2007/06/02

■未来の日本がこのマンガみたいな宇宙技術大国になれるといいなと思ったサンデー26号絶チル感想

絶対可憐チルドレン

 「キャリー」は怖そうなのでまだ観たことありません(ヘタレ)。

 それで今週のサンデーの「絶チル」ですが、いよいよ皆本の過去話開始。
 コミックス9巻では末摘さんが皆本の元彼女に変身して皆本をビビらせてましたが、ついにそのホンモノが登場しました。"どっち"が元彼女なのかはまだ判りませんけど、漫画的に面白い方はキャロラインではなく明らかに「キャリー」なので、キャリーが元カノということで決定。
 確かに皆本は、相手がエスパーだろうがノーマルだろうが分け隔てなくボーダーレスに付き合うことができる男ですが、幽霊というかエクトプラズムというか、そんな実体のないスピリチュアルな女性とも恋愛ができるだなんてスゴイです。既に三次元とか二次元とかそんなレベルを超越してます。彼はきっと、この歳にして既に本当の愛は肉体的にではなく精神的に結ばれることであることを悟っているに違いありません。皆本が女の裸にあまり興味を示さないのも、おそらくそれが原因だと思います。モテる男は違いますね(バカ)。

 あと今回は、地味に朧さんがカワイイです。ダブルフェイスに盗聴させてプライバシーを暴こうとしてるところなんか、やってることが「スキャンダルの館」編の不二子ちゃんと大差ありません。朧さんは、将来的には今の不二子ちゃんみたいなお局様になれそうだなと思いました。

 そして、ブルマ姿でモップを破壊する葵は萌え対象です。
 倒れて皆本に抱き抱えられてるキャロラインも、地味に萌え対象です。

■皆本光一は戯れの出来ぬ男よ(サンデー25号絶チル感想)

絶対可憐チルドレン

 これも今更ですが、先週のサンデーの感想を少し。

 皆本はどうやら兵部が薫達に話したことを全て聞いていたと思われますが、これを知った上で皆本は兵部に対して何と言うつもりなのでしょうか。
サンデー24号絶チル感想より

 サンデー24号を読んだ読者はみんなこんな展開が来るかと予想したはずだったんですけど、蓋を開けてみたら皆本が言った言葉は「メガネ知らない?」でした。この重大な局面で「メガネメガネ~(額にメガネを乗せながら)」なレベルのボケを持ち込んで来ましたよこの男。何この天才的な天然ボケキャラ。お目々が「з」の形になってたらより完璧だったのに!(まちがい)

 最初にこの話を読んだ時は「メガネがなくて見えないまでも、兵部とチルドレン達の会話は聞こえていたはずだから、皆本は状況を判った上であえてボケているのではないか?」とも思ったのですが、しかし皆本はそのような腹芸が一切使えない、シグルイ風に表現するところの「皆本光一は戯れの出来ぬ男よ!」な人間なので、それはなさそうです。
 まあ、ここで皆本が兵部と対決モードに入ってしまったら、即チルドレンやパンドラのロンゲ男を巻き込んだハルマゲドンが開始されてしまって連載が終わってしまうので、今回は皆本のボケのおかげで助かったと言うべきなのかも知れません。

 あとこの回の見所は、後半の薫と兵部の会話から垣間見える、皆本とチルドレン達の関係のあやうさでしょうか。現在は愛情にも似た強い信頼関係で結ばれている皆本とチルドレン達ですが、そのような関係は社会情勢(国家の敗戦やエスパーとノーマルの対立)といった外部的なきっかけで簡単に崩れてしまう可能性を持っていることを、兵部とその上官の関係の結末が示していると思われます。実際、現時点での「未来」では、それが崩れてしまった故に薫はバベルを出てしまったんでしょうし。
 この回の最期に出てきたオルゴールは、現時点での皆本とチルドレン達の信頼を象徴するアイテムとして、また「未来」では「あの頃は良かった」的な(あるいは、「私たちはあの頃と何も変わらない」的な?)メモリアルアイテムとして、今後も物語の重要な局面で登場することになりそうな感じがします。

 そして、皆本に予備のメガネをかけさせてあげている葵は萌え対象です。

■付け髪ブーストした薫がかわいい絶対可憐チルドレン9巻感想

 今更になりますが、せっかく「とらのあな」で特典付きを買ったので。

 ストーリー的な進展としては、「ギフトオブチルドレン」編で『タケシ君の才能は「神からの贈り物」なんです。何か意味があって彼に与えられたのではないでしょうか』という台詞の形で、このマンガにおける超能力は「個性的な才能」のメタファーであることをマンガの中で改めて提示し、さらに『能力を抑えることより、パワーをアップさせることに重点を置いてる』新アイテムを登場させることでチルドレン達の今後の教育方針を示したことが印象的でした。
 新アイテムに関してはEECMが搭載されていないという不具合もあったみたいですが、まあそれのおかげで「マジック・ガールズ」編で澪のバカっぷりに萌えることができたので、良しとして行きたい所存です。

 おまけマンガは、やっぱ「スキャンダルの館」ではせっかく女性陣の入浴シーンがあったのにあまりおっぱいとか出て来なかったから何とかして下さい! みたいなコメントが読者からたくさん届いていたんだろうなあと思いました。
 あと賢木はそろそろ、女の子といちゃいちゃするよりも皆本をからかっている方が楽しくなってる自分の本当の気持ちに気付くべきなのではないかと思った(何)。

絶対可憐チルドレン 9 (少年サンデーコミックス) 絶対可憐チルドレン 9 (少年サンデーコミックス)
椎名 高志
小学館 / ¥ 410 (2007-05-18)
 
発送可能時間:在庫あり。


2007/06/01

■[絶対可憐チルドレン]まんが王八王子店で「絶チル」9巻が二週連続4位に

『4位の「絶対可憐チルドレン」(椎名高志、サンデーコミックス)は、サンデーコミックスの中でも「ハヤテのごとく!」に次ぐ人気作。』

まんが王八王子店で、「絶チル」9巻が二週連続売り上げランキング4位に、という話。ちょっと目にとまったのでクリップ。
「まんが王」のお客さんになるタイプの大きなお友達にはやっぱり大人気みたいで安心しました。そりゃスク水ブルマもサービスで描くよね!(失礼)

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2007/05/27

■今週のテレパシー少年閃

結界師

 前回から登場の細波さんが面白いです。部下の閃ちゃん相手だと「俺を切るハラだろ。ま、俺も他のツテが固まりそうだし、望むところよ!」とか大見得切ってエラそうにしているのに、いざボスの正守の前に出て「お前、俺の敵か?」と言われただけでガクブルしてしまう、細波さんの小心っぷりに萌えました。
 今回の細波さんは、まるで事ある毎に「こんな会社辞めてやる!」と周囲に吹聴しているにも関わらず、上司にそのことを詰問されると何も言えずにうつむいて黙り込んでしまう、小心者のサラリーマンのようです。超人達がひしめく「結界師」の世界でこんな近親感あふれる俗物キャラが出てくるなんて、ちょっと嬉しいです。俗物として。

 一見するとどう考えても正守には太刀打ちできなさそうな細波さんではありますが、でも斯様な俗物だからこそ己がサラリーマン社会で生き残るための処世術に磨きをかけていることもまた間違いないところであり、今はガクブルしてる細波さんが如何に組織のボスである正守相手に小心者っぽく振る舞って己の保身に走るのか、同じ小心者として期待したいところ。がんばれ細波さん。次週生き残れるか細波さん。

 あと今回は、その細波さんや閃ちゃんが相手の心を読むことができる能力を持っていることが明らかになりました。ただその能力は「絶チル」の紫穂のサイコメトリーやちさとのテレパスとはちょっと趣というか使い勝手が異なっているようで、相手を自分の能力のフィールドに入れ、その上で相手の心を読むというプロセスを経る必要がある模様。つまり、これもまた「結界」の一種であるという解釈みたいですね。
 「結界師」の世界観に合った、このマンガらしい能力のデザインだなと思います。

■今週の金色のキャンチョメ

※まとまった時間が取れそうにないため、しばらくサンデーの感想は時間が空いた時に1作品単位で細切れで書いていきます(表明)。

金色のガッシュ!

だが…力を持つと、変わってしまうものもある。
 それに気を付けてくれ

 後の魔界の王である。(しつこい)
 最後のキャンチョメの背中が影になってるのが、ちょっと藤子F不二雄のSF短編集っぽい表現で良いです。多分キャンチョメは、ドラえもんのひみつ道具を手にした時ののび太みたいに増長してヒドイ目に遭うんだろうな、という予兆を感じさせる一コマです。

 あと今週の話を読んで、デュフォー×シェリーは成立するのだろうかと思いました。デュフォーの「頭悪いな」はきっと愛情の表れなんですよ(解釈に無理があります)。

2007/05/22

■[絶対可憐チルドレン][とらのあな]絶チルアニメ化決定!!(とらのあなのジョークPOPの中で)

ブクロBlogより。とらのあな池袋店には、「アニメ化決定!!」と書かれた『準備しすぎPOP』が貼られているよ、という記事。
それを半ば真に受けた形で、アニメ化を前提とした話題が書かれているのがちょっとオモロかったのでクリップ。

あとノベライズされるんだったら、ガガガ(少年向け)よりもルルル(少女向け)でやらかして欲しいです。ルルルなら、兵部×皆本な話を公式でできるよ!(←読みたいのか)

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