2007/05/20

■兵部の残酷トークを聞きながら平気でご飯を食べる紫穂は萌え対象です(サンデー24号絶チル感想)

絶対可憐チルドレン

 若い頃の兵部のやんちゃな姿よりも、最後に出てきた寝起きの皆本の姿の方にエロスなときめきを覚えた人?(挨拶)

 そんなアレで、今週は兵部の過去話。元々は世のため人のため仲間のために超能力で戦うやんちゃで純真な熱血少年だった兵部が、現在のようなひねくれ男になるに至った経緯が、ついに明らかになりました。
 つまり兵部は「将来超能力者のリーダーとなって世界を滅ぼす」と予言されたが為に信頼していた上司に「人類の敵」とみなされて撃たれてしまい、そして「人類の敵」とみなされて撃たれたことがきっかけとなってノーマルが支配する今の世界に絶望、超能力者のリーダーとなって世界を滅ぼそうとしているということになります。破滅の未来を予言してしまい、それを回避しようと行動したが為に、結果的に予言通りのことが起こってしまう――という悲劇に、兵部は巻き込まれてしまった訳ですね。

 皆本の(そして、このマンガの)究極の目的は、将来起こるであろうこの「悲劇」の発生を回避することにあるのですが、兵部からすればそんなことをしても全くの無駄であり、最終的に薫達は自分の仲間になることが決まっていると思うのも、ある意味当然のことと言えましょう。
 皆本はどうやら兵部が薫達に話したことを全て聞いていたと思われますが、これを知った上で皆本は兵部に対して何と言うつもりなのでしょうか。そして兵部は、その皆本に対して何と言い返すのでしょうか?

 椎名先生のブログでは、今回のエピソードを皮切りに本格的に話が動き出しそうなことが書かれているので、そういう意味でも次回の話はかなり重要な意味を持ちそうな感じ。次回が楽しみです。

 そして比較的どうでもいいこととしては、特務時代の不二子と兵部はいい感じのカップルだったみたいですね。あと子供の頃は、兵部は不二子に相当いぢめられたんじゃないかと思います。当時の写真の雰囲気からして。
 この話がコミックスに収録される時には、ぜひ子供時代の不二子×兵部のエピソードをオマケマンガとして載せて下さい椎名先生。不二子ちゃんが兵部を3ページに渡って延々といぢり続ける話をおねがいします(わがまま)。

Posted at 20:11 | WriteBacks (0) in マンガ::絶対可憐チルドレン
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