椎名先生は「ナウシカは肌色のタイツを履いてるよ派」であることが判明!(挨拶)
今更ですが、先週のサンデー46号の感想です。
今回は、頭が大きくなって等身は下がったけどおっぱいの大きさはデフォルメされなかった朧さんが私服で登場。マメに掃除してる皆本を嫁に欲しがるような言動をする辺り(←深読み)は思わずグッと来る訳ですが、しかしそんな彼女からは、連載開始時における「年齢不詳
」「片眼を前髪で隠し、何か秘密がありそうと思わせる演出
」がなされていた当時の姿からは随分遠いキャラになってしまった感があるのもまた事実です。
コミックス1巻の段階では「普通の人々」と通じているようなところを臭わせる描写もあったりしてミステリアスな雰囲気を漂わせていた彼女でしたが、連載内におけるバベルの『敵』が「普通の人々」から「パンドラ」にシフトすることで序盤の彼女の行動がストーリー的にあまり意味を持たなくなったり、不二子管理官の登場で「皆本よりも年齢や階級が上のムチムチボディな女性」という立場を奪われてしまったりと、徐々にキャラクターとしての立ち位置がおぼろ気になって来てしまっているのは間違いないと思われます。朧だけに(余計)。
すっかり薫のセクハラ対象キャラとなっちゃった今回のエピソードの彼女を見ていると、何というかこう、朧さんって「一番湯のカナタ」におけるユウリみたいなキャラになりつつあるんじゃないか、という気がしてなりません。
せめて『皆本が朧に憧れている』という没バージョンの設定が残っていたら、まだ「ハヤテのごとく!」におけるマリアさんみたいなポジションになれたのかも知れませんが、それはもはや存在し得ない選択肢です。とりあえず、マセた子供やおかしな上司に悩まされながらも、皆本にアドバイスをすることができる大人の女性の立場を獲得できるようにがんばって下さい。秘書萌え属性を持つやっかいな読者にとって、朧さんは「ハルノクニ」の麗第一秘書官と並ぶ萌えキャラですからね!
あとちょっと気になったのですが、朧に触れられた桃太郎が過去の実験動物時代の虐待を思い出してしまったのは、朧がノーマルな人物だからなのか、それとも触れたのが朧だからなのか、どっちなのでしょうか。
その他留意するべき点:
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