2007/01/27

■でも、ヒュプノは写真には影響しないと思います末摘さん(サンデー8号絶チル感想)

絶対可憐チルドレン

 掲載位置! 掲載位置!(またか)
 そして、最後のページにおけるメインキャラ総出で好き勝手な台詞を喋る構成は、「一番湯のカナタ」最終回の最終コマを連想させます!(オレに) 不吉! これは不吉だ!

 そんなアレな心配をしてしまって体に良くないと思ったので、健康のために今週も読者アンケートを出すことにしました。DS下さい(本心)。

 本編の方は、今週も末摘さんの話。前回のメイドの格好してM属性全開だった末摘さんで割とお腹いっぱい気味だったのですが、今回はついに末摘さんの素顔が曝されてしまいました。いやまあ、椎名高志のマンガを昔から読んでる人にとっては「ああやっぱり彼女はそうだったのか」というネタではあるのですが、個人的にはむしろ「ついにこのマンガでもやっちまった」みたいな心境に。

みなさんのご推察通り、あれが前担当が猛反対したネタです(笑)。
ウケるウケないの問題ではないのです。業というか病というか・・・ただやらずにいられないのです。

椎名百貨店 完成原稿速報07/01/26より

 作者の椎名先生が自らやっちまった理由を述べていますが、確かにああいうキャラが出てくる理由はもう「椎名高志のマンガだから仕方がない」としか説明できないのでしょう。個性というのは、きっとそういうものなのです。

 しかし、その「末摘さん女華姫化」を防いでいたのが前担当編集者だったとは知りませんでした。かつて、椎名先生の業のままに任せたらイルカにされていた兵部を「イルカはかんにんしてー!」とか言って阻止したのもこの担当の方だったと思いますが、逆に言えば今の担当の方はそういった椎名先生の業を制御するつもりはないということなのでしょうか。だとしたら、これからの「絶チル」には作者の業から生まれた、何かとてつもないイドの怪物みたいなモノが出てくるのかも知れません。
 何書いてるのか判らなくなってきた(またか)。

 あと今回は、皆本はコメリカ時代の彼女にまだ未練があることが明らかになりました。皆本は、事ある毎に「ボクはマトモで正常な人間です!」と言い張って自分がロリコンムッツリスケベではないことを主張していますが、「昔オトナの女性と付き合っていた」ことが皆本の中で心理的な防御壁となっていることは間違いありません。
 なので、チルドレンや不二子側としては、皆本をチルドレンに恋するようにするためにはこの根拠を突き崩す必要があるのではないかと思いました。つまり、前の彼女と別れたのはお互いの進む道が違ったからではなく、自分が十歳年下の子としか付き合えない性癖を持っている人間であることを、皆本自身に納得させる必要があるということですよ(ダメそうだ)。

 「あかんて! ドリルはかんにんしてー!」と泣き叫ぶ葵は萌え対象です。

Posted at 15:42 | WriteBacks (2) in マンガ::絶対可憐チルドレン
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大人の階段

いつも楽しく読ませていただいています。

今回のエピソードで、「好きだったからこそ別れた」と皆本に言われた薫が「好きだったのに?好きだったから?」と戸惑うコマが大変印象的でした。
その直後には「大人の理屈でごまかすな!」とギャグ絵で葵と共に暴れていますが、その「大人の理屈」が今後のキーポイントになるような気がしています。
桃太郎のエピソード後に、皆本に「大丈夫だ」と言って欲しかったのに言って貰えなかった薫が紫穂に「まだ怒ってるの?」と聞かれた際、「分かってる。でもそんなヤツだからこそ」と皆本を想う薫の顔と、今回の戸惑う薫の顔と、さらにあのバッドエンドで皆本に撃たれる直前の薫の顔とが重なります。
今の薫には、まだ「好きだから」の後に続くのは「一緒にいたい」であったり、愛ゆえの期待であったりするようですが、今後どんどん「好きだから」の後に別の言葉が続くシーンがエピソード中で出てくるような気がします。
「好きだから」が一つのキーワードになるという訳です。
もしかしたらあのバッドエンドに至る際、「大人の理屈」を理解した薫が、今度は逆に皆本にそれを説くのかもしれないと考えてしまいました。

個人的には、「皆本さんてやっぱりスゲェ…!」と目を丸くしている明君が萌え対象です。

Posted by チェシャネコ at 2007/01/30 (Tue) 10:10:08

絶チルは成長するマンガ

>チェシャネコさん
 書き込みありがとうございます。

 今回は末摘さんのアレをネタにした関係で触れませんでしたが、「好きだったからこそ別れた」はご指摘の通り今後の伏線になり得る台詞だと思います。椎名先生も「絶チル」は時間が進むマンガであり、チルドレンも成長すると明言している以上、「今はまだ子供だから判らないけど、成長したら皆本があの時何を言っていたのかを理解できるようになる」という風に話を作ることを考慮しているものと思われます。
 ここまで「皆本の元彼女」の存在をアピールした以上、今後何らかの形で彼女がマンガの中に出てくるのではないかと思われますが、彼女と薫が実際に顔を合わせた時、彼女の皆本に対する態度を見て「好きだから」が持つ言葉の重みを理解して薫の内面が成長する――みたいな話を読みたいです。
 逆に葵は「皆本はんフケツー!」の決め台詞に象徴されるような、いつまでも相手に素直さと純潔さを望むイノセントな人間に成長するとか、そういうのもアリかも。妄想が膨らみますな! いやまあ、まずはそこまで連載を続けないといけないんだけど!

 今回の明君は、大きなお姉さん達に大人気みたいです。尊敬がいつか愛に変わるんですよ。

Posted by fukazawa at 2007/01/30 (Tue) 10:54:48
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