く意志に溢れている模様。畑先生がこれからどこまで頑張れるのか、果たして先生が目指すような最終回を無事に迎えることができるのか、我々としても暖かく見守っていきたいと思います。
まかり間違っても、大量破壊兵器が宇宙を飛び交った挙げ句、最終回間際でナギが「ありがとうヒナギク。そしてさようならだ
」と池田秀一ヴォイスで言い出すような展開にはならないようにお願いします。
「ガンダムSEED DESTINY」の最終回は、ルナマリアが死ななかった点は良かったなと思いました。
「シルヴァのセリフはベネズエラの総意ってことか…!!」(MAJOR)
吾郎が「総意
」なんて難しい言葉を使っていたのでビックリしました。
あと、ドジッ娘化した清水は萌え対象だと思った。
地尚拳連環掌拳脚法(史上最強の弟子ケンイチ)
「我が絶招をもって打ち砕かん!
」
かつてサンデーに連載された中国拳法マンガのバイブル「拳児」に出てきた『絶招』と呼ばれる技は、八極拳における猛虎硬爬山にしろ、心意六合拳における虎朴把にしろ、どれもただ一度打つだけで対戦相手を倒す、文字通りの一撃必殺の攻撃方法として描かれていました。
が、我らが李師父が繰り出した絶招は、地面を転がりながらパンチやキックを延々と出し続けるだけという、これまでの私の認識の中には全く存在していないものだったため、今週の「ケンイチ」を初めて読んだ時には軽いショックを受けてしまいました。これまでの常識を覆す、全く新しい必殺技の形を見た気がします。中国拳法もついにここまで来たか! と考えさせられた気分に。これがパラダイムシフトというものなのでしょうか?(ちがうよ)
薄皮療法(最強!都立あおい坂高校野球部)
今週の「あおい坂」は、右京とイチャイチャしているマサハルにキタローが嫉妬して二人の関係が壊れそうになるものの、マサハルが「オレの本命はオマエなんだ!
」とキタローを諭して再びラブラブになる話、と要約するしかないストーリーで、久しぶりに自分が腐女子に生まれてこなかったことがたいへんに悔やまれる内容でした。
「オレの復活まで右京で我慢しといてよ
」という台詞は、あらぬ妄想を色々とかき立てますよね! ね!
そして、「あお高」のキャラ達はみんな「発掘!あるある大事典」に釣られすぎだと思った(本当の感想)。
式神時子(結界師)
今週の「結界師」は、時子の姿が見えないことに気付いた繁守が、「時子! 時子!
」と叫びながら雪村家の中を必死の形相で駆け回る姿に心を打たれました。オレは本当の「純愛」って奴を、今週のじじいの中に見たね! じじい最高!
そして繁守が邂逅した時子の式神ですが、「式神」というだけあってどっか非人間的なところを感じさせます。何というかこう、これはこれでという感じ(何?)。本物の人間時子さんをHMX-12に例えれば、式神時子さんはHM-12といった趣。例え家に強盗が侵入しても、ご主人様をしっかりガードしつつ最寄りの結界師に通報する機能を標準装備しているところが、HM-12時子のメイドロボとしてのセールスポイントだと思います。
あとその時子さんの孫娘の時音さんですが、すっかり良守と限のラブラブっぷりにアテられたのか、今回ばかりは良守を「あんたは強い!
」と元気付けるのが精一杯な模様。いつか彼女には、「Mr.ジパング」のヒカゲのように、いちゃつく男二人を遠目で眺めながら「まー、モテちゃって♥
」とか言いつつニヤニヤするくらいの懐の深さを持ってもらいたいところですね(無理)。
踏まれフェチ(あいこら)
「あいこら」が始まってからというもの、「井上先生には、また『美鳥の日々』のようなほのぼのラブコメを描いて欲しい」といった感想を時折見かけることがありますけど、でも今週のエピソードを読んで頂ければ、そんなものを望むのは今の井上先生に対しては野暮の極みである、というのが納得頂けると思います。
また、「あいこら」が始まった時には「これってラブひなのパクリじゃん!
」みたいな意見をよく見かけましたけど、今となってはそんな無粋なことを言う人はもう誰もいないでしょう。常道を逸したポジティブな変態キャラが立て続けに登場し、作品世界そのものがその変態行為を是として賛美する構造になっているこの作品は、その他の凡庸な量産型美少女わんさかラブコメディーとは、もはや一線を画した存在となっているのです。いや、一線を画すというよりも、むしろもう周囲に誰も存在し得ない領域に到達しているとさえ言えるでしょうか。
この作品に対しては、もう「オンリーワン」というありきたりな表現すら生ぬるく感じます。孤島! 極北! 唯我独尊!
井上先生には、己が選んだこの路線をどこまでも歩み続けて頂きたい。
私はもはや、そう願うのみであります。
「結局キスしちゃったね♥」(ブリザードアクセル)
「あいこら」を極北とするならば、「ブリザードアクセル」はまさに王道。
女性に顔面を踏んづけられて喜ぶ展開が許されるのは「あいこら」だけですが、背中を押されて倒れるついでに偶然チューしちゃった! だなんてベッタベタな展開が許されるのは「ブリアク」だけです。歩む道は違えども、その道を極めることでその作品独特の個性を表現しようとしている――という意味において、両者は同じレベルで極まっていると言えるのではないのでしょうか。
でまかせですが(だいなし)。
「うっわ最低だコイツ!」(絶対可憐チルドレン)
今、皆本がこのマンガの基本コンセプトを否定したー!(まちがった感想)
椎名先生のサイトで公表されたバグ情報ページには「せっかくの新キャラ、登場するなり源氏物語から持ってきた風雅な雰囲気が台無し」と書かれていましたけど、今回のエピソードのコンセプトそのものが「清楚で上品な雰囲気の女性を台無しにする
」話なので、正直どっちもどっちだと思いました。
あと、原稿速報ではエロなマンガにツッコミを入れる無粋な読者に対する予防線を一生懸命張ってましたが、こういう内容なら誤解を招かないためにこういうアナウンスをするのも致し方ないかなあという気に。実際、「もうテコ入れかよ!
」みたいなコメントもネットで見かけましたしね。
ファンサイトとして一応フォローしておきますが、あれは決してテコ入れではなく、基本的に椎名高志という漫画家はこういうマンガを描きたくて仕方がない人なのです。「絶チル」は一見すると「決して解り合えない超人と人間の関係の悲劇」を基底としたハードSF直系の深遠なテーマを抱えた物語のように見えますが、本当に椎名氏がやりたいマンガは今回のようなノリですので、その辺を知った上で「絶チル」を鑑賞して頂けると、より楽しめるのではないかと思われます。
本心ではエロとパロディに彩られたマンガを作りたいにも関わらず、ひねくれた生真面目な性格が災いして素直にそんなマンガを作ることができない、ツンデレ的アンビバレンツな心境と戦いながら毎週毎週マンガを描いている椎名先生に萌えて頂きたい。
椎名高志ファンサイト C-WWW へようこそ(挨拶)。
「私はバカですから、若様にお仕えすること以外考えられません!」(こわしや我聞)
かつてサンデーには、本当のメガネッ娘が存在した!
その名は千紘!
と、ついレジェンドを伝承してしまいたくなる程、今週の千紘は完璧なまでに「ご主人様に仕える、ドジでメガネなメイド」を演じていたと思います。
十曲は超増刊連載版時代からの我聞のライバルキャラだった訳ですが、さすがに今週で「我聞のライバル」としての十曲才蔵の命運は尽きたと思うので、才蔵は千紘を嫁にして故郷に帰って家業を再興するが良いと思いました。「我聞」もそろそろ終演が近いんでしょうかねえー
2005/10/01
■2005/10/01のメモ
http://www.ne.jp/asahi/cna100/store/info/info.htm
『「絶対可憐チルドレン」少年サンデー45号において、誤植が発見されました。この脆弱性により、椎名高志の教養が疑われる可能性があります。
』
担当編集者(東大卒)のミスであることを必死でアピールする椎名先生がカワイイ [関連URL]
2005/09/30
■サンデー44号における「ワイルドライフ」の動物描写の抽象ぶりはもはや芸術の域
「これならば、清麿も回復しながらついていける!」(金色のガッシュ)
熱血しているところ大変に申し訳ないんだけど、いくら何でもそれはちょっと回復できないような気がします! それじゃまるで、棺に入った状態で連れ回されるドラクエのキャラみたいですよ! 一度死んでも休めない清麿はたいへんだなあ!
あと、大怪我してるんだから、介抱する意味でもせめて服ぐらいは脱がせた方がいいんじゃないかと思った。エロくない意味で。
李天門大はしゃぎ(史上最強の弟子ケンイチ)
「ぬっはあああ!
」
たしかに拳法を極めた達人はどんな相手をも一撃で倒すと言われてはいますが、いくら達人と言えどもコンクリートの壁を頭突き一発で粉砕してしまうってのは、ちょっとヤリスギなような気がします! しかも「ぬっはあああ!
」ってアンタ! この奇声は達人と言うよりは変態の域ですよ! 警察呼ばれますよ!
とは言うものの、いい年した大人が子供相手に地面を転がったり弾道ミサイルごっこをしたりコント以外には成立し得ない方法で壁を壊したりと大暴れする今週の「ケンイチ」は、個人的にはとても楽しく読むことができました。特に、最後のシーンで一人で勝手にキョロキョロした挙げ句にいきなり背中から凄い勢いで倒れ込み、目からビームを出しながら「馬 剣星!
」と叫ぶシーンの彼は、最高に輝いていたと思います。こういう大人になってもいいんだ! と思います。
爽やかな感動をありがとう李天門師父。そしてさようなら(決めつけ)。
暴走すると萌えキャラになる薫(絶対可憐チルドレン)
限界を超えて能力が薫を中心に爆発したシーンで、「危険がウォーキング」を思い出した人?(挨拶)
もはや「絶チル」におけるオチの定番と化してきた感がある薫の暴走ネタですが、今回は『頭を使って超能力をコントロールし過ぎると萌えキャラに変身する』という新機軸で攻めてきました。最後のシーンで「バッカ、ちげーよ!」と皆本に元気に飛びかかる本来の彼女もカワイイですが、まんまる白目の状態でフラフラしてる暴走状態の彼女もゾンビみたいであなどれない可愛らしさを発揮。
「にゃ
」とか「にょ
」とかいうテクニカルタームを交えつつ皆本に甘える薫に至っては、もはや萌え対象です。
しかし今週の最大のポイントは、前回のエントリでも書きましたが、皆本が兵部に対して顔を背けながらも「コイツ(薫)を守ってくれて感謝する
」と礼を言ったところにあります。
彼の兵部に対する態度と台詞からは、「相手に感謝したいんだけど、これまでの手前を考えると素直に自分の気持ちを伝える訳にもいかない」という、アンビバレンツな心境を読み取ることができます。つまり、この時の彼の心理は、ツンデレキャラが異性への恋に目覚めた時のそれと等価なのです。
即ち、このシーンでの彼の台詞を判りやすくツンデレ語に翻訳すると、「あたしはアンタに助けてもらったから、それのお礼を言ってるだけだからね! あ、アンタのことなんか別に何とも思ってないんだから! か、勘違いしないでよ!
」ということになる訳であり、これは即ち専門用語で言うところの『フラグが立った』状態であることは明白であります。
チルドレン達になつかれてる時は「内心は嬉しいんだけど表面上はそれを隠している」むっつりスケベな状態を押し通している皆本ですが、兵部の前ではツンデレとなってしまう。薫を兵部の魔の手から守るはずの立場の彼が、そんなことで本当に大丈夫なのか。薫を媒体とした兵部と皆本のこれからの展開や如何に?
そんな感じで、ますます作品構造に奥深さが出てきたこのマンガの今後に期待です。期待の仕方が間違ってる気もしますが気にしない。
「すみません頭領。俺、言いつけ守れませんでした」(結界師)
限に対する良守の表情の変化が面白かった今週の「結界師」。腕を吹き飛ばされた時には心から限のことを心配し、「お前は化け物じゃない」と諭す時には親友の顔になり、そして完全変化を遂げた限を見て「かっこいいじゃねーか」と戦友のように不敵に笑う。どれも、良守が如何に限のことを大切に思っているのかが伺える描写です。
そしてその限は、自分のことを「化け物じゃない」と言ってくれた良守を救う為に、「変化をしない」という正守との約束を破る決断を下します。先週までは、戦いの最中でも正守の笑顔を脳裏に浮かべてしまうくらい正守を崇拝していた限でしたが、自分の心の中では正守の期待よりも良守の信頼の方が大きくなっていることに、ついに気付いてしまったのです。
「すみません頭領。俺、言いつけ守れませんでした
」という限の言葉は、自分の中の正守の虚像との決別の言葉でもあるのです。
という訳で、今週は良守×限が公式カップリングと認められるエピソードだったと認識致しました。
認識の仕方が間違ってる気もしますが気にしない。
「キス…してみようか?」(ブリザードアクセル)
「あいこら」なんていう極まったラブコメマンガが載っている雑誌の中で、あくまで王道の青春ドラマを描こうとする鈴木央先生の姿勢はストイックで格好良いです。
次週は、如何に格好良く吹雪が六花を説得し、彼女に自尊心を持たせてやるかがポイントでしょう。
というか、一度キスしたくらいで異性と心が通い合えるようになれるんだったら、誰もこんなに苦労はしないと思いますYO!(←何かあったんか)
取材のため休載が長引くうえきの法則
もう何週間も連続して「うえきの法則プラス」が取材のためお休みとなっていますが、さすがにこれだけ「取材」が続くとちょっとヤバいんじゃないかという気に。大丈夫か福地先生。
2005/09/29
■絶チルに関係する様々な思考テストの続き
4. 紫穂だけが表現できる色気を考えるテスト
第10話で紫穂が浴槽の中でエビアンを飲んでいたシーンがあったが、個人的にはエビアンよりも硬度がやたらと高くて慣れないうちは飲み込むことすら一苦労することで有名なセレブ御用達ミネラルウォーター・コントレックスを、時々喉に詰まらせて咳き込みながらも頑張って飲んでるシーンが見たい。勿論紫穂のことなので、飲み干した後は何事もなかったかのようにニッコリ微笑むに違いない。
原稿速報では椎名先生がマンガの中のエロいシーンにツッコミを入れてくる読者に対する怒りを表明していたが、本当のエロってのはパンチラとか乳濡れとかではなく、そういうことを言うんだと思う。
ただのフェチとも言う(フェチです)。
5. 兵部×皆本カップリングテスト
原稿速報では椎名先生がマンガの中のエロいシーンにツッコミを入れてくる読者に対する怒りを表明していたが、それはそれとして、これまで絶チルで一番エロスを感じさせるシーンは、第2話で紫穂が脱いだ自分の靴下の臭いに顔をしかめているところだと思うがどうか。
次点は、第8話でパイプ椅子に縛られて座らされて拷問を受けてた皆本。この二人の潜在的なエロさは底知れない。
新キャラの兵部京介には残念ながらまだそういう意味でのエロさが足りてないのだが、今週の「絶チル」で皆本から目を反らせながらも感謝の言葉を引き出せたのは、兵部×皆本の関係性の構築を妄想する上では収穫だろう。このシーンでの皆本はちょっと照れていたはずなので、きっとツンデレっぽく頬を赤らめていたはずだ。兵部には、薫の潜在的な戦闘能力をより高めたのと同じように、皆本の潜在的な魅力を引き出す能力があるのかも知れない。
兵部×皆本の関係性が成立するかどうかは「絶チル」の作品評価にも関わる重大観察事項であるので、引き続きそういう観点からも注目していきたい。
6. 隣のお姉さんみたいに優しい心境になるテスト
原稿速報では椎名先生がマンガの中のエロいシーンにツッコミを入れてくる読者に対する怒りを表明していたが、私が推測するに、少年マンガ雑誌に載っている「ちょっとエッチな要素」が作品世界の根幹を成しているタイプのマンガに対して「このマンガには人気取りのためのエロなんか必要ない! エロがない方が絶対面白いのに!
」と文句を言う読者は、
- エロが低俗なモノであると認識しており、
- 自分が好きな作品は低俗ではなく高尚なモノなのだと位置付けたいと願っており、
- その作品を造っている作者も高潔な人間であって欲しいと願っており、
- かつそんな自分の気持ちを世間にも認めてもらいたいという、
ポップカルチャー好きな若者が一度はかかる病気にかかっているのではないかと思う。いわゆる「中二病」の一つ(多分)。赤松健先生のマンガに対して「エロがない方が!
」とか苦言を呈していたりするのが、予想される典型的な症状。
でも、このサイトは基本的に作者は擁護しないで読者を擁護するというスタンスなので、もしそんな書き込みをネットや何かで見かけたら、「それは、男の子なら誰もがみんな一度は経験することなのよ。キミが大人になるために必要な、大事なステップなの。ちっとも恥ずかしいことじゃないわ
」と、隣に住む年上の優しいお姉さんのようなおおらかな態度で接していきたい。
決して、「かつて『GS美神』が小学館漫画賞を受賞した時は、『このマンガはエッチだけど、エッチだけじゃない』ところが審査員に評価されたんだよ! この評価の真意が判るようになってから出直して来いよ!」とか、そういう狭量なことは言ってはいけない。言ってるけど(手遅れ)。
あと、「今の椎名高志マンガに必要なのは色気よりも萌えではないか」という意見は私もごもっともだと思うのだが、かつておキヌちゃんに萌え萌えなファンに手を焼き、彼等を「病んでるファン」と呼称した経験がある椎名氏にとって、「萌え」で獲得できるタイプの人気には容易に与することができない、という感情はあるのかも知れない。
とりあえず今週の薫には萌えた(だいなし)。
2005/09/23
■サンデー43号は「週刊少年亜取アキラ」と改名するべきだと思った
「だって俺がここにいるのは…」(結界師)
自分が生きるか死ぬかの瀬戸際の戦いをしている最中に正守の姿を脳裏に浮かべちゃうから、世間では正守×限が公式カップリングみたいな扱いを受けちゃうんですよ!(公式?)
カップリングはともかく、今回の牙銀と結界師チームとの戦いを読んでると、アクションゲームをやってて初めて出会ったボスキャラ相手に「こいつにはどんな攻撃が有効なのか?」と探りを入れなから慎重にプレイする、あの感覚を彷彿とさせる緊張感が醸し出されていて素敵だなと思いました。既に「通常の結界技は効かないが、結界を使って物理的なダメージを与えることは可能」「牙銀の火の玉は跳ね返せる、跳ね返す方向のコントロールも可能」「限は牙銀のスピードに正面から対抗できる」等の描写は出てきているので、これらをヒントに攻略法を想像しながら読み進める楽しさがあります。
ウォンレイ退場(金色のガッシュ!)
これは、「グラップラー刃牙」で言うところの「侠客立ち」(おとこだち)!
とうに命は枯れ果てて されど倒れぬ「侠客立ち」! 男一代「侠客立ち」!
以来、リィエンはウォンレイを侠客(おとこ)の鑑として崇め、「侠客立ち」と称して彫物とし、後の代まで彫り継ぐことになったと聞きます。
聞きません。
妖霊大聖様(犬夜叉)
「犬夜叉」って実はステキなジジイキャラが多いことに、今になって気付いた。
高橋留美子デザインのジジイに萌えることができれば、「犬夜叉」はもっと読んでて面白くなるんじゃないかと思いました。がんばろう。
薫に接近する兵部京介(絶対可憐チルドレン)
自分が演出したピンチの場面に颯爽と乗り込んで意中の女子を助けるという、古典的ながらも手堅い手法で薫に接近する兵部京介。さすが中身は人生経験豊富なお年寄りだけあって、やることに全く無駄がありません。その上で、今の薫に最も必要な「超能力を有効に使う戦術」を指南して、彼女からの信頼を得ることにも成功。
そんな兵部にかわいい薫を取られてしまった皆本が「そいつから離れろ!
」と叫んだ時の表情は間違いなく嫉妬のソレであり、今ここに薫の将来の婿の座を賭けた激しい戦いが切って落とされたと見るべきでしょう。薫を育成するに相応しい男は、果たしてどっちだ!
ホント、みんな10歳の女の子が大好きな!(語弊)
あとは、風呂場で濡れ乳(フェチ用語)を薫にマジマジと鑑賞された朧が悪寒を感じていたところが個人的なポイント。これって、薫の視線には、大人の女性をも感じさせる潜在能力を秘めているということになりませんか。その辺どうですか。
今はまだ子供なのでちょっと横島忠夫的直情エロセンスが先行してしまっている彼女ですが、これが「ぞわっ
」という擬音で表現される悪寒ではなく「ぞくっ
」という擬音で表現される快感を呼び覚ますくらいの技術を身に付けることができれば、彼女は男性女性をあらゆる手段でメロメロにした上で身も心も支配する、名実共に「女王」として君臨することが可能なのではないかと思われます。
以上の可能性を考えれば、確かに薫は兵部京介が言うように大変に危険な存在であると言わざるを得ません。
薫…なんて恐ろしい子…!
今もレオタードにこだわるあだち先生(クロスゲーム)
「高校行ったら何か運動やれよ。レオタードに手を出す前に
」
あだち充先生と言えば「タッチ」、「タッチ」と言えば南ちゃん、南ちゃんと言えば新体操、新体操と言えばレオタード。今現在サンデー読んでる子供達がどこまでご存じなのかは判りませんが、「タッチ」がサンデーに連載されていた時代からマンガを読んで来た人間にとって、あだち充先生とレオタードは不可分な関係にあるのです。
「あだち充 レオタード」でググると何故か2番目にヒットしてしまう当サイトの責任において、これだけは明言しておかなければなりません。
今を去ること80年代、まだ「萌え」という概念が発明されていなかった頃、あだち先生が描く南ちゃんのレオタード姿は当時の男性読者のエロ願望を痛烈に刺激。その艶めかしさたるや、「南ちゃんが脱いだ直後のレオタードからは、体温が残ってて温もりを感じるような気がする
」と称えられる程でした。また、当時のサンデーのもう一人の雄・高橋留美子先生も「うる星やつら」「らんま1/2」でレオタード姿の女性キャラをバンバン登場させて人気を博し、ここに『エロコメにはレオタード』という黄金律を確立させるに至ります。
折しも時は大量にアニメが制作されていたアニメバブル期であり、いわゆる美少女アニメと呼ばれるジャンルには、レオタードを基調としたエロい格好をしたキャラクターがそこかしこに見受けられました。「美少女戦士セーラームーン」の登場で、80年代から続いたレオタードムーヴメントは頂点に達します。
しかし90年代の初頭において、その「セーラームーン」の火野レイや「GS美神」のおキヌちゃんを代表とする巫女キャラに対する人気が上昇。レオタードのような直接的なエロではない、よりソフトかつフェティッシュなエロを好む路線が台頭し始めたのがこの頃でしょう。「GS美神」の中で、椎名高志先生が巫女装束に対して「レオタードにないエロチシズム!
」と叫んだ時期を境にレオタード全盛の時代は終息へと向かい始め、より複雑化・フェチ化した「萌え」の時代が始まったのではないか? と私は思うのです。
そして時は現在、フェチがパーツレベルにまで細分化した「あいこら」なんて変なマンガがサンデーにも掲載されるようになりましたが、その時代においてもあだち充先生はレオタードに拘りを見せている様子。ツンデレキャラに挑戦する気概を見せる一方で、己の基礎を忘れない一徹さも持ち合わせているあだち充先生は、やっぱり凄い漫画家なんだなあと改めて感心させられました。
がんばって下さい(何だこれ)。
畑先生は本当に林原めぐみの歌が好きなんですね(ハヤテのごとく)
畑先生の林原めぐみ大好きっぷりな話題に触れるのは、サンデー感想サイトとしての義務です!
紳士ですから!
あと、カラオケボックスであのタイプのコンパネが用意されていた場合、つい過去の客の歌った曲の履歴をチェックしてしまい、そこでアニソンを見つけたりしちゃったら「前に歌ってた奴らは俺たちの仲間だ!」と思って嬉しくなってしまったりしませんか?(挨拶)
健介殿格好良すぎ(道士郎でござる)
早乙女から実力以上の力を引き出させ、ハッタリが信条の池内にはその威力を存分に発揮させ、そして場の雰囲気を自分の支配下においたところで満を持して道士郎を登場させる、健介殿の戦略的なセンスの良さに惚れてしまいそうです。
今の健助殿の強さは、間違いなく「本当の強さ」とは何かを知っているが故の強さですね。正攻法で強さを表現している「史上最強の弟子ケンイチ」とはまったく違ったアプローチなのが興味深いというか、「道士郎」という作品の懐の深いところだと思います。
虎穴に入らずんばフェチを得ず(あいこら)
「攻めのフェチ」ってアンタそれ犯罪!
とはいえ、今週もまた大変に面白かったです。ここんとこ井上先生絶好調ですな。「ランド・オブ・ザ・デッド」公開の影響でしょうか。井上先生のゾンビ大好きっぷりは、畑先生の林原めぐみ大好きっぷりに比類する程ですからね!
濡れ乳ネタが「絶チル」と被る辺りはご愛敬。濡れ乳は男子永遠の憧れ。
今週のこわしや我聞
我聞と國生さんがお互いを家族のように信頼し合う姿が美しかった今週の「こわしや我聞」ですが、何というかこうあまりにも美し過ぎるというか、エロスが足りないというか、君たち高校生なんだからもっとこう「家族」とか「信頼」とかいう美しい言葉の裏に隠した、もっとギラギラした何かがあるだろうというか! 言葉では表現しづらいんだけど、みんなには判ってもらえるよね! みたいな!
というか、ちょっと前に桃子にフカされて真っ赤になってた國生さんの延長上にあるものが見たかったんですが、さすがにそれはちょっと望みすぎたかなと反省。「我聞」は元々そういうマンガじゃありませんしね。きっと純情な好青年に違いない藤木先生には、そのピュアなハートをいつまでも大事にして頂きたい(とても失礼な激励)。
2005/09/19
■絶チルに関係する様々な思考テスト
※注意:大変にくだらないことしか書いてありません。
1. サンデー42号「絶対可憐チルドレン」の扉絵イラストの能力マークを無理矢理別解釈してみるテスト
- サイコキネシス
- 「クレーン作業中は上昇するコンテナに注意」
- サイコメトリー
- 「ボールを使ったストレッチ運動で頭をリフレッシュ」
- テレポーテーション
- 「ヨガテレポート→ドリルキック」(ダルシム)
□
2. もし「絶対可憐チルドレン」が大人気になってカードゲーム化された時、「マジック・ザ・ギャザリング」とその亜流しか知らないデザイナーによってゲームがデザインされ、結局ギャザの劣化コピーみたいなゲームになっちゃってガッカリするのを防ぐため、「絶チル」らしいゲームシステムを事前に考えるテスト
そういや、昔出てた「名探偵コナン」のトレーディングカードゲームって、事件からマナが出てくるシステムになってた気がしますが、実際どうなんだろう(挨拶)。
仮に「絶チル」をゲーム化する場合、普通の対戦型カードゲームのようにデッキを組んでデュエルだ! 薫をタップして対象の皆本に4点ダメージ! みたいな形式よりも、
- プレイヤーはチルドレンチームを指揮する立場となり、自分のチームを人類にとっての天使に育てることが目的。ライバルチームには「普通の人々」を差し向けて邪魔する。育成に失敗すると悪魔に育っちゃって人類が滅亡
- プレイヤーはチルドレンの一人となり、自分の心と体と能力を成長させつつ皆本をモノにすることが目的。皆本をモノにした上で人類を滅亡させた子が勝ち
結局亜流。
□
3. もし「絶対可憐チルドレン」が大人気になってアニメ化された時の声優を考えるテスト
- 桐壺帝三:若本規夫
- その他:誰でもいい
■2005/09/19のメモ
http://www1.odn.ne.jp/cjt24200/yamada/log/23/index.html#01
ヤマカムさんによる、「さよなら絶望先生」のコミックス1巻とマガジン掲載時との比較。
『ところで久米田先生の描くパンツはちょっと古い気がします。
』
ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!
2005/09/16
■2005/09/16のメモ
http://park.zero.ad.jp/~zaw18031/kuro05.htm
『モエモエだよ。お友達にもおすすめしよう。
』
夏目先生自らのプロデュースによる、クロザクロ5巻モエモエキャンペーンページ。
でも、表紙のテイストが何もかも台無しにしている気がします先生 [関連URL]
2005/09/15
■サンデー42号感想速記版
ご挨拶:
普段はインチキランキング形式でサンデー感想書いてますが、諸般の事情により今後しばらくはマンガの感想を推敲してゆっくり書く暇が取れなさそうなため、自分にとってものすごい楽な形式でやらせて頂きます。
要は適当に書き殴り。
□
ウォンレイ退場(金色のガッシュ!!)
リィエンを守るために最後の力を振り絞って立ち上がるウォンレイがやたら格好いい今週の「ガッシュ」ですが、でもどんなに去り際を美しく演出しようとも、彼が最期に戦った相手の名前が「ウンコティンティン」であることだけは変わらない現実がここに。
ウンコの自爆から恋人を守るために死亡。武道家の最期は常に切ない。
ツンツン吾郎(MAJOR)
待ち望んでいた夢が思いもかけない形で現実となったのに、素直になれない吾郎ちゃん。ツンデレの持ち味を遺憾なく発揮しているように見えます。
「あいこら」の天幕桜子には負けてられねえ! サンデー最高のツンデレキャラはこのオレだ! と言わんばかりの彼の態度に萌えられる人間に私はなりたい。
兵部京介(絶対可憐チルドレン)
兵部京介! その正体は齢80歳の老軍人!
「新世紀エヴァンゲリオン」のカオル君かと思っていたら、実は「覚悟のススメ」の葉隠四郎だったというオチ!(まちがってる上に判ってもらえない気味の感想)
とりあえず今回のエピソードのオチは、「チルドレンを将来僕の花嫁にしたい
」とか得意そうに言ってた京介が、薫に「バーカバーカ!
」と完膚無きまでにバカにされてフられて終わるに違いないと予想。というか期待。現代におけるモテ顔はカオル君風のイケメンではなく、既に皆本みたいな知性派メガネ君系に移行していることを知った上で出直して頂きたい。
あと、わざわざ彼が学生服着ているのは、「バビル2世」の浩一君リスペクツ故でしょうか。エスパー少年は学生服を着ていなければならないという、昭和ジュヴナイルSFの大原則を守っているところは感心。さすがお年寄りだけあって、その辺のケジメはキッチリしてますよね(関係ない)。
「あ、バカって2回言った」(結界師)
白の台詞にいちいちツッコミを入れる紫遠がカワイイと思った。
あと本編の方は、繁守大活躍で嬉しいです(良守は?)。
「オレが気に入ってんだ!」(あいこら)
正確には、「オレが気に入ってんだ!(目を)
」ですね。己のフェチを貫く行動が、そのままフェチの対象となるパーツを持つ者を守ることに繋がってしまうという、このマンガのシステマチックな部分の面白さを象徴するエピソードだと思いました。
あと、転校前の男子がみんな桜子に惹かれていたってことは、その学校の男子はみんな青い瞳が萌え要素の眼球フェチばっかりだったということなのか。あまねく男子は皆フェティシストであるということなのか。オタクの時代だなあ。
がんばったキャプテン今井(あおい坂)
丸書いてチョン顔のキャプテン今井が「打てる」オーラを出したことが、相手のバッテリーにワンバウンドのスライダーを投げさせることを選択させ、結果的にそれが勝利に結びついた今回のエピソード。
しかし、いくらそんな活躍をしようとも、きっと彼はこれからも今週のチアリーディング女子達から言われていたように、「今井じゃ期待できない
」と周囲から言われ続けるんだろうなあと思いました。何故なら、彼がそういう顔をしているからです。彼はそんな人生を送るのが似合っている顔をしていると思います。それが、丸書いてチョン顔のキャラとして生まれついた、彼の宿命なのです。そんな今井君が、私は大好きです。
少しは素直に感動しろオレ。
「人殺しだったお前が、殺しをしないと誓いを立てた眼鏡」(こわしや我聞)
マンガに出てくるあらゆる眼鏡キャラは、その「眼鏡」に意味が込められていなければならないのですが、辻原の眼鏡にはそんな秘密が隠されていたのか! と、改めて彼の眼鏡っぷりに感動。
彼の眼鏡は「本当の自分」を隠すためのペルソナとしての眼鏡ではなく、過去の過ちを悔い改めて「新しい自分」となるための、言わば象徴としての眼鏡だったのです。そして、彼にその眼鏡を掛けさせる決意を促したのが、他でもない我聞。辻原の眼鏡は、自分を生まれ変わらせてくれた我聞への感謝と誓いを込めた眼鏡なのです。
彼が工具楽屋を辞職しようと決意した時に辞表と共に眼鏡を一緒に置いたのは、もう眼鏡がなくても自分は間違えることがないという、彼の決意の表れであったのです! 例え物理的に眼鏡を掛けていなくても、彼の心の中には常に我聞との誓いの眼鏡が掛けられていたのです! 心にはいつもダンディ眼鏡! だったのです!
しかしストーリー上の都合とはいえ、とても惜しい眼鏡キャラを我々は亡くしてしまいました。
彼には、「結界師」の修史さんや「絶対可憐チルドレン」の皆本たちと、サンデー最萌メガネ男子キャラの座をいつまでも争って欲しかったのになあ(まちがい)。
□
そして来週のサンデーは、永遠に一人で宇宙に取り残されることになったフェイスレスの恨み節が楽しみです。
サンデー随一の喪男である彼の言葉は、きっとサンデー読者の8割を占めるモテない者達のハートを暗黒色に震わせる呪詛の言葉を吐いてくれるはず!
2005/09/09
■「MAJOR」を読んで『君たちは小学生カップルか』と説教したくなったサンデー41号感想
- ちょっとだけ「GS美神」っぽかった今週のハヤテのごとく
- 鬱展開に入った今週のあいこら
- 墨村利守(結界師)
- イヤボーン薫(絶対可憐チルドレン)
- フェイスレスがいっぱい(からくりサーカス)
□
1. ちょっとだけ「GS美神」っぽかった今週のハヤテのごとく
ここは「GS美神極楽大作戦!!」で有名な椎名高志先生のファンサイトという名目ですので、ちょっとだけ往年の「GS美神」っぽい演出がなされていた今週の「ハヤテのごとく!」には触れない訳には参りません。
いやまあ、どの辺が「GS美神」っぽかったかと言えば、鉄パイプを指先で回してから殴りかかるヒナギクの一連のアクションが、神通棍を持った美神令子のソレに似てたなあ、というとこだけだったんですが。他はあまり似てません。
もしこれが「ハヤテ」ではなく「美神」だったら、悪霊を退散させるシチュエーションは「ハヤテがヒナギクの胸を掴んでしまい、それでヒナギクの『気』が増大した
」とかそういう横島忠夫的エロコメシチュエーションに持って行かなければならないのですが、しかし現代少年向けラブコメマンガにおいては男子はスマートかつストイックな存在でなければならないので、結局そういう描写は一切なく、理詰めでヒナギクを『悪霊を退散させた』と説得するという結末に。
というか、エロという観点では、むしろオモシロ半分な感覚でハヤテを誘惑していたヒナギクの方が、遙かににエロかった気がします。現代少年向けラブコメマンガでは、エロいのは男子ではなく女子の方なのです。時代は男子総受けなのです。
現代ラブコメマンガの世界では、もう横島忠夫は存在できないんだなと思いました(変な感想)。
あと今回のエピソードでは伊澄お嬢様が正真正銘のゴーストスィーパーであることが証明されましたが、それと相反してどんどん作品内で影が薄くなって行くのが気掛かりです。作者自身も「報われない」とか書いてますし。いいのかそれで。
「ハヤテ」世界における報われない女性キャラナンバーワンの座は西沢さんのものなのではないかと思っていたのですが、ここに来て俄然伊澄が追い上げてきました(影の薄さで)。このままでは、彼女は「ハヤテがコミックス3巻で打ち切られていたら最強のヒロインだったのに
」と後世に記憶されてしまう、まるで「北斗の拳」が10週打ち切りだったらケンシロウの最強のライバルでいられたシンみたいな存在になってしまいかねません。あやうし!(変な感想)
2. 鬱展開に入った今週のあいこら
先週のフェチ万歳っぷりが井上先生の本領であるならば、今週の鬱展開も、先生のもう一つの本領。フェチ賛美という光を描くためには、フェチという概念を悟ることができない「普通の人々」が、他とはちょっと違った要素を持つ者に対して向ける非寛容な冷たい視線がもたらす影も、また描かなければならないのだ! という感じで、魅惑の瞳を持って生まれて来たばかりに辛い目に遭ってしまった桜子の過去をキッチリと描いたエピソードだったと言えましょう。
変態主人公が惚れ込んでる「パーツ」は、やはり当の本人達にとってはコンプレックスになっていた模様。この障害を乗り越えて桜子の心を主人公が癒していく過程を描くことが「あいこら」というマンガの正真正銘の目的であると思われる以上、いよいよこの作品も本題に差し掛かってきたと見るべきでしょう。試運転段階を終え、いよいよ本領を発揮し始めた井上先生の紡ぎ出す、これからの展開に期待です。
正義の変態の熱い魂は、冷たく閉ざされたツンデレの心を攻略で
