今更な話になりますけど、「アッパーズ」最終号を入手しました。
椎名氏による「RED」のパロディも読みましたが、確かに妙にオモロいです。ちゃんと中身が「RED」になってるのが凄い。
さすが月刊OUT出身だけあって、この手のアニパロをやらせたら上手だなあと思いました(←30代未満には古過ぎて判ってもらえない褒め方)。
あと「アッパーズ」休刊に関しては、「本誌のヤングマガジンが不調なので合併させると言うのが本当の理由だそうです。
」(あにめ18禁・てんちょう日記10/18)という何だか説得力のある話を見つけ、ちょっと微妙な気分に。形としてはヤンマガにアッパーズの作品を持って行く、ということになってますが、ここまでヤンマガに移籍する作品が多い(最後通牒10/19)と、むしろヤンマガがアッパーズに併合されたと言っても誇張にならないんじゃないかという気がしてきました。
というか、ここまでしないといけない程、今のヤンマガはヤバい状況だというのにも驚きです。兄弟誌とはいえ上手く行ってるアッパーズを潰さなければならない英断を下すっていうのは、本誌の方はよっぽど(以下略)。週刊青年誌は全体的に厳しいみたいな話は聞きますけど、天下の講談社のヤンマガも例外ではなかったということなのでしょうか。
にしても、結果的に村枝賢一氏の連載マンガがヤンマガに載ることになろうとは、サンデーで「俺フィー」描いてた時代には想像すらできませんでした。
椎名氏とアッパーズ編集部の間には「戦友」と呼べる程の絆ができていることを考えると、事と場合によっては椎名高志氏のマンガがヤンマガに載る可能性すら出てきたということになるんでしょうか。これも「GS美神」とか描いてた時代からは想像することすらできない事態です。世の中何が起こるかわかりませんね。マンガ雑誌読みながら時代の変遷を感じる今日この頃。
writeback message: このサイトのコメント受付は終了しました。