次週発売の週刊少年サンデー47号より、「ブリザードアクセル」の鈴木央先生の新連載・金剛番長が始まります。
それで現在、サンデー公式サイトの「次号のサンデー」ページに「金剛番長」の予告が載っているのですが、このマンガに対する力の入れ方がちょっと凄いというか、これまでのサンデーの連載予告の常道を逸し気味な勢いを感じさせるものになっています。
『日本征服をもくろみ、次々と金剛番長に襲いかかる悪の番長軍団。
』
今回は特別に、その一部を紹介するぞ!!
全員が、人間を超えた外見と戦闘能力を持つ超人軍団だ!!
というアオリ文句と共に、このマンガに登場する「番長」の名前が載ってます。
しかし、この番長達がとにかく凄い。というかおかしい。
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何この番長のインフレ。
このマンガにおける「番長」という概念の自由さ加減は、エジプト代表ファラオガンダムやスペイン代表マタドールガンダムが登場した「機動武闘伝Gガンダム」における『ガンダム』の概念にも匹敵すると思われます。
つまりこのマンガは、いわゆる「不良少年グループにおけるリーダー」という従来の番長の概念を極限まで拡大解釈し、とにかく何でもいいから一芸に秀でている、あるいは秀ですぎたばかりに人間の枠を飛び越えちゃったような男子が、何でもいいからとにかく持てる腕力をもって敵対する者を制圧する意志を持ってさえいれば、この世界では「番長」と呼ばれるようになる――と想像されます。石を投げれば番長に当たるような世界です。
そうでなければ、ルックスだけで明らかに社会不適合者と判別できるサイコ番長や原始番長、既に人間ですらないX番長、生きているかどうかすら怪しいミイラ番長、単なるナルシストの変態に過ぎない白薔薇番長などといった存在が、社会的なステータスである「番長」を名乗ることを許されるはずがありません。
『いったい、どんな能力で金剛番長と戦うのか!?
』
本編に登場するまでに、いろいろ想像してみよう!!
しかし、この予告を読めば、作品世界における番長のインフレも、「名前と容姿からその能力を容易に想像できる」というベッタベタにステレオタイプなキャラクター達も、作者やサンデー編集部が明らかに意図的にやっていることがよく判ります。「金剛番長」という作品は、そんなステレオタイプな男達が、己の意地と番格を賭けてベタな戦いを繰り広げ続ける、極めてプリミティブな楽しさを持った血湧き肉躍る少年マンガになるはずです。
いやもう、今から本編読むのが楽しみで仕方ありません! だってホームラン番長ですよ! 圧殺番長ですよ! さそり番長は「701号」と呼ばれた過去を持つ元女囚で、『怨み節』を歌いながら登場するに違いないんですよ! このキャラ達を観てワクワクしないはずがありません!
鈴木先生なら、その期待にきっと応えてくれるはず! 「とんち番長」以来の本格番長マンガに成長することを期待してます!
これは、明らかに『番長学園!!RPG』の影響を受けていますね。
あれは熱かった……!
「バンチョニウム合金」とか出てきたらもう間違いないです。
私は「戦え!筋肉番長」を思い出しましたよ。…古すぎてスイマセン。
番長と言うと物欲番長しか思い浮かばない・・・
島本先生なみにぶっ飛んだ漫画を期待してます
『とんち番長』を思い出した私は,どうすれば良いのじゃろうか?
花よ綺麗と煽てられ
あれ?ゴルフの漫画描いてた人?
何はともあれ「番長達の戦いはこれからも続くーっ!!(完)」にならないよう願うばかり。
スパイラルって漫画の外伝小説、「鋼鉄番長の密室」を思い出すんですが・・・w
この小説には鋼鉄番長、ピストル番長、魔法番長、星影番長などの番長が出ます。
ほかにはナイフ番長とダイナマイト番長なんかもいたかな?w
オマージュしたのかほかにネタ元があるのか気になるところ。
関係ないけど番長でゲシュタルト崩壊してきました。
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