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最初に読んだときは何がOKなのか全然判りませんでしたが、拓さんがOKと言っているからにはとにかくOKなのだろう! 拓さんはすごいなぁ! と一方的に納得させられるだけの説得力が、このコマにはありました。ダンドーがメロメロになるのも納得の迫力です。
指を「グワシ!
」の形で突きだし、ニヤリと笑いながら「OKだ!」。私も拓さんを見習い、人生の重要な局面でこのポーズと台詞をぜひ使っていきたい。いつか私もダンドーのような少年をメロメロにしたい。OKだ(何が)。
あと、なにげにムクムク王子がダンドーに愛を告白しているのもポイント高いです。
ようやく面白くなって来た感じですよBJ先生! さすがはアニメ化のお金でフェラーリを買ったBJ先生は違う!(嫌がらせか)
もう一般的なマンガ作法のセオリーから遠く離れたところに行ってしまったこのマンガですが、でも個人的にはここ最近の「俺様は?」が面白くてたまりません。このマンガの現在の面白さはもはや理屈じゃ説明できないですが、ギャグマンガとしてはこの作品の今の形は圧倒的に正しいと思います。
今の大進撃の原動力となったのは、どうやら「ダイナマ伊藤!」のような小学生が出てきてからっぽいです。やっぱり、作者が動かし慣れてる(+読者も読み慣れてる)キャラだから?
「うえきの法則」の根幹を形成している能力システムは、基本的に「能力者は『~を~に変える力(才)』を持つ
」「その能力を発動させるためにクリアしなければならない限定条件が存在する
」の二つで成り立っていますが、森さんの能力はそのシステムの有効性を極限までギャグの方向に突き詰めたものであると言うことができます。
「相手を眼鏡好きにする」能力もギャグなら、相手にブリッ子ポーズを取らせる発動条件もギャグ。今回は対戦相手がクールな理系眼鏡君なだけに、キーである「眼鏡」を巡る攻防が非常に熱いです。先週までの佐野君の熱血バトルが台無しになるくらいの面白さです。しかも、ちゃんとこのマンガの能力システムの枠の中でギャグを成立させているというのも素晴らしいところ。
森さんの「相手を眼鏡好きにする」能力が最初に出てきた時はどうなることかと思いましたが、ちゃんと活用方法を考えていたんですね先生!(エラそう)
残された問題は、当の森さんが眼鏡に対する愛情を持っていないということでしょうか。彼女も広義の「眼鏡っ娘」に当てはまるはずなのに、肝心の眼鏡を脅迫の道具にするだなんて、あんまりだとは思いませんか! 眼鏡キャラにとって眼鏡とは単なる視力矯正装置ではなく、そのキャラクターの性格を表現している体の一部である、ということを忘れてしまっては困ります! 眼鏡は道具じゃない! 愛なんだ!
今回の対戦相手のようなクールな理系眼鏡君にとって、眼鏡を自ら外すこととは、いったい何を意味しているのか。眼鏡君にとって、眼鏡とはいったい何なのか。それを理解しなければ、森さんの真の勝利はおぼつきません(断定)。彼女はまず「私の…メガネ君」辺りを読んで、眼鏡に対する愛を知って頂きたい。
ついに耕太が自分のかわいらしさを自覚してしまったー!(挨拶)
皆さんご存じの通り、最近のこのマンガはいわゆる「まとめ」に入っています。美鳥と関わった登場人物達がそれぞれ自分が幸せになる道を見つけ、その道を歩み始めるきっかけを描いているのが、最近の「美鳥の日々」の特徴であると言えます。「美鳥の日々」における耕太シナリオも、いよいよ佳境に差し掛かったと判断して良いのではないのでしょうか。
今の耕太君における「幸せになる道」とは、美鳥が元の人間の体に戻って普通の幸せを取り戻すことであると定義できますが、でもその「普通の幸せ」を取り戻すために彼が選択した手段が、よりによって「自分が女装して沢村を籠絡する」というアブノーマル極まりないものであるってのが、何だか彼にとっては気の毒というか何というか。
ここ最近のストーリーの流れからすれば、今回のエピソードが耕太君にとって美鳥(とセイジ)を取り戻すための最後のチャンスになる可能性が極めて高いです。ある意味で「美鳥の日々」という作品の面白さを支えた立役者である耕太君が文字通り体を張って挑む最期の戦いを、我々はただ静かに見守るのみであります。がんばれ耕太! 負けるな美鳥!
でもまぁ、実際耕太君は連載当初と比べると本当に強くなりました。その気にさえなれば、今の彼には数多くの人生の選択肢が存在しているということに、彼自身が気付いてくれれば良いのですが。
このサイトでは「黒賀三姉妹フラグ立て編」と茶化して紹介してきた「からくりサーカス
」ですが、ついにここに来てよりテーマらしいものを出してきた感じがします。
今回のエピソードにおいてシルベストリが提示した「人は何故、他の人達と手を繋ごうとするのか?
」という命題は、ある意味人類がこれまで築いてきた文化の存在意義を問いかける究極の質問であると思うのですが、マサルはそれに対する回答を「戦い」の場の中で態度で示し、見事シルベストリを撃破することに成功しました。
少年マンガという制約が多い表現媒体の中で、これほどまでに明確でまっすぐなメッセージを作品の中で読者に伝えることができる、藤田和日郎先生の漫画家としての力量を感じさせるエピソードでした。
――そんな感じで「からくり」で感動した後、今月のサンデーGXに掲載されていた「吼えろペン」を読みました。藤田和日郎先生ではなく富士鷹ジュビロ大先生が大暴れしているアレです。
『世界中の子供たちに愛と勇気をね!
』
与えてあげる前提で――まず怖がらせるだけ怖がらせてあげちゃうよーん!
一生残る恐怖と衝撃で、一生残る愛と勇気をね!
一生残る恐怖と衝撃! 先生! それはトラウマと言いませんか!
まっすぐなメッセージを伝えるのはあくまで手段! 先生の本当の目的は、あくまで読者にトラウマを植え付けることなのか!
富士鷹先生はおっかねぇなぁ!(注:富士鷹先生と藤田先生は別人物です)
この前のボスザルのベン君も大概でしたが、今度はよりによって援竜ですよ援竜!
援竜みたいなロボはロボットアニメに慣れ親しんだ日本でないとまず開発されないメカだと思いますが、そんなロボが戦乱渦巻く中東に投入された、という設定そのものが超燃えです。ぶっちゃけ、自衛隊を派遣するよりも援竜を派遣した方が、「日本が国際貢献をしている
」という印象を世界に与えられると思います。日本はアニメの国ですからね!
更に今回の「D-LIVE!」では、援竜たった一体で中東で乱暴狼藉を働く英米に対抗するという展開になりそうであり、それはそれで激しく燃えです。自衛隊のイラク派遣の意義が取りざたされている今、今日本という国が中東でするべき本当の「貢献」とは何なのかを、「D-LIVE!」は我々に問いかけているのではないか。そんな気がするのであります。
私が思うに、日本はイラクで「アニメイト」や「ゲーマーズ」の支店を開店するべきだと思います。日本はアニメの国ですからね!(しつこい)
今週とのギャップの差が激しそうで今から楽しみです。
彼って一発キャラじゃなかったんだ!(←失礼)
今週は個人的に、上で紹介されている援竜は勿論ですが、「ケンイチ」のワルキューレの面々に激しく萌えです。
棍はまだしも、トンファーに鉄扇、そして極めつけには十手ですよ!
しかも、彼女たちを統べるフレイヤは、あの鍛え抜かれた肉体を見る限り、おそらく肉弾戦を得意としているタイプでしょう。
つまり、ワルキューレの女性達は、自らの意志であの武器を選択したと言えるのです。
どんな経緯であんな格闘スタイルに!?
個人的には、あそこに鎖分銅が加われば言うことなしです。萌え!(←愚者)
それと、今週のこわしや我門の表紙は、我門君が一番セクシーだと思いました。萌え!(←黙れ)
あれって サイって武具っじゃないの?
ブラゴがゼオンの咬ませ犬になる展開になるのを密かに恐れている今日この頃です。今のブラゴって、そういう役に丁度いいポジションだと思いませんか?(ヒドイ)
あと上では書きませんでしたが、レイラがアルの腕によじ登ってチューをするシーンはたいへんに萌え萌えだったので、ここでメモしておきたい。
「ケンイチ」のワルキューレの皆様の最大の特徴は、あの目つきです。あんな飛んじゃってる瞳をした女性キャラが拝めるのは、「ケンイチ」以外ではエロマンガだけだと断言したい。彼女たちのリーダーであるフレイヤ姉さまの手によって、何か強力な暗示か何かをかけられているのではないかと思われます。
あとあの子達、おっぱいデカすぎ。
>あれって サイって武具っじゃないの?
上のは投稿ミスです。申し訳ありません。
失敗しといてなんですが、記事の削除・改稿機能も欲しいなと思う今日この頃。
>あれって サイって武具じゃないの?
今週の「ケンイチ」を見た所、確かにそうでした。
binさん、指摘ありがとうございます。
それになにやら私の予想も見当違いのようで。
まだまだ漫画読みとしてのスキルが足りないようです。
ですが、これは私がまだまだ一般人である証でもあるのではないでしょうか。
まだ手遅れではないようです。
そんなわけで、これからも一般人の視点から漫画を読み続けていきたい所存。
ところで、「アワーズ」を毎月読んでるのって普通ですよね?(←手遅れ)
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