2006/06/25

■「重大ニュース」「特大スクープ」と書いて「アニメ化」と読みます(サンデー29号感想)

金色のガッシュ

 かつてモモン最強説を唱えた私の溜飲が、もうガッツンガッツンと下がりまくるエピソードでした。
 空間と時間を支配できる能力を持つモモンが術を正しく使うことさえできれば、もはや彼に敵など存在しないも同然なのです。それに、一度敵に掴まったら最期(非力なので)っていうギリギリ感も熱い! 今、モモンが熱い!

 なので、「いきなり饒舌になったモモンには拭いがたい違和感が!」とか、そういう無粋なことは言いっこなしの方向で!(言ってます)

RANGEMAN

 サンデーの感想を書いてるブログを読んでいると、何というかこう「このマンガの本当の展開が始まるのが先か! それとも、冴えない主人公の痛々しい姿を延々と見せられ続けることに読者が根を上げるのが先か!」みたいな雰囲気になって来ているみたいですよこのマンガ!
 おそらく急展開を見せるであろう次回のセンターカラーで、どれくらい読者アンケートを集められるのかが勝負ですよ! サンデー読者のリテラシーを試されるマンガ! それが「RANGEMAN」! 待て次号!

クロスゲーム

 「クロスゲーム」第二部とは即ち、ツン要素高比率型ツンデレ少女であるところの青葉が徐々に光にデレデレしていく過程を描くものであると定義できますが、この二人の関係の変化をもの凄く地味な形で堅実に積み上げて来ているなあ、という感想です。

 普段はその積み上がり方があまりにゆっくりなためになかなか気付けないのですが、今回みたいなエピソードがあると、青葉の光に対するツンデレ比率が最初に比べて変化して来ているのが(地味な形で)実感できます。
 「クロスゲーム」とはそういう堅実な進展をじっくり読み込んで行くタイプのマンガなので、このサイトのように「ネタにしやすい話があった時だけネタにして喜ぶ」ネタ優先型の感想サイトでは取り上げにくいんですよ。すみません(←誰に謝っているの?)。

ハヤテのごとく

 まったくハヤテ君にしろワタル君にしろ、このマンガに出てくる少年キャラは年上の女性キャラからモテてモテてモテやがりますね! 特にワタル君なんか、メイドとシスターという、清楚かつ神聖なイメージが定着している二大職業な年上女性からモテやがっているのがスゴイ! こんなにモテる上に年上女性に自分からチューしちゃう度胸まで持ち合わせている美少年が、読者の8割が非モテ層である週刊少年サンデーなんて雑誌に存在していていいのか! いいと思っているのか! この神聖モテモテ野郎! 何て羨ましい!(罵倒?)

 あと、畑先生は一度登場させたキャラクターを見捨てることなく何度も登場機会を与えることでも徐々に有名になりつつありますが、まさかパイロット版「ハヤテ」に登場したときメモファンド誘拐犯コンビを出して来るとは思いませんでした。畑先生のキャラクターに対する愛情は菩薩の如きであります。サイン会お疲れさまでした

最強! 都立あおい坂高校野球部

 「ぶつける価値なんてないけどね

 黒右京さまー!(目がハート)
 「絶チル」の紫穂も、成長するとこんな子に育つんでしょうか。
 右京や紫穂の人気の高さを考えると、腹黒キャラがサンデーを闊歩する日は近いと思いました。

あいこら

 先週のサンデーは旅行中に飛行機の中で読んだのですが、「あいこら」を読んでる最中は飛行機が揺れて仕方ありませんでした。天が怒っておられる!(「あいこら」のフェチっぷりに) パンストフェチはそれだけ罪深いということなのか! と納得してしまいましたよ。

 そんな罪深いマンガを先週描いたばかりなのに、今週の「あいこら」と来たらアンタまるでマトモなラブコメマンガみたいじゃないですか。自分の気持ちに素直になれなくて悩む桜子の姿がカワイイです。弓雁の月野ブロックやあやめのベリーダンスも普通にギャグの範疇に収まってますし。なんですかこの落差。
 井上先生の中には、フェチ担当の井上F(フェチ)和郎と、ラブコメ担当の井上和郎A(愛が止まらない!)が存在していて、交互に「あいこら」を描いているとでも言うのでしょうか。おそるべし井上和郎。

結界師

 「結界師」がアニメ化! マジっスか!
 また、次号付録の「結界師銀はがし」ですが、誰のどんなところに貼り付けられた銀を剥がすことになるのか、大変に気になります。

Posted at 15:52 | WriteBacks (0) in マンガ::週刊少年サンデー
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