DVD収録時には時系列順の方が良いと思います(挨拶)。
今回のエピソードの物語としてのポイントは、伊澄が「生徒会長さんは(武器を持つことによる感情の高ぶりも)完璧にコントロールできてたので大丈夫でしょう
」とか言ってるその裏で、ヒナギクが感情を昂ぶらせてあられもない事を次々とハヤテに対してやらかしてしまっているところにあると思うのですが、まあとにかく今回はヒナギクさんの大活躍のおかげで最初から最後まで面白かったですね。合い言葉はBeeとか(そこかよ)。
利発な操ちゃんが大活躍。サンデーにおける絶対可憐チルドレンの座を奪いかねない勢いで猛烈にカワイイですよこの子。さすがアニメになるマンガは勢いが違いますね! こんなエピソードを読まされちゃったら、いったいこれからどうしたら!(おちつけ)
そして、そんな彼女に対して大人げなさを遺憾なく発揮している箱男も熱いです。っていうか、「箱男」と書くとなんか江戸川乱歩の猟奇小説の登場人物みたいだ。猟奇男対ゴスロリ少女。
触手に襲われて「にゃー」とか言ってる閃ちゃんは萌え対象です。
ここのところの展開は、登場人物達の心理を淡々と表現するあだち充作品の魅力が遺憾なく発揮されていると思います。
何というかこう、勝負は戦う前から既に決している! みたいな雰囲気が熱いです。
『俺の蛇のハラと同じ味さ! なめてみろよ!
』
蛇少年エブラがいきなりダレンにエロいアプローチを!
舌をペロペロ出してダレンを挑発! エブラ君ってば、なんて積極的なんだ!(こういう読み取り方は自分でもどうかと思った)
この世界のあまねく兵器が全部ネコ型だったら、きっと世界はもっと平和になれるのになあと思いました。
最大最後最強の敵との最終決戦を前に、続々と仲間達が主人公の元に集結! という少年漫画的には最高に熱い展開なはずなのですが、誌面から仄かに感じられるこの微妙な頭のおかしさは、一体どこからやって来るのでしょうか。
「ジャぱん」連載開始最初の構造段階では、霧崎氏と東の決着方法は間違いなくこんな形ではなかったはずであり、今回の話を読んでいるとつくづく「ジャぱん」というマンガが如何に数奇な運命を辿ってしまった作品であったのかを、改めて思い知らされた気がします。即ち、現在の主観漫画誌の中で、最も連載マンガの深淵に近い位置にある作品。それが「ジャぱん」と言えましょう。
「ジャぱん」を読む者は、その過程で自らがヒューパンと化さぬよう心せよ。おまえが長く「ジャぱん」を覗くならば、「ジャぱん」もまた等しくおまえを見返すのだ。――と、ニーチェも「善悪の彼岸」の中で言ってました(言ってません)。
アイビスが死ぬ間際にユウキのことを!
そんなに彼のことを愛していたのか!(まちがい)
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