「武装錬金」は今期連載打ち切りの危機を乗り切ったそうだ、という噂がネットを駆け巡っている今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか?(挨拶)
やっぱり蝶野でしょうか。コミックス2巻で存分に蝶サイコーな変態ぶりを世間に見せつけ、その後の連載の中でも蝶のマスクと黒パンツの美しい姿で何度も読者を悩殺した蝶野の勇姿こそが、この作品を窮地から救い出したと判断して良いのでしょうか。
つまりジャンプの読者は、この作品に対して凛々しく美しい斗貴子さんではなく、蝶野のような変態の方を強く求めていたということになるのか。みんな不健全だなぁ(蝶野の下半身のコスチュームを見つめながら)。
しかし、「武装錬金」が雑誌内での地位を回復して掲載位置が中盤で安定して来たのは嬉しいことなのですけど、こうなってしまうと逆に「もうすぐ打ち切られちゃう!
」みたいな危機感が薄まって来るので、読んでいてもせっぱ詰まった感覚というか、「今のうちに楽しんでおかなくては!」という背徳的な衝動みたいなものがなくなって来てしまって、ちょっと物足りなく思えてくるのは何故なのでしょうか。
特に「武装錬金」の場合は、連載初期からアンケート不人気の噂が囁かれていただけに尚更です。私にとって「武装錬金」とは、マンガとして面白いんだけど常にアンケート人気に不安を抱えていなければいけない、アンビバレンツな存在になってしまっている様なのです。
こう考えてしまうのは、やっぱり私のワガママなのか?(やっかいだ)
もしかしたら、週刊連載マンガの楽しさの中には、「好きな作品がいつ打ち切られるか判らない」という刹那的な儚さや脆さまでもが織り込まれているのではないのだろうか。そして、そんな読者の危機感を演出するのも、また雑誌編集者の仕事のうちなのではないのだろうか? 私は、ジャンプ編集部の思うツボにハマってしまったのではないか? と、余計なことまで考え始めてしまう始末です。
何とかして下さい。
とか言ってるうちに、今度は「ゲドー」と「スピンちゃん」が何だか思わせぶりな展開に! ネットでの噂通り、この二本も打ち切り候補の中に入ってしまっているのか! どっちも好きなマンガだから、アンケートを出さなきゃ! 実名で! 実年齢で!
すっかりジャンプの思うツボ。
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あと、今週のジャンプで最も熱かったのは、文句なしで「デスノート」の夜神局長に決定。
TV局にトラックで単身突入をいきなり大敢行! あれが彼の武装錬金!(まちがい)
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