2005/06/09
■琥珀やばい(サンデー25号感想)
お久しぶりです。
ようやくマンガの感想を書く心の余裕ができ始めたので、これまで溜まっていたサンデーの感想とかをぼちぼち書いていきたいと思います。
今回はサンデー25号の感想。「ハヤテのごとく!」で眼鏡っ娘のサキさんがツインテールにされて涙目になってた号です。
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この号で個人的に最萌えだったキャラは、「ハヤテ」のツインテサキでも、「我門」の袴國生さんでも、「MAJOR」の松尾でもなく、「犬夜叉」の琥珀でした。
琥珀ヤバい。マジヤバい。
私はかねてから、「犬夜叉」における最萌えカップルは桔梗×琥珀である! と主張して来たのですが、その私から見ても、この号の「犬夜叉」のこのカップルのラブラブっぷりは異常。より具体的に言えば、桔梗の琥珀に対する入れ込みっぷりは異常。
作品内のヒエラルキー的には奈落と並んで最も上位にいる存在であるはずの桔梗ですら、珊瑚や神楽を籠絡し、年上キラーの名を欲しいままにしている(私の頭の中で)琥珀の魅力の前には、やっぱり太刀打ちできなかったみたいです。
桔梗は、「おまえの瞳には迷いも恐れもない
」という表現で琥珀の純粋で美しい瞳の魅力を讃え、その上で "相思相愛なのに結ばれない己の運命を嘆く恋人同士" の常套句である「もし違う形で出会っていたら…
」という慣用句を使い、本来あるべきだった(というか、桔梗が一方的にこうあって欲しいと望んでいる)二人の姿を思わず妄想してしまう始末です。もう完全に琥珀にメロメロです彼女。
まあ、かつて犬夜叉に目を付けたことからも判るように、元々桔梗は「年下のかわいい男の子」が大好きな傾向があるっぽいのですけど、にしても桔梗の琥珀に対するこの入れ込みっぷりは大したものだと思います。一度死してなおも年下に萌える桔梗の姿からは、最近の美少女わんさかコメディーに登場するような量産型美少女には決して醸し出すことができない、女の業みたいなものを感じてなりません。
さすがは永遠の名作「めぞん一刻」を描いた高橋留美子先生、執念深い女性キャラを描かせたら天下無双の実力を発揮しますよね!
勿論、本当に凄いのは、桔梗にそこまでさせてしまう(というか、読者に「桔梗が琥珀に同情して入れ込んでしまうのも仕方がない」と納得させるだけの魅力を持つ)琥珀の存在そのものにあるんですけどね。琥珀にはきっと、年上の女性が思わず彼を連れ回したくなる何かが潜んでいるに違いありません。
「けなげ」・「はかなげ」・「いたいけ」という、守ってあげたくなる美少年三要素を兼ね備えている琥珀には、相方の女性キャラの母性的な性質を引き出す力があるのでしょう。
実際、彼の側にいてどうにかならない女性キャラは、「犬夜叉」界ではおそらくりんだけなんじゃないかと思われますがどうか。いやまあ、りんはりんで、年上の男性が思わず彼女を連れ回したくなる何かが(以下略)。
久しぶりに書いたマンガ感想がこんなのでいいのでしょうか。
2005/05/14
■表紙を飾ったにも関わらず本編で凹まされる吾郎ちゃんが目印!(宣伝文句) サンデー24号感想
- 「従ってんじゃねえぞー!」(金色のガッシュ!)
- 逆鬼萌え編(史上最強の弟子ケンイチ)
- 扇一郎(結界師)
- ブリザードアクセルの本当の主人公は花音なのではないかと思った(ブリザードアクセル)
- 「マズイな…早すぎる…」(クロザクロ)
- 番外:ザスパ草津物語
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1. 「従ってんじゃねえぞー!」(金色のガッシュ!)
自分の意見を通そうと相手を説得する際に相手を煽る手法は、ネットでやると間違いなく炎上の原因になるので気を付けよう!(挨拶)
お話としては、誰も犠牲にしないことを目指して戦うガッシュと、自己を犠牲にして他の者を助けようと戦うエリーの対立がメインでした。自らの信念に基づいて考えた結果、同じ問題に対して全く正反対の結論を出した両者の対比が面白かったです。ガッシュから見れば、エリーとアースは自分が散々悩んだ上で切り捨てた『自己犠牲』という解決法を選んだ者であり、彼の性格や信念を考えれば絶対に許せるものではなかったのでしょう。
「金色のガッシュ!」の面白さは、熱い魂を持った者同士が信念を貫き通すために戦うところにあると思うのですが、今回は久しぶりにそういう熱い側面を魅せてくれたいいエピソードでした。ウンコティンティン様もいいけど、たまにはこういう話もないとね!
そして、時間と空間を支配するモモンの能力は、今回もまた相変わらず有用でした。モモンは、潜在的に「サイキックフォース」のウォンと同レベルの強さを持っているものと思われます(変な例え)。
これで「戒めの洗礼」級の攻撃技さえ持つことができれば、いずれモモン最強説が提唱されるのも時間の問題なのではないのでしょうか。そんな気がしませんか(しません)。
2. 逆鬼萌え編(史上最強の弟子ケンイチ)
とりあえずケンイチ自身の物語に一区切りが着いたため、現在はケンイチを通して梁山泊の師匠達の魅力を掘り下げて行くという、「ラブひな」で言うところの住人編みたいなエピソードに突入している「史上最強の弟子ケンイチ」。
住人編なので、エピソードの目的は勿論個々の住人キャラの魅力をアピールして読者を萌えさせるところ、そしてその住人キャラが主人公であるケンイチとのラブ度をアップさせる点にあることは、もはや言うまでもありません。
その住人編の最初のターゲットは、「ケンカ100段」の異名を持つ逆鬼至緒。一見すると豪快で闊達で大ざっぱな性格に見えるけど、小さい子供に対する気配りを忘れない優しいところを見せたり、英会話に堪能な一面を見せて単なるケンカ馬鹿ではないところをアピールしたりと、読者に逆鬼の萌え要素を存分に見せつける構成になっているなあと思いました。
勿論これは住人編なので、苦戦するケンイチに的確なアドバイスをして信頼度を上げたり、クリストファーにさらわれたケンイチを激しく心配したりと、ケンイチに対するラブっぷりをアピールすることも忘れません。見た目は乱暴だけど中身は繊細な逆鬼師匠を「ラブひな」に例えると、やっぱり青山素子でしょうか?(例えるなや)
そんな感じで今回のお話の目的はあくまで読者を逆鬼に萌えさせるところにあるので、相対的に他のキャラクターの扱いが薄くなってしまうのは致し方ないところ。
ストッキング+ミニスカ+眼鏡+靴の先に仕込み刀、という萌え要素の4連コンボを持っているにも関わらずイマイチ萌える描き方がなされていない刺客の女性の扱われ方が、今回のエピソード(というか「ケンイチ」というマンガそのもの)の志向性を暗に物語っているような気がします。
3. 扇一郎(結界師)
主人公二人とその家族以外はどっかおかしい人ばかりがウヨウヨ出てくる「結界師」界において、その中でもおかしさ筆頭クラスに属しているのが「裏会」の最高幹部達でしょう。正守以外のメンバーは、もはや「力」と引き替えに人であることを止めているとしか思えない逸材ばかりです。
もしかしたら、裏会の最高幹部達は「ベルセルク」における使徒みたいな存在なのかも。
それで今回出てきた扇一郎さんですが、とりあえず人の形はしているものの、どう考えても頭がデカ過ぎですね。扇を一振りしただけで強烈な風を起こす能力は大きな脅威ですが、それ以上に彼のビジュアルイメージの強烈さの方が攻撃力高いと思います。
あの頭巾の中に何が隠されているのか興味はありますが、もし彼らが本当に「ベルセルク」の使徒っぽい存在であるならば、多分中身は見ない方が幸せなのではないかと思いました。
あえて予想すると、あの中にはモリゾーみたいなのが入ってるね。あるいはゴン太くん。
4. ブリザードアクセルの本当の主人公は花音なのではないかと思った(ブリザードアクセル)
真打ちは一番最後に現れると申しますが、散々場を盛り上げた吹雪の活躍を受けて、ついに花音が登場。
「だからボクは、キミの全力の滑りに全力をもって応えよう!
」という台詞、そして彼の決意に満ちた表情からは、花音の本気っぷりが伝わってきます。前回までの吹雪のラデツキー将軍劇場をも前座にしてしまいかねない勢いです。
というか、もし本当にそうなったとしたら、このマンガの真の主人公は花音ということになっちゃいますよ! ヤベエ!(ヤバいの?)
果たして、花音が見せる「ラデツキー将軍劇場」は如何なるものになるのか。ネットの話題的には性別がバレて男装女子疑惑が晴れた時点でイマイチ勢いを失っているように思える彼ですが、そんなアレな読者をも新しい萌えに目覚めさせるような展開を期待したいところであります。
5. 「マズイな…早すぎる…」(クロザクロ)
蘿蔔の本性キター!(AA略)
やっぱりこういうマンガに出てくる少女は根性がひねくれてないとダメだよな! と思いました。
萩の攻撃時のアレな表情っぷりといい蘿蔔といい、「クロザクロ」ってホント私の感じるツボを刺激してくれるマンガだなあ。
番外:ザスパ草津物語
小島選手は初代「サカつく」で自分のチームの正GKとして活躍してくれた人なので、個人的にも思い入れがありますよ!(微妙に思い入れ方が間違ってる気がする)
このマンガの作画担当の向後和幸氏は、この前出たサンデー超増刊で卓球マンガ「RUSH!」を描いてた人ですね。往年の北崎拓氏の作品を彷彿とさせる、爽やかな絵柄が印象的でした。主な登場人物が少女と子供達だった「RUSH!」は内容がその絵柄とマッチしていたので、とても面白く読むことができましたよ。
ただ、「ザスパ草津物語」のようなオッサン主体の話だと、小島選手や植木監督のような渋いおじさま達まで爽やかキャラになってしまうため、なんかこう微妙に違和感が。サッカーマンガを描く為には、何よりもオッサンキャラを描けることが重要なのかも知れない! と思いました。
2005/05/03
■サンデー超増刊ゴールデンウィーク号感想
「男の子が買うにはかなり勇気がいる絵に仕上がってしまいました」と作者自ら豪語する、「ハヤテのごとく!」の絵が表紙を飾っているサンデー超増刊ゴールデンウィーク号を、ようやく購入して読むことができました。
まあ、「ハヤテ」目当てで超増刊を買うような男の子は最初からその辺の羞恥心はクリアーしているはずなので、この程度の表紙だったら全然オッケーだと思いますよ。畑先生は、自分のマンガのファンが持っている勇気と度胸に対して、もっと自信を持った方が良いと思います。
大丈夫! 彼らはみんな、もはやただ者じゃないんですよ! 畑先生のマンガが大好きな人たちは、きっと社会的な羞恥を乗り越えるために必要なスレッショルドの低さがハンパじゃない(=恥ずかしい表紙の本を買うことにためらいを感じない)連中ばっかりだと思うので、例えピンクなオーラを発しているような表紙の雑誌を買うことだって全然何ともないはずなんですよ!
オレだってそうさ!(だからオタクは迷惑がられるんだと思います)
それでマンガの中身の方ですが、これは「RADICAL DREAMERS」というサブタイトルからして、畑先生は要するに白い帽子の少女が「責任取ってね!
」と言うタイプのマンガを描きたかったんだろうなあと思いました。
あと、ハヤテとナギとマリア以外のキャラクターがほとんど出てこない(ナギを狙うマフィア以外の人間は通行人一人だけ)のが、ページ数的な制約はあるとは言うものの、ちょっと凄いかなと思ったり(違う意味で)。物語そのものはミコノス島が舞台になってますが、実質的には完全にこの三人の中で閉じた別の世界が舞台である、と言っても良いのかも知れません。
マンガの中ではハヤテが引きこもり傾向にあるナギを表に連れ出そうと頑張ってましたけど、むしろこのマンガの作品世界そのものが引きこもり傾向にあるというか、このマンガは結局この三人を中心とした閉塞空間を描くことを志向しているということを、「モブキャラがほとんど出てこない」という事実が端的に示しているのではないか? とも思いました。
このマンガ、ハヤテの目標である「借金の返済」にしろ、ナギの目標である「ハヤテとの恋愛」にしろ、あくまで内省的な世界の中で完結している『閉じた』目標であり、例えば「ラブひな」における「『考古学者になる』という自分の夢を叶えるため、ひなた荘を出て海外に留学する」みたいな、主人公が目標を達成することが作品内の閉じた世界からの脱出を意味する『開いた』目標ではないところが、「ハヤテ」という作品独特の空気のようなものを作っている一因なのかも知れません。
ちょっと漠然とし過ぎた感覚なので、他の人に判ってもらえるかどうか判らないのですが、一応気になったのでメモっておきます。
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そして今回の超増刊で特にピックアップしたいマンガとして、「己棲虫」(岡田きじ)の名前を挙げておきます。
時は大正時代、寄生虫を研究している書生風の主人公が、人の念が生み出した「己棲虫」と呼ばれる寄生虫に関わる事件を解決していく――という趣向の作品です。寄生虫が物語のキーとなるので、当然マンガの中にはそういう系統の虫が沢山出て来るのが特徴。例えば、
- 謎の高熱に倒れた女性の耳から、芋虫のような形をした寄生虫がズルリと這い出て来る
- 給仕の仕事をしている別の女性が、職場でバカにされた恨みが転じて寄生虫を生じさせてしまい、体から一斉に虫がブワッと湧き出してくる
- 彼女に巣くった虫を退治するため、主人公は自分の体内に飼っている虫を口からズルルルと引き出して彼女の脳髄に打ち込む
など、想像するだけでもちょっとアレなシーンの数々が、ゴシックホラー調の絵柄で綿密に描き込まれているんですから、そりゃもうインパクトは抜群。これはちょっと凄いです。読んでて体が痒くなること請け合いですよ!(誉めてます)
物語のロジックそのものは「寄生虫」を「悪霊」などに差し替えれば割とよくあるタイプのものなのですが、「己棲虫」のビジュアルのグロさを活かすことで、このマンガを他のマンガとは違う独特な味わいを持たせることに成功していると思います。
特に、己棲虫を単なるアイテム扱いするのではなく、(絵柄や時代設定、己棲虫が生じるメカニズムなどを含めて)作品世界が醸し出す雰囲気そのものが、寄生虫なる存在が持つ生理的に不気味なイメージを最大限に増幅するように計算されているところに感心させられました。作者のセンスは相当なモノなんじゃないのでしょうか。
個人的にはこういう雰囲気のマンガは大好きなので、ぜひこの作品世界のマンガをもう一本読んでみたいとは思うんですけど、どう考えても寄生虫は少年マンガ向けの題材ではないので、少なくともサンデー本誌ではこのマンガの人気が出なさそうなのが残念でなりません。
このマンガが広く受け入れられる為には、『子供に大人気な「ムシキング」に寄生虫が登場!
』みたいな、社会的なパラダイムシフトが発生する必要があると思いました(無理)。
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あと、もう一つ挙げるとすれば、「BABEL」(原作/浜中明、作画/杉信洋平)でしょうか。
このマンガは、「己棲虫」とは違った意味で普通じゃないので気になりました。
『部活動中に突然現れた怪物に襲われて倒された剣道部員の主人公が、何故かバベルの塔の最深部で復活。カーミラと名乗る吸血鬼から「私の部屋までたどり着ければ、何が起こったのか教えてあげる」と言われた主人公は、彼女の声に導かれるままにバベルの塔の探索を開始する
』――というのがこのマンガのあらすじなのですが、これだけでもこのマンガのただ事じゃなさ加減は判って頂けると思います。
作品世界の設定があまりに過剰で説明過多なのもあってか、読んでいてもの凄い不思議な(というか、不条理な)感覚に囚われること請け合い。
その他、気になった作品
- 「賭け卓球」ができる場所ってそんなにあるんですか? とは思ったけど、内容そのものは爽やかなスポーツマンガだった「RUSH!!」(向後和幸)
- 萌え人気を狙った話も描けると思われるが、あえて「ギャグ」に徹しているように思える「ハッピー☆ハッピー セラピスト」(池田結香)
2005/04/29
■「夜行」の中にボボボーボ・ボーボボの絶望くんがいるのが気になります(サンデー22・23号感想)
- あだち充作品新連載(クロスゲーム)
- ラデツキー将軍劇場(ブリザートアクセル)
- P.236の萩がヤバい(クロザクロ)
- 「次の部長はあいつだな…」(いでじゅう!)
- 辻原過去話おわり(こわしや我聞)
- 番外. 東遊記最終回
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1. あだち充作品新連載(クロスゲーム)
ちょっと前にいきなり「KATSU!」が終わったと思ったら、早くもあだち充先生による次の新連載がスタートしましたね。
「KATSU!」が終わった時は「もうそろそろビッグコミックの方に主力を移した方が良いのでは?
」みたいな感想をネットで結構見かけましたけど、でもご本人はまだまだマンガ雑誌の主戦場である週刊少年マンガ誌で(「週刊誌連載は健康を害する」ことが判っていながら)やる気満々なご様子であり、あだち充という作家が相変わらず化け物であることを改めて証明した形となりました。
それで今回の話ですけど、「今度のヒロインは四姉妹だ!」と聞いた時は「いよいよあだち充まで美少女わんさかコメディー戦線に参戦するのですか! あだちデザインの妹キャラにハァハァする時代がやって来たのですか!」とか思ってしまって身構えてしまったんですけど、蓋を開けてみたら相変わらずのあだち充のマンガだったので安心しました。
ただ、四姉妹よりもヘルメット被った主人公の方がカワイイって辺りは、「ハヤテのごとく」にも見られる『少年キャラも萌え対象に入る現代的なムーヴメント』が垣間見えて興味深いと思いました。ウソですが。
あと、次女の若葉ちゃんは「自分がちょっとカワイイ」ことを最大限に活かし、女の武器を駆使して男子からチヤホヤされてるタイプなので、同じクラスの女子からは嫌われているという脳内設定を立ててみたがどうか(ダメそう)。
2. ラデツキー将軍劇場(ブリザートアクセル)
先週はマンガならではの演出で、吹雪ダンスの「何だかよく判らないけどとにかく凄い」感を表現していた「ブリザードアクセル」ですが、今週は更に「とにかく凄い」感がパワーアップ。スケートリンク全体が彼の創り出した異空間に取り込まれ、そこにいたキャラクター達をも巻き込んだ「ラデツキー将軍劇場」がいきなり始まってしまう始末です。
まさかこんな形でネタにされてしまうなんて、ラデツキー将軍どころか作曲者のヨハン・シュトラウス一世まであの世でビックリしてるに違いありません。うっかり歴史に名を残すと怖ろしいにゃー(ファー様の声で)
これって、早い話が「焼きたて! ジャぱん」のオーバーリアクションギャグの手法を更に拡張した表現方法ですね。まさかこういう手で来るとは。
このやり方だったら、アニメ化されても「ジャぱん」同様に面白く見られそうだと思いました(だから気が早い)。
3. P.236の萩がヤバい(クロザクロ)
ヤバイ。萩ヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。
萩ヤバイ。
日本刀がいきなり鞭みたいにしなるという攻撃方法もかなりヤバいですが、何よりヤバいのはこの技を放っている時の彼の表情です。どう考えても、あれは「襲いかかってくる目前の敵を倒す」時の人間の表情ではありません。あれは「忘我
」というか「虚無
」というか、あるいは「溜まっていた小便を放出した時
」というか、そういう系統の悟りの境地に達していなければできない表情です。
何にしろ、既に彼は尋常ならざる境地に立っていることだけは確かなのです。
放尿の境地で剣を振るう達人なんて、ちょっと見たことありません。
とにかく貴様ら、萩のやばさをもっと知るべきだと思います。
仲間がそんなヤバい萩の相手をしている時に、一人で呑気に岩を積み上げてる幹人とか超偉い。もっとがんばれ。超がんばれ。
4. 「次の部長はあいつだな…」(いでじゅう!)
林田と森もくっついたし、(中身はどうあれ)新しい部員も増えたし、さあこれから面白くなるぜ! みたいな雰囲気になって来たと思ったら、部長がいきなり「次の部長はあいつだな…
」といきなり幕引きが近いことを匂わせる発言を!
まあ、実際の部活ならそろそろ3年生が引退する時期なので、あくまで部活動マンガであることがアイデンティティである「いでじゅう!」としては至極当然な展開ではあるのですが。これからどこまで連載を続けるつもりなのか、いまだに読めません。
そして、『サンデーで最も報われない女性キャラ』の座を今も欲しいままにしている我らが中山朔美ちゃんですが、失恋をバネに色々とがんばった結果、知らない間に憧れの先輩からも一目置かれるリーダーシップを発揮する存在になっていた模様。真面目で健気で下級生への気配りができ仲間からの信頼も厚く、その上ちっちゃくてカワイイだなんて、リーダーとしてはかなり理想的じゃないでしょうか。そんな彼女から「お願いします!
」と言われたりしたら、誰だって奮起するというもの。
これからの日本の理想の女性の上司は、黒木瞳じゃなくて中山朔美で決定ですネ!(何がなにやら)
5. 辻原過去話おわり(こわしや我聞)
色々と謎が多かった「こわしや我聞」の辻原ですが、実は我聞のおかげで闇の世界から抜け出して再び日の当たるところに戻ることができたのであった! という秘められた過去があったことが発覚。我聞は我聞で、辻原を「格闘技の師匠」と幼少の頃から崇めていたことが判り、ますますこの二人の関係の奥深さを垣間見ることができたエピソードだったと思います。
これまではどっちかと言えば辻原×我聞的だった両者の関係ですが、今後は我聞×辻原的な妄想が行いやすくなる環境が整った、と言えるのではないのでしょうか?(と言われても)
個人的には、そんな辻原が眼鏡を掛けるきっかけが結局何だったのかを知りたいところなのですが、それは彼の性格の豹変ぶりの秘密と同様、永遠に明かされない謎であるような気がしてなりません。この前の「いちご100%」のベッドシーン同様、本編で語られざる部分は妄想でカバーするのが正しい読者の在り方ということなのでしょうか?(と言われても)
番外. 東遊記最終回
今週は合併号ということもあってか、この他にも「ケンイチ」「見上げてごらん」「ハヤテ」「道士郎」「あお高」「D-LIVE!!」など色々と盛り上がるマンガが多かった今週のサンデーですけど、そんな中で「東遊記」がついに今週をもって最終回ということに。
序盤の頃は、デフォルメが効き過ぎた絵柄と如何にも「マンガ的」な世界観に馴染むことができず、正直かなり読むのが辛かったんですけど、イチゾーが急成長して物語のスケールが急激にアップし、ロゼとゴサンが互いを「チンカスヤロー!
」「このアバズレ!
」と罵倒するようになったところから、まるで堰を切ったかのようにやたらとこのマンガが面白く感じられる様になりました。
いやその、そういう面白がり方がおかしいことは承知の上なのですが(ダメ)。
個人的にはやはり幼女神モーズが相当ツボに入ったので、彼女が序盤からイチゾーのライバルとして登場していればもっと面白がれたのになあ、というのが残念なところ。超増刊での再起に期待します。
2005/04/23
■ジャぱんのハシラにおける「キター!」の使い方は間違えているのではないかと思われる件について(サンデー21号感想)
- 今週のブリザードアクセル
- 墨村正守17歳(結界師)
- 星南高校の本間くん(最強! 都立あおい坂高校野球部)
- 「そーだよ、オレは早乙女なんだよ!」(道士郎でござる)
- キムラ先輩(ミノル小林)
- 番外:黒棘の藤袴(クロザクロ)
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1. 今週のブリザードアクセル
基本的に今週の「ブリザードアクセル」における吹雪のアイスダンスの内容は、「たまにジャンプを織り交ぜつつ、ジグザグに動きながら剣を振り回しているフリをしているだけ」だけなんですけど、それを何だか凄いことをやっている風に見せてしまうのがこのマンガの凄いところ。鈴木央先生の演出力の高さが光る内容だったと思います。
マンガだとこんな感じで上手いこと演出で魅せることができるんですけど、もしアニメになったらこのシーンをどうやって演出するのか興味が出てきました(気が早すぎ)。
2. 墨村正守17歳(結界師)
今回のエピソードは4年前の話なので、登場するキャラも全て4年前の若々しい姿なのですが、その中にあって唯一正守だけは何故か現在と同様の貫禄っぷりを見せつけているのが凄いなあと思いました。現在でもとても21歳とは思えない彼ですが、4年前の世界においてもやはり到底17歳には見えないところが凄いです。彼の迫力は髭の有無だけじゃなかった模様。彼の早成っぷり(あるいは老けっぷり)は、やはり尋常なレベルではありません。
しかも、この頃から「頭領」と呼ばれているところから推測すると、既にこの時代で「裏会」実働部隊の最高実力者の地位に位置していた模様。つくづく底が知れない男です。あの根性曲がりの夜未ですら頭を下げざるを得ないのも納得。裏会最高幹部会の皆さんも、ゆめゆめ用心なされた方が良いのではないかと思われます。
あと限の姉ちゃんは、まるで藤田和日郎先生のマンガに出てくるヒロインみたいな、真っ直ぐな性格をした素敵なお嬢さんですね。
「結界師」は藤田和日郎先生のマンガじゃないので、報われずに死んでしまったのが残念(死んでません)。
3. 星南高校の本間くん(最強! 都立あおい坂高校野球部)
チームを勝たせるためにスコアラーの道を歩くことを決意したけど、でもまだプレイヤーへの情熱をあきらめた訳じゃないんだぜ! と一人静かに燃えている、星南高校の本間君がやたら格好いい回でした。地味に人気が出そうなキャラです。
あと、一度握手しただけで彼の内に秘められた闘志を見抜いた、あお高キャプテンの今井君も格好いいと思います。さすがキャプテン。コミックス1巻のおまけマンガで、グローブの感触フェチ、即ち革フェチであることをカミングアウトしただけのことはあります。
なので、そろそろ「あお高」の登場人物紹介のところに、彼の名前も載せてあげてみてはどうか。
4. 「そーだよ、オレは早乙女なんだよ!」(道士郎でござる)
ポックル星人の絵本すらマトモに読めない真性のバカ(誉め言葉)・前島こと早乙女愛が、満を持してついに参戦。実力では絶対に勝てないと判っている相手でも、「早乙女」というマインドネームで呼んでくれた級友のため、あえて戦わなければならない時もある! 真性のバカでしか為し得ない、この雄志を見よ! みたいな感じで、やたらと早乙女君のバカさ加減が輝いていた回だと思いました。
というか、最近のこのマンガって、健助殿とエリたんと学園の支配者・神野以外は基本的にバカしか出て来ていない気がします。バカでしか表現し得ない感動もある、ということなのですね(まちがい)。
5. キムラ先輩(ミノル小林)
「ブリザードアクセル」のアクセルスピンのパロティカットの完璧な美しさといい、キムラ先輩の完璧なバカっぷりといい、今回の「ミノル小林」は作者の水口先生の技術とセンスが良い方向に大爆発してます。
やっぱ水口先生は、バカなヤンキーを描く方が遙かに似合ってますよ!(誉めてます)
番外:黒棘の藤袴(クロザクロ)
「童顔+眼鏡+黒スーツ+日本刀
」という萌え要素の塊みたいな萩を出したと思ったら、返す刀で今週は「少年+大鎌+黒マント
」という、これまた相当に萌え度が高いキャラ・藤袴が登場。「クロザクロ」の快進撃は、もはや止まるところを知りません。
コミックス3巻のおまけマンガで出番を失った女性キャラ達が「この漫画は女キャラに対して冷たい
」とぶーぶー言ってましたけど、本編がこんな調子だったら当分は彼女たちの出番はなさそうです。
■こわしや我聞5巻のおまけマンガが面白い件について
そんな感じで、「こわしや我聞」の5巻が発売されました。
この巻は色々な意味で見所が多くて面白いと思ったので、あえてご紹介する次第。
まず本編の方ですが、この巻には、静馬番司が登場して我聞と張り合うエピソードと、「卓球部は文化祭でメイド喫茶をやる」という理由で國生さんがメイドのコスプレをして大活躍するエピソードが掲載されています。
我聞に対するライバル心全開で乗り込んできた番司を自然と仲間に引き入れてしまう懐の深さを持つ「工具楽屋」の面々、宿敵・真芝に対する怒りを優先しようとする番司をたしなめることで己の「強さ」を見せた我聞、そして文化祭を舞台にドタバタ学園コメディーを無理なく繰り広げられるだけのポテンシャルを持つことを証明した、サイドストーリーに欠かせない卓球部や生徒会の個性的なメンバー達。番司編と文化祭編は、どちらも「我聞」がこれまでの連載の中で築き上げてきたキャラクター、そして彼らが織りなす作品世界の魅力を見せることに成功している、優れたエピソードだと思います。
何より、メイド服姿の國生さんは猛烈にカワイイですしね(結局コレ)。
そして更に「我聞」5巻をパッケージとして魅力的にしているのが、2つのおまけマンガの存在です。
まず一つは、4巻にも掲載されていた、デコでメガネで三つ編みでかつアホ毛を装備し、性格は勝ち気で強情っぱりだけど実は押しに弱くてドジな一面もあるという、そういう嗜好を持った読者(オレとか)にとっては最強生物兵器級の破壊力を有する生徒会長・鬼怒間リンが主人公の4コママンガ『征け! 会長さん』。
普段はツンツンしてる彼女が、最初から最後まで卓球部の食えない面々(特に國生さん)にいいようにあしらわれてどんどんダメになって行く様は萌えです。ヘタレな委員長女子が好きなら是非。
そしてもう一つが、作者の藤木俊先生が「いでじゅう!」作者のモリタイシ先生に対して一方的に宣戦布告をした挙げ句、一方的に敗れ去る様を克明に描いたドキュメンタリー『モリタイシをやっつけろ!』。
モリタイシ先生は女性ファンからしきりにサインをせがまれたりしてモテモテなのに、自分のとこに寄ってくるファンは「國生さんの声優は能登さんでお願いします!
」とか言ってくる男ばっかりであるという現実に直面した藤木氏は、モテるモリ先生に対して一方的に激しい嫉妬の念を抱くのであった! という、逆恨みとしか思えない出来事をキーに、「いでじゅう!」コミックスのイラストコーナーに自分のイラストを送りつけて勝手にコラボレーションを成立させようとする藤木先生の悪あがきっぷりを描いた衝撃的な実話レポート巨編(4ページ)です。これが妙に面白いのなんの。
今後のサンデーを共に背負って立つであろうモリタイシ先生と藤木俊先生が、我々読者の知らない領域で激しく火花を(一方的に)散らすライバル関係になっていたとは意外でした。なんか、一昔前の北崎拓先生に対する久米田康治先生の一方的な確執みたいで萌えです。
どうやってもモテ具合ではライバルに勝てないところなんか特に(失礼)。
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そんな感じでたいへんに面白い「こわしや我聞」5巻なんですけど、唯一残念な点を上げるとすれば、やはり表紙のデザインでしょうか。
この巻の最大の売りは文化祭編(=國生さんメイド喫茶編)であることは明白なのにも関わらず、何故か表紙で主役を飾っているのは拳で語り合う我聞と番司、そして中央でライフルを担いでダンディな笑顔を見せる中之井千住(じじい)という暑苦しい構成で、しかも國生さんはメイド服じゃなくて高校の制服姿のまま。正直、これは機会損失も甚だしいんじゃないかと思うのですがどうか。
そんなに男性ファンから声優トークをふっかけられたのがショックだったのでしょうか。
その気持ちも判らないではないのですが、でもここはやはりプロに徹して欲しかった所存。ここまでおまけマンガを充実させるサービス精神があるんだったら、「表紙のカバーを外したら、そこにはメイド服姿の國生さんが頬を染めながら(以下略)!
」とか、そういうサービスもあったっていいんじゃないのかと言いたい!
だって、「我聞」の最大の魅力は、どう考えたってやっぱり國生さんじゃないですか! アニメ化されたら國生さんの声優は浅川悠で決まりなんですよ! いやその、能登麻美子でも私は一向に構いませんが!
もし第2版がそうなってたら、喜んで「我聞」5巻を買い増します(おわり)。
■「ハヤテのごとく」個人的まとめページ
「ハヤテのごとく!」が売れている!(挨拶)
我々は今、新しい伝説が生まれる瞬間に立ち会っているのかも知れない!
と戯言を呟いてしまいたくなる程、なんか今「ハヤテのごとく」のコミックス1巻が売れてるらしいじゃないですか。あのハヤテにゃんが! コナミから怒られたハヤテにゃんが! 連載が始まった時、「これ描いてるのって久米田センセ?
」とあちこちで散々誤解された、あの畑先生のハヤテにゃんが! 読み切り版「絶対可憐チルドレン」が掲載された少年サンデー超増刊2003年7月号で「海の勇者ライフセイバーズ」を描いていた(けど、当時はほとんど話題にならなかった)畑先生のハヤテにゃんが! 今、ものすごい勢いで売れ、ネットで話題になっています!
ハヤテにゃんではにゃーん! ハヤテにゃんではにゃーん!
いやホント、blogmapの「書籍・マンガ」の欄で「ハヤテのごとく」1巻と「魔法先生ネギま!」9巻がポイントで並んで同時にトップに立った瞬間を見てしまった以上、素直に「ハヤテ」の力を認めざるを得ません。
「ハヤテ」がネットでネタにされやすい、ネットと親和性が高いマンガだというのは判っていたことではありますが、コミックのおまけマンガで自らネット(というか2ちゃんねる)をネタにしてしまう辺り、作者の「こちら側」の資質はホンモノだと申し上げてよろしいのではないのでしょうか。
畑先生はやっぱり「こちら側」の人間だったんだ! という近親感が、「ハヤテ」の今の人気の原動力の一つになっているのではないか、と私は思います。
以下、私がネットや書店で経験した「ハヤテ」1巻伝説の履歴をまとめてみました:
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2/17
店長にっきさんで、『「ハヤテのごとく」はやっぱり全然足りなかった。それでも「ネギま」の半数以上は入れたのですが。ちなみに「ネギま」は3桁です。
』というコメントが登場。
「ネギま」が比較対象になる程、「ハヤテ」が売れているらしいと知る。
2/18
「ハヤテのごとく」1巻公式発売日。職場近くのコミックに強い小さな書店に残っていた、最後の一冊をかろうじて購入することに成功。本屋を探して歩いたけど結局発売日に買えなかった「美鳥の日々」1巻の思い出がフラッシュバックする。買えて良かったYO!
ただ、買えたは良いけど表紙とかがちょっと恥ずかしいので、電車の中で読むのは断念。仕方がないので、一緒に買った「魔法先生ネギま!」9巻を読んで帰宅(矛盾)。
2/19
ヤマカムさんやフラン☆Skinさんなど、「ハヤテ」1巻がニュースサイトやブログなどで次々とネタにされ始める。
本編のアレっぷりもさることながら、カバー裏に仕込まれたネタ、カバー折り返しの4コママンガ、おまけページのタイトル文字に実の母親を起用など、かつての「かってに改蔵」を彷彿とさせる過剰なまでのファンサービスっぷり、そして誌面からにじみ出る作者の人柄の良さに好感が集まっている感じ。
『書店員のたわごと』のたかさんの日記でも、「ハヤテ」の売れ行きの好調さが取り上げられる。この時点で、このマンガの人気は本物だと個人的に確信するに至る。
「売り切れ」の報告が相次ぐ中、早くも重版のお知らせがS-bookに掲載される。動きが速い!
2/20
作者が「1人2冊買ってね
」とお願いした「ハヤテ」を15冊も買っちゃった猛者(贋作工房さん。2/20の日記参照)が出現。事態はもはや「祭」の様相に。
「サンデーの新人漫画は出荷数少ない気がします。
」というヤマカムさんの指摘を受け、店長にっきさんが自サイト「あにめ18きん」で「何故新人のコミックの流通量が少ないのか」について解説した文章を公開。書店業界もこの話題で持ちきり!(大げさ)
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ここまでコミックスが売れれば、もう当分は打ち切りの心配をする必要はないでしょう。仮にアンケート人気が落ちても、「コミックスが売れてるから連載は続けるよ」枠、サンデー専門用語で言うところの拳児枠(現在は「D-LIVE!」が在籍)で保護される対象になるのは確実ではないかと思います。良かったですね畑先生!
この調子で行けば、アニメ化も夢じゃないですよ! アニメ化! 畑先生の作品のアニメ化なので、当然主題歌は林原めぐみが歌うことに! そして、林原めぐみが歌う自作のアニメの主題歌を、畑先生自らがカラオケで歌うのですよ! オタクとして完璧な夢の実現ですよ! 良かったですね畑先生!
更に、これで以前クレームを付けられたコナミから「ハヤテのごとく」のゲームが発売されたりなんかしちゃったりしたら、もう!(先走り過ぎ)
何にしろ、「美鳥の日々」「かってに改蔵」を失い、男性向け萌えマンガ不毛の地と化したサンデーに、ようやく『話題作』と呼べる作品が戻ってきました。「ハヤテ」が持つ今の勢いを生かすも殺すも新生サンデー編集部の腕次第なので、ぜひともこのチャンスを活かして頂きたい! と、サンデーウォッチャーとして思う次第です。