お久しぶりです。
ようやくマンガの感想を書く心の余裕ができ始めたので、これまで溜まっていたサンデーの感想とかをぼちぼち書いていきたいと思います。
今回はサンデー25号の感想。「ハヤテのごとく!」で眼鏡っ娘のサキさんがツインテールにされて涙目になってた号です。
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この号で個人的に最萌えだったキャラは、「ハヤテ」のツインテサキでも、「我門」の袴國生さんでも、「MAJOR」の松尾でもなく、「犬夜叉」の琥珀でした。
琥珀ヤバい。マジヤバい。
私はかねてから、「犬夜叉」における最萌えカップルは桔梗×琥珀である! と主張して来たのですが、その私から見ても、この号の「犬夜叉」のこのカップルのラブラブっぷりは異常。より具体的に言えば、桔梗の琥珀に対する入れ込みっぷりは異常。
作品内のヒエラルキー的には奈落と並んで最も上位にいる存在であるはずの桔梗ですら、珊瑚や神楽を籠絡し、年上キラーの名を欲しいままにしている(私の頭の中で)琥珀の魅力の前には、やっぱり太刀打ちできなかったみたいです。
桔梗は、「おまえの瞳には迷いも恐れもない
」という表現で琥珀の純粋で美しい瞳の魅力を讃え、その上で "相思相愛なのに結ばれない己の運命を嘆く恋人同士" の常套句である「もし違う形で出会っていたら…
」という慣用句を使い、本来あるべきだった(というか、桔梗が一方的にこうあって欲しいと望んでいる)二人の姿を思わず妄想してしまう始末です。もう完全に琥珀にメロメロです彼女。
まあ、かつて犬夜叉に目を付けたことからも判るように、元々桔梗は「年下のかわいい男の子」が大好きな傾向があるっぽいのですけど、にしても桔梗の琥珀に対するこの入れ込みっぷりは大したものだと思います。一度死してなおも年下に萌える桔梗の姿からは、最近の美少女わんさかコメディーに登場するような量産型美少女には決して醸し出すことができない、女の業みたいなものを感じてなりません。
さすがは永遠の名作「めぞん一刻」を描いた高橋留美子先生、執念深い女性キャラを描かせたら天下無双の実力を発揮しますよね!
勿論、本当に凄いのは、桔梗にそこまでさせてしまう(というか、読者に「桔梗が琥珀に同情して入れ込んでしまうのも仕方がない」と納得させるだけの魅力を持つ)琥珀の存在そのものにあるんですけどね。琥珀にはきっと、年上の女性が思わず彼を連れ回したくなる何かが潜んでいるに違いありません。
「けなげ」・「はかなげ」・「いたいけ」という、守ってあげたくなる美少年三要素を兼ね備えている琥珀には、相方の女性キャラの母性的な性質を引き出す力があるのでしょう。
実際、彼の側にいてどうにかならない女性キャラは、「犬夜叉」界ではおそらくりんだけなんじゃないかと思われますがどうか。いやまあ、りんはりんで、年上の男性が思わず彼女を連れ回したくなる何かが(以下略)。
久しぶりに書いたマンガ感想がこんなのでいいのでしょうか。
むしろ助成よりチビッ子からの援助ハガキ。
藤田先生はニャンニャン波に泣くんだろうな。眼鏡が光ってもアンケートで負ける、絶対に。
椎名先生も王子様を描いたのにな…カッコ悪いし。
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