2006/12/30
「ハヤテのごとく!」TVアニメ化決定
みんな知ってるけど知らないフリをしている「ハヤテ」のアニメ化決定情報ですが、1/10発売の「週刊少年サンデー」6号で正式発表の模様です。詳報が楽しみ。
2006/12/28
コミックマーケット71 椎名高志作品関連サークル情報
金曜日(12/29)
- 東B51b ピリカ (絶チルあり)
- 東シ56b 横濱レモネード (絶チル 葵[男性向け]、オールキャラギャグ)
- 東シ57a 塩こんぶプロジェクト (絶チル 健全)
- 東ネ36b みりん観光王国 (絶チル 皆本受[女性向け])
- 東ペ54a フーテン族 (MISTERジパング 五右衛門×秀吉、信長×日吉、オールキャラギャグ)
- 東ペ54b paralle (MISTERジパング 信長×日吉)
- 東ペ55a 風色通り (GS美神 雪之丞×ピート)
- 東ペ55b トロイメライ (絶チル オールキャラ)
- 東ペ56a 雲の王国 (絶チル オールキャラギャグ、紫穂)
- 東ペ56b 白竜堂白亜店 (絶チル オールキャラギャグ)
- 東ペ57a チョーばぁっとー (絶チル 変態ギャグ)
- 東ペ57b 紫マヨネーズ (絶チル 皆本中心オールキャラギャグ[女性向け])
- 東ペ58a 月見書店 (絶チルメインのサンデー本)
- 東ペ58b 野望の箱庭 (絶チル)
- 東ペ59a ふりーすたいる (絶チル)
- 東ペ59b 朝の魔法 (絶チル ギャグ)
- 東ペ60a おこちゃま倶楽部 (絶チル)
- 東ペ60b フレイクス (絶チル)
日曜日(12/31)
- 東ケ32b ストレートノーチェイサー (絶チル 紫穂受け中心、不二子×紫穂[男性向け])
- 東テ32b ぷちびぃず (絶チル チルドレン中心[男性向け])
- 東ニ04b TETRODOTOXIN (絶チル [男性向け])
- 東ニ12b みそのデンパ塔 (絶チル 葵[男性向け])
- 東ニ19a ホテルすし詰め (絶チル [男性向け])
- 東ニ24a 天界 (絶チル [男性向け])
- 東ヌ10b ぶっかまん (絶チル [男性向け])
- 東ヌ11a 麻生心霊研究所 (絶チル [男性向け])
- 東ヌ11b ふにふにはんど (絶チル 葵[男性向け])
- 東フ53a 水琴窟 (GS美神本あり)
- 東ホ36b MADE IN 巴里 (絶チル 皆本×薫の小説)
※サークルスペースへのリンクは、TINAMIコミケマップを利用しています
ご多忙報告
こんにちは!
好きな「結界師」のキャラは、六本木樹里亜です!(挨拶)
というかお久しぶりです。ここ二週間程は色々と忙しく、更新が滞っております。
今週末には復活したいと思ってはいますので、もうしばらくお待ち下さい。
では皆さま、よいお年を!(伏線)
2006/12/19
絶対可憐チルドレン7巻
お久しぶりです!(生存報告)
作者も認める恥ずかしい表紙が目印の、「絶対可憐チルドレン」の7巻を購入することができました。以下短観。
この巻は、葵メインのエピソード(葵まつり編)と紫穂メインのエピソード(タッチ・ミー・イフ・ユー・キャン編)がメインとなっています。
葵の方は、その空間認識能力の応用力の高さをストーリーの中で提示しつつも、基本的には「葵かわいいよ葵
」とブツブツ呟きながらニヤニヤ楽しんで下さい系のエピソードになっていますが、紫穂の方は(椎名先生の「紫穂はあらゆる武器や機械を操作できるのです」という言葉が示しているような)彼女の能力の応用範囲の広さと強力さ、そしてそんな能力を子どもの頃から持っているが故の苦悩が改めて提示されたという意味において、色々と考えさせられるというか、より妄想をかき立てられる作りになっているように思いました。
巻が進む毎に、紫穂は能力も人格もどんどん趣が増して行きますね。将来が楽しみな子です。
ですので、オマケマンガにおける紫穂の悪趣味っぷりは、むしろ萌え対象です。
生命を食べるという行為の本質を、紫穂は知っているのです。
あと、末摘さんはこのマンガに出てくる人物にしては極めてマトモな感性の持ち主なので、「絶チル」のキャラと結婚したい! とか言ってる病んだファンの皆さんは、みんな末摘さんと結婚するが良いと思いました。
2006/12/10
今はかわいいタケシ君も、将来はパパみたいな顔になっちゃうのか…(サンデー07年1号絶チル感想)
絶対可憐チルドレン
「だって、エスパーになっても親がこれじゃ
」
と、話がタケシ君の父親に及んだところでタケシ君の超能力が発動したということは、タケシ君は父親に対して何らかの反感を持っているということを意味しているのではないか? と思いました。父があんな本まで出しちゃうレベルのゴリゴリのアンチエスパー派だと、息子の彼も色々苦労してそうな感じ。エスパーレベルが陽性の女の子と仲良くなろうとして親に叱られたりとかありそう(妄想)。
社会で圧倒的な力を持っているノーマルと、若いけど将来力を持つのが確実なエスパーという、このマンガにおける社会の軋轢をモデル化したような家庭が舞台なので、さすがに次回は父と子が対立する展開になりそうな気がします。チルドレンを含めてケンカになりそうなところで皆本が出てきて事態を収拾しようとする、みたいな展開になるのでしょうか?
以下はツッコミどころ。
- 「
きれーでかわいいおねーさんが3人も来たという段階で、とりあえず細かいことは忘れて喜べよ!?
」
とか言いながら、薫がタケシ君におっぱいを押しつけているように見えます。おっぱいないけど。 - 「
せや、考えたらあかん!
」
とか言いながら、葵がタケシ君の右手を自分のおっぱいに押しつけているように見えます。おっぱいないけど。
全国の葵のお父さん! あなたの娘さんは、「女」を武器にするやり方を身に付けてしまいました! オトナの階段登ったよ! - 「
サイコメトリーがいいわよね? 私が教えてあげる!
」
紫穂の笑顔がたいへんに怖いコマですが、タケシ君は赤面しつつも「…なんであんたたちに?
」と疑うだけの理性は保っていた模様。大物の予感がします。 - いきなりテレポートで上空に飛び出すタケシ君。普通なら、来週は墜落して死にます。
確かにこれでは近くに超能力者がいてあげないとダメだと思いました。 - そして、チルドレンの監視の名目で、皆本と賢木が二人でいちゃいちゃしている(語弊)のが気になります。
完成原稿速報でも、二回続けて皆本と賢木のコンビの絵が掲載されていますし、この二人のカップリングが今回の裏テーマ?
2006/12/09
002,028,106(サンデー07年1号感想)
結界師
人気投票のキャラクターの選び方が、異様に細かすぎてビビりました。比較的どうでもいい妖怪が沢山登場しているのはともかくとして、三能先生に取り憑いている三匹の蛇(ロクサーヌ・シモーヌ・ジョセフィーヌ)をそれぞれ分割して独立したキャラクターとして扱っているのは、さすがにやりすぎなのではないかと思います。
投票できるキャラクターの枠は三人だけなので、この三匹で投票枠を埋めてウケを取れ! と読者を誘っているのか。それとも、この企画の担当編集者は、誌面に隙間があると落ち着かないのでどうしても枠を埋めなければ気が済まないという、強迫観念の持ち主だったのか。今後の展開が気になります(展開?)。
ストーリーの方は、良守が烏森の地のことを感情を持った一つの人格のように扱っているところが面白いです。
このマンガの真のヒロインは、時音ではなく烏森なのかも知れないと思いました。
ダレン・シャン
ちょっと前までは実の妹にハァハァしていた初心なダレンに、いきなりかわいいガールフレンドが! 「女の子ってなんてやっかいなんだろう
」だなんて、何か一端の彼女持ち男子みたいな生意気なこと言ってますよ彼! バンパイアになれば女子からもモテるということなのか!
それはともかく、今回出てきたデビーは何かいいですね。素直に「可愛い」と思える子です。ごく自然にダレンを振り回す明るい性格や、「女の子はね、自分から男の子を誘うようなことはしないの!
」という台詞に象徴されるこの年頃特有のちょっとおませな行動なんかが、たいへんに魅力的です。闇の世界に生きることを覚悟したダレンとは対極的な世界にいる、明るくてかわいくて元気なキャラクターですね。
ここんところ、なんか性格がどっかしらひねくれた少女キャラが出てくるマンガ(絶チルとか)ばっかり読んでる気がするので、デビーのような普通に可愛いキャラが出てくると安心します。
うえきの法則+
みんな大好き「うえきの法則」の福地先生が、久しぶりに帰って来たよ! つうことで、サンデー07年1号最大の目玉は文句なしでこのマンガ。「うえき+」のこれまでのあらすじは先週号で説明したから、もはやこれ以上の解説は不要! と言わんばかりに、いきなり崖っぷちのシーンから連載を再開する思い切りの良さは流石です。
しかし今思えば、次回の展開がもの凄く気になる重要なシーンで連載が途切れていたんですねコレ。この止まりっぷりは、もはや専門用語で言うところのレイニー止め級と言っても過言ではありません(比較するな)。
で、個人的に連載休止前の「うえき+」で最も気になっていたのは、ソラが常に食べてるハンバーガーの欠け方がコマによって一様ではないところ(マンガ内の時間経過とハンバーガーの減り方に一貫性がないため、まるでソラがコマ毎に新しいハンバーガーを食べているように見える)であり、それ故に「やっぱり福地先生は調子悪いのかな?」と思っていたりしたのですが、今回の「うえき+」ではその辺どうかと申せば、やっぱりまだちょっと大きさや形に小さな矛盾が見受けられる箇所がありました。
福地先生の早期の復調に期待します(←嫌な読者)。
ハヤテのごとく!
ナギがハヤテのベッドでシーツや枕の臭いを嗅ぐという行動に出なかったところに、畑先生のナギに対する愛情の深さを感じました。
あと、毎週バックステージを更新し続ける畑先生は、私もおかしい凄すぎると思います。
犬夜叉
新たなる仙人系じじいキャラ・薬老毒仙が登場。更に今回は、サブレギュラーじじいキャラであるところの刀々斎や冥加じいちゃんまで登場するという、じじいわんさかコメディーとでも言うべき心ときめくストーリーが繰り広げられました。高橋留美子先生のマンガに出てくるじじいキャラが大好きな私はもう大喜びです。じじい萌え。
次回作はじじいが主人公のマンガを描いてくれないものでしょうか。
あいこら
「思いっきり遠回しに、告白してんのとかわらなくね?
」
遠回しでなくても告白していると思います。
そんなアレで、今回は弓雁に恋する川谷君がハチベエを恋のライバルとして認めるまでの話だったのですが、ちょっと読み方を変えると「川谷君がハチベエを意識するようになっちゃった」系の話と解釈することが可能です(可能にするな)。
あと、今回もまたヒドイ目にあった弓雁ちゃんでしたけど、「ヒドイ目に遭うと魅力がアップする」という彼女の傾向がどんどん加速しているように思えてなりません。
最強! 都立あおい坂高校野球部
「あいつと夏の最後までいきたい!
」
右京と野球を続けたいというみんなの気持ちが一つとなり、実力以上の力を発揮する。いま、右京はあお高野球部みんなのアイドルとなったのです。
このマンガのヒロインは右京で決定。
武心
城内の掃除を担当していると思しき、黒髪のメイドさんが気になります。一見すると、自分の持ち場の掃除のことしか気にしていない堅物以外の何者でもない彼女ですが、相手が流星であろうが暗殺者であろうが自分のペースに持ち込んでしまうしたたかさは、彼女がただ者でない伏線であるような気がしてなりません。何より、彼女は普通のメイドにしては眼光が鋭すぎます。
国王が暗殺者から常に狙われるような王宮でメイドをしているからには、やはり彼女もまた武の心を持つ強者なのかも知れません。実は彼女は王家に仕えるメイドの間で密かに伝承されているローゼンバッハ流メイド活殺拳の使い手だったとか、そういう展開を超希望。万乗先生ならやってくれるはず!
シランくん
しりあがり寿先生デザインのコナン君のバッタモノが出てくるっていうから、てっきり「名探偵コナン」を激しくグダグダにした、「真実は一つとは限らない!
」とかそういうノリのブラックユーモア溢れるコーナーになるかと思っていたのですが、実際読んでみたらなんか割と普通の子供向けの反体制系時事講座っぽいです。「夕刊ゲンダイ」の1面の記事をマイルドにしたみたいな感じ。そんなこっちゃ、この分野のパイオニアたる久米田先生の「さよなら絶望先生」には勝てませんよ!
まあでも、「国債は買うと国が利息が付けてお金を返してくれる、国民にとっても魅力のある投資の対象なんだ! 国債の金融商品としてのメリットを、株や定期預金と比較してみよう!」とかやり始めると全然違う企画になるので、少年誌としてはこの程度でちょうど良いのかも知れません。
2006/12/06
会長はメイド様1巻
久しぶりにサンデー以外のマンガの感想ー!
マンガ好きな人なら既にご存じの「会長はメイド様!」を、ようやく読むことができました。以下短観。
読んでちょっと驚いたのが、冒頭にメイド喫茶に関する説明的なシーンやカットが全く入っていないところ。主人公がメイド喫茶でアルバイトをしていることが読者に提示される最初のシーンが、(お約束的な「おかえりなさいませご主人さま~」的なシーンではなく)主人公がメイドの格好で「こんなバイトやめときゃよかった
」とやさぐれた台詞を言いながら巨大なゴミを出しているところであるのが、何か凄いなと思いました。何というかこう、エルフやドワーフとは何かという説明が全くないまま、これらの亜人種がいきなり出てくるファンタジー小説を読んだ時みたいな感じ。そうか、お嬢さんはドワーフを知ってる人なんだね。みたいな(なにそれ)。
現代日本において、既にメイド喫茶はコスチュームを出すだけで「あー」という感じで読者がその全てを納得できる程までに一般的な存在になっているんだなあ、と改めて思った次第です。
もっともこのカットは、主人公の性格、彼女の「メイド喫茶」なる存在に対するスタンスの表明、そしてこのシーンの直後にライバルの男子にバレるというバツの悪さをひっくるめて全てが必要不可欠なものであり、ある意味このマンガの有り様を象徴していると思われます。
普通のマンガであれば「おかえりなさいませご主人さま~」を持ってくる状況であえてこんな演出を持ってくるところに、作者のセンスを感じました。
そんなアレで「主人公のカタブツ生徒会長が、みんなに内緒でメイド喫茶でバイトしている」という設定そのものは奇抜なんですけど、基本的なストーリーは「弱みを知られたライバルの美男子に反発しつつも、次第に彼のことが気になって(以下略)!
」的な、少女マンガとしては極めてスタンダードな構成になっており、安心して読むことができる作品だと思います。
何より、常に毅然として凛とした意志の強さを持つけど決して我が強いだけの少女でもない、主人公の美咲がとても魅力的。男子に生まれたからには、こんな生徒会長に一度でいいから隷属したい! と思わせるに十分です。
気が強い女子が大活躍する系のマンガが大好きな(かつ、この手の少女マンガに抵抗がない)人にはお勧め。