とりあえず、「美鳥の日々」のアニメ第一話は期待通りの面白さでした。原作の面白さを活かす方向にアレンジが加えられており、感触は極めて良好。今後への期待がムクムク湧いてきます。
このアニメのためにハイブリッドレコーダーを買った甲斐がありましたよ! アニメ版の制作に関わってる皆様、本当にありがとう!
DVDが出たら、勿論購入して行く所存です!(二重投資)
それでマンガの方ですが、栞やカマキリ夫人に引き続き、いよいよルーシィまでもが表舞台から退場しかねない事態に。キャラとしてはとても魅力的なのにも関わらず、いま一つ活躍の場を与えられず「にぎやかし」的なポジションから抜け出せなかった彼女ですが、最後に一花咲かせることはできるのか?(最後?)
というか、今週の最後のコマのセイジを見つめるルーシィの目は本気で怖いです。あれはもはや恋する乙女の目ではなく、むしろ暗殺者の目に近いです。己の感情を押し殺して任務を遂行しようとする、その筋のプロの目です。何が彼女をそこまで追いつめたのか!
これは間違いなく、次回は血を見ますよ! ラブオアダイ! オアダイ!
ホントこのマンガは異常だなぁ!
そこがいいんだけどな!(末期)
理不尽な敵キャラ出たーー(゚∀゚)ーー !
「DAN DOH!!」名物・如何にも性根が歪んでいそうな悪のオヤジキャラが、早くも登場してしまいました!
ダンドーの前に立ちはだかるのは、いつだって悪辣で根性が曲がったオヤジキャラ!
そのオヤジに全身全霊をもって立ち向かい、全身がズタボロになるまで戦うダンドー!
極限状態のダンドーから立ち昇るカタルシスウェーブが、オヤジのハートを直撃よ!
やっぱりこのマンガは、こうでなくてはいけませんよね!
問題は、新シリーズでもこんなコッテコテな展開を望んでいる読者が、世の中にどのくらいいるのかという点だったりするんですが(冷静に)。
先週辺りから、良守のキャラがちょっと凛々しくなったというか、強気の方向に変わって来てます。受けか攻めかで区別すれば「攻め」の方。例え相手がどんなに強大でも、時音や斑尾を守るためには絶対負けられないという気持ちが彼を強くした、と解釈するのが少年誌的には正しい姿勢だとは思うのですが、でもどっちかというと受けか攻めかという同人誌的な観点で解釈した方が遙かに面白いので、私の中では良守は極限状態になると攻めキャラに豹変する性格の持ち主ということにして行きたい。
これで後は、彼の攻め傾向を全身で受け止めることができる、「MISTERジパング」で言うところの信長に対する日吉みたいなキャラさえいればもう(以下略)。今後の楽しみがまた一つ増えました。
個人的には大きなお姉さん×いたいけな少年の組み合わせは相当ツボなのですが、世間的にはどうなんだろう。小学館じゃなくて松文館のコミックスだったら、そういう話が沢山ありそうなんですけど(結局エロかよ)。
あと、今回はなつめメインのお話なためか、今回のターゲットである会社社長のお姉さんが妙に情けなく描写されているのも良いです。初登場時から頬を染めてる辺り、この人最初からやる気満々な様子。これなら、「誘う目」なしでも籠絡できそう。まるでサラリーマン向けエロ劇画に出てきそうなキャラだと思った。
世の美人社長がみんなこんなんだったら、サラリーマン稼業も楽なのにな! がんばれ大将!
今週はレギュラー連載が三本も揃って休載したため、その穴埋めとして掲載されたっぽい読み切りマンガがコレなのですが、ぶっちゃけこれものすげえ面白くないですか? オレは最高に面白いと思います。
絵柄の雰囲気といい設定といいどっかしら抜けている(頭が)男の子や女の子のキャラといい、「癒やし系」と言えばそうなるんだけどでもこれ絶対癒やしじゃねぇだろう! と突っ込みたくなるような不条理感がたまりません。一見すると単なるほのぼのマンガのように見えますけど、実は作者の絶妙なバランス感覚によってギリギリのところで「ほのぼの」が成立している、かなりハイブロウなギャグマンガなんじゃないかと思いました。このセンスは誉めてやらないといけません。
なんか、久しぶりにサンデーで世間に通用する現代オタク的なセンスを持った新人作家を見た感じがします。
作者の河北タケシ氏の今後の成長が楽しみ。
格好良かったのでメモ。
咄嗟の時に足払いを繰り出せる女性と結婚したい。(末期)
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