ホント椎名先生は、「教育的指導!!」の頃から「小さい頃女の子にいじめられたことがトラウマに!
」的な話が大好きですね! と思いました。
でも兵部少年はあまりにカワイイので、不二子ちゃんがいじめてかかるのも判る気がします。というより、ここで不二子が兵部をいじめないと、そもそも椎名マンガとして成立しませんよね。ひどいマンガだよね(ファンサイトだからできる表現)。
そして本編の感想ですが、今回はちさとの「私だって――エスパーなんだから!
」に尽きます。何かこう全てがかわいすぎる。紫穂と葵のエロトークに聞き耳を立てて文字化けしつつ慌てるところも、薫と東野が楽しげに語らってる思念波を感じて嫉妬してスコップ持って地面を必死に掘ってる姿も、何もかもかわいいです。前回出てきた「パジャマ姿で兄の膝の上に座る」妄想と併せて、殺伐とした絶チル界における妹系和みキャラの立場を確立したと言えるのではないのでしょうか。
あと私の場合、そもそも彼女がエスパーであることをすっかり忘れていたので、能力使ったのが純粋に意外だったというのもありますが(ダメ)。
そして紫穂が葵に蕩々と語った洞窟妄想ショーは、このシチュエーションから実際に男女が親密な関係に至ってしまう話はこれまでマンガで散々読んできたので、確かに二次元世界ではこうならないとおかしいという意味で、大変に説得力がありました。葵やちさとが動揺するのも納得です(納得するな)。
コミックス3巻「瞳の中の悪魔」における潜水艦エロ妄想もそうでしたけど、なんだかんだで紫穂もベタな展開が大好きみたいですね。というか、むしろ作者が好きなのか。あまりにベタ過ぎて本編ではそういうことできないけど、「妄想」の中という設定であればいくらでもベッタベタなネタを使うことができるぜ! というアドバンテージを有効活用してると思います。
紫穂の妄想の中の薫はいつも以上にに可愛らしいので、今後も隙あらば紫穂にはどんどんエロ妄想をして頂きたいです。そしてその妄想でウブな葵を惑わせて頂きたい所存です。
でもまあ、実際の薫と東野は、「小学校の修学旅行における男子部屋トーク」的な雰囲気を感じました。まだこの二人の関係は「擬似的な男子の友情」で留まってるみたいですね。東野が性的に成長するまでは、まだこんな関係が続くのではないのでしょうか。
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