2004年のマン・オブ・ザ・イヤーは能登麻美子に決定!(挨拶)
昨年は、自分が見るアニメ番組に必ずと言って良い程能登麻美子ヴォイスのキャラクターが登場し、常に私の前に立ちはだかったことが、強く印象に残った1年でした。
他は特にありません。
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それはともかく、毎年恒例なので、今更ではありますが去年のサンデーで始まった/終わったマンガをまとめてみました。
※参考:週刊少年サンデー超名鑑!!(HEAD PLAN雑貨店)
2004年に始まったマンガ | 2004年に終わったマンガ | ||
暗号名はBF | 04年7号 | ||
売ったれ ダイキチ! | 04年8号 | ||
ロボットボーイズ | 04年10号 | ||
こわしや我聞 | 04年11号 | ||
思春期刑事ミノル小林 | 04年13号 | ||
きみのカケラ | 04年14号 | ||
ファンタジスタ | 04年14号 | ||
DAN DOH !! ~ネクストジェネレーション~ |
04年17号 | ||
怪奇千万!十五郎 | 04年20号 | ||
道士郎でござる | 04年22・23号 | ||
かってに改蔵 | 04年34号 | ||
美鳥の日々 | 04年34号 | ||
クロザクロ | 04年35号 | ||
暗号名はBF | 04年37号 | ||
東遊記 | 04年38号 | ||
ハヤテのごとく! | 04年45号 | ||
うえきの法則 | 04年46号 | ||
DAN DOH !! ~ネクストジェネレーション~ |
05年1号 | ||
モンキーターン | 05年3号 |
去年のサンデーは、長期に渡って誌面を支えた「ファンタジスタ」「モンキーターン」の円満終了、「美鳥の日々」「焼きたて!! ジャぱん」などに代表される積極的なアニメ化攻勢、根強い人気を持つ夏目義徳先生が新連載「クロザクロ」で復帰、そして「絶対可憐チルドレン」掲載+正式連載化決定など、ポジティブな話題がいくつもあったはずのですが、でも我々のような読者にとっての2004年のサンデーは、
の三本だけが強く記憶に残る年となってしまった感があります。
特に「かってに改蔵」の連載終了のネット上での余波はあまりにも大きく、私も「改蔵が終わったからもうサンデー読まない
」と書かれた日記サイトやブログを何度見たか知れない程。連載終了に関しては、作者の久米田先生がコミックスの巻末コラムにおいて独特の鬱文章で終了の理由を臭わせたり、その後になってそれを裏付けるような噂がネットで流れたりと、これまでのサンデー連載にはなかった動きがあったのも印象的でした。
「改蔵」がどのような理由によって連載が終了したのかは(私も、改蔵コミックス最終巻の作者の独白と、ネットで聞いた噂でしか知らないので)実際のところはよく判らないので何とも言えませんが、「改蔵」のように一見少年マンガ向けではない不健全そうな作品であろうとも、あのようなシニカルなユーモアに彩られた「毒」を持った作品を必要としている読者は年齢を問わず必ず存在していることを見抜けず、ファンに不信感を抱かせるような形で連載を終わらせてしまったのは、さすがに編集部のミスといわれても仕方がないんじゃないかな、と思います。
というか、私も、「改蔵」と「美鳥」の連載が終わり、「絶対可憐チルドレン」の短期連載も終了した後のサンデーが雑誌としてあまりにもつまらなく思えるようになってしまい、この雑誌を購読するのを止めようかと本気で検討していた時期があったことを、ここで告白しておきます(43~44号の頃。このサイトやってなかったら、多分サンデー買わなくなってたと思う)。
そして昨年は、その「改蔵」の連載終了を決断したことで有名になってしまった「M編集長」こと三上氏から、林正人氏に編集長が交代したことも話題になりました。
このサイトに編集長交代の記事を載せた時には「ヤマカム」さんを初めとした色々なサイトからリンクされてビックリしましたけど、それだけこの異動に関しては注目度が高かったということなのでしょう。
新編集部のカラーが本格的に出て来るのは今年の春頃からになるのではないかと推測していますが(根拠:編集長が交代した直後に決まった「絶対可憐チルドレン」の連載が始まる時期だから)、今年はどのような方向性の作品を掲載していくつもりなのか、期待をもって見守りたいと思います。色々な意味でウォッチし甲斐のある雑誌になって欲しいですね!(イヤな読者だ)
あと「怪奇千万!十五郎」については、せめてこの作品の存在がルーキーを起用する際の大きな教訓となったことを祈るばかりであります。新人作家が週刊連載でモノになるかどうかは事前に予測できないこととは言え、さすがに「十五郎」は「事故」じゃ済ませられない何かがあると思いますので。
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昨年はサンデーに限らず、色々と厳しい年だった印象が強かったです(能登麻美子ヴォイスを除く)。
今年はもっと楽しいマンガが読める年でありますように。あと、「絶対可憐チルドレン」がヒットしますように。
「絶チル」の紫穂の台詞を、能登ヴォイスに脳内変換するのは合法ですか?(おわり)
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