2005/06/23

■絶チル反応と雑感

  • 「絶対可憐チルドレン」新連載正式発表に対するネット上の反応集
  • 今現在の「絶チル」に対する自分の雑感
    • もし短期連載版の最終話で掲げたテーマを描ききることができたら、椎名高志先生における「絶対可憐チルドレン」の存在は、田中ユタカ先生における「愛人」みたいな、『この作品にその作家の持てる才能を全て注ぎ込んだ代表作』級の作品になり得る
    • というか、それくらいの覚悟がないと、このマンガのテーマは描けないんじゃないか
    • しかし一歩間違えれば、和月伸宏先生における「武装錬金」みたいな結果になりそう
    • なりそう
    • かつて駒木博士が「武装錬金」に対して感じていたという、『非常に大きな可能性を秘めていながらも、最終的には可能性だけで終わらせてしまいそう』って感覚がコレなのか
    • 先生、「光は絆だ!」とか姫矢(ウルトラマンネクサスに変身。現段階で行方不明)みたいなこと言ってるし
    • 死ぬ気だ
    • ただ「絶チル」には、読み切り版でプロトタイピングを行い、それを一度破棄した上で短期連載版を新たに再構築、更にそれに基づいて連載版を構築したという、通常ではあまり見られない工程を経ている特徴がある
    • 最初にプロトタイプを作ってインターフェース(=主要な登場人物)を確認し、そこで生まれた成果物に対する要求を踏まえた上でフレームワーク(=世界設定やストーリーなど)を新たに構築するやり方は、ソフトウェア業界で「反復型開発」と呼ばれてる開発手法に少し似ているのではないか
    • 実際に動くソフトを顧客に見せ、そこから得た反応を即座にフィードバックしてリリースするサイクルを繰り返し、システムをブラッシュアップさせていく――という反復型開発の利点を、「絶チル」も享受していることが期待される
    • 実際、短期連載版からどこがどう変わったのか。楽しみだ
    • でも、やっぱり「第一話」を3回も描くことになっちゃったのは大変だよなあと思った(おわり)
Posted at 00:00 | WriteBacks (0) in マンガ::絶対可憐チルドレン
WriteBacks
TrackBack ping me at
http://whatsnew.c-www.net/comic/zettai/quickresponse.trackback
Post a comment

writeback message: このサイトのコメント受付は終了しました。

powered by blosxom  track feed