2004/06/11
bk1プラグイン
「夜の童話」のエントリをbk1にトラックバックする時にミスをしてしまったので、bk1の方に修正願いを出したんですけど、bk1のディレクターである河野武さんから、対応報告と一緒に「こういうトラックバックの機能についてどのようにお感じになられていますか?
」と質問が書かれたメールが送られてきました。
こんな反応が返って来るのは予想外でした。気にかけて頂いているようで、ちょっと嬉しいです。
トラックバックに関してはまだ(ブログそのものを)使い始めたばかりで自分自身も試行錯誤している段階なのですが、可能性を感じるものであることは確かです。せっかくなので、トラックバックを活かしてやって欲しいことが思い浮かんだら、何か返信したいと思います。
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あと、河野さんのブログの中で、bk1のサービスをMovable Typeから使えるようにするプラグイン(mt-bk1.pl)が公開されていたので、それをblosxom用に移植してみました。半分以上はmt-bk1.plからのコピペですが(笑)。
使い方は基本的にmt-bk1.plと一緒で、プラグインをblosxomのプラグイン用ディレクトリに設置し、プラグイン内の$AID変数に自分のブリーダーIDを(あるなら)設定した後、エントリ内で「bibid:XXXXXXXX」「
XXXXXXXXXXは、ItemIdの値として無効です。値を変更してから、再度リクエストを実行してください。
」と記述することにより、それに対応するbk1の情報に置き換わります。→ bk1 プラグイン (ファイル名は "bk1" にして下さい)
bibid:02260381 ISBN:4091266924 →
見たところちゃんと動いているように見えますがどうだろう。
ハリスがダンドーの毒牙に!(まちがい) サンデー28号感想
- 黒姫(結界師)
- 太田崇(道士郎でござる)
- 「そうさ、私は人間ができてない道山先生!」(金色のガッシュ)
- P.853 1コマ目の二人のベンチの間の距離(暗号名はBF)
- からくりサーカスの最後のコマ
- 番外:「ブリザードアクセル」のヒロイン
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1. 黒姫(結界師)
夜の街の闇の中を文字通り「泳ぐ」、金魚の影の姿をした使い魔!
モロにオレ好みのビジュアルですよ! 燃え!
なんかこいつ、ダライアス外伝Jステージの背景で泳いでいる、巨大魚型戦艦のシルエットっぽいですよね!(と言われても)
あと、最後のコマで良守の兄の名前と年齢(隅村正守21歳)が明かされましたが、確か先週彼と会話していた我らが闇のヒロイン春日夜未さんは、「年上を君って呼ぶの、やめてくれる?
」みたいなこと言ってましたよね。ということは、夜未は正守よりも年上ですか! 少なく見積もっても22歳以上ですか! てっきり、まだ高校三年生くらいだと思ってましたよ彼女!
実年齢よりも幼く見えるだなんて、ますますオレ好みのビジュアルですよ! 萌え!
2. 大田崇(道士郎でござる)
本来、西森博之先生のマンガに登場するザコなヤンキーキャラは、どいつもこいつも如何にも性根がダメになってるどうしようもなく手の施しようもないクズばっかりだと思われていたのですが、ついにその定説が打ち破られる時がやって来ました!
道士郎に「卑怯者」と罵倒された途端、なんか更正しましたよこの子! 少年時代の父親との会話を思い出して涙ぐんでるよ! 西森マンガのヤンキーキャラなのに! 西森マンガのヤンキーキャラなのに!(しつこい)
このマンガが始まったばかりの頃は、「結局いつもの西森マンガと同じになるのでは?
」みたいなことを書いてしまいましたが、この「道士郎でござる」という作品はそういう「いつもの西森マンガ」とは違う方向性を目指しているのではないか、と思えて来ました。
先行きが楽しみです。いやマジで。
3. 「そうさ、私は人間ができてない道山先生!」(金色のガッシュ)
人間のクズだ! 人間のクズが出た!
「教師は人格者であらねばならない」という世間一般の幻想から自ら足を踏み出してしまった、完璧なるダメ教師が出て来ましたよ!
でも、本当のダメな教師ってのは、自分自身が人間ができていないことを自覚していないんだよな…
同じダメなら、オレもここまで割り切った教師に教わりたかったよ…(20年くらい前を回想しながら)
4. P.853 1コマ目の二人のベンチの間の距離(暗号名はBF)
そして、その後のP.364(最後のページ)で並んで立っている、団と本庄さんの間の距離に注目。要するに、今回のエピソードで二人の間の距離はグッと縮まりました! ということを、暗に表現している訳ですね。
本庄さんって、見た感じは一般常識や人間関係に疎い猛烈なボケキャラっぽいというか、その気もないのに気がある素振りをしてみせちゃう悪意のない悪女みたいな歪んだイメージがあったんですけど(勿論、歪んでいるのは自分の方です。すみません)、なんか根っこはもの凄いマトモでいい娘じゃないですか。実は園芸マニアって辺りも、個人的にはポイント高いです。もしオレがおじいちゃんだったら、「ぜひ本庄さんを家の孫の嫁に!」とか言い出したい気分です(微妙)。
こういう「愛するべき日常」的なエピソードがもっと最初の方に何度か出てきていれば、対ウィザード編のクライマックスで団が言った「みんなを守るんだ!
」的な台詞にも説得力が出てきて、なお良かったと思うんですけどね。
そして、最後のページに書かれた「次号、急激展開!」って言葉が妙に気になります。これはいったい何を意味しているのか。まだまだ予断を許しませんよ!(連載自体が)
5. からくりサーカスの最後のコマ
今回は黒賀三姉妹フラグ立て編の総決算とも言える内容で、マサルが三姉妹からモテまくる姿を読むのが嬉しいやら恥ずかしいやらでニヤニヤしっぱなしだったのですが、しかしその幸福感も最後のページの最後のコマを見るまで。
ついに来るべきモノが来た! という感じがします。
次週からの展開が、本気で怖いです。
番外:「ブリザードアクセル」のヒロイン
かつてジャンプで「ライジングインパクト」を連載、一度は連載終了の憂き目にあったにも関わらず、コアなファン達の嘆願運動が実を結んで連載が再開された! という伝説を作り上げたことで有名な鈴木央先生が、何の因果かサンデーに登場。
かつて少年向けゴルフマンガで覇を競い合った万乗先生と鈴木先生が、同じ雑誌でマンガを載せる日が来ようとは。ホント、世の中何が起こるか判りませんね(おおげさ)。
マンガの内容はややゴチャついた印象を受ける場面はあるものの、コメディありアクションありクライマックスでのカタルシスもありと、最初から最後まで楽しく読めるマンガになっていたと思います。今回のサンデー読み切り攻勢はどれも連載化を睨んだものっぽいので、もし今回のお話が好評だったら、あの鈴木央先生がサンデーで連載開始! という事態も十分に考えられそう。
でも、このマンガのヒロインの小雪ちゃんは、絶対どっか何かがおかしいと思います。いくら告白されて嬉しいからとは言え、あの惚れっぽさは異常の域に近い気がしてなりません。兄も妹に萌えてる場合じゃないと思った。
2004/06/09
コミック感想「夜の童話」
いきなりですが、7月からアニメ版「マリア様がみてる」の新シリーズ(自分内名称:マリア様がみてる~セカンドインパクト~)が始まるそうですね。
私は性格が曲がった女性キャラが大好きなので、今回から新キャラとして登場する生粋のトラブルメーカー・松平瞳子にはかなり期待してます。視聴者から『何このドリル女! 超ムカツク!
』とウザがられればこのアニメは大成功なんですよ! と制作スタッフが胸を張って豪語するくらいの暴れっぷりを期待したい所存。
基本的に「金色のガッシュ!」のパティみたいな役回りですしねこの娘(変な例え)。
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で、それとはあまり関係なく、最近紺野キタ先生のコミックスを三冊(「夜の童話」「Cotton」「乙女は祈る」)まとめて購入してから、今ちょっと自分の中で紺野キタ作品がブームです。
"紺野キタ"と言えば、個人的には「ひみつの階段」を代表とする女学院寄宿舎ファンタジーを描く人、というイメージが強いのですが、これらのコミックスに収録されている作品の多くは、ちょっとそれとはフレーバーが異なっています。これらの作品も広義で言えばファンタジーの部類に入るんですけど、「ひみつの階段」のようなティーンエイジ向けではなく、より対象年齢の高い、文字通りの「大人の童話」といった趣を感じます。
その傾向が一番よく出ていると感じたのが「夜の童話」。作者が同人誌で発表した作品を集めたというだけあって、どの作品も深い(あるいは重い)メッセージ性を持っていると思います。
例えば、この中に収録されている「春を待つ家」という作品では、気ままに放浪の生活を送る社会性皆無な童話作家を父に持つ主人公の少女が、「いつかは離婚した母と同じように、そんな父を自分は排除するようになるだろう
」と心の底では予兆を感じながらも、それでも父の生み出す童話と、童話を作り続ける父を愛してやまない様子を、爽やかに描いています。
「ファンタジー」に生きる父と、その父を支えながら「リアル」の世界を生きる重さに耐えられなかった母。リアルな世界でファンタジーに想いを馳せることへの厳しさ。そんなことを考えさせられる作品です。
その一方で、逆に生活に疲れた中年のおじさんが「少女の姿をした、自分の『初恋』の化身
」なるポエジック極まりない存在と出会うという、ファンタジーをある種の「救い」として描いている物語があったりするのも、また興味深いところ。『夜の童話』というタイトルに込められた作者のファンタジーに対するスタンスや思い入れが伺える、興味深い作品集だと思いました。
とりあえず、「ひみつの階段」の世界観がオッケーな方なら、ファンタジーとは無縁な人生を送っている男性でも十分イケると思います。「百合姉妹」で紺野キタ先生を知ったとかいうような、そういう傾向がある方にもお勧めできそう。
――以上、bk1のトラックバック書評向けに耐えうるエントリを書いてみたつもりでしたが、書き出しが全然関係ない「マリみて」なのはどうかと思った。
2004/06/05
ジャンプショップ
そうそう、昨日ジャンプのジャージ男のことを書いたら思い出した!
ちょっと前のことなんですけど、東京ドームシティの中にある、ジャンプのグッズショップへ行ったんですよ! ラクーアで風呂に入るついでに!(もうオヤジなので)
ジャンプっつたら、今自分の中でマキシなのは勿論「武装錬金」な訳ですよ。さすがに斗貴子さんが着ている制服のレプリカとか、パピヨン蝶野変身セット(バタフライマスクと黒ビキニパンツのセット。マスクはビキニの中に仕込むのがオシャレ!)みたいなコアなグッズはないとしても、「武装錬金」の絵柄のテレカくらいはあるんじゃないかなぁ、とかちょっと期待してたんですよ。
でも、実際言ってみたら、「武装錬金」関連グッズはまだ全然ありませんでした。その代わりにあったのが、店内の三分の一くらいのスペースを占めているであろう「テニスの王子様」と「NARUTO」の関連グッズ。ナルトが持ってるガマ口の財布とかそんなの。改めてその人気っぷりに感心しました。確か、神崎さんも着ていた青学ジャージも置いてあったはずです。ほんとみんなジャージ好きな!
でも、オレが欲しいのは青学のジャージじゃなくて、蝶野のビキニパンツなんだよ!
わかれよジャンプ!(わかりません)
とかブツブツ言いながらポストカードが置いてある棚を見たら、そこには「暗闇にドッキリ!」のイラストが書かれた絵葉書が!
「武装錬金」はないのに、結構前に連載が終わったはずの「暗闇にドッキリ!」はまだあるのか! こんなシチュエーションはさすがに想定外だよ! オレの負けだよ!
仕方がないので、せめてもの反逆として「ごっちゃんです!」のごっちゃんが描かれた絵葉書を購入し、ジャンプショップを後にしたのでした。
ちょっと気に入ったので、今も部屋の机のフォトスタンドに飾ってあります。
いい買い物したよ!(よかったね)
「絶対可憐チルドレン」反応集
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■待ちこがれてた「絶対可憐チルドレン」、まもなく連載開始!?
サンデー系の情報サイト、NETA SUNDAY さんの記事。
私も絶チルは「サンデーに載せるしかないはず
」だと思ってはいるのですが、椎名先生のやることなので油断できません。
とりあえず、どんな状況になっても面白がれる心構えを作った上で、続報を楽しみに待ちたいと思います(←もしかしたらサンデーに載らないかもって思ってる様子)。
■椎名高志祭り
椿ろぼさんのWeblog「サクラメカニクス:」の記事。
椎名高志マンガに現在進行系でハマっておられるようで何よりです。
個人的に、横島が美神と結婚する適齢期は、横島28歳・美神30歳辺りだと思ってます(聞いてない)。
■椎名先生新連載開始間近っ!
まきしゃさんの日記の6/2の記事。
「やっぱ長期連載になれば、こっちも安心して先生の作品にボケ・ツッコミを入れて遊べますから
」という意見には激しく同意します。「GS美神」がマンガとして成功したのは、やっぱり長期連載の間でキャラ同士の人間関係を核とした作品世界が熟成されていき、それを元に読者があれこれ妄想して楽しむ余裕があったから、ってのも大きいと思いますしね。
■「もうちょっとで終わるからね」
「展開予想ショー」の梨音さんの書き込み。
椎名先生とこのサイトのトップ絵に絡めて、絶チル三人娘のおしゃれについて語ってます。
確かに、あの娘たちには「GS美神」とは違った方向で、色々とファッションで遊べそう。
私はデフォルトの制服姿で十分満足してますが(笑)。
■葉梨らいすさんの書き込み
ここの掲示板の常連、葉梨らいすさんの反応とそのコメント集。
何か言いたいことありましたらぜひコメントを!(宣伝)
講談社刊の青年漫画誌「ヤングマガジン アッパーズ」が10月に休刊
「マジですかー!」と、職場で叫びそうになりました。アッパーズって「バジリスク」を筆頭に(部数は少なくても)割と手堅く売っている雑誌というイメージがあったので、ここで休刊ってのはちょっと意外です。
「最後通牒」に掲載されている記事には「新ジャンルのコミック誌の創刊を決めた
」とかいうコメントが掲載されていますが、やっぱり講談社の方針変更か何かがあったのか?
というか、10月って椎名先生が「アッパーズ」で読み切りを載せる予定の時期と被っている気がするのですが!
ちょっと心配になってきました。
2004/06/04
「で、どっちがブラック?」(表紙を見ながら) サンデー27号感想
- 帰ってきたビクトリーム様(金色のガッシュ!)
- 帰ってきた春日夜未(結界師)
- 卓球で仙術に目覚めた我門(こわしや我門)
- 失恋した耕太(美鳥の日々)
- ジャージ姿の神崎さん(かってに改蔵)
- 番外:「絶対に!あんたをアマルガンに行かせない!」と叫ぶ団(暗号名はBF)
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1. 帰ってきたビクトリーム様(金色のガッシュ!)
泣いたり! 笑ったり! 照れたり! 吐いたり!
わずか6ページで様々な表情を見せてくれた我らがビクトリーム様ですが、個人的に一番グッと来たビクトリーム様は、岐阜県在住のたかし君に騙された時のビクトリーム様でした。
「たかしめ、だましやがったなー!
」
騙し上手よりも騙され上手の方が人から愛される、って言うじゃないですか! ビクトリーム様!
ビクトリーム様はみんなから愛されているなぁ!
2. 帰ってきた春日夜未(結界師)
構成員全ての性根が歪んでいることで有名な「裏会」に属し、澄んだ瞳の奥に歪んだ性格と物の怪に対する歪んだ愛情を宿す春日夜未さん(ちょっとドジっ娘)が、何の因果か再び物語の表舞台に帰って来ました。
私は根性が歪んだ女性キャラが大好きなので、勿論彼女も大好きです。時音が「結界師」における表のヒロインとするならば、夜未は裏のヒロインなのです。それくらい好きです。名前がちょっとあずまんが大王っぽいところも好きです。
しかも今回は、組織内で強い政治的権力を握っている良守の実兄と思われる人物の命令を受けて行動することになるということで、ますます彼女の立場は歪んだものになりそう。
おそらく、彼女はもう内心では「裏会」に属しているのが嫌になって来ているんじゃないかと思うのですが、でもこの世界においては彼女のような半端な能力者は「裏会」と関わらなければ生きていけない訳で、その辺の矛盾が彼女の立場をより不確かなものにしています。それが今後の彼女の行動にどんな影響を及ぼすのか?
彼女は、ポジション的に「犬夜叉」の神楽と似た位置に属するキャラなのかも、とか思ってます。主人公側とは敵対する立場におり、保身のために自分に与えられた役割を振る舞う分別は持っているんだけど、心の底から性悪にはなりきれず、今の自分を何とかしたいと思っているタイプ。そんな感じがします。
更に、また肝心なところでドジッ娘っぷりを発揮して全てを台無しにしてくれれば、もう言うことはありません。
あと、良守の弟の利守君はカワイイですよね(何が言いたい)。
3. 卓球で仙術に目覚めた我門(こわしや我門)
「最高の技ほど、体得した時は最も自然に感じるもの
」ってのは拳法マンガにおけるお約束ですが、よりによってそれに目覚めるのが部活動の卓球でスマッシュを撃つ時だった! ってのは、さすがに本邦初の試みなんじゃないかと思うのですがどうか。っていうか前代未聞?
そして、我門が奥義を会得したのを気配だけで察した辻原さんは、やっぱり凄いです。というか、彼は常に完璧過ぎてて怖いです。個人的に、このマンガのラスボスは彼に違いないと決めつけてます。
あと、我門の妹の果歩ちゃんはカワイイですよね(何が言いたい)。
4. 失恋した耕太(美鳥の日々)
耕太君が性別の壁を突破してセイジに挑んだ最大最期の戦いは、セイジの最愛の人である美鳥に正体を見破られ、耕太が敗北を喫する結果となってしまいました。
でも、今回の彼の最大の敗因がパンツを女物にしなかった=女装が徹底していなかった点にあるっていうところは、如何にも耕太君らしくて微笑ましいなと思います。彼のセコンド役を勤めた猫部嬢も、さすがに耕太君のパンツを脱がして女物に取り替えるところまでは踏み込めなかったのでしょうか。それとも、パンツを男物のままにしたのは、「女装はしているけど、あくまで男としてセイジに愛されたいんだ!
」という耕太君からの秘められたメッセージだったのか。
今となっては、パンツの真意はもう判りません。
でも、今回は「自分がセイジに恋していたことを耕太が自覚した
」ことこそが、彼にとっては一番大きな出来事であり、収穫だったのはないのでしょうか。
ジェンダーの壁を突き破り、人を愛することができる自分に気付いた耕太君。そして、人から自然と愛され、「耕太君のためになるなら何でもしてあげたい!」と思わせることができる、人としての器の大きさの鱗片を伺わせた(ヤンキー女子相手に)耕太君。
結局セイジにはフられてしまいましたが、今回の一件は彼を人間として一回り成長させたに違いありません。彼が本当に幸せになるための新しい道が、今開かれたのです!
耕太君の今後のバイセクシャルな人生に幸あれ!(そっち方向で決定なの?)
5. ジャージ姿の神崎さん(かってに改蔵)
あの神崎さんが、王子でテニスな恰好を!
そんな! 神崎さんはシードでアスカガな人だったんじゃなかったのかよう!
よりによっていきなり王子テニスにジャンル換えするだなんて、あんまりですよ神崎さん!
いやその、なんかちょっと神崎さんが転んだのが悔しかったからつい!(うるさいよ)
で、今回の「かってに改蔵」のサブタイトルは「日向小次郎気取りかよ。
」なのですが、この言葉は今回の神崎さんの恰好を当てこすったものであることは間違いありません。
今でこそジャージ姿の男子は「テニスの王子様」の代名詞ですが、しかしジャンプにおける元祖ジャージ男と言えば、「キャプテン翼」の日向小次郎と20年前から決まっているのです。21世紀になった今でもジャージ姿でイタ飯を食べる男!(日刊オードリーさんの4/8参照)
ジャージ男の世界に飛び込むなら、神崎さんもゆめゆめ「キャプ翼」をあなどるなかれ! オレが昔初めて地元の同人誌即売会に行った時なんか、そりゃあもうそこらじゅうに「キャプ翼」のへぼんな同人誌が(辛い過去なので略)
番外:「絶対に!あんたをアマルガンに行かせない!」と叫ぶ団(暗号名はBF)
理屈ではどうにもできない、師匠への変わらない信頼と愛情を訴える団少年の姿は、控えめに申し上げてもあまりに可愛すぎます。もし私が女子だったら、絶対にこのカットの団を見てクラクラ来ていたと思いました。
あぶない! あぶない!(←違う意味でもう手遅れ)
あと、「とらのあな」発表のコミックス発売予定表によれば、「BF」のコミックス2巻が早くも7月に発売になるそうです。1巻は今月18日に発売されるので、結果的に「BF」は二ヶ月続けてコミックスが発売されるということに。サンデーの新人作家の作品がこういう売られ方をするのは珍しい気がするんですけど、一体どんな事情があるのでしょうか。
……アニメ化?(何で?)