たまにはブログっぽく他のサイトの話題を引用!(挨拶)
→ かってに改蔵が終わったわけ (Line-Ocean+さん)
ここでは、2ちゃんねるで流れていたと思われる「かってに改蔵」終了の背景(というか、ぶっちゃけて言えば「現編集長が改蔵反対派だから打ち切った
」、みたいな話)に関する記事と、それに基づいた「改蔵」終了に関する考察が述べられています。
「改蔵」は円満終了ではなく編集部に打ち切られる形で終了した、という見解は(正誤はともかく)既にネット上でのコンセンサスを得ているのではないかと思われますが、このページに書かれた記事はその風潮を更に増幅する効果を果たすことになりそうな感じ(私は blogmap で知りました)。
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個人的には、正直こういったサンデー編集部の政治的な動きにはあまり興味がないというか、せいぜい「ああ、上司がダメなのはどこも一緒なんだなあ
」とサラリーマンっぽいことを思ってしまう程度なんですけど(ドクロ)、こういう話がどこからともかくネット上に出てきて、ネットを媒体にこうして広く語られてしまうところが、如何に「改蔵」という作品がネットと親和性が高かったのかを物語っているなあと思いました。そんなところまで、とても現代的なマンガだったと言えます。
私は「そのマンガがどうやって作られたのか」「作者はそのマンガをどう読んで欲しかったのか」ということよりも、「そのマンガが人々にどう読まれ、社会にどんな影響を及ぼしたのか」の方に興味がある人間なので、そういう意味で「改蔵」終了の反響はとても興味深いです。
もしかしたら、今我々は本当の意味での「後世に伝えられる伝説的名作」が生み出される瞬間に立ち会っているのかも知れません。本当の名作は出版社が作るものではなく、それを読んだ読者が作るものなのです。
この段階で連載を終了したサンデー編集部の意図は不明ですが、その意図にかかわらず、「改蔵」は読者の心に(連載終了後の騒動の記憶と共に)いつまでも残り続けることになるでしょう。
あと「改蔵」の打ち切りの理由の一つに、羽美の猟奇的な大暴れっぷりがあまりにも(社会的に)危険で、どっかから訴えられるリスク要因になるからだ、という意見を時折聞きますが、でも個人的にはあの「きみのカケラ」における最終10話の地獄のようなエピソードを意地で掲載し通した今のサンデーだったら、羽美のアレっぷり如きは問題にもならないよね! 少女がガンダムハンマーを振り回すマンガよりも、少女がクスリを飲まされて全裸で吊されてるマンガの方がよっぽどイカした社会問題だ! 「カケラ」を載せた雑誌なら、「改蔵」もきっと大丈夫! と信じていたので、ちょっと打ち切り理由としては弱いかなーという感じがしてます。
私の感覚は、やっぱりどっか歪んでいるのでしょうか。
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そして、そんな状態の編集部の下で掲載されることになった「絶対可憐チルドレン」に対しては、「現在の怪奇千万なサンデーの編集体制に一撃喰らわせてやってもらいたい」(駒木博士の社会学講座さんの6/18の記事より)という要望が出てくる程。椎名氏自身も「もはやこうするしかない
」と覚悟を完了させている模様であり、何というかこう実際に掲載された時には何かが起こりそうな予感がしてます。
今の椎名先生ならやれる! むしろヤる!(何を?)
でも、グッズの商品化はぶっちゃけありえないと思った。
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