やる気のない警官に熱く説教するハル君のシーンを読んだ時、「神聖モテモテ王国」に出てきた『ぼくらの夢を奪った大人を 地獄の業火で皆殺し ゴーレッツゴー 大人を殺せ ガッツじゃぜ それが若造の祈り
』というファー様の罪深いシャウトが脳内で流れました。
あらがう大人です。こんにちは(挨拶)。
ストーリーとしては、「この世界には僕らには知らされていない秘密が隠されていた!」という、割とスタンダードなジュヴナイルっぽい話みたいな感じ。「衝撃の反骨レボリューション
」というロックな宣伝文句から推測するに、秘密を知ってしまった主人公のギリ少年が、その秘密を隠匿しようとする権力者達と戦うといった展開になるんじゃないかと思います。第一話から女装が似合いそうな美少年のハル君をいきなり轢死させる展開を持ってきたところに、この作品に対する作者達の気合いの入り方を感じますね。
何にしろ、タイトルが「ハルノクニ」というからには、今後もハルが物語に大きな存在感を示すことは間違いなさそう。タイトルがセカイ系っぽいところも含め、今後のロックな展開に期待します。自由のためなら鬼となれ! 熱さばつぐんのサンダー若造ビームを大人に決めろ!(まちがい)
あと、バレると生命に関わりそうな秘密を知ってしまったけど、どうしても世間にこの秘密を知らしめていきたい! と思った時は、とりあえず Winny に流してみるのが良いかと思います。
意味もなく最初から最後までスプーンを舐め続けている、ピジョンのあざとさがヤバいです。絶対領域標準装備のゴスロリ衣装だけでも十分あざといのに、その上このあざとさ。素晴らしいですね。
彼女たちは鉱物世界からやって来た鉱物生命体なので、金属を舐めてるだけで幸せなのでしょうか。
違和感を感じる「WILD LIFE」受賞の言葉(猫は勘定にいれません)
こちらでも指摘されていますが、小学館漫画賞受賞時の藤崎先生のコメントでの冠氏への賛辞っぷりはやっぱりどこか異常な雰囲気があると思いました。
「ジャぱん」の橋口先生は、まだ冠氏とパートナーとしての関係を上手いこと築いているといったイメージがあるのですが、藤崎先生の場合は冠氏に本気で心酔しきってしまっているんじゃないか? と、なんか心配になってくるほどです。
「やり返しちゃおうか。ね!
」
黒右京キター!(AA略)
あと、伸之助がちゃんと活躍しているシーンを初めて見たような気がします。
教頭先生はやがて怒り心頭に発し、ドリルで他校の生徒を攻撃するようになると思います。
「僕は無力だな。約束一つ守れない
」
かつての加賀見に『あの人のことお願いね
』と頼まれたことを決して忘れず、その決着を己の手で付けようとした、松戸の深い愛を感じるエピソードでした。
このマンガのタイトルは「結界師」であって「松戸平介」ではないので、残念ながらここから更に松戸や加賀見の過去の物語が語られることはないっぽいのですが、彼らの過去の話は色々と妄想のしがいがあると思いました。松戸×白とか、加賀見の中に入っている悪魔×松戸とかの同人誌があったら読みたいです。
さらばだパンタローネ!
散り際の嘲笑、見事であった!(「覚悟のススメ」の散さまのように敬礼しながら)
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