2007/03/21

■ブラゴとシェリーのご冥福をお祈りします(サンデー16号感想)

ダレン・シャン

 せっかくの巻頭カラーなのにも関わらず、主人公のダレン以外は出てくるキャラがオヤジとジジイだらけだったのが妙に印象的でした。あまりにオヤジ密度が高かったせいか、リトルピープルのハーキャットがやたら可愛く見えてくる始末です。「ダレン・シャン」の硬派っぷりはかなり極まってるモノがあるよなあと思いました。

 ところで「ダレン・シャン」のメインターゲットであるローティーン男子って、やっぱりこのバンパイア総会みたいな「偉い大人が集まって話し合う秘密会議」みたいなのに憧れるものなのでしょうか。今回、ダレンの名前が参加者として名簿碑に彫られるシーンをマンガの方でピックアップしたのは、『なんかスゴイ会議に参加してオトナの仲間入りをしたい』という子供の願望を充足させる意味もあったのかなという感じがしたので、ちょっとそんなことを考えてしまいました。
 自分の場合は、子供の頃から何かああいうのは面倒くさそうでイヤだと思ってたタイプだったので、全然憧れとかなかったです。大人になった今でも、町内会の寄り合いとかに出るのは苦手です(ダメ)。

MAJOR

 かつてギブソンJr.にとって吾郎の存在は、いくら彼が吾郎を追い求めて泣いてすがろうとも、決してこちらを振り返ることなく自分の父のギブソンばかりを追い求め続ける愛するが故に憎い男だったのですが、ついに今週、その憎い吾郎の決め球を打ち崩すことに成功しました。ついにギブソンJr.は、吾郎に対して自分の存在を認めさせることができたのです。何故なら、今後吾郎は、ギブソンJr.と対戦する時はより彼を意識せざるを得なくなることは確実だからです。
 吾郎に惚れたばかりに涙で枕を濡らせた男はそれこそ数知れませんが、ギブソンJr.はそこで諦めることなく執念深く彼を追い続けたからこそ、ついに彼に比類する程の実力を手に入れることができました。今回の試合の結果はまだどうなるか判りませんが、今後ギブソンJr.は吾郎の良きライバルとして、共に野球界で活躍し続けることでしょう。共に活躍! ずっと吾郎と一緒だよ! 夢が叶ったよ! よかったねJr.!(そういうマンガだったっけか)

ハヤテのごとく!

 西沢×ヒナギク確定な展開に、全世界の中二男子が興奮まちがいなし! みたいな話だった今週の「ハヤテ」。優しく親しげに接してくれる西沢さんに不覚にもときめいてしまって真っ赤になるヒナギクさんとか、裸を見られて「もうオヨメにいけない…」としょぼくれるヒナギクに対して「じゃあ私がもらっちゃおうかな?」とすごいことをナチュラルに言ってしまう西沢さんとか、もう辛抱たまりません。自分が煩悩丸出しな中学二年生でないことが、本気で悔やまれます。
 にしても今回の下田温泉編は、西沢さんの成長が著しいと感じます。天敵だったナギとは名実共に「親友」となることができ、ハヤテとは一緒に楽しい思い出を作ることができ、そして今週はヒナギクさんを身も心もゲットすることに成功。登場当時は不遇の塊だった西沢さんがここまで成長するとは、なんか感慨深いです。もうむくわれないキャラだなんて言わせない! みたいな気概を感じます。

 あとは、せっかく宇宙人が登場して居るんだから、ハヤテが宇宙人のオーバーテクノロジーで女の子にうっかり性転換されてしまうという「かしまし」みたいな展開になれば、ハヤテと西沢さんとヒナギクが女の子同士でいくらでもイチャイチャできるようになったり、マリアさんの野望であるハヤテの女装化が合法的にいくらでもできるようになるなどのメリットが発生するので、ぜひマヤは宇宙に帰る前にハヤテのちんこを取って頂きたいと思いました。その方がみんなきっと喜びます。

最強!あおい坂高校野球部

 東王の古谷君が、ことあるごとに光爾のことを引き合いに出しているのが気になりました。
 そんなに光爾のことが好きなのか。好きなんだろうなあ。

犬夜叉

 「犬夜叉」界における連れて歩き回りたいキャラクターランキング第一位の座に輝く琥珀の周りでは、常に彼を連れて歩き回りたい者達による争奪戦が絶えない訳なのですが、その争奪戦に実姉の珊瑚がついに参加を表明。運命のいたずらで今は離ればなれになっている姉弟だけど、いつかは琥珀を取り戻して愛しい弟を連れ歩きたい! という珊瑚の気持ちが飛来骨に通じたのか、ついに奈落をも倒せる程にまでパワーアップを遂げました。実の姉までもを虜にするとは、琥珀の年上キラーっぷりはホントにすごいね!

 それはそうと、琥珀(の持つ四魂のかけら)に対してみんな「汚された」「汚された」言ってるので、なんか読んでると妙な気持ちになってムズムズして来ませんか?(バカ)

ブリザードアクセル

 吹雪とガブリエルの戦いは、即ち光と闇、陽と陰との戦いであり、週刊少年ジャンプ的な比喩を使うなら「キン肉マン」におけるキン肉マン対ウォーズマン戦みたいな話になるのではないか? と予想していました。吹雪のクリーンかつ熱血なファイティングスタイルに心を動かされたガブリエルが自分のベアークローを壊すとか、そんな展開です。
 しかしなんか今回の話を読んでいると、吹雪はガブリエルよりも先に周囲の選手の心を動かしてしまった模様。その威力はすさまじく、アメリカの変なカエル男とかヤンキー男といった悪魔超人を改心させて、正義超人に変えてしまう程です。フェイスフラッシュ並の威力だ! 吹雪おそるべし!

 みたいなことを、「あいこら」に出てきたパロスペシャルを見ながら思いました。あれ相撲技?

妖逆門

 アニメの終了に合わせる形で、今回で最終回。個々のキャラクターは魅力的だけど、キャラの内面を掘り下げるエピソードが少なかったためか、今ひとつ話にのめり込めなかったのが残念でした。眼鏡っ娘がカレーに漢方薬を入れる話とかは好きだったんですけどね!(←そんなことばっかり覚えてる奴)
 巫女っ娘の隠岐清ときみどりが仲良くイチャイチャしてるところに、ちょっとグッと来ました。清は妖怪にモテる娘だなあ。新属性?

2007/03/17

■「ケンイチ」カラーページの美羽は少年誌らしい健全なエロスを放っていると評価したいサンデー15号感想

結界師

 表紙に注目。普通、月をバックにポーズを取るのは「セーラームーン」の時代から美少女キャラの特権のはずなのですが、なんか今回は無道さんがその構図をやらかしてます。しかも、妙に様になっているところが恐ろしいです。月に変わって仕置きしかねない勢いですよ。彼はやはり並の変態ではないということなのか。
 本編の方も、自分がどうしようもない殺戮の鬼であることを自ら良守に話してしまった上、正守に対する当てつけのためだけに良守まで殺戮して行きたい意向を隠そうともしないところが、ますます無道さんの変態っぷりを浮き上がらせていると思いました。この世界の常識とはかけ離れた「得体の知れない存在」を描く田辺先生の技術は、着実に上がっているようです。

金色のガッシュ!

 いきなりクリア・ノートと自称する白シャツ青年に殴り込みをかけられ、ブラゴとシェリーはまったくいいところなしというか、むしろ「大魔王からは逃げられない…!!」(「ダイの大冒険」のバーン様の声で) みたいなクライシス極まりない状況に追い込まれてしまっており、これまでの展開から推測すると「ブラゴはここで敗退! ついに最強のラスボスとガッシュの戦いの幕が切って落とされる!」と予想するしかないんですけど、でもここで実はブラゴがこの危機的局面をどうにか切り抜け、受けた屈辱は必ず返す! コノウラミハラサデオクベキカ!(「魔太郎がくる!!」の浦見魔太郎の声で)と怒りに燃えて更にパワーアップを果たして最終的にクリアを撃破、最期はやっぱりブラゴとガッシュが王座を賭けてバトる展開に! になったらいいなあと思いました。妄想ですが。

 クリアの本の持ち主の赤ちゃんのデザインは、なんか今週の「ハヤテ」に出てきた宇宙人と似てますね。多分この子も宇宙人だと思います。

イフリート

 咎人会の関東支部長の人は前から目が細いというか、むしろ目がない?(物理的に)と思っていたんですけど、今週の最後でついにその目が開いてしまいました。
 この手のマンガにおいては、普段目が細い穏やかそうな人が目を見開くとたいていの場合はなんかスゴイことが起こると相場が決まっているのですが(相場価格は「眼鏡ッ娘が眼鏡を外す時は秘めた気持ちを告白する時」と同レートくらい)、なんか来週は今回の依頼人がもの凄い死に方しそうな雰囲気です。なんか体から変な黒いモノが出てますし。来週が楽しみです。

ハヤテのごとく!

 「あまり女だと思われてないとか…」「ん? お遊戯?

 アニメ版のキャストによると「天の声」は若本規夫氏が担当するそうなので、今から紙面上でナレーションを若本ヴォイスを脳内でシミュレートしている熱心なハヤテファンの皆さまこんにちは。
 自分が作ったマンガがアニメになっただけでもスゴイのに、そのアニメに若本規夫が登場するだなんて、きっと今頃畑先生は幸せの絶頂にいるんじゃないんでしょうか。若本ヴォイスを聞いて嬉しくならないアニメオタクなんて、この日本には存在しませんからね! オタクに生まれてよかったですね畑先生!(エラそう)

 今回初登場の宇宙人ですが、グレイを思い切り萌えキャラ化するとこうなるんでしょうか。

メルオメガ

 新属性爆誕! 悪のウサミミ少年!

 今週初登場の新敵役である、自称「マスターピース」のウサミミ少年。「かわいい」と「こわい」を微妙なバランスで配合させて、安西信行先生のキャラっぽくさせたらこうなりました! みたいな何とも言えない雰囲気が醸されており、評価に困ります。悪口を察知して耳を伸ばすところから推測するに、多分アレは飾りではなく本当に耳として機能しているのではないかと推測。いや別にどうでもいいことなんですが。
 そしてエリサが、いよいよ彼氏が昔惚れた女(ゲルダ)の存在に気付きつつあるようです。いずれは、彼氏が強くなったのは自分の為ではなくゲルダの為であることを知り、ゲルダに嫉妬するようになることは確実。存分に嫉妬するがいいよ! 嫉妬は女を美しくするよ!(ひどい)

あいこら

 「エロエロ研究会」というサブタイトルと内容のほのぼのさのギャップが熱いです。
 あと、マットの上で胡座をかいてる桐乃は、絶対パンツを恵一君に見られていると思います。

2007/03/10

■逃げてー!ブラゴ逃げてー!(ガッシュを読みながら)サンデー14号感想

結界師

 12号の段階では、ムッツリ正守と欲しがり屋さんな謎の男と一緒に閉塞空間に閉じこめられた良守が大ピンチ! な話かと思われていた「結界師」でしたが(思っていたのは自分だけです)、ここに来て更に新しい男・無道(チョビ髭)が登場。口に変な弾を撃ち込んで内蔵を破壊して相手を倒すという、「結界師」どころかサンデーの中においても相当にエグい攻撃方法を得意とする、まあ変態さんですね。変態。人間捨ててるみたいだし。

 今回の正守の目的はこの男であり、なにやら正守とは因縁がありそうな様子。人間捨てたくて仕方がないような人と因縁があるなんて、正守さんも大変だなあと思いました。
 そして、結果的にその変態の相手をしないといけなくなった良守はもっと大変そう。この変態さんは自ら「オレは若い子が大好きだ!」とハキハキと言い放つ程の強者の変態であり、そういう意味でも良守大ピンチ。良守の中に無道の黒いモノが(略)! みたいなことになったら色々な意味でこのマンガは終わりなので、正守には何としても良守を守って頂きたいと思いました。

 欲しがり屋さんの神様は心底役立たずっぽくて萌えです。

ハヤテのごとく!

 「ハヤテ」の下田温泉編のおかげで、新宿駅で伊豆急下田行きの電車をホームで待つ人達を見る度に「みんな『ハヤテ』に影響されて下田に行きたくなったに違いない!」と思うようになってしまいましたYO!(影響されてるのはむしろ自分です)

 最近の「ハヤテ」ですが、サンデー13号のオマケで色々な意味でおかしいとしか表現できないひな壇が付いて来たのが印象的でした。サンデーは少年誌という建前なのに、ひな壇がオマケって。ハヤテがお雛様役なのはいいけど(いいのか)。
 去年のバレンタインラブラブチェッカーもそうでしたが、「ハヤテ」の存在はことごとくサンデーという媒体の限界を乗り越えてきますね。アニメ化になってますます調子に乗る「ハヤテ」の今後のやらかし具合に注目です。

 そんな感じで営業方面は浮き足立っていますが、マンガの方は相変わらずのマイペースな「ハヤテ」なので安心して読めます。電車マニアの虎鉄が「俺はハヤテが女の格好をしていただからではなく、ハヤテだから好きになったんだ!」みたいな勢いでハヤテに迫ろうが、マリアさんが執拗にハヤテに女装させようと暗躍しようが、ハヤテがナギの全裸に全く動揺しなかろうが、「ハヤテ」世界の中では全て日常的なことなので、特筆することはありません。今のこのマンガは、全てが上手く回っていると思います。

うえきの法則プラス

 「これがソラの職能力だ!
 永きに渡る連載中断を経て、ようやくソラの本当の能力が明らかに。ハンバーガーを無限に食べてるのは伊達じゃなかったということなのか。「全てが倍に」ってのは地味に応用範囲が広そうなので、今後も要所で活躍できるんじゃないんでしょうか。高カロリー高脂質のハンバーガーを常に食べていても太らないのは、体脂肪の燃焼を倍にしているからなのか(どうでもいい考察)。

 あと、今回破れてしてしまいましたが、デムニエルのギャグのくだらなさは大変に高レベルであり、存分に楽しまさせて頂きました。「私はこのダジャレを言いたいがためだけに、この能力を生み出したのダ!」って、もう心底バカですね。愛せます。かつてあの伝説の「相手を眼鏡好きにする能力」を生み出した頃の、絶好調だった福地先生が帰って来つつあるなと思いました。

あいこら

 13号から登場した途端、いきなり「2次元はボクらを裏切らない! ボクらは2次元を裏切ってはならないワケですよ!」という名言を残した、体は軟弱だけど心は硬派なオタク少年の坂崎恵一君。コミックス1巻のオマケに載っていた初期構想版の「あいこら」の主人公は、確かこんな感じの軟弱男子だったような記憶があります。そういう意味では、先週と今週のこのマンガは、このマンガが取り得る可能性のあった一つの姿なのかも知れません。
 問題は、その可能性の結果が「2次元はボクらを裏切らない!」だったり、スクール水着+うさみみ姿でゲーセン荒らしだったりするところだったりするんですけど、まあ井上先生はもはやこういうマンガしか描けなくなっちゃった人なので(失礼)。

 自分がオタクであることを必死で隠そうとする弓雁ちゃんの気持ちは痛い程よく判るので、がんばれ弓雁ちゃん! というのがここ2週間の感想です。

RANGEMAN

 「確かに風香はこわいんだけど、不思議とキライとゆーわけではないってゆーか…
 普段から風香からヒドいことをされていても、心の中では喜んでいることを自覚した錬児君。もう一歩自分の心に踏み込むことができれば、錬児君も自分が真性のMであり、それ故に真性のSである風香と惹かれあう宿命にあることを悟れるのではないかと思います。
 そしてレミファンの存在価値は、錬児と風香がそれを悟るための試練を与えることこそにあるのです。

 宿命の関係と、それ故にもたらされる試練。果たして二人は、試練を前にして己の心を克服することができるのか。なんか本当に英雄譚っぽくなって来ましたね!

読み切り:ジャングルジュース

 爆弾甲虫ってヘコキムシのことだったのか!(挨拶)

 サンデーGXの看板マンガ「新暗行御史」のコンビが本誌に初登場。基本的には先週までやってた「マリンハンター」と似たようなパターンの超人バトルものに分類できると思うのですが、というか設定の無茶さ加減においては遙かにこっちの方が遙かにやらかしてると思うのですが、流石というか何というかインパクトがあって面白いマンガに仕上がっているなと思いました。

 「もし昆虫が人間と同じ大きさだったら、筋力がスゴイことになってたいへんなことに!」みたいな話は昆虫トークの定番ですが、それをそのままマンガにしてしまい、緻密かつ迫力ある描写でそれに無理矢理説得力を持たせてしまうのがスゴイです。
 あとスゴイと言えば、ヒロインに相当するお姉さんが20歳で妊娠してて、かつ途中で食われて死んでしまい、結果的に出産までしてしまったというのもなんかスゴイ。容赦がない少年マンガは大好きです(歪)。

2007/02/24

■サンデー12号感想

 先週は暇がなかったため感想書けませんでした。

GOLDEN AGE

 パスサッカーを主体とするチームを相手にする時は、高い位置から積極的にプレスをかけてパスを思うように出させないようにし、敵陣にボールを押し込めた上で奪取、そのまま速攻に持ち込む。
 やってることは極めてセオリーに沿った現代的サッカーっぽいのですが、でもこの垢抜けなさというか、奇妙な泥臭さは何なのでしょうか。これがナリアちゃんの超能力なのか。

結界師

 扉絵の良守の腿チラショットに反応!(挨拶)

 11号から新シリーズ突入。アニメの方で正守が出てきたのと連動してかどうかは知りませんが、正守と良守が「今夜はお前と俺でダブル結界師だからな!」みたいなエピソードが開始されました。正守と良守の関係は、どっちかと言うと正守×良守っぽく思えるので、何か今回の良守はヒロインみたいというか、やたら可愛く描かれているように思えるのですがどうでしょうか。これは私が、良守の腿チラに反応してしまうくらい敏感になっているからなのでしょうか。

 そして今回のエピソードにおけるボスキャラっぽい謎の男も登場しましたが、出てくるなり良守に対して「お前の体をよこせ」と言い出すところを見ると、相当の欲しがり屋さんみたいですね。こんな常時発情してそうな謎の男、およびストイックだけどやる時はやりそうな正守と一緒に閉塞空間に閉じこめられた、良守の貞操が心配です。

金色のガッシュ

 「もう『侍ごっこ』は終わりなんだよ!

 の台詞を初めて読んだ時は、アース殿ぶっちゃけ過ぎ! と思いましたが、でも最後のシーンでエリーに攻撃を命じられると再び「御意に!」とか言って侍口調に戻ってしまったので、もうアース殿は身も心も侍ごっこが染みついてしまっているんだなあと思い直しました。というかむしろ、エリーに命令されて喜んでいるようにも見えます。言うなればMっぽいです。この世のあらゆる人間はSかMかに分類されますが、アース殿は立派なMですね。Mの人だ。Mの人だ。
 いつかはアース殿とエリーが、「絶チル」の末摘さんと不二子ちゃんのように、殴られて喜ぶ人と殴って喜ぶ人みたいな理想的な関係になれたらいいね! でもアース殿は今回のバトルで負けちゃいそうだけどね!(ひどい)

 新キャラの魔物のゴームですが、私は「タイガーマスク」のミスターNOを思い出しました。のっぺらぼうの頭の部分に鉄球仕込んで頭突きして、タイガーマスクに首をチョップされて鉄球落とされて負けちゃった人。
 あと、そのパートナーのミールは、頭のアフロのパーツを切り落とすことで悪い性格が直って「いいひと」化すると見ました。パティが煙突状の髪を切ったらいきなり素直で可愛くなったパターンのアレです。望み薄でしょうか。

うえきの法則プラス

 先週号のチロルの「王子ガード!」が面白すぎました。まさか彼にあんなお笑い能力があったなんて!(能力じゃありません)

 そして今週号ですが、ソラがデムニエルに追いすがって「行かないで」といわんばかりの泣きそうな表情をしながらデムニエルのスーツの裾を後ろから掴む仕草に、思わずグッと来ました。このシーンだけを切り出せば、今話題の「ドキドキ対決 先手オレ!」に出てきてもおかしくない級のときめきシチュエーションですよ。
 唯一の問題は、この二人が別に愛し合っている訳でも何でもなく、むしろ殺し合う関係にあることなんですけどね(大問題です)。

ダレン・シャン

 前回はデビーが無事で本当に良かったと言うべきか、ガールフレンドのデビーをもおとりに使うダレンの思い切りの良さに対してツッコミを入れるべきか、悩むところです。

 そして今回ですが、いとも簡単に6年も時間が経ってしまう「ダレン・シャン」のスケールの大きさに改めて感心させられます。さすが世界的に売れてる児童小説。高橋留美子先生の「人魚」シリーズに匹敵するタイムスケールです(わかりにくい比喩)。
 しかし今度はバンパイア総会ですか。出席は基本的に強制ですか。なんかバンパイアの世界にも、年に一度の町内会の総会みたいなのがあるんですね。時間の流れを超越した壮大なスケールで展開するバンパイア・サーガも、社会のしきたりやしがらみの描写とは無縁でいられないということなのでしょうか。不死身のバンパイアをやるのも大変ですねえ(スケールが小さい感想)。

ハヤテのごとく!

 いい最終回でした。
 人を好きになることの大切さを教えてくれてありがとう西沢さん! 爽やかな感動をありがとう西沢さん!
 そしてさようなら西沢さん! さようならさようなら!

 今回の本編に関する考察は、コアなハヤテファンの皆さんが既に色々やっていると思うので細かい点は省略しますが、先週を含めた今度のエピソードでは地味にナギがよい子になっているのが興味深かったです。西沢さんと交流して名実共に友達となったことで、何か人間として成長したというか、他人を思いやる心を手に入れたというか。
 今回のエピソードは単に「みんなで下田へ電車で行って騒ぐだけ」みたいな単純な話になるものだと想定していたのですが、まさか西沢さんやナギがここまで人間的に成長するエピソードになろうとは。相変わらず「ハヤテ」は侮れないマンガです。アニメ化されるマンガはその辺の侮れなさ加減が違うね!(論理がよく判りません)

 ナギとマリアを介護するヒナギクさんは萌え対象です。

あおい坂

 「有坂イキイキしちゃって


イキイキしている有坂君

 有坂君のイキイキした表情があまりにヤバ過ぎます。あまりにヤバいので、私なんか思わずスキャンして携帯の待ち受け画面に登録したくなるくらいの勢いです。
 「高校球児は爽やかでなければならない」という世間的なイメージは所詮ファンタジーに過ぎない、と訴えている一コマと言えるでしょう。

イフリート

 先週は、「イフリート」がサンデーで唯一バレンタインをネタにしたマンガだったような気がします。これ以外だと、巻頭で「ハヤテ」のチョコレート臭がするナギのポストカードがオマケで付いてたくらいでしょうか。これは即ち、「イフリート」がサンデーにおけるラブコメ担当の座を「ハヤテ」や「あいこら」と競う覚悟があることの表明に違いありません。吉田先生はやる気だ!

 あと、ニナミは己の必殺武器であるところのおっぱいの谷間を見せるタイミングや頻度をわきまえている、節度を持った良いお色気担当キャラだなあと思いました。無闇に見せればいいってもんじゃないんですよ! 見えそうで見えないところにこそエロの神様が宿るんですよ!(熱弁)

メルオメガ

 Webサンデー「まんが家BACKSTAGE」の星野倖一郎先生のコーナーに、ゲルダのイラストが置かれています。
 実はネット上では「メルオメガ」のゲルダに関するイラストがほとんど存在しておらず、それ故に「メルオメガ」を読んでいない人に対してゲルダがどんなキャラなのかを説明することが極めて困難だったので、このイラストの存在は大変にありがたいです。もうゲルダ死んじゃったけどね!(ドクロ)

 それで話の方は、せっかくカイ達と故郷の町を奪った宿命の敵であるクーゲルがシリアスなガチンコバトルをしているというのに、おそらく15年くらい前だったら西原久美子がアテレコしていたに違いないおかしな(頭が)人魚が雰囲気をブチ壊して闖入、カイとクーゲルを彼女のペットのゴマちゃんが食べちゃった! という展開に。マジックストーンはゴマちゃんの腹の中にあるということなので、きっとラストはカイがマジックストーンを奪取してゴマちゃんの腹を引きちぎって復活! という展開になるのではないかと思います。ゴマちゃんあやうし!
 今週はちょっとだけエリサが活躍していたので、彼女も役に立つんだと思いました(ひどい)。

マリンハンター

 先週は、グッピーがおしげもなく乳首を曝してシャワーを浴びていたシーンが話題になってましたね。ほんと君たちはみんな乳首好きなのな!
 ちなみに自分が一番好きなマンガにおける乳首描写は、「シグルイ」3巻で虎眼先生に切り取られたいくの乳首を、牛股権左衛門が口に入れてクチュクチュ噛み潰すシーンです。これほど「乳首」を効果的に使用したマンガはそうそうないと思います。

 そして今週はヤドカリのフィッシュハーフであるシジミちゃんの過去が明かされましたが、なんか捨て子の状態でこの島に漂流してきて育てられたとのことらしいです。フィッシュハーフ(FH)って、普通の人間が後天的に薬の力を使って自らの意志でなるものだと認識していたのですが、当時赤ん坊だった彼女が自らFHになることを選んだとは考えられず、またFH化は大人の体であっでも相当に危険な行為だと紹介されていたので、シジミは生まれつきFHだったということになるのでしょうか。超人バトルがメインであるこのマンガでは比較的どうでもいいことのような気もしますが、ちょっと気になったので書いておきます。

クロスゲーム

 水輝が青葉にアプローチして徐々に関係性を深めていく一方で、光は東とずっと二人でイチャイチャしていたのが面白かったです。

妖逆門

 突如として腕だけが巨大化して敵を殴った妖怪三四郎を見て、「京四郎と永遠の空」の絶対天使を思い出した人?(いないよ)

ブリザードアクセル

 吹雪父の吹雪に対するツンデレっぷりが印象的だった今週の「ブリザードアクセル」。

 今週の「ブリアク」のページ数は18ページで、吹雪父が表向きツンツンしていたのが13ページ、部屋に籠もってデレデレしていたのが5ページ。よって、吹雪父のツン:デレ比は13:5=約7.2:2.8となり、一時期ネットで話題となったツンデレの黄金比である7.4:2.6に近似する値を示しています。今回の「ブリアク」における吹雪父のツンデレな態度は、そういう意味において極めて理想的なものであったと結論付けて良いでしょう。
 18ページのショートラブコメストーリーマンガにツンデレキャラを出す場合、最初の13ページはツンツンで最後5ページでデレデレとすることがツンとデレのバランスが取れていて良いということですね。勉強になりました(何この感想)。

武心

 マスターヨーダを師と仰ぐ万乗先生が、己の信じる正しい「武の心」の形をマンガとして表現した渾身の作品・「武心」が、ついに今回で最終回に。最期の最期で父と同じ境地に達し、自分の命を賭けても守るべき人を守るのが自分の使命なのだと覚悟を決めた流星を、父の形見が守ってくれた! というベタな展開でしたが、でもベタだからこそこのマンガは面白いので、これはこれで超オッケーです。
 そんな感じで、個人的には面白く読めていたこのマンガでしたけど、さすがに長期連載は無理でしたね。残念。万乗先生の次回作に期待します。

 あと、コミックス4巻の表紙はたいへんにあざといので、みんな一度見ておくが良いと思いました。

2007/02/10

■でもやっぱり自転車で一日で東京から下田まで行くのは無理だと思う(サンデー10号感想)

クロスゲーム

 あだち充先生のマンガは、普通だったら「新キャラ登場! 恋のライバル出現!」みたいな演出をするところを、あえて毎回淡々としたムードを保ち続けなら次々ともの凄い展開を飄々と繰り出すところが恐ろしいです。

結界師

 サンデー最強の母の座を狙う新キャラ・良守母こと守美子さんがついに登場したと思った途端、マトモに顔を出さずにそのまま龍に乗って退場。まだアタシが動く時期ではないのヨ! ということなのでしょうか。どこまで大物感を醸し出せば気が済むのでしょうかこの人。
 逆に言えば、再び守美子さんが登場した時こそ、烏森の謎を巡る本当の戦いが始まるのだ! みたいなことになりそうですが。

 あと時音は良守に対して「あんたら何か似てる」と言ってますが、個人的には守美子さんの遺伝子を最も色濃く受け継いでいるのは長男の正守のような気がします。なんかあの人放浪癖ありそうだし。あと見た目と裏腹に策士なところというか、底意地が悪そうなところは三男の利守に受け継がれたと思われます。良守が受け継いだのはそれ以外の、なんか性格が大雑把でいい加減なところ?

 母親が恋しい盛りの14歳の中学生を「マザコン」呼ばわりする時音は容赦がないなあ。

金色のガッシュ!

 どくさいスイッチー!(水田わさびヴォイスで)

 清麿がアホのビンタをおみまいされている間に、魔界は「どくさいスイッチ」やり放題みたいな、大変な世界になっていたよ! みたいな話に。「王になれば理想の世界を作れる」=人間関係を自分の好きなように再構築することができる、というのは面白いというか、何かリアルで生臭いです。
 「金色のガッシュ!」のメインターゲットはあくまで低年齢読者だと思われますが、こういう話をクライマックスの展開に持ってくるということは、ドラえもんの「どくさいスイッチ」のエピソードが作られた時代から現在に至るまで、子供が人間関係で苦労しているのは全く変わっていないということなのでしょう。多分。

イフリート

 悪人を凍殺する時、ニナミが別に脱がなくてもいいのにわざわざ服のジッパーを下ろしておっぱいの谷間を見せつけるのは、何か必然性があってのことなのでしょうか。皮膚が露出している方が温度が下がるとか何とか。あるいは、あれは単に彼女のポリシーなのか。露出がポリシー。
 どっちにしろ、半脱ぎ状態で膝立ちしている彼女はたいへんにエロいので、私としては大歓迎です。この調子で、いつかは世にあまねく半脱ぎフェチの方々をも唸らせるような存在になって頂きたい所存であります。

 ストーリーの方は、これまではヒートアップするユウがニナミに冷やされてクールダウンするパターンでしたが、今回は逆に冷えすぎたニナミをユウが暖めるというパターンで来ましたね。物語のラストで今回の依頼人が周囲の支えで救われるのと、ニナミがユウに救われるのがシンクロしているのも良かったです。
 たまにはこういうことも書かないと、「エロいシーンだけ見て喜んでる」と誤解されかねないので書いてみたがどうだろう。

マリンハンター

 少年サンデー本誌の読み切り、サンデー超増刊の読み切り、を経てついに短期連載の形で三度我々の前に表すことになった「マリンハンター」。掲載誌は違っても、魚の力を融合した「フィッシュハーフ」と呼ばれる者達が戦うバトルファンタジー、という基本路線は変わることなく継続しているところからするに、作者はこの物語に相当入れ込んでいるように感じます。

 とりあえず感想ですが、顎が尻状になっている敵の名前を「アゴシリー」と紹介しているコマで吹きそうになりました。いくらコブダイの能力を持ったキャラだとは言え、色々な意味であんまり過ぎます。
 あと、ヒロインは見てくれはともかく態度が激しくアレ気味なために、なんかもの凄く頭が悪い子に見えてしまって感情移入を疎外されてしまうのも辛いところ。名前が「グッピー」なので、もしかしたら彼女もグッピーのフィッシュハーフだったりするのでしょうか。ああ見えて彼女も一度に何百匹も子供を産んだり、産んだ自分の子供を食べてしまったりするのでしょうか。海洋世界はあなどれませんね!(まちがい)

メルオメガ

 ゲルダを失ってカイは弱くなったか? ! 断じて! みたいな感じで、カイがゲルダの死を乗り越えて成長したことを提示するエピソードでした。先輩格のナナシから「たった一晩でずいぶん男の顔になったやないか」と言われることで昨日の自分の行動や経験を肯定されるシーンは、定番の流れではありますがやっぱり読んでいてグッと来ます。今後は、この経験を踏まえて更にカイが成長していくようなエピソードを読んでみたいですね。

 そんなアレでゲルダと一夜限りの経験をして色々な意味でオトナになっちゃったカイに、同郷のガールフレンドのエリサはますますメロメロになっちゃったみたいであり、船の上で「私達ずっと一緒なんだから!」と遠回しにプロポースをする始末ですよ。でも、ゲルダのことを想って海の遠くを眺め続けるカイは、エリサの方を振り向きもせずに「うん」と気のない返事をするばかり。
 以上の展開を以て、「メルオメガ」のエリサはサンデーにおける報われない女性キャラランキングに名乗りを上げる資格を得たと判断しました。ゲルダとは違う意味で可哀想な子です(ひどい)。

あいこら

 己のフェチを刺激するパーツを持つ者は、どんなことがあっても必ず守る! 例えそれが犯罪者であっても! 罪を憎んでフェチを憎まず!
 というのがこのマンガのテーマである以上、今回のハチベエの行動も全て肯定されるのです。相変わらず凄いマンガだ。

RANGEMAN

 大塚を四つんばいにさせてその背中に乗る妄想をしてゾクゾクしている風香がエロくて仕方がありません。
 大塚君の人生は、風香をソッチの趣味に目覚めさせることに最大の意味があるのではないかと思いました。いいなあ大塚君(いいのか)。

2007/02/03

■ゲルダ追悼記念・サンデー9号感想

ダレン・シャン

 せっかくの巻頭カラーを、デビーとダレンのデートではなく、あえて逆さ釣りで怯えるエブラたんとそれを眺めてゲヘゲヘしてる変態マーロックの描写に費やしてしまうセンスに、心から敬意を表したいと思います。低年齢路線を取る以上は、男の子が本当に好きなのは美少女ではなく汚な臭くて不気味なモノであるという本質をサンデーは忘れてはいけないと思います。

 あと今週のダレンですが、如何にも義理で付き合ってる感が見え見えのデビーの家族との食事シーンと、エブラを助けようと下水道を奔走する時の必死な姿との対比が面白かったです。ダレンが本当に愛しているのはやっぱり(略)。

結界師

 カードゲーム第二弾の時音の能力って地味に強くないですか! カード引かれることを考えると相手は時音を弾くのを躊躇するはずですし、自キャラに時音を弾かせれば毎ターン追加ドローですよ! カードを引きまくって素早くコンボを決めろ!(場違いなコメント)

 本編の方ですが、次回はいよいよ良守母の登場っぽいですね。土地神クラスの龍を前座に使い、登場まで二週間も引っ張る演出をするからには、かなりの大物と見て間違いなさそう。「GS美神」の『村枝の紅ユリ』横島母、「ARMS」の『笑う牝豹』高槻母に続く、武闘派最強ママさんキャラの座を狙う気まんまんです。絶対なんか凄い異名を持ってそうこの人。次回からの大暴れに期待。
 でも、現在のサンデーにおける個人的最強ママさんキャラの座に位置している「ハヤテのごとく」のヒナギク義母もなかなか手強いですよ! あのボケっぷりや若作りっぷりはもはや芸術の域! ゆめゆめ侮るなかれ! いやしかし、真の最強母キャラは畑先生の母上の律子さんなのかも知れませんが! 畑先生がアシスタントを募集する際に「僕の母親の手料理が毎日食べられるので栄養が偏る心配はありません」と宣伝するくらいですから、相当強いことは間違いありません! 現実の母には勝てない!

兄ふんじゃった!

 そんなアレでサンデーにおける母キャラ戦線にも異変が発生しそうな雲行きなのですが、それに先駆けて「」がやってくれました。女装ネタは時々やらかしてるこのマンガですけど、女装した上でに扮するのは割と新機軸なのではないかと思われます。最強の母の座を狙っているのは、良守母や畑先生母だけではないということなのでしょうか。「絶チル」の葵ママもうかうかしていられませんね(何)。

史上最強の弟子ケンイチ

 結局、今回は乳首券が配給されなかったみたいですね。残念!(そこか)

メルオメガ

 ゲルダ死んだー!

 先週まではゲルダが助かってカイの仲間になること間違いなしな展開だったのですが、今週で急転。今度は、ゲルダカイを助ける代わりに自らが犠牲となって散る展開になってしまいました。いやもう凄いショックです。
 いやその、「暗い過去を背負った陰気で内気で垂れ目」というストライクゾーンを直撃するキャラがもの凄い死に方をしたからショックってのも勿論あるんですけど、それ以上に「この人のまっすぐな視線の先に、私の行きたい場所があるんだ」や「カイの言葉、やさしくて…私うれしくて」といった、「自らの命を賭けてもカイを守ろう」と決意するに至ったゲルダの心理に説得力を持たせる演出を散りばめて散々メロメロにさせた挙げ句、「私も…カイと行きたかった」と最高の笑顔でカイに自分の気持ちを伝え、彼を助けた上で儚く散華させるストーリー展開がお見事。完璧すぎます。ここまでされたら、ゲルダの「死」を納得するしかありません。

 今回のエピソードで、ゲルダは正ヒロインどころか、カイにとってのファム・ファタル的な存在にまで昇華されたと言えます。もし自分がカイの立場だったら、ゲルダに操を立てて一生童貞を誓うくらいの勢いですよ! 今週の「メルオメガ」はホントに凄かったです!
 でも、なんかちょっと生き返りそうな死に方だったけどな!(だいなし)

ブリザードアクセル

 「湖すら引き裂く破壊力!

 四回転半ジャンプの凄さを、湖の氷を破壊することで表現。
 フィギィアスケートマンガの演出方法としては何かが根本的に間違ってる気もしますが、「これはすごい」感だけは伝わって来るので良しとします。少年マンガの世界においては、主人公がスランプを脱出するためにはこれくらいやらないと読者に納得してもらえないんだなあ。大変だなあ。

武心

 今週の「メルオメガ」ではヒロイン格のゲルダがカイを守るために自分の命を投げ打ちましたが、ヒロインどころか登場人物の全てが「一人一殺」の潔い決意を持って次々と散華したくて仕方がない行動を取るのが「武心」というマンガなのです。そんなマンガなので、イザという時は犬でさえも散ることに躊躇はないのです! みたいな勢いで、今週はついに真弓の飼い犬のハリーが真弓を守る形で死亡。
 自分が真弓を守って散るために最適なタイミングをあえて待ち受けていたような、絶妙なタイミングで箱から飛び出して爆弾魔を押さえ込むハリーの姿を見ていると、万乗先生デザインの変な犬と言えども色々とわきまえてるなあ! と思いました。

読み切り:三つ星CLUB

 読み切り三連発企画の最期は、谷古宇剛氏作の料理マンガ。話としては基本に忠実で判りやすい作りで安心して読める漫画だなと思いましたが、でもサンデーにおける料理マンガはあの「焼きたて! ジャぱん」と比較させる立場に立たされることを考えると、ちょっと辛いのかも(比較するなや)。
 週刊少年漫画雑誌における料理マンガって、個人的には成功しているマンガが少ない印象があるのですが、成功作である「ジャぱん」とか「鉄板のジャン」とかを考えると、料理マンガって普通のことをやっていても厳しいジャンルなのかも知れません。

2007/01/27

■コナミは「ハヤテ」のカードゲームを作るべきだと思います(サンデー8号感想)

ハヤテのごとく!

 受験シーズンに合わせて執事検定をやらかすとか、アニメ化が決定して調子に乗ってる最近の「ハヤテ」。
 アニメがいつどこで放映されるかはまだ正式には発表されていませんが、現在テレビ東京系で日曜10時からやってる「メルヘブン」の後番組になるのではないか? との噂が出てます。「メルヘブン」は、記憶喪失になったドロシーが現代日本の財閥のお嬢さまに拾われてそこでメイドとして仕えさせ、彼女にメイド服を着せてお嬢さま相手に「おねえさま」と言わせた上、そのお嬢さまとTVA版「マリみて」最終話のラストシーンを彷彿とさせる抱擁をするエピソードを作るなど、実は結構好き勝手やってるアニメというイメージがあるので、同じ制作会社が作るのであれば「ハヤテ」も期待できるアニメになりそう。楽しみです。

 今回はアニメ化記念ということで「スーパービュー踊り子号で行く伊豆温泉旅行」の巻であり、静岡県出身の私としてもハヤテご一行が地元にやってくるのは嬉しい限りなのですが、でも静岡ではテレビ東京が映らないので「ハヤテ」が観られません。テレ東のアニメを観るためだけにCATVと契約したあの頃の思い出がよみがえる!(うるさいよ)
 静岡はそんなアレな状況なので、三千院家の力で静岡にもぜひテレ東のネット局を作って下さい。新幹線のぞみの停車駅や空港といったインフラ整備よりも、まずはアニメを見せろ! が静岡県民の総意です。

ダレン・シャン

 ダレンから変わらぬを告白され、咳き込んで照れを隠すクレプスリーが激しく萌えです。
 デビーもエブラもカワイイですけど、やっぱりこの作品はクレプスリー×ダレンがメインだよなあ。リバ可。

結界師

 サンデー6号の予告には「次回は新展開カラー! 烏森に空からトンデモない物が落ちてきて…」と書かれていましたが、サンデーで「空から落ちてくるトンデモない物」と言えばラムちゃんであることは自明であり、即ち次の「結界師」はきっと人間じゃない女の子が空から降ってくる話になるに違いないと思っていたんですけど、実際に降ってきたのは人間じゃない女の子ではなくでした。
 人間じゃないところしか一致してない! あんまりだ!(あんまりなのはむしろ自分です)

 あと今回は良守がやたらと頭脳派宣言してましたが、これはきっとアニメ版でコナン君から「この謎だけは結界術では解けない!」とか「妖ショータイムから謎解きショータイムに!」とか毎週「名探偵コナン」の前座扱いされるようなことを言われていることにムカついてるからに違いないと思いました。耐えろ良守。

メルオメガ

 「独りで悩んで苦しんでる友達の力になりたいんだ!
  一緒に行こうゲルダ!

 「フラレた女は口説き落としやすい」の理論を使って、故郷を失って心が揺れていたゲルダをカイが見事に口説き落としたエピソードでした。主人公達それぞれに負けられない理由があると、やっぱり物語に重みが出てきますよね。前作の「MAR」はその辺が弱かった感があるのですが、「メルオメガ」はその辺を上手く改善してストーリーに織り込んでいるなあという印象です。
 後は、ゲルダがカイの仲間に加わったことにより、一応ヒロイン役と思われているエリサの動向が気になります。どう考えてもエリサよりもゲルダの方が正ヒロイン度が高いので、このままではエリサの立場が危うくなるのは確実。嫉妬したエリサがゲルダの靴に画鋲を入れるとか、そういう展開にならないかなあ(なりません)。

妖逆門

 巫女の格好で粘液まみれになった隠岐清の姿に不意を付かれました。
 まさか「妖逆門」でローションプレイが出てくるなんて、なかなか侮れませんな!(まちがい)

RANGEMAN

 「女の子と付き合うということはつまり…こんな風に恐ろしいほどお金がかかるということだろう?

 いや奥田さんそれ恋でも何でもないですから! 単にタカられてるだけですから!
 奥田さん程のイケメンですら「金がなければ恋もできない」と信じ込んでしまう恋愛資本主義は、やっぱりよくない! と思いました。

 その奥田の見てくれに惚れちゃってる千代ちゃんや、レンジマンの見てくれに惚れちゃった今週出てきたツインテールの子は、果たして彼女たちが憧れている者の内面をも愛することができるのか! 「RANGEMAN」が訴えたいテーマが見えて来た気がする!(ホントかよ)

読み切り:クナイ伝

 普段は小さい子がオトナの姿になって大活躍するってパターンは、なんか「暗号名はBF」を思い出させます(サンデー的には不吉な連想)。

 そんなアレで、知る人ぞ知る緒里たばさ氏がついに本誌に登場。以前サンデー超増刊に載った「クナイ伝」のサンデー向け版の様です。
 話としてはやや詰め込み気味というか、台詞での説明が過多な印象は受けましたが(特に後半部分)、主人公のクナイ君を始めとしたメインキャラクターはどれも魅力がありますし、何より作者の中では彼らのキャラクターがキチンと固まっている印象があるので、かなり「連載」を狙ってる感が強い作品だなあと思います。

 もしこれが連載になったら、きっと毎回いづなちゃんが変な忍術でヒドい目に遭う系の話になりそう。犬になった彼女の姿にはたいそうグッと来たので、ぜひこの路線でお願いします。

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