2007/03/03
■掲載位置とかもうどうでもよくなって来たサンデー13号絶チル感想
絶対可憐チルドレン
「国王陛下のチルドレン」その1~2のまとめた感想です。
今回の話は基本的には「チルドレンをドレスアップして遊ぼうというのが主な目的」とのことですので、あまり深いこと考えずに『チルドレンかわいいなあ
』とか言いながら萌え萌えしてればいいやと思いました。
なので以下は全て余談です。
- 今回出てきたインパラヘン王国のバトゥラ王子ですが、最初象に乗って登場した時は「エマ」のハキムのような、行動や言動は突飛だけど中身はマトモな人なのではないかと思っていたものの、なんか13号を読む限りでは全然そんなことないみたいです。いやまあ「目的のためなら手段は選ばない」という意味ではやってることはマトモなのかも知れませんが。冷静におかしなことができる人は恐ろしいなあ。
特に「輸出止めますよコノヤロウ?
」が面白過ぎます。爽やかに笑いながらのこの一言が、彼の性格を端的に表していると思いました。 - 『
チルドレンかわいいなあ
』が本筋である今回のエピソードにおいて、本来的には最もチルドレンかわいいなあとチルドレン達に言わなければならない立場の皆本は、相変わらずのツンデレっぷりというかムッツリスケベっぷりが災いして、素直に「カワイイ」が言えませんでした。
この頑なさは、『「カワイイ」と言ってしまうと、自分が子供も愛せる人間であることを認めてしまうことになる』と思っているからなのでしょうか。素直に認めれば楽になるのに(まちがい)。 - にしても、例え子供相手とは言え素直に女性を褒められない不器用な彼が、どうやってコメリカ時代は女性と普通に付き合えていたのか、不思議といえば不思議です。一方的に惚れられて押し倒されてなし崩し的に(以下略)! だったんでしょうか。だったんだろうな(決めつけ)。
- そして最後に出てきたチャクラムを持った恥ずかしい格好の女性ですが、体に「覚悟のススメ」の零式鉄球みたいなものを埋め込んでいるところを見ると、何らかの力で超能力を増強しているのかも知れません。この人が今回の敵?
- 今回の萌え対象は、紫穂に渡された薔薇の花束を見て「
いいナー
」と言ってる朧さんに決定です。
証文を渡されて目の色が変わっている葵は萌え対象としてはより高度なのですが、本来はこれが葵の本質的な姿なので、葵萌えのみんなは頑張って萌えてみて下さい。君ならできる(無根拠)。 - あと前回12号の「
正しいことしかできない皆本と一緒なら、あたしたちいい子でいられるんだ
」の薫の独白と、それに対する「そんな優しさが通用するのは幼い間だけだ
」という兵部の言葉は、現在での彼らの立ち位置を表現していると受け止めました。
保護者に頼る薫の考え方が幼いのは当たり前として(まだ子供だから)、それを「幼い」となじる兵部もやっぱりまだ考え方が『幼稚』なのではないかという気がするのですがどうだろう。
2007/02/24
■サンデー11号絶チル感想
今更になりますが、サンデー11号(マジック・ガールズその2)の感想です。
サンデー10号を読んだ段階では、「マッスルのビッグマグナムが大活躍しそうな予感
」と書きましたが、実際にマッスルが活躍したのはビッグマグナムではなく唇の方だったみたいです。まさかあのタイミングで皆本の唇を奪うとは! 奴はとんでもないモノを盗んでいきました! 皆本の唇です! みたいなアレでした。
というか、今回マッスルが出てきたのは、「逃亡者」のエピソードに初登場した時には奪えなかった皆本の唇を奪うためだけだったみたいです。椎名先生の脳内に棲んでいるマッスルは、皆本の唇を欲しいがために今回のエピソードでコレミツに変わって澪の同伴となることを椎名先生に直訴したに違いないと思います。椎名先生大丈夫でしょうか(頭が)。コミックス8巻の出版作業がよほど堪えたのか。
ストーリーとしては、機能的な欠陥が明らかになった新型チルドレンギアには、チルドレン達の超能力を合体させてパワーを増幅させるブースター機能が搭載されていることを提示した点、および澪がチルドレン達に対して自ら協力する意志を見せた点が重要だと思われます。強い超能力を持っていたが故に子供の頃から差別され続け、誰に対しても頑なだった澪が心を開いていく描写は、「絶チル」における大きなテーマの一つとなっているのは間違いないところでしょう。
あと合体技については、やっぱり椎名先生はそういうのが好きなのな! という感じ。「GS美神」にも出てきましたよねこんな技。
ブースト時に薫に腰を抱かれて寄り添って赤面している葵は萌え対象です。
2007/02/10
■金に金がぶつかり合う激痛が快感に変わるサンデー10号絶チル感想
絶対可憐チルドレン
「まだ勝負はついてないわーっ!!
」
澪がすっかりアホの子に!
彼女の髪型は心の頑なさを表しているとのことで、確かにコミックス5巻を確認すると最初に出てきた時(前期型)と皆本に叱られて風呂に入った後(後期型)とでは髪型が違っています。現在の髪型は後期型の方で、それだけ皆本に対して心を開いているという意味では好ましいキャラになりつつあるのですが、それと引き替えに初登場時の凛々しさを失って来ているのは間違いなさそう。
初登場の時も確かに彼女はアホの子ではありましたが、「教育を受けていないため、漢字が書けなかったり社会的な常識を知らなかったりする」という意味でのアホであり、「戦士」としては極めて有能なイメージがありましたけど、今回は戦闘でもあっさり紫穂にやられてしまうなど、すっかり全ての意味に置いてアホの子に。
「空気抜いたら何が困るの?
」は、今の彼女の足りてなさを象徴する名台詞だと思いました。アホな子ほどカワイイってホントなんですねー
あと、マッスルが早くも再登場。人気あったんでしょうか。あったんだろうなあ。子供にも腐女子にも(腐女子?)。
今回の彼の衣装はジャケットとネクタイと革パンツとブーツのみという、前回登場時よりも遙かにオシャレな出で立ち。カッコイイです(真顔で)。コート+背広姿の皆本とのツーショットは、二人の身長差と相まってかなりいい感じにキマっていると思います。後ろの方で薫や澪が思わず二人を凝視してしまうのも納得です。
「絶チル」では女の子達の衣装には気を使っているみたいですが、マッスルの衣装もやっぱりハードゲイ関係の書籍を調べた上でデザインしたりしたのでしょうか。気になります(気にするな)。
ストーリーの方は、この二人とチルドレン達が一緒に地下の金庫に閉じこめられた! というシチュエーションからして、今回ばかりは彼らが協力し合ってこの状況を何とかするという話になりそうです。物体の材質を変化(硬化)させるマッスルのビッグマグナムが大活躍しそうな予感。
ただ、どっちにしろ何らかの形で超能力が使えるシチュエーションにならないと協力するも何もないままみんな死んでしまうので、まずその辺をどう解決するつもりなのかな? というのがポイントでしょうか。
札束を前に「2、3枚ガメてもわからんかも…?
」とハァハァしている葵は萌え対象です。
2007/01/27
■でも、ヒュプノは写真には影響しないと思います末摘さん(サンデー8号絶チル感想)
絶対可憐チルドレン
掲載位置! 掲載位置!(またか)
そして、最後のページにおけるメインキャラ総出で好き勝手な台詞を喋る構成は、「一番湯のカナタ」最終回の最終コマを連想させます!(オレに) 不吉! これは不吉だ!
そんなアレな心配をしてしまって体に良くないと思ったので、健康のために今週も読者アンケートを出すことにしました。DS下さい(本心)。
本編の方は、今週も末摘さんの話。前回のメイドの格好してM属性全開だった末摘さんで割とお腹いっぱい気味だったのですが、今回はついに末摘さんの素顔が曝されてしまいました。いやまあ、椎名高志のマンガを昔から読んでる人にとっては「ああやっぱり彼女はそうだったのか
」というネタではあるのですが、個人的にはむしろ「ついにこのマンガでもやっちまったか
」みたいな心境に。
みなさんのご推察通り、あれが前担当が猛反対したネタです(笑)。
ウケるウケないの問題ではないのです。業というか病というか・・・ただやらずにいられないのです。
作者の椎名先生が自らやっちまった理由を述べていますが、確かにああいうキャラが出てくる理由はもう「椎名高志のマンガだから仕方がない」としか説明できないのでしょう。個性というのは、きっとそういうものなのです。
しかし、その「末摘さん女華姫化」を防いでいたのが前担当編集者だったとは知りませんでした。かつて、椎名先生の業のままに任せたらイルカにされていた兵部を「イルカはかんにんしてー!」とか言って阻止したのもこの担当の方だったと思いますが、逆に言えば今の担当の方はそういった椎名先生の業を制御するつもりはないということなのでしょうか。だとしたら、これからの「絶チル」には作者の業から生まれた、何かとてつもないイドの怪物みたいなモノが出てくるのかも知れません。
何書いてるのか判らなくなってきた(またか)。
あと今回は、皆本はコメリカ時代の彼女にまだ未練があることが明らかになりました。皆本は、事ある毎に「ボクはマトモで正常な人間です!
」と言い張って自分がロリコンムッツリスケベではないことを主張していますが、「昔オトナの女性と付き合っていた」ことが皆本の中で心理的な防御壁となっていることは間違いありません。
なので、チルドレンや不二子側としては、皆本をチルドレンに恋するようにするためにはこの根拠を突き崩す必要があるのではないかと思いました。つまり、前の彼女と別れたのはお互いの進む道が違ったからではなく、自分が十歳年下の子としか付き合えない性癖を持っている人間であることを、皆本自身に納得させる必要があるということですよ(ダメそうだ)。
「あかんて! ドリルはかんにんしてー!
」と泣き叫ぶ葵は萌え対象です。
2007/01/20
■来年も新年会のエピソードを読めるといいなと思いました(サンデー7号絶チル感想)
絶対可憐チルドレン
掲載位置! 掲載位置!
サンデー巻末席を巡る「ブリアク」「絶チル」「武心」の戦いは、まだ終結してはいなかった! いや多分、今号の掲載位置が後ろから二番目だった理由は、冒頭のトリプルアクセルネタを一個前の「ブリアク」から繋げるためだけだとは思うのですが!
あと最後のページにおけるメインキャラ総出で大風呂に入る演出は、「一番湯のカナタ」最終回の最終コマを連想させます!(オレに) 不吉! これは不吉だ!
そんなアレな心配をしてしまって体に良くないと思ったので、健康のために今週は読者アンケートを出すことにしました。こんにちは。Wii下さい(本心)。
話としてはここ最近の緊迫した展開とはうって変わった、基本的にインターミッションというか割とバカ話っぽいエピソードになりそうなので、あまり細かいこと気にしないでゲラゲラ笑えばいいやと思いました。ドリルとか。「Mの人だ」とか。食べ物を薫の超能力で浮かされてお預け食ってる初音とか。
個人的には末摘さんのメイド姿があまりにツボに入ったので、来週号が出るまでは末摘さんの出てるページをニヤニヤしながら見て過ごすことにします。あえて不二子を「奥さま」と呼ぶところなんか、さすが彼女はよく判ってる! 「山奥の洋館」というシチュエーションを考慮すると、メイドが仕える相手は「お嬢さま」よりも「奥さま」である方が遙かにエロい雰囲気が出るということを、末摘さんは本能的に理解しているに違いありません! 「奥さま」からいぢめられた方が、M属性のメイドとしてはより燃えるでしょうしね!
今週のキャラ紹介では、末摘さんは「不二子の知人。能力は…?
」と書かれていますが、彼女の本当の超能力はヒュプノではなくソッチの方に違いありませんよ!(何書いてるのか判らなくなってきた)
「皆本のコメリカ時代の彼女」の話が一応今回のメインということになりそうですけど、今後実際に出てくる可能性はあるのでしょうか。皆本が賢木を撲殺するくらい話を出させるのを嫌がると言うことは、きっとロクな人じゃないんだろうなあ(きめつけ)。
次回は、完成原稿速報に出てきた「ツンデレっぽく赤面しながら強がり言ってるようにしか見えないチルドレン」がどんなシチュエーションで使われているのかに期待。
2007/01/10
■ここは椎名高志先生のファンサイトです(2+3号~6号絶チル感想)
(07/01/13追記)
絶対可憐チルドレン
ギャー!(挨拶)
今日はもうサンデーの発売日じゃん! 二回分の「絶チル」の感想は後でゆっくり書こうと思っていたら、ゆっくりし過ぎたよ!
みたいな状況なので、ここ最近の感想なんかについて、逐次思いついたことを書いて行きます。随時更新予定。
原作原理主義
原作の絵以外はパチモン扱いの原作原理主義者だったっつーか。「アニメ~? ふふ~ん?」みたいな。「まああれはあれで悪くはないけど、原作に忠実とは言えないよね~~~? ほほ~ん?」みたいな。あの頃のワタシを殴りたい。
これ、自分にとっては「GS美神」がまさにソレです。アニメ版なんか、まさに「アニメ~? ふふ~ん?
」みたいな位置付けです。いやだってアニメ版は違うし! 色々とな! 例えば「幽霊潜水艦を追え!」の回では、出てくるのが貝枝と鱶町(「沈黙の艦隊」の海江田と深町のパロディ)じゃなくて野村と長島になっているのが違う! 許せない! 名前が海江田と深町でないと、潜水艦をネタにしたパロディの意味がないじゃん! 「沈艦」と「美神」は出版社が違うという事情は判るけど、でも権利関係なんか知らNEEEE! これだからアニメは! みたいな事を吼えていたあの頃ですよ。
また「美神」のアニメ版からは、マンガとアニメは制作過程から何から何まで全くの別物であることを学びました。アニメ版の不出来の文句を椎名先生に対して言ってるNifty-Serveのアニメフォーラムの書き込みを読んで、「彼はマンガとアニメは別物だって知らないのかな? プ
」みたいな優越感に浸ったりしてました。あの頃の若かった自分が懐かしいです。
でも当時の自分が今隣にいたら、間違いなくぶん殴ってると思いますけどね! だってこいつ態度ムカつく!(最悪)
前々回
まず前々回(サンデー2+3号)の話。コナンサンタの号です。メリークリスマス!
この回で印象的だったのは、タケシ君に超能力があることが判った時のジャイアンモドキとのび太モドキの態度の変わり方。普段はジャイアンモドキにいじめられているのび太モドキでさえ、エスパーの力で彼らの中の秩序が乱されることを恐れてジャイアンモドキを庇う行動に出たというのが、如何にノーマルにとってエスパーの存在が驚異であるのかを端的に表現していたと思います。
つまりは、タケシ君のパパの本が言うところの「社会の混乱をもたらすエスパーの象徴」に、タケシ君がなっちゃった回ですね。「力」を持つと増長しちゃうのはノーマルだろうが何だろうが人間なんだからみんな一緒ということでしょうか(「子供が超能力を持って最初にやること」に対して「部屋の模様替え」を連想する皆本以外は)。
あと、この回のタケシ君の調子に乗りすぎっぷりは、「GS美神」の「サイキックパワー売ります!」の回の横島君を彷彿とさせます。横島の頭の作りは小学校三年生並だということなのか。
前回
前回(サンデー4+5号)の話。昨年の最終号です。よいお年を!
年賀状プレゼントの締め切りは17日なので忘れずに!
この回ですが、ここの感想掲示板における『「なあ・・・最近の「絶対可憐チルドレン」の薫って、なんか可愛くね?」』の問いかけに激しく同意。この回における薫のかわいさは異常。中高生でなくても悶々とするね!
攻撃をかわして急接近→人差し指を立ててお説教コンボを食らったタケシ君なんか、小学校三年生の分際で赤面してますよ! 思春期前なのに女を意識! 脱がせたらまだこどもちんこの年なのに!(ちんこ言うな)
紫穂くらいの精神的成熟度なら、自分がかわいいことを意識してあえてこういう振る舞いをすることもあるのかも知れませんけど、薫の場合は至って無意識というか(絶対可憐な変身シーンの間抜けさからも判るように)天然でやっているので、なおタチが悪いというか。これも「女王」の素質の一つなのでしょうか。
今回
明けて今回(サンデー6号)。あけましておめでとう! おめでとうおめでとう!
この回で「ギフトオブチルドレン」編が終了。エスパーの力は「神からの贈り物」であり、それがどんなものであれ愛するべきだという皆本の主張が、このエピソードのテーマだったと見て間違いなさそうです。
コミックス1巻の作者のコメントにも書かれているように、このマンガにおける超能力は本人にはどうにもならない「個性」や「才能」のメタファーであり、それが例え(前回のトビラに書かれた「他人よりも高い能力を持つことは、辛いことや悲しいことの方が多い」のように)どんなに社会的にアレなものであろうとも、持って生まれた個性や能力は大事に育ててあげなければいかんよね、という「絶チル」のテーマを改めて思い出させる話でした。
あと、このエピソードの初回からの焦点となっていた「反エスパーな主張をする社会学者のタケシ君の父親」ですが、息子がエスパーになった途端にいきなりエスパーの理解者に早変わり。こんな親バカ見たことないよ! 「GS美神」の唐巣神父を陰険にしたようなハードな見た目の割に、転ぶの早いなあ! みたいな感じ。
当事者になってみて初めてエスパーも守らないといけない存在だったと気が付いた、と好意的に受け取るのが筋だと思うのですが、もの凄くひねくれて深読みすると「状況によって攻撃する対象を簡単に変える、移り気で気まぐれな一般大衆の姿」みたいなものも見えてくるような気がしました。普通の人々はおっかねえなあ!(素直に読め)
また、今回チルドレンが装備するリミッターが大幅にバージョンアップ。「能力の抑制」ではなく「能力の増強」を重点に置いているということで、ついにコミックス1巻の薫の台詞『キミもチルドレンギアで強くなろう!
』が本当に実現してしまったことになります。デザインも、初期のものと比べるとよく判りますが大幅に可愛らしさがアップしてます。特に葵と紫穂のが。
バベルはバンダイと提携して商品化を模索しているに違いないと思いました。
「ウチ、子供は2人がええなっ♥
」
全国の葵のお父さんが許しませんよ!
アニメ化決定(脳内で)
今年はいいことがたくさんありますように。ってか、あるような気がする。いや、いいことをたくさん起こしましょう、一緒に。
なんでかって言うと、大人の事情によりコミックスの発売を急遽ひと月早めることになっちゃったんですね。
椎名百貨店 完成原稿速報 07/01/09より。傍線はfukazawaが追加
椎名先生のこの匂うコメントや、前述のチルドレンギアのバージョンアップ、あと如何にもな変身シーンなんかから、「そろそろ絶チルがアニメ化するのではないか
」みたいなネタをネットで見かけるようになりました。本職の声優の方が「兵部少佐をやりたい!」というエントリをブログにアップしているのを見かけた時にはちょっと感動。確かに、役者として兵部を演じてみたいという気持ちは激しくよく判ります。
ちなみに、「絶チル」読んでる時の自分の脳内ヴォイスを分析してみると、朧さんは鶴ひろみの声っぽいです。あとマッスル大鎌はなんか千葉繁。サンデーの子供向けアニメ枠で放送されることを想定すると、「ガッシュ」では若本規夫と並んで切り札として大活躍した千葉繁は絶対どこかで起用されると見てますがどうか(と言われても)。
でもまあ「絶チル」はアニメ化がどうこう以前に、まずはサンデーでの掲載位置をどうにかしないといけないんですけどね! みんなアンケートを出そう! 今年は自分も1通くらいは出そうと思います!(ひどい年初の目標)
2006/12/19
■絶対可憐チルドレン7巻
お久しぶりです!(生存報告)
作者も認める恥ずかしい表紙が目印の、「絶対可憐チルドレン」の7巻を購入することができました。以下短観。
この巻は、葵メインのエピソード(葵まつり編)と紫穂メインのエピソード(タッチ・ミー・イフ・ユー・キャン編)がメインとなっています。
葵の方は、その空間認識能力の応用力の高さをストーリーの中で提示しつつも、基本的には「葵かわいいよ葵
」とブツブツ呟きながらニヤニヤ楽しんで下さい系のエピソードになっていますが、紫穂の方は(椎名先生の「紫穂はあらゆる武器や機械を操作できるのです」という言葉が示しているような)彼女の能力の応用範囲の広さと強力さ、そしてそんな能力を子どもの頃から持っているが故の苦悩が改めて提示されたという意味において、色々と考えさせられるというか、より妄想をかき立てられる作りになっているように思いました。
巻が進む毎に、紫穂は能力も人格もどんどん趣が増して行きますね。将来が楽しみな子です。
ですので、オマケマンガにおける紫穂の悪趣味っぷりは、むしろ萌え対象です。
生命を食べるという行為の本質を、紫穂は知っているのです。
あと、末摘さんはこのマンガに出てくる人物にしては極めてマトモな感性の持ち主なので、「絶チル」のキャラと結婚したい! とか言ってる病んだファンの皆さんは、みんな末摘さんと結婚するが良いと思いました。