2006/10/04
■[杉本ペロ]ペロ先生ホームページ完成おめでとうございます(棒読み)
サンデー44号に掲載されていた、「ネコなび」の杉本ペロ先生のホームページ。
FTPクライアントの使い方が判らなくて悩んでいたペロ先生には、今頃はネット界隈から「Webのことが何も判らないんだったら、どうして藤木俊先生や鈴木央先生のように、無料のブログサービスを使わないの? そっちの方が遙かに簡単よ? ホームページビルダー買わなくてもホームページ作れるよ? FTPを使わなくても画像をアップロードできるよ?」と突っ込みが入って猛烈にDISられてるに違いないと思いました。
あと、せめて独自ドメインくらいは作った方がいいと思う。
2006/10/03
■[訃報][コミックマーケット]米沢嘉博氏逝去
『コミックマーケット準備会代表・有限会社コミケット取締役社長 米澤嘉博 儀 肺癌のため10月1日午前4時40分 逝去いたしました(享年53) 』
「コミックマーケット」という場所をここまで築き上げて下さったことに、心から感謝致します。
おつかれさまでした。
2006/10/01
■椎名先生、お目々とお身体をお大事に(´・ω・`)(サンデー42/43号絶チル感想)
絶対可憐チルドレン
前回の感想も含め、思いついたことを羅列しました。
・絵柄
前回から明らかに絵柄を変えてきましたね。特に子供キャラに顕著。お目々が格段に可愛くなり、そのせいか顔がより丸く大きくなったようなイメージを受ける(相対的に体つきはよりスレンダーになった)ところが判りやすい変化点でしょうか。大人キャラはそれほど変わってませんが、例外的に皆本はやたらカワイクなってます。
ただカワイクなったとは言え、いわゆる「萌え」系の絵柄とはちょっと系統が違うのは明らか。むしろ古典的な少女マンガのソレに近い印象を受けました。もっと女の子にも読んで頂きたい! みたいな意志が込められているのではないか、と妄想しています。
・紫穂ちゃんムチの味
43号にちょっとだけ出て来た、エレキ照(兄)が回想する大人版の紫穂は凛々しくて大変にカッコイイんですけど、逆にマグ熱人(弟)が改変した紫穂の極悪バージョンは大変に悪そうです(頭が)。「超能力味わってみるかオラー
」ってアンタ、鞭で物理的に叩くのはどう考えても超能力じゃないです。弟のこのセンスは、ちょっと侮れないモノがあるなと思いました。
あとは、極悪バージョンになってまでもパンチラをさせられている葵が可哀想。いつもよりも胸のサイズが小さくなってる大人版の葵はもっと可哀想。照兄貴は容赦がないですね。せめてそこくらいは改変してやって下さい。
・皆本は兵部の手を握らなければならない
42号では、膝を抱えて兵部のことを考えている薫と、それを察して「あいつを信じるな!
」と怒鳴る皆本のシーンが印象に残りました。
兵部が狙っているのはエスパーとノーマルの間の不信感の増大であることは間違いないのですが、兵部にとって最も重要なノーマルは皆本であることも、また間違いありません。皆本はこのマンガの中では、エスパーを受け入れるノーマルの代表みたいな立場にいるからです。
ただそれ故に、薫が兵部のことを気に掛けていることを理由に皆本が兵部を敵視していることは、今後チルドレンが皆本に対して不信を抱くきっかけになる可能性があるように思えます。
現段階では薫にとって皆本は一番大好きな男性なんですけど、その「大好き」の成分は、どっちかというと家族に対するソレが多分に含まれているように思えます。前に不二子が彼女たちに対して「皆本にとってチルドレンは妹のような存在である
」とか言ってたことがありましたが、逆にチルドレン達もまた皆本をまだ兄のように思っているのところが多いのではないのでしょうか。
しかし、薫の兵部に対する想いはそれとは明らかに異なってます。いわゆる「恋」って奴です。42号で兵部を想っている薫の表情は、他のコマとは雰囲気が違いますし。そして、それを皆本は何となく判っているからこそ、彼は兵部に警戒感を抱いている訳です。「いずれチルドレンは兵部に獲られてしまう運命にある」と彼が知っているので尚更でしょう。
皆本の兵部に対する思いの中には、嫉妬という成分が多分に含まれているのは間違いないと思われます。
しかし、もし本当に皆本がエスパーとノーマルの間の架け橋となれる人物であるのであれば、皆本は恋敵である兵部でさえも受け入れなければならないのではないか? と私は思っています。兵部が恋のライバルであることと、兵部がノーマルにとっての敵となろうとしていることがごっちゃになっているから話がややこしくなるのであって、もし「エスパーとノーマルは共存できる」と皆本が主張するのであれば、皆本はいずれ自分が兵部とも共存できることを決意しなくてはならない時が来るのではないのでしょうか。薫の恋のライバルであることは別問題として。
皆本が兵部と和解して、二人が握手をすることができるような世界。現段階におけるこのマンガの最終的な理想の終着点はその辺になるんじゃないかなあ、と思いました。
・安奈みら
42号にちょっとだけ名前が出てきた「安奈みら」ですが、彼女は元々は「GS美神極楽大作戦!!」の登場人物です。
コミックス28巻(ワイド版ではおそらく15巻)の「紙の砦!!」編に登場した少女小説系のティーンエイジ向けミステリー作家で、「絶チル」内の水曜サスペンス劇場化されていた「華の女子校ミステリーシリーズ」は、「GS美神」当時から彼女の代表作でした(美神の時は「花の女子校」)。
どんな人かと言うと、大体こんな人です:
「GS美神極楽大作戦!!」コミックス28巻 P.167より。安奈先生は左のコマ
ちょっとおかしいですね。さすが椎名キャラ。
「紙の砦!!」が描かれたのは「マリみて」登場以前の1997年だったこともあって少年誌ではまだこういうネタは希少でしたけど、現代における少年サンデーの男性読者は女性キャラが二人並んで出てきただけで二人の間の関係性を自動的に妄想してしまう訓練がなされた人が8割くらいを占めているのは確実なので、結構いい線イケるのではないのでしょうか。どんな線だ。
■告知:ザ・グレート・展開予想ショーのリンク先を変更しました
以前、斑駒さんに管理を引き継いで頂いた椎名高志作品二次創作投稿ページこと「ザ・グレート・展開予想ショー
」ですが、現在斑駒さんが長い間ネットにアクセスできない状態となっているため、それへの対応として「展開予想」の運営スタッフの皆さんが新しい「展開予想ショー」のサイトを立ち上げました。その名も「ザ・グレート・展開予想ショーPlus」と言います。
このため、このサイトのトップページの「展開予想ショー」のリンクも、「Plus」の方に変更致しました。
今後、二次創作の投稿などについては、新しい「Plus」の方にお願いします。
※私(深沢)自身は、新サイトの構築には直接携わっていません。
このサイトに関する質問などは、「Plus」を管理しているGTY有志の方にお願いします。
■合い言葉はBee。そういう時代を俺達は生きた。サンデー43号感想
ハヤテのごとく
DVD収録時には時系列順の方が良いと思います(挨拶)。
今回のエピソードの物語としてのポイントは、伊澄が「生徒会長さんは(武器を持つことによる感情の高ぶりも)完璧にコントロールできてたので大丈夫でしょう
」とか言ってるその裏で、ヒナギクが感情を昂ぶらせてあられもない事を次々とハヤテに対してやらかしてしまっているところにあると思うのですが、まあとにかく今回はヒナギクさんの大活躍のおかげで最初から最後まで面白かったですね。合い言葉はBeeとか(そこかよ)。
結界師
利発な操ちゃんが大活躍。サンデーにおける絶対可憐チルドレンの座を奪いかねない勢いで猛烈にカワイイですよこの子。さすがアニメになるマンガは勢いが違いますね! こんなエピソードを読まされちゃったら、いったいこれからどうしたら!(おちつけ)
そして、そんな彼女に対して大人げなさを遺憾なく発揮している箱男も熱いです。っていうか、「箱男」と書くとなんか江戸川乱歩の猟奇小説の登場人物みたいだ。猟奇男対ゴスロリ少女。
触手に襲われて「にゃー」とか言ってる閃ちゃんは萌え対象です。
クロスゲーム
ここのところの展開は、登場人物達の心理を淡々と表現するあだち充作品の魅力が遺憾なく発揮されていると思います。
何というかこう、勝負は戦う前から既に決している! みたいな雰囲気が熱いです。
ダレン・シャン
『俺の蛇のハラと同じ味さ! なめてみろよ!
』
蛇少年エブラがいきなりダレンにエロいアプローチを!
舌をペロペロ出してダレンを挑発! エブラ君ってば、なんて積極的なんだ!(こういう読み取り方は自分でもどうかと思った)
ハルノクニ
この世界のあまねく兵器が全部ネコ型だったら、きっと世界はもっと平和になれるのになあと思いました。
焼きたて! ジャぱん
最大最後最強の敵との最終決戦を前に、続々と仲間達が主人公の元に集結! という少年漫画的には最高に熱い展開なはずなのですが、誌面から仄かに感じられるこの微妙な頭のおかしさは、一体どこからやって来るのでしょうか。
「ジャぱん」連載開始最初の構造段階では、霧崎氏と東の決着方法は間違いなくこんな形ではなかったはずであり、今回の話を読んでいるとつくづく「ジャぱん」というマンガが如何に数奇な運命を辿ってしまった作品であったのかを、改めて思い知らされた気がします。即ち、現在の主観漫画誌の中で、最も連載マンガの深淵に近い位置にある作品。それが「ジャぱん」と言えましょう。
「ジャぱん」を読む者は、その過程で自らがヒューパンと化さぬよう心せよ。おまえが長く「ジャぱん」を覗くならば、「ジャぱん」もまた等しくおまえを見返すのだ。――と、ニーチェも「善悪の彼岸」の中で言ってました(言ってません)。
聖結晶アルバトロス
アイビスが死ぬ間際にユウキのことを!
そんなに彼のことを愛していたのか!(まちがい)
2006/09/27
■サンデー42号感想
お久しぶりです。忙しいです(近況)。
先週号の簡単な感想を書きました。
犬夜叉
他人の不幸をサイコメトリーして楽しむ趣味を持つ変態エスパーが敵だった! という話だったんですね(まちがい)。
史上最大の弟子ケンイチ
アニメ版の声優がおかしなことになってますよ! なにこの豪華キャスト!
ハーミットなんか「GS美神」の横島君じゃないですか!(そういう比喩はどうか)
メルオメガ
ドロシー再登場よりも、主人公の幼なじみ女子のハイキックの美しさに萌えました。
ダレン・シャン
生きるためにはいい歳して半ズボンのおっさんの血をも啜らなければならない、吸血鬼稼業の大変さを思い知りました。
あと、クレスプリーがどんどんダレンに扶養してもらってるダメオヤジみたいになって行くのは萌え対象だと思います。親父萌え要素までもを仕込んでいたとは、さすがワールドワイドな児童小説は違う。
ハヤテのごとく
「なんでハヤテを女装させたままヒナギクと対決させなかったんだー!」という女装ファンの魂の叫びが聞こえて来るような展開でした(幻聴)。
というか、結局女装ってメインストーリーには絡まない、単なる読者サービスだったん?
ゴールデンエイジ
『勝手にそんな事したら、あの性格悪い白河がオレをホケツにすんべ?
』
すっかり唯君に心を支配されてる近江君が愛おしいです。
あおい坂高校野球部
ラスト3ページは歴史に残る展開だと思います。
絶対可憐チルドレン
カラーページに登場した格好良いパンドラの面々と、最後に登場した電磁波義兄弟の変態っぷりとのギャップが熱いです。兵部はテレビ映えする仲間だけを出演させたに違いありません。
とりあえず、黒髪ツインテール少女の登場を希望。私の予想では、この娘は腹黒キャラだと思います。紫穂と一緒に葵を弄んで欲しいです。
「もしかして何か…
」というちさとの独白は、今後の展開への伏線になるのでしょうか。変態兄弟は「チルドレンの正体をバラす」とか言ってるしなあ(感想)。
ブリザードアクセル
この回の小雪ちゃんのエロさ加減は尋常ではありません。ちょっと前まではにぎやかし担当のロリキャラだったはずの彼女に、一体何が!
恋は女を変えるってホントだったのね!
武心
ついに万乗パンツの封印が解かれた!
2006/09/18
■10歳の賢木ってちょっと髪型がカナタに似てませんか(サンデー41号絶チル感想)
絶対可憐チルドレン
序盤で薫が寝ていたベッドなのですが、クルーザーに置かれているベッドにしては広すぎるというか、むしろラブホテルとかそういう施設に行かないとなかなかお目にかかれないと思われるタイプのベッドのように見えてしまうのが、ちょっと気になります。
賢木の個人所有ならともかく、これってバベル印のクルーザーですよね? コミックス6巻で「キスは大人になってから
」とか言ってるバベル所有ですよね? 何でこんなエロいのん? 大人が使う分にはいいのん?
そんな感想(何)。
あと細かいところでは、日焼け痕を皆本に見せびらかしてる薫を、スケベ眼鏡オヤジ的な表情で見つめる葵がツボでした。葵もそんなお色気が気になる年頃なのか、それとも薫のだから気になるのか。個人的には、この調子で葵×薫を妄想する路線も少しは盛り込んで下さるとありがたいです(ダメ)。
話としては、大人げない賢木と子供っぽくない紫穂がサイコメトリーを通してケンカしつつも、お互いの弱みを少しづつさらけ出して相互理解をすることができた(ようにも見える)というエピソードでした。紫穂が「透視まないようにしていることもたくさんあるの
」と言ってるところが、紫穂が既に無邪気な子供ではないことを改めて示していて印象深かったです。
彼女は以前「皆本のことを全力で透視したい」とか言っていましたが、これは皆本に対しては遠慮や抑制なしで素直に子供として振る舞うことができることの裏返しな表現なのかも知れないな、と思います。
あと、個人的に前回読んだ時に期待していた賢木と皆本の過去話ですが、結局そういうのはほとんど出て来なかったですね。でも、「俺が今10歳だったら、『チルドレン』のメンツになって皆本に面倒をかけてやったものを
」という賢木の問題発言は期待以上に面白かったというか、如何に賢木が皆本のことを大好きなのかってことがよく判ったので、個人的にはもうそれで十分グッと来てしまいましたよ。
今回のエピソードの結論としては、紫穂も賢木もみんな皆本のことを愛しているということで一つ。
あと、賢木のその発言を受けた皆本が惚けた表情をしてましたが、あれは多分女の子になった10歳の賢木の姿を妄想してニヤニヤしていたに違いないと思いました。確かに変態だ(決めつけ)。