ネットでの「絶対可憐チルドレン」第一話の反響を読む限りでは、「子供達の等身が変だ」という指摘がある以外は概ね良好な模様です。これだけの支持を受ければ、サンデーでの正式連載化も決して夢ではないでしょう。
1年近くに渡る長い開発期間を経て、満を持して「絶対可憐チルドレン」をリリースした椎名先生や関係者各位の努力が、ようやく報われる形となりました。おめでとうございます。
しかし、先日作者の椎名先生のサイトで、今週発売されるサンデー40号に脆弱性が存在することが公式に発表されたことが、早くも物議を醸し始めています。
早期にソフトウェアの脆弱性を公開することは、悪意あるユーザーによる「ゼロ・デイ・アタック」を避けるために有効な手段ではありますが、しかし今回の脆弱性は、通常のユーザーには発売日の9/1にならないと入手することができないサンデー40号が対象。パッチを当てる対象のソフトが存在しない状態での脆弱性公開は、「このソフトウェアには脆弱性が存在する」という情報のみが一人歩きして必要以上の警戒感をユーザーに与えてしまう可能性が考えられます。
実際、既にこの件はいくつかのニュースサイトで話題に上がっており、早くも多くのユーザーの知るところとなっています。
また、今回公開されたパッチは、適切な箇所にパッチを当ててくれる Windows Update や UNIX の apt-get や patch コマンドなどとは異なり、ユーザー自らが適切な箇所にパッチを、文字通りハード的に導入する必要があります。この手の作業に不慣れなユーザーがこの作業を誤った場所に対して行ってしまった場合は、「絶チル」第二話に復旧不可能な深刻なダメージを与えてしまう可能性もあります。
更に、パッチ対象が雑誌そのものなので作業前にバックアップを作成することが極めて難しい点も、この問題に対する迅速な対応を難しくしていると言えましょう。
という事態を鑑み、椎名高志ファンサイトを自称する当サイトでは、今回の「作画上の重大な問題」に対応するパッチをどのページのどの箇所に張れば良いのか、というセキュリティ情報を募集したいと思います。パッチを当てる正確な箇所が判った方は、このエントリに対するコメント、あるいはトラックバックの形で通知をして頂けると幸いであります。
また、今回の問題以外でも、「緊急レベルではないが作品に問題を引き起こしかねない」セキュリティ上の小さな問題点(葵のメガネを書き忘れている、「超度」の説明のコマで下方向の矢印が隠れているために「7」よりも「1」の方が凄そうな錯覚を引き起こす、など)がありましたら、同じくこのエントリに通知して下さい。
悪意あるユーザーが鬼の首を取ったように大喜びする可能性を削減し、椎名氏の漫画家としての尊厳を守り、「絶対可憐チルドレン」という作品の品質を維持するため、ユーザー各位のご協力をお願いします。
すみません(おわり)。
え~脆弱性について。
週刊少年サンデー40号250ページの葵に注目、ということで。以上。
しかし重大といえば重大なんですが
「タイムリーだなあ・・」というのが最初の感想でした。
でも「悪意あるユーザーが鬼の首を取ったように大喜び」したアノ作品とは
マンガとしてのポジション(悪意あるユーザーからの悪い意味での注目のされ方)自体
が違いますからねー。
まあ再起をかけた作品でこのようなことが起こるとは先生もさぞかし無念と思います。
ですが、そういうものを乗り越えて今後もこの作品に打ち込んでいただいてほしいです。
パッチを当てても人差し指がビミョーにへ……まあいいまあいい。
ニヤニヤしているだけにしておこう。
余談ですが超度が震度を茶化してるのは既に巷で指摘されている事ですが、
超度7のみ、日本の震度階ではなく、欧米で使用されている
改正メルカリ震度階の最大震度12の方から引っ張ってきてますね。
<(あらゆるものが破壊。地表には波形が見られ、あるものは空中に投げ出される)
竜巻の藤田スケールのF5を思い出させるスゴイ表現です。
<(前略……どこからともなく降ってくるし、また被害地はミステリーに満ちている)
以上、スケールの定義って面白いネ。という薀蓄でした。
パッチを適応したので報告します。でも第2話は、こんな些細なミスが全然気にならない程オモロかったですよー
先週から、短気集中連載が読みたくて、にわかサンデー読者になっています(´ー`) そしたら、こんな情報がw C-WWW::What's New :: 「絶対可憐チルドレン」脆弱性に対するお願い しかし、先日作者の椎名先生のサイトで、今週発売されるサンデー40号に脆弱性が存在することが公式に発表されたことが、早くも物議を醸し始めています。 おかげさまで僕も見つけることができましたw アレだ。GS美神ワイド版の表紙で、机妖怪の愛子ちゃんの左手が右手になってるようなのと同じタイプの脆弱性?w ある意味、エスパーぽくっていいんじゃないカナとも思いましたw<パッチ適用前...
椎名氏の作品は、読みきり(四コマ)時代からファンです。いい機会なので、ココに書き込みを。
問題の箇所、おかげ様で発見できました。このサイトを見ていて良かったです。
けれど今回の第2話は、そんな脆弱云々を吹き飛ばせる内容だと思います。
作画も大事ですけれど、内容も同じくらい、あるいはソレ以上に大事です。
それにこの種のミスが見られる作品は、他にもあります。サンデー連載作品(現在も連載中)にも。こちらはコミックス(初版)でも修正されていません。
タイトルは伏せますが、第33巻186ページ1コマ目。これさえも、言われるまで全く気づけなかった私でした。
それでは。
例の『COOLドライブ』の後なもんでやっちまった〜って感じなんですが、サンデー発売前にパッチ用意してるのが素晴らしいです。
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