2006/05/21

■愛について考えさせられることが多かったサンデー24号感想

ゴールデンエイジ

 「ボクはやっぱり…かもめ中サッカー部に入るよ!

 近江君がサッカー部であることを知ってこう言った時の唯君の目は、本来ならばハート型をしていたに違いありません。これは一応正統派少年サッカーマンガであることが建前の作品なので直接そういう描写はなかったのですが、私には判ります。唯君は本当に近江君が好きで好きでしょうがないことが誌面からダダ漏れになっているので、読んでいて目のやり場に困りますね! ね!
 あとサッカー部員の方では、一年生の雑魚部員キャラの中にモヒカンがいるのが熱いです。「モヒカン=雑魚」という世紀末救世主伝説型キャラクター描写は、21世紀になっても滅んではいなかった!

 部長がカッコいいと思った(フォロー)。

MAJOR

 最後のコマで、寿也が頬を赤らめているように見えるのは何故!
 一目惚れか! 一目惚れか寿也! 長い間生き別れになっていた実の妹に一目惚れなのか! それなんてエ(解釈が間違っているのは自分でも判っているので略)

結界師

 「結界師」のコミックス12巻は、『閃と良守のラブラブ逃避行が読める「結界師」コミックス12巻、絶賛発売中!』って宣伝打った方が売れると思いますよ!(挨拶)

 そんなアレで閃ちゃんにすっかりヒロインのお株を奪われていた時音ですけど、『主人公にビンタ→「心配かけてんじゃないわよ!」とボロボロ泣く→抱きしめる』という、気の強いお姉さん型ヒロインが熱血型主人公の少年に対して行うべき正統派行動コンボを極めることによって、自分がこのマンガの正ヒロインであることを高らかにアピールすることに成功。これもまた、彼女なりの良守に対する愛情表現なのでしょう。
 手で顔を覆って泣いている時、手の隙間から良守の顔をついチラッと見てしまう仕草が可愛いです。

 こんな二人のラブラブな絡みをニヤニヤしながら眺める正守のカットをわざわざ入れる辺りから推測するに、田辺イエロウ先生も今回の話を相当楽しんで描いていたんじゃないかな、と感じました。ですので、せっかくラブラブな話を描いているにも関わらず、その恥ずかしさに耐えきれずについ自分でツッコミを入れてしまう「ハヤテのごとく」の畑先生にも、この堂々とした態度は見習って欲しいですね。

ブリザードアクセル

 サンデー感想系ブロガーから「少女マンガみたいだ!」と絶賛された今週の『ブリザードアクセル』。「この世でオレに怪我させて構わないのは、六花だけなんだぜ?」「オレは六花にだったら何されたって構わない」とストレートな殺し文句を連発し、恋かスケートかの葛藤に悩んでふらついていた六花のハートをノックアウト。ここまで完膚無きまでにラブラブな展開をされると、逆に読んでいて清々しいです。
 あまりのこっ恥ずかしい展開に対し、「少女マンガみたいっていうか、今時少女マンガだってそんなこと言わないよ!」と突っ込まなければ心の平安を保てなかった読者も多いのではなかったのでしょうか。

 しかし、斯様なストーリーを立案し、躊躇なく堂々と作品の中に落とし込めるからこそのプロ。今回のエピソードで、私なんかは鈴木央先生の実力を改めて実感させられました。ですので、せっかくラブラブな話を描いているにも関わらず、その恥ずかしさに耐えきれずについ自分でツッコミを入れてしまう「ハヤテのごとく」の畑先生にも、この堂々とした態度は見習って欲しいですね(コピペ)。

犬夜叉

 「結界師」や「ブリアク」のようにストレートなラブラブ展開という訳ではないのですが、現在の「犬夜叉」もそういった方向でかなりの佳境に。
 かごめにとって桔梗は恋敵である以上に「因縁」という名前の縁で結ばれた相手であり、その存在を乗り越えることこそが彼女の宿命と言えますが、まさに今回のストーリーは、かごめが己に課せられた宿命を受け入れて乗り越えることが可能な人間なのかどうかが試されています。かごめには、怨恨や嫉妬といった負の感情の矛先である桔梗を救うことができるだけの度量があるのか否か?

 これって少年誌で扱うにはテーマ的にかなり重い内容だと思うんですけど、このテーマをどのような形で物語に落とし込んでどう決着を付けるつもりなのか、高橋留美子先生の手腕に期待です。こんなストーリーを少年誌で展開できるのは、まかり間違いなく高橋先生だけでしょう。ですので、せっかくラブラブな話を描いているにも関わらず、その恥ずかしさに絶えきれずについ自分でツッコミを入れてしまう「ハヤテのごとく」の畑先生にも、いつかこんな深くて重い作品を作れる時が来るといいなと思いました(一部コピペ)。

ハヤテのごとく

 ですので、せっかくラブラブな話を描いているにも関わらず、その恥ずかしさに絶えきれずについ自分でツッコミを入れてしまう「ハヤテのごとく」の畑先生にも(略)。
 いやその、セルフ突っ込みを入れないで堂々とラブコメ展開をやられちゃうと、そんなの畑先生のマンガじゃなくなるので、それはそれで困るんですけどね! やっぱり畑先生は、いつまでも畑先生のままでいて!

からくりサーカス

 相手を脅迫してまで自分に対して愛情を押しつけてくるディアマンティーナの姿を通して、自分の「愛」が如何に醜いモノであったかをフェイスレスが自覚する回でした。
 まさかこんな形でディアマンティーナを使ってくるとは予想外でしたが、でもフェイスレスが自分の過ちを認めるストーリーを描くとしたら、この形以外はあり得なかったのではないかと思います。綿密なストーリー構成に感心させられました。

 最後くらいはちゃんとマトモな感想を書いてみたがどうか。

※絶チルの感想は後で時間作って書きたいです

Posted at 00:18 | WriteBacks (4) in マンガ::週刊少年サンデー
WriteBacks

さらに閃

時音に"強暴女"と攻めたてた閃君は?
良守君の身を案じた閃君は?

Posted by まぁまぁ at 2006/05/22 (Mon) 00:19:43

[マンガ]ジャンプ/マガジン/サンデー 2006 24号

7人の女弁護士で釈由美子が被告を指差す度に、私の脳内ではセリフが全て「お逝きなさい」に変換されてしまいます。ビバ脳内ワールド! このドラマは釈由美子ばっかり活躍してますね。って調べてみたら主役じゃん。てっきり「7人」が変わりばんこに活躍するのかとばかり…。

Posted by 坊やがゆく at 2006/05/22 (Mon) 02:49:55

リンク切れ

椎名百貨店のリンク集のC-WWWのリンクが切れています。

Posted by コピーキャット at 2006/05/23 (Tue) 20:04:56

>まぁまぁさん
閃は典型的な「好きな男の子の幼なじみに嫉妬してる、気の強いクラスの女子」みたいでしたね。かわいいなあ(ダメ)。
今度は良守と仲良く会話してる百合奈に嫉妬して欲しいです。

>コピーキャットさん
あー、本当ですね。これはちょっとこちらでは対処できないパターンです。
ファンレター出すついでにリンクの張り替えをお願いしよう(笑)。

Posted by Fukazawa at 2006/05/27 (Sat) 16:36:37
TrackBack ping me at
http://whatsnew.c-www.net/comic/sunday/0624.trackback
Post a comment

writeback message: このサイトのコメント受付は終了しました。

powered by blosxom  track feed