□
今週の「あおい坂」ですが、
とでも言いたくなって来るくらい、主人公達の現在の状況が絶望的であることを認識させられる内容でした。もしこのマンガが正式連載ではなく「絶チル」みたいな短期集中連載だったら、「続き読みたいから読者アンケート出さなくちゃ!
」と思ってしまうくらい、続きが気になる展開です。
そんな感じで掴みはバッチリだったので、あとは今後の展開次第で更に盛り上がれることでしょう。個人的にはこれから激しく期待していきたいマンガの一つです。サンデー読む楽しみが増えましたよ。
お嬢さんがいるってことは、実は人妻だったんですか助教授…orz(何を期待していたんですか?)
人妻要素はさておき、今週はハシラの説明文に書かれていた「役に立たない患畜は診ないことで有名
」という設定を登場2週目にして自ら台無しにしてしまう大活躍を見せた黒木さん。しかも最期のシーンで「家で娘が飼ってる犬が倒れた」という泣かせ必至な展開に巻き込まれてしまい、早くもアイデンティティクライシスな状況に立たされてしまいました。
果たして彼女は、この状況下でも「役に立たない患畜は診ないことで有名
」という自分の信条に操を立て続けることができるのか、それともこのまま雰囲気に流されてずるずるとヤッてしまい(治療を)、鉄生のペースに巻き込まれてしまうのか? ここが、彼女の運命の分かれ道であると言えるでしょう。
学部での名誉か! それとも動物への愛か!
相手が人妻だと判ったので、ちょっとアダルトな表現にしてみたがどうか(アダルト?)。
前回の感想では「時音残酷ショーの幕開けです
」とか適当なこと書いたんですが、今回は本当に最初から最後まで時音残酷ショーネタを披露してくれたので、個人的には大満足でした。
散々痛めつけて可能な限りの情報を脳男から引き出した挙げ句、「あそこじゃ一番優しくないのよ
」とか言いながら、慈悲の感情を欠片も見せずに相手をデリート完了。相手を散々痛めつけた上で落とし前をキッチリ付ける時音の姿は、もはや「怖い」を通り過ぎて「清々しい」の領域にまで達していると思います。
田辺イエロウ先生は、今どきの少年誌読者が「ヒロイン」に対して何を求めているのか、ホントによく判ってますね!(誉めてます)
あと、そんな恐ろしい時音を目の当たりにしても一向にめげてない良守に萌え。
今週はなんか妙に幹人君がカワイく描かれていたような気がするのですが、その辺どうでしょうか皆さん。
手を縛られて自由が効かない状態に置かれた彼は、九蓋の庇護を得るために無意識に母性本能に訴えかけるプリティーな外見に変形したとか、そういう裏設定があるのでしょうか。これも傀牙の能力の一つ?(妄想が過ぎます)
そんな感じでたいへんに可愛くなってしまった幹人にグッと来てしまったのか、「お前の命は、あの時俺が預かった!
」「俺の許可なく死なせはせん!
」と、どう考えてもプロポーズにしか聞こえない台詞を連発し、その上幹人を小脇に抱えてお持ち帰りモードに入ってしまった九蓋さん。
そんなラブモード全開な九蓋にアテられたのか、ついに御形までが冷徹なメガネの仮面をかなぐり捨て、「オレはそれ(人であること)を捨てた!
」とか言いながら九蓋を守るために戦うのであった! という、萌えるシチュエーションの数々を堪能させて頂きました。
こういう読み解き方は、「クロザクロ」的には正当ですよね?(いいえ)
今週のサンデーで一番グッと来たのが、実はこのマンガでした。
特に、道士郎が「戦いじゃ。助太刀いたそう
」とか格好いいことを言いながら、健助殿と一緒に「エーリーターン、あーそーぼー!
」と叫び始めたところなんか、もう最高にキました。これが健助とエリカにとっての「戦い」であると認識し、愚直ながらも真っ正面から健助を援護するために戦場に赴く道士郎は、「戦う場所」をわきまえている本当の意味での武士なんじゃないかと思えてきましたよ。
通勤電車の中で読んでて泣くかと思った(弱い)。
そんな感じで今週のサンデーは燃えと萌えが満載でしたが、サンデーを萌えの観点から論ずるなら、やはり「こわしや我聞」における國生さんのメイド姿は抑えておかないといけません。
今週のエピソードでは、風紀にうるさい生徒会長をも一撃で黙らせて籠絡してしまう攻撃力を発揮。國生さんの萌えっぷりは、いよいよ人型兵器の領域にまで突入しつつある様です。
でも個人的には、むしろデコ・三つ編み・メガネと三拍子揃った生徒会長もなかなかのものだと思います(兵器として)。秘書・格闘・メイドとあらゆる局面で活躍できる万能型の國生さんと比べると対象範囲が狭いですが、「デコ・三つ編み・メガネ・生徒会長」の4連コンボが通用する敵が相手だったら、その破壊力は抜群。運用さえ間違わなければ、彼女も「我聞」キャラ萌えマンガ化における強力な武器となることは間違いありません。
コミックス4巻掲載のおまけマンガではなんか主役張ってましたし、実は彼女は「我聞」スタッフの間でも密かに愛されてるキャラなのかも知れません。彼女の今後の活躍を期待しています(兵器として)。
writeback message: このサイトのコメント受付は終了しました。