ウルトラマンー!
マックスー!(←「ふたりはプリキュア MAX HEART」におけるプリキュアマーブルスクリューマックスの「マックスー!
」みたいなイメージで)
ウルトラマンネクサスの後番組「ウルトラマンマックス」が7/2から開始されることが、正式に発表されました。「てれびくん」誌上でも早速「マックス」関連の記事が掲載されており、相変わらずの真のジャーナリズムっぷりを発揮しているのは流石です。
でも、「マックス」が7/2から始まると言うことは、「ネクサス」は必然的に6月末に終了するということに。本来は4クール放送が予定されていた番組が3クールで終了するんですから、これって早い話が打ち切りですよね。とほー
それでこの「マックス」ですが、宣伝文句が
となっているところからも判るように、「ネクサス」のこれまでとは全く違うウルトラマン像を目指していた(結果、大人向けを意識した複雑なストーリー、主人公達は常に苦戦し、毎週怪獣退治どころかウルトラマンがほとんど出てこない回もあり、なおかつ色々と暗い話になった)路線の特徴を否定するようなものばかりです。
ここまで否定っぷりが徹底してると逆に爽快というか、あまりに分かり易すぎて何だか面白おかしいです。
まあ、我々のような立場の視聴者はこんな感じで笑っていればいいんですけど、円谷プロダクションとしては昨年の「ULTRA N PROJECT」や「ULTRAMAN THE MOVIE」以降の新しいウルトラマン路線から後退することを意味する訳で、これはこれで相当しんどい選択だったのではないかと思われます。
今の「ネクサス」の境遇を例えるなら、「ふたりはプリキュア」の前番組の「明日のナージャ」みたいなものなのかも知れません(どんな例えだ)。
この前の土曜日に放送された「ネクサス」には、これまでの記憶を失ってすっかりみずぼらしい姿に変わり果てた溝呂木が出てきてましたが、その姿に「ネクサス」が表現しようとしていた志が破れてしまった様を重ね合わせてしまい、一人で勝手に「何てかわいそうなんだ」と感動してました(バカ)。
とにかく、再登場した溝呂木の落ちぶれっぷりは異常で、自分の落ちぶれキャラ萌え属性がウズウズしてたまりません。「てれびくん」に掲載されていたネクサスの記事では、再びダークメフィストが登場して今度はネクサスの為に戦ってくれる展開になるそうなので、今後は溝呂木萌えの方向で視聴していきたいと思いました。
それでこのサイト的には、やはり「てれびくん」に連載されている椎名版「ネクサス」の今後が気になるところ。当初の予定では全10回(04年12月号~05年9月号まで)ということになってましたが、放送が6月末まで終わってしまうことが明らかになったので、7月末に発売される9月号まで掲載されるかどうか微妙な感じになってしまいました。実際どうなんでしょうか?
6月号に掲載された椎名版「ネクサス」は、28話のジュネッスブルーとグランテラの戦いと、27話で孤門と憐が遭遇して心を通わせる場面を組み合わせた構成になっています。
椎名デザインの美男子同士が絡み合う孤門×憐のシーンも良いですが(語弊)、それ以上に本編のドラマで躍動的に描かれていたジュネッスブルーの無茶な戦いっぷりがちゃんと描かれていたので満足です。ジュネッスブルーの真っ二つ弓矢光線って、ビジュアルがやたらカッコイイいいので大好きなんですよ(アローレイシュトロームと呼べ)。
本編の方が早めに終わってしまうということでマンガの方も今後あと何回載るのか判りませんが、せめて椎名版ネクサスはコミックス化されて欲しいです。誰にお願いすればいいんでしょうか。
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今月の「てれびくん」には、「仮面ライダー響鬼」の新ライダー・轟鬼の写真が掲載されてました。
太鼓・ラッパと来て、今度はギターですよ。ギター。控えめに言っても格好良すぎます。ギターに刃をくっつけて敵をぶん殴ったり、魔化魎の体にギターをブッ刺してかき鳴らしたり、ディスクアニマルがカエルだったりと、いちいちツボに刺さるラインナップで大興奮。
「響鬼」に出てくるライダーは、どれもデザインが秀逸だと思います。職場の同僚のお子様がグッズ欲しがる訳ですよ。オレも欲しいです(またか)。
あと、オマケに付いてきた「ムシキング」のジャンケンバトルゲームのゲームシステムが、「賭博黙示録カイジ」の限定ジャンケンみたいなものになっているところが熱いと思いました。グー・チョキ・パーのカードを4枚づつ持って相手とカードでジャンケンし、12枚しかないムシカードを奪い合うというルールなので、本気で勝とうと思ったら、相手のこれまで使ったカードから次の対戦相手が出すカードを推測する必要が生じます。まさに限定ジャンケン。「てれびくん」のオマケなのに限定ジャンケン。
本物の「ムシキング」も相手の出すジャンケンの手を読む必要があるゲームですが、このオマケのカードゲームもそういう意味でかなりの「読み」を要求されるナイスゲーです。相変わらず「てれびくん」はあなどれませんネ!
ルミナス・ハーティエル・アクション!!(CV:ラクス・クライン)(挨拶)
おくればせながら、今月も「日本一のテレビ雑誌」(表紙にそう書いてあります)てれびくんを買いました。
ネクサス打ち切りは椎名ファンとしては残念ですが、今度のマックスは開き直ったというか、有名怪獣の登場とか、M78星雲の設定が復活していたり、防衛軍の長官と教授が往年の黒部&桜井コンビだったりと、まさになりふり構わぬと言った感じです。追い詰められた円谷は一体どんなウルトラマンを生み出すのか、期待大であります。
新番組の隅に追いやられたネクサスのページの寂しいこと(^^;せっかく正気(?)に戻った溝呂木が活躍するのにねぇ。
響鬼は相変らず面白いです。今日から轟鬼(と斬鬼)が登場しました。あのギターは剣というよりまさかりですね。凄いもん見せてもらいました(笑)
この響鬼すごいよ!さすが仮面ライダーシリーズ、絶好調である!(おわり)
『ウルトラマンネクサス』の後番組『ウルトラマンマックス』にコイシカワ・ミズキ隊員
これまでずっと見てきて本当に良かったと思いますよ。
途中で諦めた人は是非DVDなどで。
ウルトラマンを子供番組と捕らえずにドラマとして見てみてください。
ネット通販で買えるウルトラマンマックスのグッズがここだけで殆ど揃うというリンク集という便利なコーナーです。
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