2004/04/09

■祝! 「十五郎」コミックス1巻発売決定! 記念・サンデー19号感想

  1. 夜這いルーシィ(美鳥の日々)
  2. 「ローマンスター社会長! ルチオ・フルチ氏です!」(ダンドーネクストジェネレーション)
  3. 「しっかり決めろ。」と言った良守(結界師)
  4. P.323のなつめの妄想(暗号名はBF)
  5. 犬ちゃん
  6. 番外:國生さん足払い(こわしや我門)
1. 夜這いルーシィ(美鳥の日々)

 とりあえず、「美鳥の日々」のアニメ第一話は期待通りの面白さでした。原作の面白さを活かす方向にアレンジが加えられており、感触は極めて良好。今後への期待がムクムク湧いてきます。
 このアニメのためにハイブリッドレコーダーを買った甲斐がありましたよ! アニメ版の制作に関わってる皆様、本当にありがとう!
 DVDが出たら、勿論購入して行く所存です!(二重投資)

 それでマンガの方ですが、栞やカマキリ夫人に引き続き、いよいよルーシィまでもが表舞台から退場しかねない事態に。キャラとしてはとても魅力的なのにも関わらず、いま一つ活躍の場を与えられず「にぎやかし」的なポジションから抜け出せなかった彼女ですが、最後に一花咲かせることはできるのか?(最後?)
 というか、今週の最後のコマのセイジを見つめるルーシィの目は本気で怖いです。あれはもはや恋する乙女の目ではなく、むしろ暗殺者の目に近いです。己の感情を押し殺して任務を遂行しようとする、その筋のプロの目です。何が彼女をそこまで追いつめたのか!
 これは間違いなく、次回は血を見ますよ! ラブオアダイ! オアダイ!

 ホントこのマンガは異常だなぁ!
 そこがいいんだけどな!(末期)

2. 「ローマンスター社会長! ルチオ・フルチ氏です!」(ダンドーネクストジェネレーション)

 理不尽な敵キャラ出たーー(゚∀゚)ーー !
 「DAN DOH!!」名物・如何にも性根が歪んでいそうな悪のオヤジキャラが、早くも登場してしまいました!

 ダンドーの前に立ちはだかるのは、いつだって悪辣で根性が曲がったオヤジキャラ!
 そのオヤジに全身全霊をもって立ち向かい、全身がズタボロになるまで戦うダンドー!
 極限状態のダンドーから立ち昇るカタルシスウェーブが、オヤジのハートを直撃よ!
 やっぱりこのマンガは、こうでなくてはいけませんよね!

 問題は、新シリーズでもこんなコッテコテな展開を望んでいる読者が、世の中にどのくらいいるのかという点だったりするんですが(冷静に)。

3. 「しっかり決めろ。」と言った良守(結界師)

 先週辺りから、良守のキャラがちょっと凛々しくなったというか、強気の方向に変わって来てます。受けか攻めかで区別すれば「攻め」の方。例え相手がどんなに強大でも、時音や斑尾を守るためには絶対負けられないという気持ちが彼を強くした、と解釈するのが少年誌的には正しい姿勢だとは思うのですが、でもどっちかというと受けか攻めかという同人誌的な観点で解釈した方が遙かに面白いので、私の中では良守は極限状態になると攻めキャラに豹変する性格の持ち主ということにして行きたい。
 これで後は、彼の攻め傾向を全身で受け止めることができる、「MISTERジパング」で言うところの信長に対する日吉みたいなキャラさえいればもう(以下略)。今後の楽しみがまた一つ増えました。

4. P.323のなつめの妄想(暗号名はBF)

 個人的には大きなお姉さん×いたいけな少年の組み合わせは相当ツボなのですが、世間的にはどうなんだろう。小学館じゃなくて松文館のコミックスだったら、そういう話が沢山ありそうなんですけど(結局エロかよ)。

 あと、今回はなつめメインのお話なためか、今回のターゲットである会社社長のお姉さんが妙に情けなく描写されているのも良いです。初登場時から頬を染めてる辺り、この人最初からやる気満々な様子。これなら、「誘う目」なしでも籠絡できそう。まるでサラリーマン向けエロ劇画に出てきそうなキャラだと思った。
 世の美人社長がみんなこんなんだったら、サラリーマン稼業も楽なのにな! がんばれ大将!

5. 犬ちゃん

 今週はレギュラー連載が三本も揃って休載したため、その穴埋めとして掲載されたっぽい読み切りマンガがコレなのですが、ぶっちゃけこれものすげえ面白くないですか? オレは最高に面白いと思います。
 絵柄の雰囲気といい設定といいどっかしら抜けている(頭が)男の子や女の子のキャラといい、「癒やし系」と言えばそうなるんだけどでもこれ絶対癒やしじゃねぇだろう! と突っ込みたくなるような不条理感がたまりません。一見すると単なるほのぼのマンガのように見えますけど、実は作者の絶妙なバランス感覚によってギリギリのところで「ほのぼの」が成立している、かなりハイブロウなギャグマンガなんじゃないかと思いました。このセンスは誉めてやらないといけません。

 なんか、久しぶりにサンデーで世間に通用する現代オタク的なセンスを持った新人作家を見た感じがします。
 作者の河北タケシ氏の今後の成長が楽しみ。

番外:國生さん足払い(こわしや我門)

 格好良かったのでメモ。
 咄嗟の時に足払いを繰り出せる女性と結婚したい。(末期)

2004/04/08

■アニメのダンドーで萌えてみる(がんばりました)

「テレビの前のみんなー! 『ダンドー』がはじまるたーい!
 『ダンドー』を見るときは、部屋を明るくしてTVから離れて見るばいねー!」
(「カレイドスター」っぽく)

 そんな感じで始まった(ウソ)アニメ版「DAN DOH!!」ですが、第一話でいきなりコミックス1巻分以上のエピソードを消化するという猛ダッシュを見せ、原作ファンの視聴者達をビビらせることに成功した模様。
 先月まで放送されていた「マリア様がみてる」も原作の消化スピードの速さで話題になってましたが、「DAN DOH!!」はそれどころじゃないです。ダンドーと比べれば、マリア様ですらプリーツを乱しつつカラーを翻らせて裸足で逃げ出すに違いないくらいの猛スピードでごきげんよう。さすがダンドーはやることが違う!(意味不明)

 というか、まさか第一話でいきなり新庄先生がダンドー達をトーナメントに放り込む展開になるとは思いませんでした。
 特に、ダンドー達三人の固い友情と情熱の強さを新庄(および読者)に対して強烈にアピールする効果をもたらした、コミックス1巻の「毎日素振り500回地獄」のエピソードがバッサリ削られているため、本来原作が持っていた良い意味での「泥臭さ」や「暑苦しさ」に欠ける展開になっちゃったのが残念。
 あと、特訓シーンのカットに伴い、せっかくの優香の入浴シーンまでカットされちゃったのも残念。わかってないね!(うるさいよ)

 作画の面でも第一話にしてはイマイチ微妙な感じで、個人的にはなんか不安になって来ました。
 個人的には、サンデーでわざわざ一度終わった作品を蘇らせるだけの苦労に報いるアニメになって欲しいと願っているのですが。

 あとちょっと気になったのが、主人公のダンドーの髪の毛の色です。なんか妙に水色っぽくないですか彼。
 彼の髪の色と髪の形は昔どっかで見たことあるよなー、とか考えているうちに、思い出しました。
 おキヌちゃんです。

おキヌちゃん ダンドー
色と形が似ている気がしませんか

 アニメの世界における『水色髪』は、「セーラームーン」の水野亜美や「GS美神」のおキヌちゃんを始祖として90年代前半に登場した、キャラ萌え属性の一つです。髪の毛が水色のキャラには「清楚可憐、天然ボケ、ドジ」「つかみどころがなく純粋」「精神的にも外見的に幼い」といった如何にもな特徴が割り当てられることが多く、それ故にそういうのが大好きなアニメファン達は、みんな水色髪にハァハァして来たものです。
 ダンドーもおキヌちゃんに匹敵する『水色髪』の持ち主である以上、そういうキャラ属性を持ち合わせていると考えることはできないでしょうか。実際、ここで上げた特徴はほとんどダンドーにも当てはまりますし。

 まさか、アニメ版のダンドーはそういう売り方を? 原作の持ち味であった泥臭さや暑苦しさをあえて薄めたのは、ダンドーを新たな萌えキャラとしてアピールしようという狙いがあるのでしょうか!?
 萌えるキャラ属性を付加される宿命を背負って生まれた、アニメ版ダンドーの運命や如何に!

 結論:アニメ版のダンドーに萌えることも可能です

参考:別冊宝島421 空想美少女大百科
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2004/04/07

■今期のジャンプ打ち切りサバイバルは熱そうだ(巻末の「シャーマンキング」を読みながら)

 「むーん?」(挨拶)

 真ブラボー拳を食らって吹き飛ぶときもダンディなポーズでキメることを忘れない、ジェントリズム溢れる本物の紳士・ムーンフェイス様を応援していきたい当サイトへようこそ。

 それにしても「武装錬金」のキャラ達は、事あるごとに印象的な、というかとにかく変なポーズを取ってるのがホント面白いです。多分、この作品では作者が意図的にそういうキャラ描写を徹底して行っているのではないかと思います(パピヨン蝶野が覚醒してからは特にその傾向が強い)。

 個人的に、これには歌舞伎で言うところの「見得」に近いセンスを感じます。舞台の上で役者が目を見開いて決めポーズを取ったまま停止して見得を切り、ツケがちょみーんちょみーんと鳴り、客席からは「よっ、成駒屋ぁ!」と大向こうが掛かる場面を切り出して絵にしたような、そういう感じです。この説明で判ってもらえてるかどうか不安ですが。つまりは、形式美的な面白さですね。
 同様に、やたら背中を向けてポーズを取る演技めいたカットが多いのも、「見得」の効果を狙ってのことだと思います。背中に人生を!

 そういやこの前オペラを見に行く機会があったんですけど、歌手が一曲歌い終わってポーズ(これもある種の見得)を取った途端に、客席から拍手と共に「ブラボー!」と声援が上がっていたのが印象的でした。ブラボーですよブラボー。「ブラボー!」ってこういう時に使う言葉だったんだ! と感動してしまいました。
 つまりキャプテンブラボーの「ブラボー」は、賞賛のブラボーだったのです! 強いわけだ!(何となく)

 まぁでも、今週のジャンプで一番面白かったのは、「デスノート」でライトがアイドルの写真集を読んでいるシーンだったんですけどね。彼にとっては、高価な小型液晶TVを使い捨てるよりも、まったく興味がない写真集を演技で読む方がよっぽど辛かったはずです。
 だって、現実世界に絶望している彼は、空想の世界の女の子にしか興味がないに違いないですからね! 玉置勉強先生や月野定規先生のマンガとか読んでそうですよ彼!(プロファイリング)

2004/04/06

■「絶対可憐チルドレン」リソース集作成エントリ

 自分がBLOGを使うようになった目的の一つに、近いうちにどっかの雑誌(多分サンデー)で連載されるであろう「絶対可憐チルドレン」のネット上のリソースに対する情報の集約をBLOGで計りたい、というのがあります。
 ここで言う『リソース』には、椎名先生のサイトやサンデーといったオフィシャルなサイトの情報から、個人サイトの日記に書かれた感想やイラスト、匿名掲示板の書き込みに至るまで、ネットで拾える情報全てを含みます。

 似たようなことは「MISTERジパング」や「一番湯のカナタ」の時も試みてきたつもりですが、やっていて今ひとつしっくり来なかったというか、これって手間がかかる割にはあんまり情報源として役に立たないんじゃないの? という感覚があったのも事実。また、仕事などの都合でサイト制作の方に割ける時間を取ることができない、という制約もあります。
 なので、「絶対可憐チルドレン」の専用ページを作る時は、手がける時間や手間を減らしつつも、自分としてそこそこ納得ができる内容を持ったものにする方法はないのかな、とか思っていました。

 今回BLOGを使い始めたのも、その目的に近づく手段の一つです。いわゆるBLOGツールと呼ばれるものが備えている「ブラウザ経由で記事の投稿・編集が可能」「記事に対するコメント追加の容易さ」「トラックバック」といった機能は、この手の「情報の集約」を行う目的を容易に行う手段として使えそうだと思ったのが、今回BLOGを使ったサイトのリニューアルに踏み切った理由でもあります。

 現在使っているBlosxomは、とりあえず機能的には十分用件を満たしているし、必要であれば自分で簡単にプラグインを書けるしと、今のところ「これならやれそうかも」と手応えを感じています。何よりプラグインを作れるのか嬉しい(元サンデープログラマとしては)。
 最初のうちははてなダイアリーやMTの採用を考えていたんですけど、Blosxomでやった方が色々と面白そうなことができそうな感じ。

 という訳で、そんな大いなる野望(「絶対可憐チルドレン」BLOG、略して絶ブの立ち上げ)の第一歩として、現段階でネット上に存在している「絶対可憐チルドレン」関連のリンク集を作ってみるところから始めようと思いました。
 とりあえず、私が面白い/有益だと思ったサイトへのリンクを集めてみました。

オフィシャル情報

完成原稿速報030529 絶対可憐チルドレン サンデー超増刊03/07月号
(椎名百貨店 the Web)
 ”彼女たちについてはまだまだ描きたいことがたくさんあります。ぜひどこかで続きをやりたいですね。

完成原稿速報031221 近況報告
((椎名百貨店 the Web)
 ”現在ワタシは『絶対可憐チルドレン』を連載にするべく作業中です。

感想

社会学講座アーカイブ  現代マンガ時評・分割版」(6月第4週分・後半)
(駒木博士の社会学講座)
 ご存じ「駒木博士の社会学講座」の評論。かなり高い評価を与えている。
 同サイトの「第2回コミックアワード・最優秀短編作品賞」にもノミネートされた

心に常駐/20030619 「絶対可憐チルドレン」公開!!
(心に常駐)
 ルシオラファンのTurboさんが書かれた感想

まきしゃな日記 03/07/01
(Cna小売店)
 二次創作サイト「Cna小売店」のまきしゃさんの感想

2002年6月まんが日記~ 06/27
(ふくまめ)
 めがね男子ファン・さるまめ太さんによる感想

ダメ人間の記録 2003年7月1日 (火)
Read Me! GIRLS!)
 パワパフを中心としたカートゥーンファンサイトを運営しているスカポン太さんによる感想。
 ”むしろこれは「椎名版グルーブスカッド

C-WWW / What's New! 03/06/29
私が書いた感想その1

C-WWW / What's New! 03/07/06
私が書いた感想その2。
ネットで見られた「絶対可憐」へのツッコミの紹介

【絶対可憐チルドレン】専用掲示板
このサイトの感想掲示板。まだ書けます

お願い:
 「『絶チル』の感想を見かけた」とか「自分のページで感想書きました」とか、そういう情報があったりしたら、この記事に対するコメント(WriteBacks)の形で書き加えて下さるとありがたいです。

■Re:近況報告

 今更な話題ですが、この前久しぶりに椎名高志先生のサイトの近況報告が更新されていました。

 早ければゴールデンウィーク前後から「絶対可憐チルドレン」の連載が始まるのかな? とかちょっと期待していましたが、どうやらまだネームをこねくり回している段階の模様。連載はもうちょっと先になりそうですね。色々と苦労しているみたいで大変そうだと思います。
 ファンの立場からは「がんばって下さい」としかコメントできない状況ですけど、何であれ周囲を納得させるだけの作品に仕上げ、時間がかかっても良いので正式連載まで持って行って欲しいです。我々のような読者にできることはせいぜい「これ面白いよ!」と言って周囲の雰囲気を盛り上げる程度ですけど、肝心の連載が始まらないと「面白い」ということすらできないですからね!
 読み切り版を読んだ時に感じた『可能性』を、もう一度実感したいです! 早く「面白い」って騒ぎたいよう!(わがまま)

 そしてその一方で、「2ちゃんねる」少年漫画板の椎名高志スレッドでは、(近況の中に出てきた「スレてない読者」というキーワードの正反対に位置しているに違いない)コアな椎名高志ファン達が、現在の複雑な心境を近況報告に対するコメントの形で表現しているのが興味深いです。
 場所柄辛辣なコメントが多いですが、でもみんな何だかずいぶん楽しそう(笑)。スレてる読者にはスレてるなりの楽しみ方ってものがあるんだなと思いました。

 結局何が言いたかったのかと言えば、久しぶりに近況報告読めて嬉しかったです。
 がんばってください。

2004/04/03

■P.166最後のコマのかごめの表情がエロいです記念・サンデー18号感想

  1. 美鳥の日々アニメ放送開始
  2. ミベルナ・マ・ミグロン(金色のガッシュ)
  3. 第二話にして新庄死す(ダンドーネクストジェネレーション)
  4. おちぶれ洞口(モンキーターン)
  5. カチューシャをプレゼントしたなつめ(暗号名はBF)
  6. 番外:「大麻」を連呼する焼きたてジャぱん

1. 美鳥の日々アニメ放送開始

 「美鳥の日々」のアニメを録画するためだけに、ハイブリッドレコーダー(RD-XS41)を購入した深沢です。こんにちは(挨拶)。
 今週のサンデーにも書かれていましたが、このアニメは声優陣がホント豪華というか、如何にもそういうのが大好きな人達が喜びそうな、手堅い人選をしていらっしゃると思います。「美鳥」のスタッフは俺達の味方だ!

 で、井上先生の描くキャラはどれも破壊力が抜群な人型決戦兵器であることは皆様ご承知だと思いますが、今週のサンデーではそんな先生の武器庫の中でも最強の攻撃力を有する「鮫島葵」を投入してきました。38歳にしてショタオーラ全開。何度見てもおかしくなります(頭が)。
 正直、今回やってることは「葵DESTRUCTION!」とほぼ一緒ですし、「葵」のキモはあくまで「いくら可愛くても実の父親に萌えていいのか?」と悩む息子の哲夫君(および我々読者)の葛藤を楽しむところにあるので、「美鳥」のエピソードとしての出来は今ひとつかなーという印象でしたが、むしろ今回は「葵」の世界と「美鳥」の世界を本格的にフュージョンさせ始める行動に出たことの方に意味があると思いました。
 一度動かせば国が一つ傾く、萌える人型兵器を惜しげもなく投入! 先生は本気だ!
 次は30人の女空手家軍団ですか! それとも禁断の親子愛ですか!

 そして、次週こそは美鳥メインの鬱話をお願いします(懲りてません)。

2. ミベルナ・マ・ミグロン(金色のガッシュ)

 天井から、大量のムーンフェイス@武装錬金みたいなおかしな顔がついた三日月が降って来た!
 なんですかこの悪夢のような技は!

 今週はガッシュが新しい技・ザグルゼムに目覚めるという大きな山場があった回でしたが、悪い夢のようなレイラの新技の前ではインパクト的に負け気味。「ザグルゼム」は明らかにコンボ前提のマニアックな技なので、この技をキーにして一撃で相手を倒すことを前提としたデッキを組まないと、活用するのは難しいと思った(デッキ?)。

3. 第二話にして新庄死す(ダンドーネクストジェネレーション)

 自分の予想では、新庄がダンドーと戦って大往生→ダンドーが次代を受け継ぐ者=ネクストジェネレーションとして覚醒する、みたいなお話になるのかなと思っていたので、いきなり新庄先生が一人で大往生してしまう展開は予想外でした。
 万乗先生にはやられっぱなしです。

 基本的に今回の話は、新庄がいまわの際にダンドーに対する感謝の気持ちを走馬燈のように思い浮かべ、そしてダンドーは新庄の死に立ち会えなかった無念さを糧として、恩師の遺志を継ぐため新たな戦いに旅立つ! という筋書きの感動的なお話――だったはずなのですが、その「新庄の死に立ち会えなかった」悲劇の原因を作ったのが、何日も郵便受けを確認しなかったダンドーやダンドー母のうっかりミスだったり、特別便で送ったはずだったのに何故か途中から通常の宅配ルートに切り替わってしまった宅配業者のうっかりミスだったりするので、なんかマンガ本来の目的とは外れたところで無念さを感じてしまいました。

 これもまた、「余計な苦労を強いられる」というダンドーの宿命がなせる技なのか。

4. おちぶれ洞口(モンキーターン)

 彼女にフラれた上に、酔っぱらってケンカして路上で血塗れ!
 まるでコントのような典型的落ちぶれっぷりです洞口クン!
 あの誇り高い洞口が、ここまでおちぶれる日が来ようとは!

 オレの中のおちぶれキャラ萌え袋が疼くぜ!
 萌え!(萌え?)

5. カチューシャをプレゼントしたなつめ(暗号名はBF)

 団のチャームポイントとなってる孫悟空型髪留めは、実は昔好きだった女の子からプレゼントされたものだった、という微笑ましいエピソードが語られた今回のお話。

 それはそうと、孫悟空の頭のヘアバンド(禁箍児・きんこじ)は、元々は三蔵法師が孫悟空を懲らしめるためにつけられたものです。そういう由来を持つアイテムと同じ形のものを男の子にプレゼントするってのは、つまり「アンタはアタシの言うことに従っていればいいのヨ! 勝手なことは許さないんだから!」という呪いが込められていると思うのですが、その辺どうなのでしょうか。

 というか、今回登場した『なつめ』は、昔作られたTVドラマ版「西遊記」の三蔵法師役・夏目雅子さんから名前を持ってきたものだということに、たった今気付きました(遅い)。そうなると、前に登場したデブ少年・八角は猪八戒ということに。主人公のルックスもそうですが、「BF」ってものすごい遠回しに「西遊記」をメタファーとして使っていたのな。

番外:「大麻」を連呼する焼きたてジャぱん

 今回出てきた大麻ジャぱんは、「一般的には有害と思われているが、実は食べると旨い」という逆転の発想に基づいて生み出したもので、パンそのものはマンガでよく使われるセオリーに沿ったものであると言えます。「鉄鍋のジャン!」にも、そんなヤバい料理が出てくる話がいくつかありました。

 ですが、しかし今回の「ジャぱん」における大麻の持ち上げっぷりはどこか異常。黒柳が河内を罵倒しながら、せつせつと大麻の素晴らしさを説くシーン辺りになると、俳優の窪塚洋介氏が大麻を礼賛したことを報じる新聞記事を読んだ時と似たような、何というかこうムズムズする感覚に囚われてしまいます。
 橋口先生は、いったい今何と戦っているのか。

 サンデーは、たまにアナーキーなマンガを繰り出してくるので油断できないと思った。

2004/03/31

■サイトのリフォーム案

 いきなりですが、C-WWW利用者アンケートに沢山の回答を頂きました(現時点で150通以上)。
 ありがとうございます。

 このアンケートの最大の目的は、サイトの現在の利用状況を確認すること、もっとぶっちゃけて言えばリストラ対象の選定です。
 8月以降は私の本職の方がかなり忙しくなることが既に判っているので、まだ時間的な余裕が少しはある今のうちにサイトのコンテンツを整理し、このサイトの管理を少しでも楽にできるようにしておこうと考えています。
 というか、今年は夏休みが取れないって! どうなってん!?(愚痴)

 とりあえず、現在考えている見直し案を載せておきます。
 色々とご不便をおかけすると思いますが、ご理解をお願います。

継続して運営予定

What's New!

 日記。今の調子でがんばれるだけ継続。夏以降は、これが私の生きる証になりそうな気がします。
 しかしここをブログ化したことで、だいぶ更新作業が楽になりました。ブログってすげえ。こりゃ流行る訳だわ。

展開予想ショー

 継続運用。
 前々から言ってた気がしますが、「絶対可憐」の方のブログが落ち着いたら、こんどこそこちらの方の改良にも手をつけたいです。
 ボードの性格上、こちらもブログ(というかWiki?)っぽくした方が良いかも知れません。Blosxomのシステムがそのまま使えるかどうかは判りませんが、検討してみる価値はありそう。

C-WWW掲示板

 これも継続して設置しておきます。
 歴史的な経緯により、この掲示板だけこのサイトに置いてある他の掲示板とシステムが大きく違っているので、何とかしたいと前々から思ってはいます。こっちもBlosxomベースにしちゃおうかな(多分やりすぎ)。

秘宝館

 データベース系のページはファンサイトの体裁を繕う上で必須なので、設置は継続します。
 最近あまり手を加えてないので役に立ってませんが(ダメ)、実はこの手のページもブログ化すればメンテナンスが楽になるのではないか? と思い始めています。

リンク集

 Web上にあるサイトである以上、いわゆるリンク集も必須のコンテンツなので継続。
 なお、「相互リンクして下さい」という申し出は、椎名高志作品の二次創作や感想などを扱っているサイト以外には基本的には返信していません。ご了承下さい。

GS美神感想掲示板

 ワイド版が出ている間は、このまま継続運用します。

廃止予定

煩悩の部屋

 これを楽しみにしてこのサイトに来ている方もまだまだ多い様なので悩んだのですが、

  • 二次創作をされる方がサイトを自分で作るようになり、ここへ投稿される作品の絶対数が少なくなって来ていること
  • 斑鳩さんほたりぃさんの管理する二次創作発表サイトが創作コミュニティの中心になっていること
  • 何よりも、私自身に投稿作品の編集や査読に時間を割く時間やパワーがなくなっていること

 などを考慮した結果、このサイトで創作作品を受け付けるのはそろそろ停止しても良い時期なのではないか? と考えています。
 今のところ、投稿作品の新規受け付けは7月末をもって締め切るつもりです。
 (上にも書きましたが)展開予想ショーの方は継続運用しますので、今後作品の発表はそちらの方でお願いしたいと思います。

作品別感想掲示板

 「絶対可憐」以外の感想掲示板は、近日中にリードオンリー状態にした上で過去コンテンツ集(「ある日どこかへ」)に移転します。
 「絶対可憐」は、それ専用のページができたらそちらに移行します。

元ネタ大作戦、椎名作品Q&A

 どちらもこのサイト設立当初から設置されていた由緒ある(?)掲示板ですが、アンケートの結果あまり読んでいる人がいないのが判明したこと、および自分自身もほとんどこちらの板の管理まで手が回っていないことを考慮し、近日中に過去コンテンツ集へ移転する予定です。
 なお、もし「絶対可憐」が始まったときは、専用ページの中に「元ネタ」に相当するカテゴリを作ります。

おキヌちゃん連続突撃

 ある意味このサイトの名物と化していた「連突」ですが、これもあまり利用している人がいないようなので、近日中に閉鎖します。
 沢山の笑いと感動と迷惑な書き込みをありがとう(笑)。

 サイトに対する意見や要望等がありましたら、メールやコメントなどの形でお知らせ下さい。
 利用者アンケートのコメント欄に書いて下さっても結構です。

※Cna-Chatについては、管理者の藤宮さんの判断におまかせします

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