2007/04/07

■新「ゲゲゲの鬼太郎」はまるでコナン君みたいだと思ったサンデー17号感想

※一週間遅れましたが、書きかけていたのでせっかくだから上げておきます

ハヤテのごとく!

 アニメ第一話観ました。スポンサーにコナミの名前があったのを確認した時、奇跡ってこの世に本当にあるんだと思いました。
 「ときメモファンド」でコナミからケチをつけられたあの頃から幾星霜、今ではそのコナミにまでスポンサードする価値がある作品と認められるまでに商業的な成功を収めた「ハヤテのごとく」。かつて「美鳥の日々」や「かってに改蔵」を失って窮地に立っていたサンデーを救い、今ではサンデーを代表するマンガとなった「ハヤテのごとく」。この作品の快進撃を押しとどめるものは、もう何もありません。今の畑先生も明らかにテンション高いというかいい意味で調子に乗っているのは、バックステージを読めばよく判ります。畑先生には、この調子でこれからも頑張って欲しいですね。

 あとアニメの第一話ですが、この頃はマリアさんがいい意味で輝いていたんだなあと思いました。マンガの方では17号のカラーページを観れば判るようにすっかりヨゴレ役が板に付いた感がある彼女ですが、アニメの方でもこれからマリアさんがどんどんヨゴレ役に転落していく様子を楽しみにしていきたいと思います。

結界師

 ナイスチョビ髭オヤジだった無道さんが若返って大暴れの巻。帽子を脱いで自己紹介する時の「じゃーん!」がチャームポイントです。ヤングになっても独特のキモかわいさが失われないところは、さすが人外となった人はスゴイですね(まちがい)。無道さんの目的はこの調子でどんどん若返り、「赤ん坊よりさらに戻って全てを一からやり直したい」とのことですので、少年バージョンやショタっ子バージョンの更にキモかわいい無道さんも拝めるやも知れません。楽しみです
 人間生きていれば「人生やりなおし機」が欲しいと思うことはよくあることですけど、無道さんが過去に戻りたいと思う理由も案外個人的なことなのかも知れません。その辺の動機の描写が今後の焦点でしょうか。

金色のガッシュ

 クリア・ノート対アシュロン戦開始。なんかこれまでの戦いとは文字通りレベルが違います。ゼオンを倒してもう後はブラゴとの決着だけだ! とか思っていたのもつかの間、これまでの彼らの努力を台無しにするくらいの強さです。「世界樹の迷宮」で言えば、第一階層のボスを倒して「俺達強いじゃん!」と思って第二階層に行ったら、いきなり毒を吐くモンスターに遭遇してヒドイ目に遭っちゃった! 強さのレベルが違うよ! くらい違うのではないかと思いました(判りません)。
 あとは、とりあえずブラゴとシェリーが生き残っていたので安心しました。この二人には、何としてもこの屈辱を力に変えてクリア・ノートを倒すパワーを手に入れて欲しいんですけど、でもなんかここまで来るとさすがにブラゴでもどうにもできない気がします。あそこで消えていた方が幸せだったのにネ!(ひどい)

あいこら

 「もはや犯罪スレスレのアイテムだな…
 全国80万のサンデー読者が一斉に「それは犯罪だ」と突っ込んだに違いありません。変態の言動でみんなの心を繋げることができる、それが「あいこら」というマンガの魅力なのです。

 あと、あのハチベエが「クリスマスに彼女とヤリたい」みたいな、人並みなことを言うとは思いませんでした。彼にも普通の男子みたいな性欲はあるんだ。てっきり彼のフェチは性欲をも超越しているものだとばっかり。よかったなあ(なにこの感想)。

メルオメガ

 「恋は極力秘めるもの」と申したのは「覚悟のススメ」の葉隠覚悟ですが、「メルオメガ」のカイはもうなんか秘めるどころか事ある毎に臆することなくゲルダゲルダ言いまくっており、「もう誰も死なせない!」と叫びながら自ら敵の怪物の口に飛び込む熱血っぷりを発揮する有様です。姿形などどうなろうと関係なし! 俺の肉体は必勝の手段! なカイの覚悟そのものは大したものであり、常人なら8度死ぬ苦痛、よくぞこらえた! それでこそカイ! と褒め称えたいところなんですけど、でも結局今回はクーゲルの心変わりと、人類を超越した力を持つエッチな格好をした人魚の介入によって助けられた訳であり、まだ戦士としては色々な意味で未熟であるということを証明してしまった形になりました。敵を憎んではならぬ! 憎むべきは敵を恐れる自分の心! 滅殺せよ! 心を濁らせる愛憎怨怒! なのであります!

 いやまあ、それができたら熱血少年マンガの主人公にはなれないんですけどね! たとえ零式防衛術でも、ゲルダは殺せない!(なにこの感想)。

読み切り:ネイキッドモンキー柚希

 このマンガを読んだ三十代以上の旧パソコンオタクの男性達が、こぞって「ワシらが若かった頃には、『バトルスキンパニック』という脱げば脱ぐ程強くなる女の子が主人公のゲームがあってのう」と昔話をしているのが面白かったです(当然私含む)。裸身活殺拳は永遠に不滅。

 このマンガの作者の為永ゆう氏は、以前超増刊で女の子が恥ずかしい格好でプロレスするマンガを描いていた記憶がありますが、この「ネイキッドモンキー柚希」でもやっぱりそういうマンガが描きたくて仕方がない人なんだな、というのが今回の感想です。ポンポン脱いでいる割にはエロさよりも爽やかさの方が妙に強いのは、この人の絵柄の強みなのではないかと思います。
 もし続きを描くのであれば、『バトルスキンパニック』みたいに同じ裸拳の使い手のライバルが出てきて彼氏の前で脱ぎ合って(以下略)、みたいな展開を期待します。目指せ脱衣カードゲーム化。

Posted at 13:03 | WriteBacks (0) in マンガ::週刊少年サンデー
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