12号の段階では、ムッツリ正守と欲しがり屋さんな謎の男と一緒に閉塞空間に閉じこめられた良守が大ピンチ! な話かと思われていた「結界師」でしたが(思っていたのは自分だけです)、ここに来て更に新しい男・無道(チョビ髭)が登場。口に変な弾を撃ち込んで内蔵を破壊して相手を倒すという、「結界師」どころかサンデーの中においても相当にエグい攻撃方法を得意とする、まあ変態さんですね。変態。人間捨ててるみたいだし。
今回の正守の目的はこの男であり、なにやら正守とは因縁がありそうな様子。人間捨てたくて仕方がないような人と因縁があるなんて、正守さんも大変だなあと思いました。
そして、結果的にその変態の相手をしないといけなくなった良守はもっと大変そう。この変態さんは自ら「オレは若い子が大好きだ!」とハキハキと言い放つ程の強者の変態であり、そういう意味でも良守大ピンチ。良守の中に無道の黒いモノが(略)! みたいなことになったら色々な意味でこのマンガは終わりなので、正守には何としても良守を守って頂きたいと思いました。
欲しがり屋さんの神様は心底役立たずっぽくて萌えです。
「ハヤテ」の下田温泉編のおかげで、新宿駅で伊豆急下田行きの電車をホームで待つ人達を見る度に「みんな『ハヤテ』に影響されて下田に行きたくなったに違いない!」と思うようになってしまいましたYO!(影響されてるのはむしろ自分です)
最近の「ハヤテ」ですが、サンデー13号のオマケで色々な意味でおかしいとしか表現できないひな壇が付いて来たのが印象的でした。サンデーは少年誌という建前なのに、ひな壇がオマケって。ハヤテがお雛様役なのはいいけど(いいのか)。
去年のバレンタインラブラブチェッカーもそうでしたが、「ハヤテ」の存在はことごとくサンデーという媒体の限界を乗り越えてきますね。アニメ化になってますます調子に乗る「ハヤテ」の今後のやらかし具合に注目です。
そんな感じで営業方面は浮き足立っていますが、マンガの方は相変わらずのマイペースな「ハヤテ」なので安心して読めます。電車マニアの虎鉄が「俺はハヤテが女の格好をしていただからではなく、ハヤテだから好きになったんだ!」みたいな勢いでハヤテに迫ろうが、マリアさんが執拗にハヤテに女装させようと暗躍しようが、ハヤテがナギの全裸に全く動揺しなかろうが、「ハヤテ」世界の中では全て日常的なことなので、特筆することはありません。今のこのマンガは、全てが上手く回っていると思います。
「これがソラの職能力だ!
」
永きに渡る連載中断を経て、ようやくソラの本当の能力が明らかに。ハンバーガーを無限に食べてるのは伊達じゃなかったということなのか。「全てが倍に」ってのは地味に応用範囲が広そうなので、今後も要所で活躍できるんじゃないんでしょうか。高カロリー高脂質のハンバーガーを常に食べていても太らないのは、体脂肪の燃焼を倍にしているからなのか(どうでもいい考察)。
あと、今回破れてしてしまいましたが、デムニエルのギャグのくだらなさは大変に高レベルであり、存分に楽しまさせて頂きました。「私はこのダジャレを言いたいがためだけに、この能力を生み出したのダ!
」って、もう心底バカですね。愛せます。かつてあの伝説の「相手を眼鏡好きにする能力」を生み出した頃の、絶好調だった福地先生が帰って来つつあるなと思いました。
13号から登場した途端、いきなり「2次元はボクらを裏切らない! ボクらは2次元を裏切ってはならないワケですよ!
」という名言を残した、体は軟弱だけど心は硬派なオタク少年の坂崎恵一君。コミックス1巻のオマケに載っていた初期構想版の「あいこら」の主人公は、確かこんな感じの軟弱男子だったような記憶があります。そういう意味では、先週と今週のこのマンガは、このマンガが取り得る可能性のあった一つの姿なのかも知れません。
問題は、その可能性の結果が「2次元はボクらを裏切らない!」だったり、スクール水着+うさみみ姿でゲーセン荒らしだったりするところだったりするんですけど、まあ井上先生はもはやこういうマンガしか描けなくなっちゃった人なので(失礼)。
自分がオタクであることを必死で隠そうとする弓雁ちゃんの気持ちは痛い程よく判るので、がんばれ弓雁ちゃん! というのがここ2週間の感想です。
「確かに風香はこわいんだけど、不思議とキライとゆーわけではないってゆーか…
」
普段から風香からヒドいことをされていても、心の中では喜んでいることを自覚した錬児君。もう一歩自分の心に踏み込むことができれば、錬児君も自分が真性のMであり、それ故に真性のSである風香と惹かれあう宿命にあることを悟れるのではないかと思います。
そしてレミファンの存在価値は、錬児と風香がそれを悟るための試練を与えることこそにあるのです。
宿命の関係と、それ故にもたらされる試練。果たして二人は、試練を前にして己の心を克服することができるのか。なんか本当に英雄譚っぽくなって来ましたね!
爆弾甲虫ってヘコキムシのことだったのか!(挨拶)
サンデーGXの看板マンガ「新暗行御史」のコンビが本誌に初登場。基本的には先週までやってた「マリンハンター」と似たようなパターンの超人バトルものに分類できると思うのですが、というか設定の無茶さ加減においては遙かにこっちの方が遙かにやらかしてると思うのですが、流石というか何というかインパクトがあって面白いマンガに仕上がっているなと思いました。
「もし昆虫が人間と同じ大きさだったら、筋力がスゴイことになってたいへんなことに!」みたいな話は昆虫トークの定番ですが、それをそのままマンガにしてしまい、緻密かつ迫力ある描写でそれに無理矢理説得力を持たせてしまうのがスゴイです。
あとスゴイと言えば、ヒロインに相当するお姉さんが20歳で妊娠してて、かつ途中で食われて死んでしまい、結果的に出産までしてしまったというのもなんかスゴイ。容赦がない少年マンガは大好きです(歪)。
やっと書いてくれた!w
『うえきの法則プラス』は第11号の「ハイジ覚醒」辺りからとても読み応えのある内容だったので、感想を言いたかったのですw
ここ最近の『うえき』は『HUNTER×HUNTER』を彷彿とさせます。特に素晴らしいのが、満を持してお披露目となる職能力を決め技に使わなかった所です! 本当に御見事でした! 福地先生には盛大な拍手をお送りすると共に敬礼をしたい気分です!
あんまり『What’s New!』にレスしないのでちょっと遠慮無しに書き散らしますと、『H×H』でも念能力の必殺技よりもサポート系の能力の方が応用範囲が広いし闘いづらいと思うのです。具体例で言いますと、ゴンのジャジャン拳よりヒソカのバンジーガムの方が。いやまぁジャジャン拳も極めれば短・中・長距離射程や「あいこ」と厄介なのですが…。
ですので僕としましては、植木の“掴”よりも、ハイジの“撃”よりも、ソラの“倍”の能力に注目して読んでいきたいと思っております。
「で… デケェーーーーーーーッ!!!」には大いに笑わせて頂きました! ソラの無邪気なキャラクターは大好きです。
>絶好調だった福地先生が帰って来つつあるなと思いました。
あ、あれ!? ここが福地先生のMAXなのですか…?? じゃあちょっと期待のハードル下げときますw げに侮り難しバイオリズム……!!
では、Fukazawaさん、お仕事忙しいでしょうが体調を崩されぬよう気を付けて、頑張って下さいっ!
小椋佳の特集、録画しとけば良かった。orz
絵の見た目とかは派手好きなはずが、宇宙家族のべやまを読んでみたり。 ヤベッ
ま、まだまだ精神的には紛れもなくボウヤだからサ、サンデー大好きなんだからー!
変態からおっさん好きになる過渡期なのであの(チョビ髭)はズルイと思います。
私のニーズにチルドレンが応えてくれるのか、局長の、きょく・ちょー出番ですよ!なにやってんのほんとにッ。
子どものオヤジ遭遇率は逸れメタルより意外と高い!と今日思いましたが、子どもが外の世界に出てきたんだよね、よね!登場人物の好みで後の課題はマダムだけ。静江様がみてる、みたいなの。
Fukazawaさんのおかげでイキイキした有坂君の読み方を知り、それ以降あおい坂が3倍楽しめました。ご健康をお祈りします。
いや、チルドレン最高なのにケチつけてる文になっていることに気づきました。
ち、違うンやー!ちょっと王子に嫉妬しとるだけなんやー!ワテなんてロリのクソ豚野郎っすよー(?)
メガネっ子じゃないからヒネクレとるんですよ、そうに違いない。葵は純な子、葵は純な子!皆(繰り返し)!
peaceyさん、私も「ソラの すごい 能力」大好きです。概念の2倍みたいならずっごいですね。
>peacey さん
ソラがハンバーガーを常に食べられるのは、1個のハンバーガーを「倍」の能力で2個に増やしているからに違いない!
この手のマンガで直接攻撃ではないサポート系の能力にスポットが当たることはあまりないのですが(「ガッシュ」のモモンの能力とか)、今度の「うえき」のソラの能力はアイデア次第で色々なことができそうなので、本気で夢が広がります。うはー
主人公の植木の能力もどっちかというと攻撃的ではないところからして、「うえき」の狙いは「柔よく剛を制す」的な闘いを描きたいのかも知れません。
作者の福地先生はまだキャリア的には浅いので、これからモリモリ活躍して更に調子を上げていって欲しいなあと思います。
>薫卓さん
本当に実力があるマンガ家の定義は、魅力的なオヤジキャラが描けることである! という持論を持つ私としては、オヤジキャラの描かれ方に着目せざるを得ないのです。
その点「結界師」の田辺先生は、繁守・松戸・正守とツボに入るオッサンキャラを連発しており、その実力はもはや疑いようがありません。無道と正守のオッサン対決にも注目して行きたい。
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