Mar 13, 2004
Blosxom Starter Kit利用時の覚え書き
hail2u.net (Kyo Nagashima さん) で公開されている blosxom starter kit を自分が導入した時に気づいた点などのメモ書きです。
必要なもの
・Perl5 が動くサーバ
Trackback を使いたい場合は、LWP や HTTP といった Perl のモジュールがそのサーバで普通に使えることも確認。
自分はこれでヒドイ目に(以下略)。
・UTF-8 形式のファイルを読み書きできるエディタ
スターターキットの中身は UTF-8 で記述されているために必要。文字コードにこだわらないのであれば、このまま UTF-8 で運用した方が良い(Kit に付いてくるテンプレートの中には charset=UTF-8 と直接書かれている箇所があるし、UTF-8 以外では RSS や Trackback 絡みで文字コード変換が発生したりして面倒くさそうだし、etc)。
自分は秀丸エディタを使用。秀丸エディタは起動時オプションに ファイルを UTF-8 形式でオープンする指定があるため(/fu8)、エクスプローラのコンテキストメニューの「送る」に /fu8 オプションを付けた秀丸が立ち上げる設定を追加し、楽をすることにした。
最初に読もう
→ blosxomサイトの日本語訳::訳者が使ってみた感想 (Sucle さん)
blosxomのインストールの方法からblosxom 特有の概念であるフレーバーの詳細な解説、カテゴリやプラグインの簡単な説明まで、判りやすく書かれているページ。たいへんに参考になります。
ここに書いてあることを読んでもピンと来ないにょ? という方は、多分 blosxom には手を出さない方がいいと思う。
スターターキット使用時における補足事項
・『ログ』の項目に書かれている「ブラウザでログを作成・編集することができるプラグイン」wikiedish は、スターターキットの中に含まれている。ただし、blosxom はやっぱりテキストエディタで文章を作成→FTPでサーバにアップロード、が基本な様子。
・フレーバーは、Kyo Nagashima さんが作成したものがデフォルトで入っている。サンプルがこちらのサイトにあります。
・ログの日付を(ファイルの更新日付ではなく)ファイルのアップロードした時のものにする entries_index プラグインも、最初から入っている。
config,cgi の設定
スターターキット に含まれている config,cgi は、オリジナルの blosxom.cgi の中ではソースの中に入っている変数設定部分を切り出したもの。コメントが日本語訳されているのでわかりやすい。
blosxom本体の設定にある $basedir の記述には注意(URI ではなく、サーバ上での絶対パスを指定)。
各変数の具体的な説明については、こちらも参考になる。
→blosxom.org::blosxom初期設定 (blosxom.org)
テンプレートファイルの編集
entries ディレクトリにテンプレートファイルが置かれている。
拡張子(=フレーバー名)が ".html" のものは普通に表示した時に使用されるもので、".htm" は Writebacks の時(=1つの記事のみを表示した時)に使用されるもの。
テンプレートをいじりたい時は、「blosxomサイトの日本語訳」のフレーバーの解説が参考になる。というか、「blosxomサイトの日本語訳」は全部参考になる。読もうぜ→過去のオレ(すみません)。
スタイルシートは、config.cgi の @css_paths で指定したものを編集する。
id名は、"banner" がBLOGのタイトル、"content" がログ部分、"links" が横に表示されるカテゴリとか Google Search とかの部分。
参考:Blosxom Starter Kitに関する情報が載っているサイト
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