「ちゃんと勝つための準備はしてあるんだよ!
」
前日には勝つためにミーティングをキチンとやり、試合当日は律儀に朝5時半にユニフォームに着替えてグラウンドに集合する不良なんて、例えマンガの中でもそうそう拝めませんよ! みんな本当は素直でいい子!
あと、ヒロインであるにも関わらず前回は全く出番がなく、早くもその存在価値が危ぶまれていた小波ちゃんですが、今回は近江君にスカートをめくられそうになるという形で、ヒロインとしての仕事をキッチリ果たしてました。今後も彼女はこういう立場になるんじゃないかと思われます。良かったね小波ちゃん。
「ネコなび」が一向に猫マンガにならないのに業を煮やした畑先生が、ついにヒナギクを主人公にした猫育成マンガを作る気になっちゃったという超展開に!(まちがい)
今回のストーリーは、サンデー超増刊に掲載された西沢×ヒナギクのカップリングの形成過程を描いたものになりました。
ただヒナギクさん、口では「私はあなたを応援するわ
」とか言ってますけど、実際にはハヤテにメロメロになりつつあることは明白であり、いずれ「本当は彼のことが好きなのに、もうアタシったらバカ! バカバカ!」ってアンビバレンツな葛藤状態に陥ることはもはや必至の有様。
という訳で、これからの「ハヤテのごとく」という作品は、西沢さんを応援することで間接的に自分の欲求を満たそうとするヒナギクさんが内心では悶々とし続ける様を描きつつ、ネコちゃんを育成するマンガになりそうです。あの子猫に「ハヤテ」って名前を付けたりしてな! それをナギに知られて慌てたりしてな! 楽しみだなあ!(妄想)
「本当の妖逆門はこれからだ!
」
打ち切り格闘マンガの定番フレーズをナチュラルに使いこなして第一部完的な展開に繋げる田村光久先生のセンスは、なかなか侮れないものがあるなと思いました。
また、主人公に明確な「戦って勝つ理由」を与えたのも印象的。これまでは典型的な「バトルするためだけに用意された世界でゲームみたいなバトルをする」系の子供向けバトルマンガ路線に徹するつもりなのかな、と思っていたんですけど、これからの展開次第では、マンガとして大きく化けるかも知れません。
あと『妖逆門』のカードゲーム紹介ページに載っている『妖スポット探検』のコーナーが個人的にちょっと好きなので、できればあのコーナーの拡充をお願いしたい所存です。大昔の少年誌って、こんな感じのうさんくさいオカルト記事が堂々とグラビアページを飾っていたりしたんですよね。なんか懐かしいです(懐かしい?)。
機動隊を難なく蹴散らした未来の世界の猫型ロボット兵器をいとも簡単に手玉に取るコーさんが、最高に格好良すぎます。ホントに何者なのですか彼は。
「ハルノクニ」というマンガは、基本的には「ハル」を巡るギリと日本政府首脳部の衝突を描いたサスペンスドラマという触れ込みなのですが、私個人としては、うどんのドンブリを横から鷲掴みしたり、警官隊相手に鉄山靠を軽々と極めたりするコーさんの存在の方が、遙かにサスペンスです。「ハル」の中に秘められた謎はいつか作品の中で明らかになる日が来るとは思うのですが、はたしてコーさんの謎が解ける日はやって来るのか。そんなことに拘っているイヤな読者として、これからも「ハルノクニ」を楽しんで読んでいきたい。
最初に読んだ時は「ハチベエの父は、『あいこら』らしからぬマトモなお父さんだなあ」と思ったんですけど、でもあのハチベエの父のことだから彼が強度のパーツフェチであったことは間違いなく、また「キモチ悪いくらい仲良かったんだ
」というハチベエの台詞から推測するに、ハチベエ父はハチベエ母のパーツのどれかにメロメロだったのではないかと想像できます。故に、息子に対しても「パーツフェチになれ! そしてそのパーツにピッタリな最高の女を見つけるんだ!」みたいな教育を施したことは想像に難くありません。そう考えると、やっぱちょっとダメな父なのかなと思います。
今回の話の中で出てきた「最高の女
」とは、自分のフェチ願望にピッタリ来る女性のことを指すんですよね。きっと。
でも、そんなハチベエの言動の本当の意味を知らず、「最高の女」というフレーズから連想される真っ当な意味だけを捉えて頬を赤らめてしまう桜子。久しぶりに、このマンガの基本的なギャグパターンを見たような気がします。
例え誤解から生まれて誤解によって育まれた恋であっても、それでお互いが幸せになれるんだったら、それはそれでいいんじゃないんでしょうか?(哲学)
吹雪はブリーフ派!(感想)
お互いの体をアザだらけにする程の痛みを乗り越えて、パートナーとしての関係を育んできた吹雪と六花。さすがにここまで演出されると、今回の勝負はもう負ける気がしませんね。説得力を持たせる演出の仕方が上手いなあ。
そして、もし今後この二人が恋愛関係に発展した場合、今回の特訓の体験が脳裏に刷り込まれちゃって、ンもう痛くしないと気が済まないの! とか、そういうのに目覚めてしまったらどうしよう! とウッカリ思いついてしまったんですけど、でも私ももう大人なので、それは心の中にしまっておきたい(←大人になれ)。
「からくりサーカス」がどのくらい長期に渡って連載されていたかをこのサイト的に表現すると、「GS美神」のアシュタロス編で一度死んだベスパが復活した話が掲載された頃、「からくりサーカス」では腕だけ残して死んだと思われていた鳴海が実は生きていた話が掲載されたんですよ。判ります?(微妙)
そんな感じで「からくりサーカス」が連載終了。史上最強最大最悪の喪男にしてダメ人間だったフェイスレスも、最後は今までの自分を悔悛して勝を助けたことで、一応救われたみたいです。最後まで悪役にすら徹することができない辺り、やっぱり彼は何をやってもダメなダメ人間だったんだなと思ってしまった次第。
でも、私はフェイスレスのおかげで、この作品をより深く楽しむことができたと思います。さようならフェイスレス。楽しかったよ!(ホントです)
奴には最後まで世界への呪詛を撒き散らしながら、醜く散って行って欲しかったのに!そんなにあっさり改心しちゃうんなら、何のためにパンタローネ様は犠牲になったのやら!(←怒りどころが間違ってます)
〉一度死んだペスパが復活した話が
「ベ」スパですがな、アニキ!
そう言えば、その頃からの連載でしたか『からくり~』は。。。
作者9年前ってそういうコトなのですねぇ……。
文字表示小~最小なら誤魔化しが効きます、少佐!
今更ですが、「からくりサーカス」最終回でミンシアさんのフォローが全くなされていないことに気が付きました。
鳴海にフられた彼女のその後の行方を知るものは誰もいない!
>井汲さん
ご指摘ありがとうございます。修正しました。
パンタローネ様については、最後に出てきて勝に助けられた少年に生まれ変わったという設定で凌いで下さい(無茶)。
>ナナキさん
逆に言えば、「極楽大作戦」が終わってからもうそれくらい経つってことでもあるんですよね。
お互い歳をとったものです(お互い?)。
> 「GS美神」のアシュタロス編で一度死んだベスパが復活した話が掲載された頃、「からくりサーカス」では腕だけ残して死んだと思われていた鳴海が実は生きていた話が掲載されたんですよ。
「知ってるか? 今週生き返ったんだよ」
というフリに対して、
「鳴海が」と反応する人と「ベスパが」と反応する人の2種類がいて、その比較を楽しんだものでした。
(しみじみ)
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