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琥珀といえば、実の姉である珊瑚を心底メロメロにし、イケメン男にしか興味がなかった神楽を少年萌えの世界に目覚めさせた実績を持つ、「犬夜叉」界における年上キラーとして名を馳せているキャラなのですが(自分の頭の中で)、いよいよその手を桔梗にまで伸ばして来ました。
彼から漂う、そこはかとない「つい守ってあげたくなるか弱さ感」「常に姉のことを思っている健気感」「見た目は純朴そうだけど実は相当なワル感」の魅力の前では、さすがの桔梗といえどもあがなえなかったのでしょうか。
犬夜叉に対して一途な想いを貫いている桔梗には、元々「やんちゃな少年萌え」要素があるものと推測されますが、果たして彼女までもが琥珀を通して新しい少年萌え要素に目覚めてしまうのか。年上の女性を常に虜にし続けてきた琥珀の魔性の美少年っぷりが、あの桔梗にも通用するのか? それとも、あの桔梗のことだから、逆に琥珀を自分にメロメロにした上で何かに利用することを企んでいるのか?
盛り上がってきましたね!(視点が相当間違っていることは承知しています)
その「ドリーミンなシナリオ」を実際にやらかしちゃった野球マンガが、同じ雑誌に掲載されているんですけどね! と思いました。
時音が良守の前でこんな表情をしたのは、もしかしたらゴキブリに驚いて良守にカレーをぶちまけた回以来なのではないのでしょうか。しっかり者のお姉さんがたまに失敗をやらかして「とほー」な表情をする様子は萌え要素だと思いました。
あと、「自分を守れなかった」と心底凹んでいる良守に対し、どう接していいのか判らずに焦って目が点になって困惑してる時音もステキです。良守は急いで成長しようと頑張るよりも、むしろもっと時音をそういう年下の男の子特有のセンチメンタリズムを丸出しにして困らせる方向で頑張って頂きたい(視点が相当間違っていることは承知しています)。
そして、裏会から追放されて正守と離ればなれになる事を恐れるあまり、半裸な格好で地面に這いつくばりながら、プライドをかなぐり捨てて「頭領にだけは…
」と懇願する限の姿は、きっとこのマンガにおける新しい形のエロスを表現しているに違いないと思いました(まちがい)。
幼女と一緒に山ごもり! なんですかこの驚愕展開は!
「主人公が力を得るために修行する」今回の展開そのものは少年マンガ的によくあるパターンなのですが、存在自体が色々な意味で少年マンガ的に間違っている幼女キャラがそれに同行することで、何か随分と斬新なイメージを受けてしまう気がするのですが、この辺どうでしょうか。子供に罵られながら成長するヒーロー。っていうか前代未聞?
幹人は「人知れず孤独死」することを恐れていましたが、でもこんな性格の悪い子供と一ヶ月も一緒にいたら、間違いなく発狂して死んでしまうに違いないと思います。大丈夫か幹人(の頭)。
「こわしや我聞」の辻原・優コンビは、個人的に「人を殺したことがある目を持つ眼鏡キャラコンビ」と命名しています。勝手に。
いやその、どう考えてもこの二人ヤバいじゃないですか! こいつら絶対、人には言えないようなヤバい過去持ってるに決まってるんですよ!(決めつけ)
今週の展開では、辻原は敵(グラサン眼鏡)から「メガネなどかけているから気付かなかった
」と言われてましたが、この台詞はつまり「辻原は過去は眼鏡をかけていなかったが、何らかの理由で自ら眼鏡をかけることを選択した」ことを意味します。彼の眼鏡は、過去の自分に対する封印なのです。それ故に、辻原が眼鏡を取った時には、何かが起こるはずです。
彼が眼鏡という仮面をかなぐり捨てて本気を出す局面が訪れるとしたら、それはこのマンガが重大な局面を迎えた時に他ならないと思われます。
一方、優さんの眼鏡は、いわゆるドジッ娘メガネですね。彼女の眼鏡は、知性的であり、常にユーモアを忘れず、かつワイルドな彼女の性格を端的に象徴する役割を果たしていますが、その一方でメガネっ娘が持つ「肝心なところでドジる」というズッコケ属性も忘れていません。彼女の眼鏡は良い眼鏡です。
とは言え、彼女も人には言えないようなヤバい過去を持っているに違いないので、もし眼鏡を外して普段は隠している真実の姿を表したとしたら、相当ヤバいことが起こりそうな気がしてなりません。辻原はおそらくいつか眼鏡を外す時が来るでしょうが、優さんの眼鏡は決して外させてはいけません。何だかそんな気がします。
私の妄想でしょうか?(妄想です)
今回、めでたく吾郎と清水が恋人同士になった訳ですが、吾郎は(というか、このマンガそのものが)後先考えずに思いつきで勝手にやらかしちゃうところが多々あるので、これから清水さんは大変だなあと思いました。
しかも、これだけヒロインらしい大立ち回りを演じたにも関わらず、ファンからは「このマンガのヒロインって寿也だよね?」とか言われてるに違いないんですよ(決めつけ)。がんばれ清水さん。
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