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最後のページで不覚にも笑ってしまったので、私の負けを認めます(負け?)。
今週はいつにも増して、最後のページのリアクションに持って行くまでの盛り上げ方が冴えていると感じました。
なんだこのかわいいパジャマの柄は! 似合いすぎる!
このマンガで一番カワイイのはやっぱりハヤテ君自身であることが、今回のエピソードで改めて証明されたと感じました。現代オタク向けラブコメマンガにおいて、男性主人公の顔を(イケメンではなく)女装が似合うカワイイ系美少年にするのはもはや基本中の基本ですが、その点コミックス1巻のキャラ紹介で作者から「ときどきヒロイン
」と書かれるハヤテは、その基本に実に忠実なキャラと申せましょう。さすが畑先生は判っていらっしゃる!(全肯定)
ハヤテ以外では、P.161の3コマ目のマリアさんがいい感じ。挑戦的な視線といい口元の微妙な笑みといい、デフォルメがキツめな絵柄なのにも関わらず、ちゃんと「マリア」というキャラに秘められた新たな一面を表現できていると思いました。
こんな細やかな絵を描けるだなんて、もしかして畑先生って実はすごい漫画家なんじゃないかと思ってしまいました。さすが畑先生は判っていらっしゃる!(失礼な全肯定)
色々な意味で個性的な天才キャラ達が集う「あおい坂」世界の中で、『丸描いてチョン』レベルの単純極まりないデザインを施され、その「凡人」っぷりが嫌がうえでも強調されている今井君(役職:キャプテン)。学年が一番上という、たったそれだけの理由で天才達が集うチームにおける名目上のキャプテンとなってしまったことに引け目を感じている彼に対し、色々と気を遣って立ち直らせようとする周囲の天才達の姿が印象的でした。超人と凡人が一緒にやってく大変さが早くも浮き彫りに。
今井君は今はこんなヘボい凡人キャラに過ぎませんが、いずれは「MAJOR」の小森君のように『超人に勝つためならどんなことも厭わない、ちょっとイヤな凡人キャラ
』に成長するといいですね!(まちがい)
後は、対戦相手の宝田君が、週を追う毎にどんどん性格が丸く(というか、カワイく)なって行くのが面白いです。主人公達の宿命のライバルである狛光爾とは違ったベクトルのライバルキャラとして、今後も活躍しそうなキャラっぽいですね。
田中モトユキ氏独特のカワイイ絵柄と巨乳監督の存在が目立つこのマンガですが、実はこのマンガが狙っている路線は、「テニスの王子様」とかと同じ美少年わんさかコメディー路線なのかも知れません(コメディー?)。
「50人程ブチポックル殺しました。
」のカワイイ文面が異様に怖ろしい絵本がいきなり登場した、今週の「道士郎でござる」。マンガの中に絵本が出てくるマンガとして個人的に一番最初に連想するのは「ちょびっツ」なのですが、この『ポックル星人』の場合はむしろ『供えガイ』がいきなり出てきた「神聖モテモテ王国」を彷彿とさせます(唐突さが)。
「道士郎」は、もはや連載末期の「モテモテ」並に何でもアリの領域に差し掛かって来た! と、改めて覚悟を決めさせて頂きました。このマンガの面白さは相変わらずハイブロウ過ぎます。
マンガの内容は相変わらず面白かったです。社会性皆無なバカ相手に倫理を説くことを諦めない健助殿萌え。あとは、明らかに倫理を説かれるバカの範疇に入ってる早乙女君も萌え。
「かってに改蔵」のリサーチによれば、サンデー読者の約8割はバレンタインデーにラーブラブとか何とかそういうモノとは一切無縁な生活を送っているそうなのですが、「いでじゅう!」は前回の予告通り、その8割の読者にとって未知の領域に突入してしまいました。もう後には戻れません。
もしかして、これからはこんな調子で林田君と森さんのこっ恥ずかしいモジモジカップルのラーブラブでハッピーなエブリディを、我々は毎週のように鑑賞することになるのでしょうか。毎回こんな調子では、サンデー読者の8割を占める非モテな人々の心が、「いでじゅう!!」によって毎週毎週甘く切なくやるせない想いで掻き乱されてしまいます! これは大変なことですよ!
ああ、なんかかつて「BOYS BE…」や「サラダデイズ」が全盛だった頃、マンガの異様な雰囲気にヤられないために心の中でファイティングポーズを取りながら必死になって青春ラブストーリーを読んでいた、あの頃の感覚が甦って来ましたよ! 今の「いでじゅう!」は心の格闘マンガだ!
サンデー読者の8割の範疇に入るみんな、負けるな! 戦え!(むなしい)
今週は諸般の事情でサンデー読むのがいつもよりも遅れたのですが、サンデー読む前に何気なく「ヤマカム」さんとこを読んでいたら、「KATSU終了」の記事が載っていて本気でビックリしました。後で誌面を確認してみたら、本当に終わっててまたビックリ。
「KATSU!」に関しては連載が終わるような兆候が私には全く感じられなかったので、このマンガが今週終わるだなんて想像もしていませんでした。あだち先生にしてやられた心境です。さすが大ベテラン作家は違う!(何が)
というか、今は「H2」のドラマをやってる真っ最中なのに、何故このタイミングで終わっちゃうの? というのが正直なところ。毎週コンスタントに楽しめていたマンガなだけに、ここで終わってしまうのはちょっと残念です。
あだち先生の次回作はやっぱりサンデーでしょうか? それともビッグコミック?
自分もサンデー読者なのでいつも楽しく読まさせてもらってます。あんまり毎週更新してるサンデーの感想ってないので…。
KATSUは自分はあんまし話の筋を追ってなかったのですが、多分そろそろ最終回だろうな…とは思ってました。主人公がプロボクサーになってからの話はあんまり想像できなかったので、おそらく岬倒せばおしまいだろうな、と。とはいえ先週号で何の予告もなかったのにいきなり最終回、というのは正直驚きましたが。個人的にこの人はそろそろ青年誌をメインフィールドにしてもいいような気がします。
あと、「ハヤテのごとく!」1巻は売れに売れてるようですね。売り切れ店続出だとか。自分も今日本屋に行ってみたんですが置いてなかったですし。それが売り切れによるものなのか単に入荷してなかったのかはわかりませんが…。
コメントありがとうございます。
サンデー感想やってるブログは私も日々検索中です。
「KATSU」の連載終了が唐突に感じられたのは、お約束の「次回最終回!」とか「次回クライマックス!」とかの煽りが一切なかったことも大きかったように思えます。「そろそろ最終回」という感じはしていましたが、今回は「いきなり最終回」だったので意表を突かれた格好です。
活樹を籠絡させようと頑張る翔拳ジムの娘さんが好きでした。次回作はああいう女子を主役にして下さい(無理)。
メインフィールドを青年誌に、というのは同意です。
いやあの,単純に,めっちゃ久しぶりにサンデーのサイト見に行ったんですよ,[http://d.hatena.ne.jp/suikaf/20050422/p2:title]の記事書くために.ところが,そこで,あだち充先生が戻ってくる,みたいなことが書いてあって,「あれ?KATSU!は??」と思っていたら,調べたところ,どうも2月半ばに終わっていた模様.????? しかも,「KATSU!」に関しては連載が終わるような兆候が私には全く感じられなかったので、このマンガが今週終わるだなんて想像もしていませんでした。な ...
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