2006/02/10
2006/02/10のメモ
http://websunday.net/zettai/wallpaper/vol28_l.html
Webサンデーの「絶チル」壁紙サービスに、あの「なんでいっつもローアングルやのん!?」が追加!
キタコレ! [関連URL]
2006/02/09
2006/02/09のメモ
http://www.zakzak.co.jp/tsui-sat/tsui/0204_02.htm
最初から最後までツッコミどころ満載な、フェチ的観点から見た夕刊フジの「あいこら」紹介記事。
記事の意図を酌んで『これを通じて、小中高生がフェチに傾いたら、それも面白い現象でしょうね
』と豪語する井上先生は流石だと思った
2006/02/07
サンデー9号感想(落ち穂拾い版)
最強! 都立あおい坂高校野球部
チア部が大挙して出てきてラブにひなる展開になった途端、ネットの各所でいきなり話題になった今週の「あお高」。ホントみんなこういうの好きな!
世間的には「太陽がまぶしいぜ!
」のコマの左から二番目の娘の評価が高いみたい(左から二番目派例:マンガがあればいーのだ。さん/ヤマカムさん)ですが、個人的にはやはりまり子先輩に注目してしまいます。彼女の落ち着いた性格と、如何にも「先輩」然とした貫禄を漂わせる風格を、大きくて柔らかそうな胸とたれ目というパーツで的確に表現しているところに、全男子生徒は注目。特にたれ目。たれ目ですよたれ目。
「たれ目」と言えば、まだ『萌え』という言葉が発見されていなかった時代に一大勢力を築き、インターネット黎明期においては「たれめパラダイス」なるイラストサイトが人気を博するなど、様々な栄華を誇ったものでしたが、今ではほとんど鳴りを潜めてしまった感があります。「たれ目 萌え」と「眼鏡 萌え」を共に検索して件数を比較してみれば、その差は一目瞭然です。
しかし我々は、まり子先輩のたれ目により、「たれ目」というパーツの存在を再発見する絶好の機会を得たのです。確かに彼女には、お姉さん系「たれ目」キャラクターが根幹として備えているべきたれ目アイデンティティを持ち合わせた、まさにたれ目たるべきたれ目キャラだと思います。
「眼鏡っ娘」や「前髪っ娘」が萌える世間を跋扈し、キングオブパーツフェティシストマンガ「あいこら」ですらたれ目はフェチの対象となっていない今だからこそ、あえて「あお高」のまり子先輩をたれ目キャラとしてデザインした、田中モトユキ先生のセンスが光るのです。我々は決して、たれ目のことを忘れてはいけないのです。判って頂けたでしょうか。
勿論今回はまり子先輩のみならず、巴先輩やバンソコ女千秋、そして名無しのエウレカ髪の女子に至るまで、どの女の子もたいへんに魅力的に描かれていたと思います。さすが、かつて「鳳ボンバー」において、あややのアレっぷりで我々を心の底から震撼させた田中先生です。
我々もゆめゆめ油断することなく、今後も「あお高」に注目していかなければいけないと思いました。
結界師
黒芒楼の姫さまの本領発揮。最強に強まってる良守を、尻尾責めでメロメロにした挙げ句に指先一つでダウンですよ。何この強さ。白がいないと何もできない、要介護認定姫さまじゃなかったのか。油断できないね!
あと、影宮の縛られ上手っぷりにも萌えました(まちがい)。
その辺はともかく、今週最も印象的だったのは、良守の後ろ姿を見た時、影宮の表情がアップになったシーン。
彼は良守の背中に、常に死と隣り合わせだった限と同じモノを見たのでしょうか。良守の「変質」を表現した、上手い演出だなと思います。
からくりサーカス
『歌も…
』
歌えるんだ…
パンタローネ様が! パンタローネ様がかわいい!
「歌も…歌えるんだ…」と言ったパンタローネ様の表情は、まるで秘めた思いを告白した時のツンデレ女子のようです! なんてカワイイんだパンタローネ様!
『散り際に微笑まぬ者は生まれ変われぬぞ
』とは「覚悟のススメ」の散さまの名台詞ですが、斯様な微笑みを見せたパンタローネ様は、きっと生まれ変われるはず! 散り際の微笑み見事であった!(死亡フラグ確定)
D-LIVE!!
『お前がASEを捨てるなら俺も…
』
元祖ツンデレ髭親父のロコたんが、ついに斑鳩に愛の告白を!
こんな台詞が出てきてしまったら、いくら初音が斑鳩に迫ろうとも、もはや読者の頭の中には「ロコたんが『俺も…』の後に何を言おうとしたのか」ということしか思い浮かびませんですよ。ドジっ子委員長の春日さんといい彼女といい、最初から最後まで女性キャラが報われないマンガだなあ。そこがいいんだけど。
2006/02/05
新刊情報とか
たまにはファンサイトっぽく新刊情報を。
・廉価版GS美神
今週のサンデーで、MFB(My First BIG)版と新装版の「GS美神極楽大作戦!!」が発売されると告知がありましたが、「まんがの森」の3月の新刊情報には、既に「(廉価版)GS(ゴーストスイーパー)美神極楽大作戦!!(1) 」が3/27に発売されるという情報が載っています。価格は600円。
価格からして、これは前に出たワイド版「GS美神」のコンビニ流通バージョン(My First WIDE)と見るのが妥当でしょうか。何かしらのオマケ要素(他の作家へのインタビューとか)があるのを期待。
(掲示板に情報を下さった月見書店さん、ありがとうございます)
・絶対可憐チルドレン4巻
そして、同じく3月の新刊情報として、「絶対可憐チルドレン」4巻の名前もありました。3/17発売予定。
掲載範囲は、おそらく今週のサンデーの「サイコダイバーズ」までだと思われます。ペース早いですねー。
こちらもオマケ要素に期待。恒例の巻末のおまけマンガに何を持ってくるのか気になります。
個人的には、「サイコダイバーズ」編での皆本妄想ショーっぷりか、あるいは薫が心の中にしまったものすごい下ネタの正体を期待(するな)。
・Wikipedia
声優の情報が充実していると評判のWikipedia日本語版に、「絶チル」の項目があるのを今日知りました。キャラクターの名前の元ネタとか載っていて大変に便利。編集して下さっている方に感謝です。
あとは、作品内に出てきた細かいパロディの元ネタとかをフォローできるようになれば、より完璧だと思います!(←お前がやれと言われそうだ)
2006/02/04
サンデー9号絶チル感想
『大人だからものすごい下ネタも思いつくけど、それは心の中にしまっておきたい。
』
大人になるって不思議だね
日頃からマンガを読んでは「萌え」とか「パンチラ」とか「(*´д`)ハァハァ」とかそういう事を、思いつくがままに口に出したりネットに書き込んだりしている大人の皆さんこんにちは(挨拶)。
今週のサンデーに掲載されていた「絶チル」の表紙イラストを初めて見た時、卵の殻から孵化しようとしている葵を何故か皆本と見間違えてしまい、「粘液に包まれた全裸の皆本キター! 彼はどこまでもエロい描写が似合う男だなあ!」と思ってしまったんですけど、私ももういい歳した大人なので、それはそのまま心の中にしまっておきたい。
精神的な成長度合いで十歳の薫に負ける訳にはいきませんからね(手遅れ)。
□
そんな訳で今週の「絶対可憐チルドレン」は、夢の世界の中で薫と皆本がストロベリってしまうという、大人ならずとも読んでいてたいへんにお尻がムズムズしてしまう展開でした。いやもう読んでてウキウキしてしまいましたよ今回。
椎名高志先生の週刊連載マンガで、主役級のキャラ同士がここまでストレートに「好きだ!」「好きよ!」的な台詞の応酬を行ったのは、ひょっとしたらこれが初めてなのではないのでしょうか。キスシーン(今回は未遂だけど)も、「MISTERジパング」のヒガケと日吉のアレ以来なような気がします。
かつて「GS美神」では、マンガの中でそういうのを期待させる展開を繰り広げて来たにも関わらず、作者に照れがあったのかどうかは判りませんが、結局最後までそういうシーンがあまり出て来ないまま人間関係が煮え切らずに終了してしまい、そういうのを期待していたファンを随分とやきもきさせたものでしたけど、現在の椎名高志はそういうシーンも必要とあれば照れずに躊躇なく描けるくらいに成長したんだなあと、何だか感慨深くなってしまいました。
長いことファンやって来て良かったです(エラそう)。
また、この二人の関係が今回ここまで一気に進展したのは、薫というキャラクターがこれまでの椎名マンガにはあまりなかった程に恋愛に対して直情的で押しまくるタイプであるのと、その一方で皆本が押しに弱いタイプというか、むしろ押されることで魅力が出てくるタイプなのにも一因なのではないか、という気がします。こんな二人が誰もいない世界で二人きりになれば、こうなる方がむしろ自然と言えましょう。
「作者の中でキャラクター達が意志を持って動いている」ってのはこういうことを言うのかも知れない、と今回の話を読んで思いました。
「夢から醒めたら、夢の中で起こったり考えたりした事はほとんど忘れてしまう」という制約があるので、今回のストロベリーエピソードが直接今後の展開に影響することはなさそうですが、二人が将来を約束することで兵部が作った「予知を元に未来での可能性を捜すために作った夢」から脱出できたということは、彼らが「予知」を覆すだけの可能性を持っていることが明らかになったことを意味しています。
そういう意味において、今回は物語的には大きな進展があったのは間違いありません。
まあ、今後この二人が現実世界でも今回みたいな調子で始終いちゃつかれると困るので(政治的に)、とりあえず今回のストロベリィな展開はあくまで「夢」で済ませておいた方が良いのかも知れませんが(政治的に)。
また、兵部は結局今回は敗れはしたものの、「キミは将来、自分の担当するエスパーに手を出すね
」ネタでこれから更に皆本をいぢめることが可能になったので、今後の彼の陰湿なリベンジにも期待させて頂きます。
あと、ネットに上げられた今週の感想を読むと、「いくら紫穂のサイコメトリー能力が高いと言えども、目をつぶった状態で銃の着弾位置を予測できるというのは如何なものか?
」という意見をたまにみかけますが、でもまだ十歳で未発達な超能力少女の性感帯を一発で見抜くだけの眼力があるなら、いくら精密とはいえども機械に過ぎない銃の弾道を予測することなど簡単に違いないと思いました。
というか、まだ十歳なのにあんなに敏感でいいのか葵。「悪女」とオフィシャルなキャラ紹介に書かれてしまう紫穂に弱点を握られて大丈夫なのか葵。
ますますいじられキャラ属性が強まってきた、葵の将来が心配です(結論)。
コミックス発売祝賀エントリー
本日10/18、ついに「絶対可憐チルドレン」のコミックス1・2巻が同時に発売されます。
今を去ること2年4ヶ月前、サンデー超増刊に「週刊誌連載復帰を賭けたプレゼンテーション作品」として絶チルの読み切り版が掲載されてから、様々な艱難辛苦や無理難題を乗り越えて正式連載枠を獲得、そしてついにコミックス発売にまで到達致しました。しかも、コミックス2巻分を同時に発売するという、まるで「絶チル」がサンデーきっての超人気作品みたいな超優遇っぷりですよ!(人気作品じゃないの?)
作者を始め、関係者各位の苦労がついに形となって実を結んだと言えるでしょう。本当にお疲れさまでした。
ただ、それはそれでめでたいのですが、なんか「絶チル」の書店への配本が少ないのでは?(鏑木週報さんより) という話がちらほら聞かれるのが気にかかります。確かに「カナタ」の実績を考えると、配本が少なくなるのも(以下略)。また、現在bk1では早くも「この本は現在お取り扱いできません」状態になっているのも、大変に気になります。
果たしてこの本、我々は本当に今日、本屋で仕事帰りの時間に買うことができるのでしょうか。
諸君らの幸運を祈ります!(←どこが祝賀エントリ?)
□
10/19 1:30追記
bk1は「24時間以内に発送」のステータスに変更になっていますね。
Amazonは昼頃までは「予約受付中」だったのですが、現在は「2~3日以内に発送」に。とりあえず在庫はあるみたい。
また、主なネット書店の10/18現在での状況は、阪田犬助さんがまとめて下さっています:
→絶対可憐チルドレンのネットにおける在庫状況(月見日記)
なお、自分がいつもマンガを買っているマンガ専門書店では、「絶チル」は1巻・2巻共に平積み状態で売られており、普通に購入できました。良かったー
紫穂に「あの人ガンに気づいてない
」と思われていないかどうかだけが心配です。
2006/01/31
「ネギま!で遊ぶ…エーミッタム!!」を読みました
「エーミッタム」を「エミッターイム」と間違えて記憶!(挨拶)
今更な話題になりますが、執筆陣の豪華さと赤松健先生ロングインタビューが掲載されたことで話題となった「ネギま!で遊ぶ…エーミッタム!!」を、ようやく読むことができました。
この本を読んで個人的に一番印象に残った言葉は、いずみのさんによる赤松健先生へのインタビュー記事における、『ファンが「赤松健論」で行っているようなテーマや作品構造を深読みすることに対して、どう考えているのか?』との質問に対する
「深読みしすぎですよね(笑)
」
という、赤松氏の冗談めかしたような回答でした。
氏はインタビューの中で、「私はソロバンづくでなんでもやってるようにみんな思っているのかもしれませんけど、実際には(原稿を)上げるだけで精一杯
」とわざわざ手の内を明かし、その上で「『実は赤松は裏でこう思ってるんじゃないか』って思ってくれる分には凄く助かるんですよ
」と、作者の思惑以上に深読みをして来る読者に対する謝意を、素直に表しています。
この「ネギま!で遊ぶ」という同人誌は、編者のTaichiroさんが仰っているように「作品をより主体的に楽しむ」面白さをライトなファンに伝えることを目的として作られたものと思われますが、作者の赤松氏自身がこの本に代表されるようなファンの評論活動に対して極めてオープンなスタンスを取っていることは、ファンにとって極めて幸福なことではないかなと思います。
この辺は、パソコン通信の時代から自分のファンと積極的にネットを通じて交流して来た、赤松氏ならではの感覚なのでしょう。
自作への読者の思い入れを「邪魔」や「迷惑」と思わず、逆に読者がそういう行為を行うことに対して感謝の意を表する、作者のゆるやかでオープンな姿勢が、「ネギま」がここまでファンの間で熱心に語られてるようになった理由の一つとして上げられるのではないか――そんなことを感じたインタビュー記事でした。ファンがファン活動をすることで幸せになれるマンガ、それが「ネギま」。そんな感じ。
例え作者自身は毎週毎週原稿を上げるだけで手一杯で、読者が思っている程深いところまで考えてはいないとしても、自分が作った作品世界をファンが各々の解釈で『解読』して行く様子を、赤松氏は楽しんでおられるのかも知れませんね。
この懐の広さ! この貫禄っぷり! さすが大物は違う!
あと寄稿された記事の中では、Fuku Diaryの(福)さんによる「ショタ漫画として読むネギま!」に激しく共感致しました。
そうそう、そうなんですよ。「ネギま」の中で一番可愛いキャラは、絶対ネギ君で決まりなんですよ。「ネギま」が少年の成長物語として成立しているのは、今のネギ君の少年らしい可愛らしさが作品の根幹にあるが故なんですよ! みんな判れ!
特にネギ君の尻の可愛らしさったら、もう! 今度生まれ変わったら千鶴姉さんになって、ネギ君の尻にネギを(←おちつけ)