2004/04/08

■アニメのダンドーで萌えてみる(がんばりました)

「テレビの前のみんなー! 『ダンドー』がはじまるたーい!
 『ダンドー』を見るときは、部屋を明るくしてTVから離れて見るばいねー!」
(「カレイドスター」っぽく)

 そんな感じで始まった(ウソ)アニメ版「DAN DOH!!」ですが、第一話でいきなりコミックス1巻分以上のエピソードを消化するという猛ダッシュを見せ、原作ファンの視聴者達をビビらせることに成功した模様。
 先月まで放送されていた「マリア様がみてる」も原作の消化スピードの速さで話題になってましたが、「DAN DOH!!」はそれどころじゃないです。ダンドーと比べれば、マリア様ですらプリーツを乱しつつカラーを翻らせて裸足で逃げ出すに違いないくらいの猛スピードでごきげんよう。さすがダンドーはやることが違う!(意味不明)

 というか、まさか第一話でいきなり新庄先生がダンドー達をトーナメントに放り込む展開になるとは思いませんでした。
 特に、ダンドー達三人の固い友情と情熱の強さを新庄(および読者)に対して強烈にアピールする効果をもたらした、コミックス1巻の「毎日素振り500回地獄」のエピソードがバッサリ削られているため、本来原作が持っていた良い意味での「泥臭さ」や「暑苦しさ」に欠ける展開になっちゃったのが残念。
 あと、特訓シーンのカットに伴い、せっかくの優香の入浴シーンまでカットされちゃったのも残念。わかってないね!(うるさいよ)

 作画の面でも第一話にしてはイマイチ微妙な感じで、個人的にはなんか不安になって来ました。
 個人的には、サンデーでわざわざ一度終わった作品を蘇らせるだけの苦労に報いるアニメになって欲しいと願っているのですが。

 あとちょっと気になったのが、主人公のダンドーの髪の毛の色です。なんか妙に水色っぽくないですか彼。
 彼の髪の色と髪の形は昔どっかで見たことあるよなー、とか考えているうちに、思い出しました。
 おキヌちゃんです。

おキヌちゃん ダンドー
色と形が似ている気がしませんか

 アニメの世界における『水色髪』は、「セーラームーン」の水野亜美や「GS美神」のおキヌちゃんを始祖として90年代前半に登場した、キャラ萌え属性の一つです。髪の毛が水色のキャラには「清楚可憐、天然ボケ、ドジ」「つかみどころがなく純粋」「精神的にも外見的に幼い」といった如何にもな特徴が割り当てられることが多く、それ故にそういうのが大好きなアニメファン達は、みんな水色髪にハァハァして来たものです。
 ダンドーもおキヌちゃんに匹敵する『水色髪』の持ち主である以上、そういうキャラ属性を持ち合わせていると考えることはできないでしょうか。実際、ここで上げた特徴はほとんどダンドーにも当てはまりますし。

 まさか、アニメ版のダンドーはそういう売り方を? 原作の持ち味であった泥臭さや暑苦しさをあえて薄めたのは、ダンドーを新たな萌えキャラとしてアピールしようという狙いがあるのでしょうか!?
 萌えるキャラ属性を付加される宿命を背負って生まれた、アニメ版ダンドーの運命や如何に!

 結論:アニメ版のダンドーに萌えることも可能です

参考:別冊宝島421 空想美少女大百科
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