骨折復帰後の最初のエピソードで、テッドを完膚無きまでにボロボロにしている雷句先生は容赦が無くてステキです。
「メイドマニュアル」が出てくるコマの背景に描かれた、花園メイドのいかがわしさが白眉だと思いました。
それにしても、メイド喫茶+女装少年と二段階で時代に迎合しているにも関わらず、結果的に全く時代に迎合していないマンガになっているところは凄いです。流行に敏感なフリをしつつ、その流行そのものを否定して破壊しようとするロックな心意気を感じます。「兄ふん」はロックだ。
自分の中身が空っぽだからこそ「わがままな女に振り回される」という名の幸福な人生を送ることができたのだ、と人間だった頃に悟ることさえできていれば、白もああはならなかったのになあと思いました。
男と女の関係って難しいですよねー(知ったかのように)。
ケンとメアリーって、なんか中学校の英語の教科書に出てきそうな名前ですよね(挨拶)。
感想ですが、水を使って光学迷彩を作るだなんて、メアリーはただの巨乳じゃなかったんですね! と思いました。メアリーは薫と同じく純粋なサイコキノっぽい感じなので、「ウォーター・オプティカル・カムフラーシュ
」はサイコキノ能力だけで使うことが可能という事なのでしょうか。
あと、今回は女湯で太股を露出する皆本が熱すぎます。「MISTERジパング」で男性キャラの股チラ描写力を鍛えた成果を、こんなところで発揮。これがキャリアというものなのか。
チョコは葵のでいいです(控えめに)。
「あー大佐ァ、これって負けるパターンですよ?
」
「大佐ァ、更にヤな予感が…
」
ピンチになっても、まるで当事者意識が感じられない達観した態度をとり続けるハミルさんがステキなエピソードでした。最後のシーンではアル君を脅して「けなげな少年をいじめることで快感を得る」どうしようもなくダメな己の性癖を改めて特徴付けると共に、偽札の原版を燃やしてしまうというミスをわざわざすることで、「普段はしっかり者だけどイザとなるとドジっ娘になる」要素があることもアピール。「グランドライナー」の正ヒロインの座を盤石のものとした感があります。
その辺はともかく、メカと美少女が出てくる正統派冒険マンガは少年誌には絶対必要なのではないかと思いますので、正式連載化されたら嬉しいです。冒険にロマンを求める少年読者と、ハミルさんのようなサディストお姉さんフェチの大きなお友達の読者のため、これからもがんばってください吉田正紀先生。
「あいこら」に出てきた幽霊の小夜は「ネギま」の相坂さよのインスパイヤなのではないかという話題で世間が盛り上がってたみたいですが、それ以前に「GS美神」でおキヌちゃんが初めて出てきたエピソードをまず真っ先に思い出してしまった私は、いったいどうすればいいのでしょうか?(挨拶)
おキヌちゃん初登場の頃は「幽霊に欲情する」というネタだけでギャグが成立したものですが、それから15年経った今ではもう幽霊に欲情するのは当たり前で、欲情する理由が「幽霊少女のパーツにグッと来てしまった」であるのをギャグにしているところに、「あいこら」の時代性を感じます。
つまり、「美神」の頃は常識から外れた行為として読者の笑いを誘うための『結論』として用いられていた「幽霊に欲情」ネタが、「あいこら」では読者が普通に共感することができる『前提』になっているのです。これは即ち、現代マンガ読者の間では、既に幽霊に萌え萌えになってハァハァしても一向にモラルを問われないコンセンサスが形成されている、ということを意味します。
かつて「美神」が裾野を開拓したオカルトギャグは、年を経るに連れて徐々に時代に合わせて変化しながらも、着実に浸透していると言えましょう。
幽霊に欲情。それは受け継がれる絆。
私が思うに、杉本ペロ先生に必要なのは、嫁さんではなく家政婦さんだと思います。
ペロ先生は、嫁を捜す前に猫村さんを雇うべき。
ケンメリといえばスカイライン。
・・・こういう読者が多いから2ちゃんで「他の追随を許さない平均年齢の高さ」を誇ってしまう
スレになってしまうのだなぁ、・・・まあいいか。←いいのか?
「外人さん」は先の梵樹さんの指摘通りだったようですね。
あちらにレスしようとも思ったんですが、今さら読む人も少ないかな?と思い(ごめんなさい)
こちらにレスさせていただきます。私が浅はかでした。
そういえばおじゃまユーレイくんのように幽霊「が」欲情するマンガはあっても
幽霊「に」欲情するのはGSがパイオニアだったんですねぇ。
(・・・う~ん、これだから平均年齢が・・・)
おキヌちゃんは横島君からだけじゃなく、読者みんなからも欲(略
スレの平均年齢の高さの件ですが、美神が始まってから15年くらい経っているので仕方がないと思います。
みんな何だかんだ言いながらも付き合いが良いですよねー(自分のことを棚に上げながら)
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