「鉛は超能力を通しにくい
」という設定の元ネタは、鉛の管の中に紙を入れてそこに書いてあることを透視能力者に読ませようとした、古の実験に由来しているのでしょうか?(挨拶)
その辺はともかく、ここ2週間の「絶チル」の大雑把な感想です。
真木シロー、チルドレンに破れるの巻。ピンチになっても兵部の言いつけを守って紫穂のスタンガン攻撃を素直に食らう真木が妙にカワイイです。あと、紫穂がスタンガンを持ってくすくす笑っている陰険極まりない表情と、トドメを刺す時の幸せそうな表情が印象的。紫穂の性格の歪みっぷりはもはや芸術の域です。将来世界を支配する運命にある女はやはり違う。
ストーリー的には、チルドレン達が「黒い幽霊」の存在と兵部の目的を知り、その上で「黒い幽霊」を自らの手で捕まえようと決意を固めるエピソードでした。
薫の「何かできるかもしれないじゃんか!
」という純粋な気持ちを皆本が汲み、危険な任務に自らゴーサインを出すという展開は、薫の期待に皆本が応えることができなかったコミックス8巻「逃亡者」のエピソードの対比として読むことができますね。
薫が「黒い幽霊」と相対するの巻。兵部と互角にやり合う力を持つ「黒い幽霊」相手に1対1ではさすがの薫も分が悪いのですが、チルドレン三人組と皆本が束になってかかれば勝機はあるぜ! という、次回の解決編に希望を持たせる展開でした。
個人的には、兵部に「あたしが何とかするから!
」と語りかける薫がやたら可愛く描かれているのが、ちょっと気になりました。これは薫の内面の成長を意味しているのか、それとも薫にとって兵部はやはり「特別」な存在であることを暗示しているのか。
あと今回は、葵がレンチを銃の中に直接テレポートさせて銃を封じるという能力の使い方をしていたのも印象に残りました。描写はさりげないのですが、「能力の対象にされると物理的に防ぎようがない」という意味において、これはかなり凶悪な攻撃方法です。「結界師」で時音姉さんが鋭利な結界で妖怪を串刺しにしていたのと同じくらいエグいです。
でも、マンガの中でのこのシーンの扱われ方は極めて地味。「実は強いんだけど扱われ方は地味」というところが実に葵らしいなあと思いました。葵かわいいよ葵(フォロー)。
次回は100回記念ということで、巻中カラーだそうです。巻頭カラーでないところがこのマンガの今の限界です(エラそう)。
「薫がいない時に葵が宙に浮いているのは、小刻みにテレポートを繰り返しているから」という説明が本当かどうかはアニメ化されれば明らかになると思うので、アニメ化されるまで何とか連載を継続して頂けるよう、次回はアンケートを出してみたいと思います。
> 「`鉛は超能力を通しにくい'」という設定の元ネタは、鉛の管の中に紙を入れてそこに書いてあることを透視能力者に読ませようとした、古の実験に由来しているのでしょうか?
と言うより、もともとフィクションの世界での超能力というのは「鉛による遮蔽効果が高い」という「古からの作法」とゆーものがあるんじゃないでしょーか。これはおそらく、超能力の作用に対して、放射線のイメージが援用されているんだと思います。鉛ってのは放射線の遮蔽材としてよく引き合いに出されますから。
引用されてる「古の実験」も、まさしく透視能力を放射線的なイメージで捉えていたからこそ、鉛を用いたのでしょう。
(ちゃんと資料に当たったわけじゃなく、イメージでてきとーなことを言ってるだけですので、違ってるようでしたら識者の方のご見解をお待ちしています)
以下余談。
〉 アニメ化されるまで何とか連載を継続して頂けるよう、次回はアンケートを出してみたいと思います。
いや、別に「アニメ化=いいこと」とゆーわけじゃないでしょう。無条件にそう決めつける前に、考えるべきことがあるのでは~。
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